2003-12-04 突然のことですけれど
2003-11-13 蜜ちゃんと行く「没後10年-安部公房展」
2003-11-12 スーパー女子中学生？
2003-11-08 スーパー女子高生
2003-10-30 なんだか疲れてる
2003-10-29 喜怒哀楽
2003-10-20 気持ち悪くて
2003-10-19 ピカソ・クラシック　上野の森美術館で開催中
2003-10-19 同期会顛末記
2003-10-13 蜜ちゃんの携帯電話

義父が亡くなりました。
一時はどうなることかと思いましたが、３００人を越す方が会葬に来てくださり
お手伝いもうちの方だけで２５人、義弟の方からも出てくれたので
滞りなく葬式を出すことができました。
今はその時のお礼やらなんやらで追われているところです。
色々しなくてはいけない義理も二の次になっていたり
うっかり忘れたりで、みなさんに多大な迷惑をかけている真っ最中です。
とってもいい人だったので、集まってくれた身近な人たちも義父の同級生やら
兄弟やら、甥っ子やら、みんな穏やかで遠慮深く人の良さそうな方たち
ばかりでした。
　つい最近蜜ちゃんの三者面談で、そんな穏やかな義父の話もしたばかりです。
よく本を読み知識が豊富な義父でしたが、晴れた日には庭いじりをして、ちょっとほっぺが日焼けで赤くなったりもしていました。
蜜ちゃんが本好きなのもそういう義父の影響もあるのかなと。

しばらくはここを更新できないかもしれないですけれど、ちょっとホッとしたくなったらどなたかの日記におじゃまするかもしれないです。
では、早いですけれど、良いお年を。

先頭 表紙

実家の父から蜜ちゃんが、
「世田谷文学館で安部公房展やっているよ」と言付かって来ました。
学生の頃、よく読んでいたのをよく覚えていたものだと思いつつ
散歩がてら蜜ちゃんと世田谷文学館まで行って来ました。
不条理だとか空想の世界のようなものを書いている作家の展示を
蜜ちゃんに見せるのはどうかと思いましたが、
もう好きで読んでいたのはバレバレなので、蜜ちゃんがどう感じるかは
彼女まかせ
『壁−Ｓ・カルマ氏の犯罪』『第四間氷期』、『砂の女』『他人の顔』『燃えつきた地図』『砂の女』『友達』『棒になった男』『幽霊はここにいる』『箱男』など、思いつくだけでもかなり読んでいるよう気がします。
展示品には、彼の特徴のある原稿。思い切りくせのある署名なのに明朝体の指示があったような割には、きちんと読みやすく書かれていたり、蜜ちゃんは友達に宛てた手紙の中に面白い表現を見つけて喜んだり俳優座のゆうがユーとカタカナになっているところに面白がったりしていました。
展示品には、写真が好きだったらしくものすごい量のカメラや、思いきり大きなワープロ、彼の育った頃の写真はその頃の日本やら満州の様子が見られて興味深かったし、彼の発明した車のチェーンなどもあって、やはりユニークな人だったんだなと実感。
最後の方に吾郎ちゃんとも交流のある島田雅彦さんとの写真もあり、蜜ちゃんも公房氏との距離を縮めたようでした。
最後に彼の著書をそっと購入したのですが、すかさず
「便器に足をつっこんだ人の話買ったの？」
「この人の本読んでほしくて連れてきたの？」と
たたみかけられ、
その足で父の家にもおやつを食べによったのですが
父にまで
「まだそんなの読んでいるのか」と。
何十年も経ってまた読み直すと違う発見があるかもしれない。ですよね。

先頭 表紙

蜜ちゃんのいとこ中三は、前から噂には聞いていたが
かなりすごいらしい。
学校の成績も何と何が一番だとか英語のスピーチで地区優勝したとか
合唱祭で指揮をしたとか、ブラスバンドでも何かの賞をもらったとか
「とか」って書いてあるのは、私がいくら聞いても忘れちゃうからで
とにかくすごいらしい。
そんなわけで文化祭に呼ばれたり、なんらかの発表の時に呼ばれたりするのだが
それもあまり関心がなく、ついに彼女が活躍しているビデオを見せられ
蜜ちゃんの励みになればと言われたが
私はどうも人を押しのけても活躍の場を求めるのに感心しない。
「親がしっかりしないと子供も活躍できない」とまで言われたが
蜜ちゃんは充分活躍していると思う。
帰って来てから一応蜜ちゃんに、いとこの活躍の話もして
「ママももうちょっと頑張らないといけないかなあ」と言ったら
「出来ることをするのが一番いいと思う。いとこの○○ちゃんもピアノがうまいのにどうして伴奏をしないで指揮をしたんだろう。自分が一番みんなの役に立てることをしたらいいのにね」と言うのを聞いて
引っ込み思案の蜜ちゃんもちゃんと考えて活躍しているんだなと少し安心。
責任感は有る子なので、今すぐ活躍できる何かではなくて、将来に向かって自信を持って進めることのできるような基盤をつくれたらいいなと思ったのでした。
とは言え揺れ動く親御心

先頭 表紙

ワールドカップバレーボールの全日本女子チームに
参加している高校二年生の木村沙織さん。
鈴木選手の故障により急遽、参加、大会２日前に合流したと言うことなのですが
結構ピンチに主力選手と交代して出たりしています。
しかも選手交代のあとチームの選手たちの顔を見ると
ニコニコっと無邪気な笑顔を振りまき
堂々とプレーをしています。
１８０ｃｍ６０ｋｇと細身ながら、少ない出番でちゃんと３得点あげていると言うのもすごく、蜜ちゃんのやる気を刺激してしまったようです。

昨日、部活もないのに帰りが遅いと思ったら
放課後の教室で、小学校の時にバレー部だったと言う子に
トスをあげて、スパイクを打ってもらい、みんなでレシープしているうちに
熱が入り、時間が経つのも忘れていたらしい。
みんなちょっとスーパー女子中学生気分？
汗かいたぁと言って帰って来てから、寝ること。寝ること。
今日も昼間ちょっと出掛けただけで、また寝てます。

そんなわけで一日１０分という約束の英語の勉強もおろそかに。
今度の実力テストで１０点あがらなかったら、２０分勉強をすることになっているのですが、どっちにしてもちょっと少なすぎじゃないのかな。
あ、でも今寝言で「勉強しなくちゃ」と言ってます。

先頭 表紙

昨日は蜜ちゃん、社会科見学の日
浅草まで行って東京博物館、漆塗りの体験もしてきました。
漆塗りの指導をしてくれた方は、
色々な美術館の装飾や、松嶋奈々子反町隆史宅の和室の装飾もなさったそうです。
なぜ、そういう貴重な体験を積んでいるかというと日本で漆塗りをする人は
もう一桁しかいないそうで、後継者不足だそうです。
しかし後継者不足というのもだいたい月給にすると５万円くらいしかならず
それが若者に敬遠される理由になっているらしいが
定年もないので気ままにやっているというお話を教わりながら聞いて来たという。
そしてまた東京博物館は、記念行事に重なったらしいなかなか中身の多い内容だったらしい。
しかしすぐさま浅草を出て来たと言うには遅く家に着いたのは６時を大分廻った頃。
すっかり疲れてしまって蜜ちゃんは、夕ご飯も半ばに気持ち悪いと部屋を出たものの眠るに眠れずうーうー言っていました。
どうやら胃の辺りが痛そうなので、さすってやってましたが、なかなか直りません。
お姉ちゃんが帰って来てお薬と水を持って来てくれました。
お薬を飲んでもまだうーん、うーん言っている蜜ちゃん。
「あとどのくらいできくの？」
「３０分くらいしたら効いてくるよ」と
背中をさすっていましたが、蜜ちゃんの寝るのも確認せず寝てしまいました。

先頭 表紙

喜・・・以前、この日記でも書きましたが今年車に当てられてむち打ち症になっていたのですが、
　　　　無事痛みもなくなったので、保険会社にその旨伝えると主婦でも休業補償が出るそうです。
　　　　体が思うように動かないときは、かなり落ち込みましたので、報われた気持ちです。

怒・・・昨日聞いた話。
　　　　娘の中学校の友達のお母さんに聞いた話なんですけれど、
　　　　ある男の子のお母さん。息子が女の子を家に連れ込んだらしいのです。
　　　　女の子の家が近いにも関わらず家に泊め、「知らぬは親ばかり」と
　　　　友達のお母さんに言ったらしいのですが、
　　　　みんなご近所なのにひどくないですか。
　　　　「そこのお母さんが心配して警察に行って探していたら、誘拐みたいなものじゃない？」
　　　　って娘に言ったら、娘は「男の子のうちに行くなんて、親にも認められていると思っているかもしれないし、親に連絡してなかったら泊まるはずがない」
　　　　と言ってました。どちらにしても女の子を見くびった態度。人ごととは言えかなり憤慨しました。
哀・・・人間ドックであちこちひっかかってしまいました。かなり鬱。かかりつけの医者なんてないよぉ。
楽・・・とはいいながら、夫が「計るだけダイエット」始めました。すごい効果です。
　　　　１０日目にしてグラフ（マイナス３ｋｇまで計れる）のメモリが足りなくなりそうです。
　　　　

先頭 表紙

「電車に乗れない。何度か乗ろうとしたんだけれど…」と蜜ちゃんから朝の８時に電話。普通なら学校に着いている頃だが、
学校へ行く途中の駅千歳烏山で下車してしまったとのこと。

取りあえずすぐ行くからそこで待っているようにと言って受話器を置く。
取るものも取りあえず、素顔のままジャケットだけ羽織ってから
一応学校に電話、担任の先生にその旨伝えてもらうように言ってから
家を出る。

今日は寝不足なので、みんなが出掛けたらちょっとまどろもうかと思っていただけに
ちょっと辛い。
しかし、こういう時は、気が張っているせいか、意外としゃんとしている。
はやる気持ちを抑えながら、その駅に降りると
寒そうな蜜ちゃん。
私をみつけると
「もう乗れるかもしれない」と。
「じゃあ途中でまた気持ち悪くなると行けないから一緒に行くね」と
学校までついていく。
彼女は職員室に寄って行くと言うので
私は、電話の応対に出てくれた方にお礼を言いに行くと
担任の先生がいらっしゃるので待っているようにと言われ
先生と小一時間、蜜ちゃんの体調から最近の様子に始まり
お薦めの映画の話までしてしまった。
貴重な時間を申し訳なく思っていると
最後にお礼と共に玄関まで送ってくださり、恐縮。

十代のみなさんの睡眠時間は、８，５〜９時間とらないと頭が働かないそうだが
四十代ともなると７時間でいいそう。不眠症なんていいつつ、７時間しっかり取りながら悩んでらっしゃる方もいるそうだが、
私の昨日の睡眠時間は、約３時間。いくら何でも少なすぎる。

先頭 表紙

ピカソは恋人エヴァを病気で亡くし、
第一次世界大戦で多くの画家が戦場に取られ
失意の中、
ジャン・コクトーのすすめでロシア・バレエ団の美術の仕事を
引き受けるためイタリアに旅行する。
その地で古代ローマに感銘を受けたピカソは、
それまでのキュービズムを捨てるように古典主義
ネオ・クラシックに目覚めます。

ピカソにも影響を与えてしまったイタリア。素敵ですね。
なお、ピカソが訪れたのはナポリ、カプリ、ローマ、フィレンツェ、ミラノ
だそうです。
彼の作品には、海辺の絵が沢山描かれるようになり、
のちの作品の「海辺の家族」は最初家の中の作品として描かれたものだが
海が描きたいばかりに背景に海を描いている。
そしてフォンテーヌ・ブローで描かれた「泉」をテーマにした作品では、
古代ギリシャ時代のつぼ、アンホラ。その当時の女性が着ていたドレス、ペプロスなどが描かれ、その顔もギリシャの闘士のようだし体もたくましい。

ピカソは、バレエ団の仕事をするうちにそのバレエ団のはバレリーナ、オルガと恋に落ち、結婚。彼女が病気になる間での数年、その間柄は続く。
ピカソはロシア・バレエ団の仕事で幕や舞台装置、衣装なども手がけているが
それはもう見事な絵画をみるように素晴らしかったとか。しかも音楽も
サティとか、ストラヴィンスキーが担当しており、その素晴らしさ、突拍子もなさに観客が立ち上がる場面もあったそうだ。

今回の展示で見た「ピエロ姿のパウロ（ピカソの息子３歳）」のその衣装は、
ヴァチカンの前で警備していた人の衣装にちょっと似ていました。

ピカソ展は、過去に何度も見たけれど、今回ほど親近感を感じたのは
イタリアから感じるものに同じような空気を感じたからでしょうか。
なんかうれしい。

先頭 表紙

昨日、高校の同期会がありました。
その頃の友達から電話をもらったり、
みんな変わっていないという話を聞いて
行くのがためらわれていたのですが…。
幹事が数少ない友達の一人と言うことで出席を決意。
一ヶ月ほど前から色々と準備をしてきました。

普段素顔に日焼け止めと口紅程度のお化粧しかしない私。
まずは化粧するために元を少しなんとかしなければと
毎日のお手入れを始め、
体重も一キロでも落とさなければと一日一万歩を
めざして来ました。
お肌はファンデーションがつけられる状態に回復（多分）
体重も第一目標まで一キロを割り
お店によっては９号サイズが着られるようになりました。
こうなるとブーツもはいてみたいと言うことになり、
一週間前から足のマッサージを毎日続け　　マッサージクリーム１２００円なり
これもゆったりサイズでなんとかクリア
娘からの腕の脱毛をすると白くみえるという言葉で脱色。　脱色剤６００円くらい
そんなに変わらないと思っていたら、脱色することでそばかすがあらわに。
２，３日しかないけれど腕の美白。（おいおい）
数日前に４０歳からの化粧の仕方の書いてある女性誌（７００円）を購入。　
　ーしわ、たるみがかくせる？！ー
こんな見出しを今更ながら見つけ、前日に
「目元のハリよみがえれ。」なる化粧品（３５００円）を購入
当日、化粧の順番を何度も間違えたり、つけるものを間違えたりしながら
化粧完成。
自分では気づかなかった髪の白いものを娘にチェックしてもらって
カット。
少しは若くなったでしょうか？
それでもドキドキしながら会場に向かったのでした。

先頭 表紙

最近出会い系サイトで知り合った人たちによる事件が多いじゃないですか、
そこで朝食の時にそんな話が話題になりまして
私「蜜ちゃんのところに変なメールよくくるんだよね」
タバサ「私一度もなーい」
兄「でもね、一度もそんなところ行ったことないのに、メールアドレス使ってくるんだよ。拒否しても違う電話番号やらメールアドレスで来るし」
私「私のところにもくるけれど、ＣメールだけでEメールは来ないよ」
蜜「だから気持ち悪いんじゃない。友達のアドレスとかでも来るんだよ。勿論自分のアドレスも使われるし。」
みんな「ええっ」

今回蜜ちゃんは、いくら無視しても来る出会い系サイト系のメール。料金を払えという身に覚えのないメール。孫と連絡しようとしているおじいちゃんの留守電（複数回）そして友達の名前で来る意味のないメールなど、迷惑メールと
四六時中携帯電話に縛られているのがイヤという理由で携帯電話を解約することになりました。

その変わりとして、下校の途中で必ず電話をすること。
門限６時なので、その時間に私も必ず家にいることを決めました。

決めてから２日とも私が外に居る間に蜜ちゃんが帰って来て
どうやら携帯電話で楽をしていたのは、私なのかなってちょっと反省。

先頭 表紙