2004-08-12 パーチワークの丘
2004-08-05 娘運転の車に乗る
2004-07-31 女三人富良野に行って来ます。
2004-07-30 夏休みなのに個人面談に行って来ました。
2004-07-26 今朝の虹
2004-07-22 暑い中自転車に乗る
2004-07-16 体力がない
2004-07-12 体調をくずしました。　投票日のあがき
2004-07-10 最近増えているもの
2004-07-07 嫌いな先生の教科は絶対に負けられない

富良野にはそう呼ばれる丘がある。
同じ作物を続けて植えた方が効率的なのに
観る人が楽しめるようにと農家の人が手間を惜しまずに
わざと隣りの畑と違うものを植えているそうだ。

随分と懐が深いと感心をする。
そう言えば美瑛の駅に繋がる商店街も
扉を開ければ昔ながらの酒屋だったり
床屋だったり、本屋なのに
外観をそろえて
駅から続く交差点に立つとその整然とした姿に目を奪われる。

東京都も少し前から
屋上の開いている空間に緑を植えようという運動をしていると
聞くが
ここもここも緑が植わっていると感激するほどの区域はなかなか
お目にかからない。
うちもベランダに植物を置いているが
道を通る人の目を楽しませるところまではいっていない。
我が家のリビングからの景色を楽しむのに重点をおいている。
それでも花たちはお日様を求めて
ベランダの外に花を向けることが多い。
以前はベランダの外に出た花は
花が落ちるのを嫌ってみんな摘んでしまっていたけれど
ちゅっとは咲かせておいてやろうかと
ちょっと思っている。

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レンタカーなんてできれば借りたくなかった。
日頃、家族の足担当の私としては
旅行中くらい列車に乗って
車窓の景色を楽しんだり
読書にふけったりしたかった。
５月に免許を取ったばかりの娘が
運転をすると言うものだから
ついつい頼んでしまったが
新千歳空港で借りたものだから
いきなり高速。
つまり私が運転することになった。
はじめてのナビ
隣で娘のタバサが手慣れた様子で行き先を
入れる。
「出たよ」
『目的地に到着の時刻は１時５７分です』ナビの声
「うっそー。車借りたら２時間で着くって聞いたから
借りたのに、電車や高速バスより遅いじゃない」
ぼやく私。
約三時間半も運転するのと思いつつ発車。
高速おりたら、すぐに代わろうと決めた。
そして時間もそれほど短縮できずに高速をおり
道ばたでさくらんぼを売っているのを見つけて
それを買いつつ娘と交代。
北海道の道はまっすぐで広いとは聞いていたが
確かに広い。
初心者の運転でもすいすい。
どんどん到着時間も早まり
到着前にどこかで食事をしようかと思っていたのに
目的地に１時前に到着
途中綺麗な景色に
止まって写真も撮りたかったのだが
「そこ止めて」
と言っても、初心者の娘には出来ない相談。
後ろの車にあおられても
左によけるのさえ、まだ難しい状態
しかし東京とは違い、そんな車もそれほどあるわけではない。
ただ、道路がいいだけに
スピードが出過ぎること。
この子ちゃんとブレーキふめるのかしらと
時々、不安が頭をよぎった。

まあそんな思惑はよそに食事も済んで、チーズ工房に
行ったのだが
娘達は、その前においてあったトラクターに興味津々
早速試乗
こっちは、動くことはないから、心配なく写真が
撮れますけれど。

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決まっているのは、ラベンダー畑に行くこと。
ラベンダーに囲まれて眠りラベンダーの香りで起きる。
そして宿が決まった。
「食事は、ステーキがいい？ジンギスカンがいい？」
なんてやっているうちに飛行機を取らなくてはいけないことに気づいた。
飛行機が決まった。
服を買いに行った。
宿に夕食の量を聞いた。そしたら
どうやってくるのか聞かれた。
「列車で行きます」
と言ったら
「それなら都市観光バスの方が樂ですよ」と言われた。
「でも車運転できるなら、レンタカー借りた方が時間がかからない」と。
それからレンタカーのサイトに行った。車種がわからない。
それでもなんとか一日がかりで予約をした。
旅行ガイドを見る。
羊ヶ丘に行ってからジンギスカンを食べようと
娘達が相談している。
蜜ちゃんが聞く
「ところでジンギスカンて何の料理？」
「羊」
って即答してから、この順番でいいのか
ちょっと疑問に思った。
蜜「厚木でいのししを見てからいのしし鍋たべるようなものでしょ」
そうかあ？
タバサ「牛タンはおいしい」
タバサ「鴨もおいしい。エスカルゴも知らなければ食べられる」
それはタバちゃんだけだと思う。

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この暑い中、個人面談に行って来ました。
うちの学校は、のんびりしているのか個人面談というと
一人に一時間近く取っている。昼休みにかかった人は二時間になってしまったこともある。
しかも以前行った時は、最後だったので一時間経ったところで
担任が「もういいですか。私たちはまだまだ大丈夫ですよ」なんて
どっしり構えている。

まずは苦手科目から一科目ずつの説明
プリントに各科目の担当の本音らしきものが書いてある。
蜜ちゃんがご不満な「社会」の横には二重丸と文句なしの文字。
うーん。ちょっと複雑。
各科目ごとに、中間、期末、授業態度、提出物などの項目が並ぶが
時々満点が何点だかわからないものがある。

理科はレベルをみんなに合わせるのが大変そうだと書いてあったが
そんなに目端のきく子じゃないから、テストが出来たとしても
実験とかで余裕があるとは思えない。それなのに
「二学期は蜜ちゃんに合わせた課題を出してもらいましょう」
そうなのかなあ。
不器用な蜜ちゃんなのに家庭科の評価が良かったのは
文化祭で着る浴衣がちゃんと作れたからだそうで、目的があると意欲が違うとか。
もらって帰って来たけれど、広げたらたためなくなっちゃいそうで
未だ袋の中。
通知票の評価の割には、文句も言われず
実力テストも相変わらずグラフが横這い。
二学期からはビシビシと行きますと言うけれど
先生が言うように受験がないから、なんか甘さがつきまとう。

あとは修学旅行の話やら、夏休み中の話、部活の話
それから高校での選択の話に大学の話
友達の話やら、課外授業の話の反省と今後の課題など
それでもあっと言う間で、一時間が過ぎた。

その後待ち合わせしていた次のお母さんとお茶をして帰って来たけれど
その子と蜜ちゃんともう一人、いいライバルだから
がんばってねと言われたらしい。
まあみんな仲がいいから、きっとみんなで頑張るでしょう。

そんな蜜ちゃんは応援団の練習で学校へ
今日は、衣装の布を買いに行って高校生と一緒に
ミニスカートを作ったらしい。
これもどんな出来映えか心配だ。

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虹って遠くにあるものだと思っていたのに
近くのゴルフ練習場の地面のあたりから
生えているように出ていた。

そしてよーく見るとその外側にももう一つ。
ダブルの虹を見た。
あんまり珍しいので
家族みんなおこして、みんなそれぞれの携帯とかカメラに撮っていた。
変な家族だ。

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タバサは、４月以来よく自転車に乗っているのだが
先月、歯医者に行った帰り
雨が降ったのでそのまま置いて帰って来たら
自転車が片づけられてしまっていた。

「取られた〜」と数日言っていたが
ある日、市から自転車を預かっているので取りに来るようにとの
ハガキが届いた。
預かり料金も１０００円と意外と安かったので
いそいそと取りに出掛けたタバサ
折しも昨日は東京で
３９．５℃という最高気温を記録した日。

私「無理せずにスーパーかコンビニまで行って
無理そうだったら、そこに置いて待っていたら迎えに行ってあげる」
タバサ「うん。取りあえず、次の駅めざす」

そう言って川沿いの道を走り始めた。
私はというとせっかく多摩センターまで来たのだから
１００均で少々買い物をしていこうと
買い物していると
「もうすぐ家」
と言うメールが入る。
私「は、はやい！」
タバサ「でも、貧血おこして新装開店したスーパーに避難している」
ま、熱中症で運ばれなかっただけいい

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蜜ちゃんテスト返還日で午前中学校
午後からは部活のテニス
そのあとピアノに行きました。
車で迎えに行ったら泣き出さんばかりの顔

頭の中で考える。
まずは髪の毛かな？
　蜜ちゃんが女子バレーの試合を見ている時に
　「バレーボールの選手って可愛いよね。蜜ちゃんもあんな髪型にしようかな」
　と言うのを真に受けて彼女が休憩している間に
　ちょちょっと切ってしまったのです。
　首の後ろがすっきりした蜜ちゃん
　あわてて
　「えっ？切っちゃったの？まだ夏休みじゃないんだよ。
　　まだ大勢の人に会うんだよ。登校拒否しちゃうぞ」
　と言って布団に潜ってしまったといういきさつがある以上。
まずはこれかなと考える。
次にテスト。
　自信があった社会が点数取れていなかったとか
　先生におしかりを受けたとか。
うーん。どこから切り出そうか
と考えているうちに家の駐車場に到着。

真っ赤な顔して目をうるうるさせている。
「どうしたの。具合悪いの？」
と遠回しに聞いてみる。

蜜ちゃん「疲れちゃった。学校に行って部活やってピアノにも行ったんだよ」
私「そうね。車降りたくないんだ。ちょうど冷房効いて来たころだしね。じゃちょっとクリーニング取りに行ってもいい？」

クリーニング屋に向かいながらそろそろと学校の様子を聞く。
髪の毛は案の定、バレー部の勧誘を受けたらしいが
それほど不評という訳でもなく
試験の結果もおそるおそる聞いたが
「まあまあだって言ったじゃない」と心配するほどじゃないらしい。

やっぱり体力なのかなあ。
テニス部にいながらバレー部をかけもちしている友達は
休みの日にはバレーの試合にも出ているらしいし
とここまでは水曜日の話。

木曜日元気に出掛けた蜜ちゃん、やはり帰りは不機嫌
腰が痛いとなぜか腰の横あたりをさすっている。
これには母もどきっとする。
何故かと言うと
長男の椎間板ヘルニアが再発して、かなり痛いらしい。
３ヶ月ほどは自分で通えるところに通院していたが
悪化する一方なので医者をかえた。

長男は倒れるまでやるタイプなので
時々ノートパソコンを抱えたままひっくり返っているが
性分なのだから仕方ない。
ヘルニアで入院したときも
手術して二時間後には中国語の勉強をしていたし、
その後も本を読んだりレポートをモバイルで送ったりしていたので
看護婦さんに腕を降ろさないと点滴が入りませんよと
言われたくらいの困ったさんだ。
話がそれたが
それくらい腰が痛いというフレーズは私をドキッとさせる。
夜になって長男が腰が痛いというので
「マッサージしてやろうか」と言うと
蜜ちゃんが飛んで来た。
「そうか蜜ちゃんも腰が痛かったんだよね」と
言うと
「直った」そうで
お兄ちゃんの背中に乗っかりそうになりながらマッサージをしている。
結局、家の子たちは体力がないから腰とかに負担が来てしまうのかもなあ。

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土曜の夜中、何度も腹痛に襲われ眠れなかったせいか
日曜日、いつものように朝ご飯の支度をしたところで
激しい頭痛にみまわれ
起きているのがつらくなりました。
家族みんなが寝ていたらいいよと言うので
しばらく寝ていたのですが一向に良くなりません。
そのうちに長男長女が選挙に行くと言って出掛け
夫も選挙に行きそのまま会社に行くと言って出掛けて行きました。

蜜ちゃんは英検の二次試験です。
前の日までは「一緒に行ってあげようか」なんて
言っていたのにそれどころではなくなりました。

しかも受験票に写真を貼らなくてはならないのに
昨夕スピード写真を撮りに行ったら
そのボックスの前に変な男の人が・・・・。

やめて帰って来てしまったのです。
蜜ちゃんは行きがけに撮るからいいと言ったものの
心配で
お兄ちゃんに見張りに立ってもらうことにしました。
寝ながら指図をしていたのですが
頭痛が治まらず鎮痛剤を探してもらったのですが
ないとのこと。
「バッファリンでいいから」と言うとやっと二錠
蜜ちゃんに水を持って来てもらい、ちょっとパンをかじってから
飲んだら、眠気が差してきてどうやら午前中ずっと寝てしまったようです。

午後早く目が覚めたもののまだ頭痛は取れず
お兄ちゃんに薬を買いに行ってもらうことに。

しばらくすると蜜ちゃんがおせんべを持って帰って来ました。
「どう具合？　おせんべ、食べたいって言っていたでしょ。
消化いいみたいよ。食べる？」
と誘われてちょっと起きて食べてみました。

そんなところへお兄ちゃん。
「お薬買いに行って何時間かかっているのよ」と
蜜ちゃんからお叱りの言葉。
「うーん。駐車場入り間違っちゃったのよ。
でもリボピタンも買って来たから、早く元気になって」
バームクーへンを気持ちばかり食べて
お薬飲んで、リボピタンも飲んで

午後四時頃
我が町の投票数を見るとまだ４０％をちょっと越えたところ。

「まだふらふらするから投票場まで送ってくれる？」
と頼んでギリギリまで休んでいることに。
「夕食はルームサービスを頼むから心配しないで。」
と子ども達。
午後七時
夫より電話
「ＪＲの駅まで迎えに来て。あっ、むりそうだったら
お兄ちゃんに言っておいて」
そんな訳で
私は投票場の前で降ろされ、
「一人でいけるよね」と
おいてけぼり。
わが街の投票場は真っ暗で、選挙ポスターのボードも見えないほど
それでも人が歩いて行く後をついて行くと
小学校の体育館に到着
しかも近くに行くとうっすらと
「投票場はこちら」の立て看板もある。
今回はじめて投票する人は見つからないのじゃないかと
思いつつも駆け込みで投票する人が多いので
文句も言わずに並んで投票。
３０分ほどかけて家に着くと
もう開票がはじまっておりました。

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こう言う青色系の車、街に増えて来ている感じ
しませんか？

夫にそう言ったら
「気のせいだよ」
って。
でも色々な色の車が増えると景気がよくなるって
言いますよね。
毎日暑いのはたまりませんけれど
女性もののシャツの売り上げが
６５０％増しとか
クーラーの売り上げが
４００％増しとか
そうそう
天ぷらも
５０％増しだそうで
この調子で
投票率も増えるといいですね。

先頭 表紙

入学当初、二週間しか受験勉強していなかった蜜ちゃんは
ちゃんと４年生くらいから塾にも通い受験勉強してきた子たちと
社会、理科はかなり水をあけられていたが、
最近になってようやく競えるところにまでなって来た。

二年の時の先生が教科書以外の歴史こぼれ話まで教えてくれるせいか
興味を持つようになってきた。
せっかく社会科が好きになってきたところで
一年の時に苦手だった地理の教師が歴史と公民を教えることになった。
どうなることやらと思っていたところ。以前よりムキになって勉強をしている。
こっちまで
四カ国条約とか九カ国条約、二十一箇条の要求、シベリア出兵
ベルサイユ条約、国際連盟、ワシントン会議、三一運動、米騒動
なんて単語（聞き取れたのがこのくらい）が頭の中をグルグルしている。
上二人の時は、
「ママたちの頃の日本史は第二次世界大戦で終わっているし、
明治すぎたら年号と出来事だけだったから細かいことわからないよ」
と言って逃げてきたものの
末娘の蜜ちゃんは容赦しない。
「米騒動はどうしておこったか知っている？」
「シベリア出兵の意義は？」
「えぇ〜、もうちょっと簡単なのにして」
「明治の首相全部言える？」（本当はもっと難しいことも聞かれたが忘れた）
から始まり
「レーニン、スターリンの本名は何か？」
など機関銃のように質問が飛び出して来る。
「わからないよ」

「じゃあ問題出して」
蜜ちゃんのノートを見るとレーニンらの本名がカタカナで書いてあるのは勿論
キリル文字でも書いてあるし、彼らの顔写真まで貼ってある。
ここまで必要？
情報量が多すぎてどこを出題したらいいかわからない。

「なんで歴史ばっかり頑張るんだろう。むしろ嫌っている先生なのに」
とふと言葉が口をついて出てしまった。
そばにいた上の娘と長男が口々に言った。
「嫌いな先生の補習だけは受けたくないからね」
「その教科に関して何も言われたくないからね。おかげで僕なんか理数に進んじゃったよ」
うーん。複雑だなあ。
それで院まで行くかい？

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