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koedaの「踊る踊る毎日」

映画が大好きな親子の日常
最近観て良かった映画は
夫「ウォンテッド」
私「コッポラの胡蝶の夢」
タバサ「ラースとその彼女」
蜜ちゃん「おくりびと」
(私以外は推測)
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2003-05-26 映画「アバウト・シュミット」(シュミットさんが定年退職した日からいろいろ考えたこと)
2003-05-26 当日券
2003-05-18 「謎の下宿人」 蜜ちゃんバージョン ネタバレ
2003-05-18 「サイドウォーク・オブ・ニューヨーク」
2003-05-16 チンチン電車
2003-05-16 「メイド・イン・マンハッタン」
2003-05-14 「過去のない男」フィンランド映画
2003-05-11 人工壁に挑戦
2003-05-10 昭和30年代
2003-05-04 父親の愛「初節句」


2003-05-26 映画「アバウト・シュミット」(シュミットさんが定年退職した日からいろいろ考えたこと)

監督 アレクサンダー・ペイン
主演 ジャック・ニコルソン

66歳で一流保険会社を定年退職した男の話。
ある日テレビでアフリカの少年の養父になるというボランティアを見て
応募。
毎月22ドルを送金しンドゥグという少年に手紙を書く。
その手紙を通して物語が語られる。
退職後の会社の後任に対する不満。「なんにもわかっちゃいない。」
妻への不満。
「ある日気がついたら、老いぼれた老女が一緒に住んでいた。」
「賞味期限のきたものは食べられても捨てる。」
「トイレの使用は必ず座ること」
など。(うわっ、気をつけなければ…)
自分の自由が束縛され、自分は理解されていないと嘆く。

妻の提案で気分転換にキャンピングカーで朝食をしたりと順調に
退職後の人生が始まったかに思ったある日。
妻が突然死んでしまう。

遠く離れた町から娘が葬儀のために婚約者と戻って来る。
見るからにうさんくさい男だ。(うちの子供たちは大丈夫だろうか。ハラハラ)
しかもうさんくさい投資話を持ちかける。
そんなとんでもない男だ。
なんとかして結婚をやめさせたい。(でも今更親子の会話なんて…)

保険のベテランの彼は連れ合いをなくした男の生存率が計算できる。
あと9年だ。
妻がいなくてもちゃんと出来る。
食事だってなんだって。(実はゴミの山)
家の中が手がつけられなくなった時、彼はキャンピングカーで
娘のところに行くことを思いつく。

途中で娘に電話すると忙しいから今来ないで式のすぐ前に来てと言う。
放浪の末、やるべきことを思いだし娘の婚約者の家につく。
家のたたずまいも住む人も全く違う。
価値観の違う家族なのだ。
娘がうまく行くはずがない。やめさせたい。
結局、妻も娘も失って、
家につく彼。
自分は誰かの役に立っているだろうか。
そんなときに分厚い封筒が…。

蜜ちゃんがぜひ見たいと言うので見に行きました。
私も監督に興味があったし、めずらしい蜜ちゃんのお誘い。喜んで
受けました。
見終わったあと観て良かったねと無言で会話したあと
「お父さん大事にしなくちゃね。お父さん可哀想」
「『謎の下宿人』のお父さんは幸せだよね。借金はあっても娘たちもおかみさんも、そばにいてお父さんのこと考えているからね」

そうだね。蜜ちゃんがきちんと生きていてくれるからどんなにパパやママがしあわせなのか。

先頭 表紙

暁さま。ぜひ。 その前に試験も頑張ってくださいませ。 / koeda ( 2003-06-03 07:41 )
これ良い評判を聞きます。見たいなぁ。見たいものがたくさんあるのですが、試験前なので我慢。終わったら映画館〜。 / ( 2003-05-30 09:27 )
竹馬さま。ようこそ。 公開中です。ちなみにうちはシネコンで観ました。さすがに中学生はいなかったようですけれど、意外にも若いカップルが結構いました。 / koeda ( 2003-05-29 08:02 )
面白そうな映画ですね。レンタルなんですか?公開中?続きが気になります。 / 竹馬 ( 2003-05-28 12:51 )

2003-05-26 当日券

土曜日
なんとなく電話したらタイミングが良かったのか
開始そうそう当日券が取れてしまった。

5時30分、劇場がオープンするのと同時にエレベーターに乗り
50分からの受付に並び、受付番号の確認のあと
チケットをもらった。

今までの中で一番前で、はじめての中央ブロック

吾郎ちゃんがカッコいい!!
キラキラしている。

今まで最後列に近いところで観ていた自分は、
面白い芝居だとは思ったけれど、今までの役と違って
カッコいいって言うような役だとは思っていなかった。

が、前の方で観たらカッコいいのである。最初に出て来た時も
後ろで観ていたら、中央に来るまでわからないし
なんて言うこともないのだが、
前の方だと出てくる前から香りだかたたずまいだとか顔をこっちに向ける
タイミングだとかすごくいい感じなのだ。
もうこのタイミングだとかいる位地だとかジグソーパズルがぴたりと
当てはまるくらいいいのだ。

最後の辺りでたかこちゃんと入れ違いに入って来る場面。
もうその登場だけで夏の太陽を感じさせるくらいぴかぴか光ってました。

最後にこういう席で観られて良かった。
じゃなかったら、うまくお芝居にとけ込んで余裕を持って演じてはいるけれど
ちょっと物足りないまま終わってしまうところでした。

              * * *

本日はタバサちゃんが友だちと観に行って来ました。
うしろから二列目の席だったけれど、
お友達曰く、
「吾郎ちゃん、お肌つるつるぴかぴかなのねぇ。それにテレビで観るより
細くてカッコいいっ」
だそうでした。

やっぱり吾郎ちゃんは舞台で観るのが一番。今回の舞台は声の出し方が
すごくいい。タバサちゃん、帰る時友達に
「またこういう面白い舞台があったら誘ってね」
と言われたそうですが、
「らっぱ屋さんの舞台が気に入ったら、それで探してみたら。
私は吾郎ちゃんの舞台が好きだからまた一年待つよ」
て、言ったとか言わないとか。

先頭 表紙

わたゆきさま。いらっしゃいませ。ホントに存在だけで謎のオーラが出ていますよね。いいものを観ました。これでまた一年待てます。情報は、今年中にほしいですけれど。 / koeda ( 2003-05-28 20:47 )
はじめまして。あまりにも私の思いとぴったりの感想だったのでついつっこみを入れてしまいました。近くで観るとまた全然違う舞台になりますよね!ゴロー様の美しさにため息の連続でした。 / わたゆき@お大事に ( 2003-05-28 18:21 )

2003-05-18 「謎の下宿人」 蜜ちゃんバージョン ネタバレ

ネットでのお知り合いにチケットを譲っていただいて
蜜ちゃん一人で、予定より一週間早く観劇して参りました。感謝!!

PARCO劇場の下で待っていた私に
「舞台最高!」だそうです。
特にきくさん、
「いいキャラだよね。」って
「結構舞台って、ああいうキャラの人一人くらいいるものだけれど、はじけていていいっ!!」って
「ねんしょうけい〜、ねんしょうけい〜♪」って歌いながら
足あげたり、運動したりするのだけれど、後ろの壁にゴンゴンぶつかりながらやっているそうで、
「怪我していないのかなあ」と心配しておりました。とにかく彼の登場で蜜ちゃんの近くでも
「すごいっ!」と言う声がもれていたそうで、そのはじけっぷりは半端じゃなかったそうです。
また吾郎ちゃん登場の時には、
「カッコいいっ!」というため息ともつかぬ声が聞こえて来て
思わず声に出ちゃったんだなって感じの声だったし、邪魔にならない程度の声だったので、微笑ましかったそうです。
意外だったのは、瑛子さん。あまり印象にないみたい。
それとお父さん、衣装替えするとイメージが違ってしまって
こんな人いたっけ?と思ってしまったそう。(そうかあ、平田さんの出るテレビとかあまり見たことないかもね。いちおうCMは教えておいたのだけれど)

「洗濯機の音は聞こえたけれど、どこにあったかわからない」
って言っていたけれど、
二層式の洗濯機だからわからなかったりして。(彼女生まれた時から全自動だし、今のは乾燥機つきだし)

けんかのシーンもすごかったらしいです。布団が飛んできたり.きくさん、ゴロゴロ転がってソファーのところまで行くし、大熱演って
あとトイレで奈津子さんに鉢合わせする場面。
町田くんが手にしたものがすごく受けたみたい。
日常よくありそうな話で、うちを題材にしたって舞台になりそうな話なのに
演技のうまい人たちが集まって、うんうん、そうそう、あるあるあるって
気持ちの落としどころをうまく決めてくれていて気持ちいいそうです。

もう吾郎ちゃんが舞台やっていなかったらファンにならなかっただろうなって
言うくらい舞台の吾郎ちゃんはいいし、吾郎ちゃんのおかげでいい舞台
気持ちがすかっとする舞台が観られてうれしいそう。
年に一回はこういう気持ちのいい舞台を観たいから絶対年に一回は
舞台をやってほしいと大絶賛でした。

お・ま・け
本日は、カーテンコール二回ありまして二回目に吾郎ちゃんが
観客に答えるように手を振ってくれたそうで、
蜜ちゃんと一緒してくれた方の熱い視線があったればこそだそうで、蜜ちゃんの居る方重点的だったそうでうれしかったそうです。
「吾郎ちゃんファンは遠慮がちで大人しいそうで、どこの舞台に行ってももっとみんな手を振っているし、特にキャラメルボックスとかすごいよね」
て話してました。
「それより舞台をやっている時に自分が笑うより前に笑うツボで
野太い声が聞こえると笑い損なってしまうので、そっちの方が気になった」
とか。
つまらない舞台を観ると足が重くなって連れて帰ってくるのが大変なのだけれど、
この日ばかりは足取りも軽くその後買い物につき合わせてもルンルンしてました。
蜜ちゃんの観劇いかがでしたでしょうか。コメントいただければ幸いです。

先頭 表紙

今日子さん。家族みんなで吾郎ちゃんのファンなので、観劇するのも大変。明日はいよいよ夫が観に行く予定です。 / koeda ( 2003-05-23 00:06 )
おととさん、どういたしましてです。喜んでもらえてうれしいです。今荒川線の沿線は1万1000株のバラが見頃だそうです。 / koeda ( 2003-05-23 00:05 )
五郎ちゃんのファンなのですね^^観劇もTVと違って臨場感があっていいでしょうね、最近劇見てないな〜音楽は割りと聴くのですけれど(汗) / 今日子@来てくれてありがとう♪ ( 2003-05-19 22:13 )
入れ違いで同日夜観劇してきました。「蜜ちゃんと一緒してくれた方」に都電もなかのお裾分けをいただきました。どうもありがとうございました。(^^) / おとと@蜜ちゃんよかったね ( 2003-05-19 12:52 )
よこさん。ありがとうございます。 蜜ちゃんの話で面白かったのは喜久さんの例えはわかりにくいとのこと。島倉千代子とか淡谷なんとかはわからないって、でも原節子はわかったよ。って、どういう理解の仕方してんのかしら。 / koeda ( 2003-05-19 08:02 )
観にいけてよかったですね♪ よこさんも帰り道は楽しいのとんだか切ないのとごっちゃな気持で、でもすごく幸せな気分で渋谷を後にしたのを思い出しました。 / よこ! ( 2003-05-18 14:15 )

2003-05-18 「サイドウォーク・オブ・ニューヨーク」


■キャスト■
トミー(エドワード・バーンズ)
マリア(ロザリオ・ドーソン)
トミーの上司で、プレイボーイのカルポ(デニス・ファリナ)
アニー(ヘザー・グラハム)
マリアの元夫ベン(デイヴィッド・クラムホルツ)多分ロックン・ローラー
19歳の学生アシュレー(ブリタニー・マーフィー)
グリフィン(スタンリー・トゥッチ)

蜜ちゃんが舞台「謎の下宿人」を観ている間になにか観られる映画はないかとチケット売場に行きました。ちょうどこの映画が14時15分からなので
観たのですが。
ちょっと人間関係がややこしい。
インタビュー形式で次々と色々な人が出てくるし、名前も知らない人を識別するのが辛くてちょっとウトウト。

トミーを巡る女性も頭で識別している自分にうんざり
同棲していた女性
レンタルショップで出会った女性
不動産屋の女性アニー 夫は歯科医のグリフィンで19歳の学生と不倫
彼女が追求するが嘘で固めて相手にしない。
彼女と言えば、愛した相手を最後まで愛しぬくと決めて
一人悩む。

夫で歯医者の彼女の初体験の相手は彼女の家に出入りしている母親の仕事関係の人
初めての相手が初不倫。
その後彼女の両親は離婚。

彼女の彼氏は、ロッカーをめざしているがクールになれず
一途に彼女のことを思っている。

もうホントにややこしくて混乱しながらも、男と言えば
若いユダヤ系の男だけが情熱的で歯科医の嘘にあきれ
トミーの方は自分の恋愛に傍観者のようだと思う。
一方の女達は、19歳の女学生だけが元気でマリアは電話すらでられず
アニーも保守的になって自分の魅力もわからないでいる。
男は年を取るとずるくなり、女は年を取ると慎重になるのかな?
女達が真実の愛に到達することを願っている。

19歳の女学生をやったブリタニー・マーフィーもうすぐ公開の「8マイル」にも出演しているらしい。ちょっと可愛い。

先頭 表紙

2003-05-16 チンチン電車

本日ちょっと思い立って都電荒川線に乗ってみました。

都電と言えば、息子が幼稚園に入る前に千葉の方に住んでいたので
月に一度この都電を使って町屋から大塚まで乗っていたものです。

久しく乗っていないのですっかり乗り方など忘れていましたが、大人160円なりをバスの代金を払うように電車の中の箱に入れて乗ります。つまりどこの駅も雨をしのぐ屋根があるばかりで電車一両分くらいの小さなホームだけの駅です。
時々信号で止まりますし、走って来る人がいると待っていてくれます。

利用していた当時、たしか町屋の駅の近くに志のだ寿司かなんかあってここが
元祖志のだ寿司かななんて思った覚えがあります。
熊野前には、神社があります。
荒川遊園地前でおりて遊園地に行ったこともあります。シンプルな遊園地だったように思います。
梶原には、都電もなかの店明美があります。
王子駅前は、紙の博物館があるのですが、北とぴあがあってつか芝居を観に行ったことがあります。楽だったせいか都電もなかを舞台から投げられた思い出も
飛鳥山 桜がきれいだったような記憶が...
庚申塚 “おばあちゃんの原宿”と呼ばれる巣鴨地蔵商店街には、ここで下りて行くといいらしいです。
大塚駅前 ホントに駅前まで行っているので乗り換えが便利です。

息子が小さい頃、ちんちん電車という絵本を持っていたのですがとても幻想的な絵本だったので、
すごく夢見がちな気持ちで乗っていたものでした。

「電車にのった紙飛行機」という江ノ電の本もあり、海の風を吸って走る江ノ電も、また10年くらい乗ってはいないけれど
三軒茶屋に行くには世田谷線でゆられながらと世の中がこんなに進歩しているのに
ゆったり走っている路面電車がある東京ってちょっと素敵。
何せ荒川線普段乗り付けた京王線とは違って、自転車くらいのスピードかも。

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2003-05-16 「メイド・イン・マンハッタン」

監督:ウェイン・ワン
出演:ジェニファー・ロペス レイフ・ファインズ
   スタンリー・トゥッチ ボブ・ホスキンス

マリサ(ジェニファー・ロペス)は、高級ホテルの客室係、同僚達の覚えもよくキャリアアップを望んでいるような意欲的な女性で、×1、11歳の息子がいるラテン系アメリカ人で低所得層の地域に住んでいる。
いわゆるシンデレラストーリーなのだが主役の二人とそれを取り巻く人たちが面白く結構楽しめる。
政界二代目の新進気鋭の議員クリス・マーシャルはレイフ・ファインズじゃなくても良さそうなのだが、貴族的な品の良さやらあの物言いたげな瞳が物語の骨格をしっかり作っているのかも。
とにかくマリサが言う
「彼は白人だから」とか「階級が違う」と言う台詞がすんなり入ってくるのも
いかにもな二人が演じているからだろう。

それとマリサの同僚が言うようにホテルのこの制服は格好悪い。みんな太って見える。それともボリュームがあるのはラテン系だからかな?

あとバトラー役のボブ・ホスキンスとマーシャルの選挙参謀役のスタンリー・トゥッチがいい感じ。

本日おりしも「マンハッタンに低空飛行の飛行機が」なんてニュースがありましたね。 

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2003-05-14 「過去のない男」フィンランド映画

監督 アキ・カウリスマキ
出演 マルック・ベルトラ カティ・オウティネン

暴漢に襲われ記憶を失った男が、助けてくれた人たちに
自らの存在で希望と楽しみを与える。


クレイジーケンバンドの来日に合わせて観に行きたかったのですけれど。
映画の最後の方ですしとか日本語の歌が聞こえて来てびっくりしました。

先頭 表紙

2003-05-11 人工壁に挑戦


本日、母の日と言うことで夫の実家に花を届けながら
横浜ベイサイドマリーナのショップに家族で行って来ました。
お昼ご飯を食べてそれぞれ見たいところに行っていたところ。
買い物に疲れた私と蜜ちゃんがスターバックスでお茶していたところ
蜜ちゃんの携帯にお兄ちゃんからメール
「マウントベルクラブでハンギング見ているから」
とのこと。

どれどれとばかりに二人で見に行くと
ちょうどデモストレーションが終わって見物している人から挑戦者を
募っているところ。
途中で加わったタバちゃんを含め女三人で
「スカートじゃなかったら上ったのになあ」
「お兄ちゃん、やったら」と
背中を押されて、「魔女の宅急便」のメガネくんのような風体の
昔のアイビールックみたいなクライミングするにはほど遠い格好の
お兄ちゃんがエントリー
それまでのいかにも運動やっています。とか体軽いですと言う感じの人たちとは
違いいつも図書館にいます。みたいなお兄ちゃんが登場で
会場もドキドキ
ゆっくりゆっくり上って行く姿に
腕の力がもたないだろうと私も低いうちに証拠写真を撮ってしまいましたが
中盤のオーバーハングしているところまで行ったのにはびっくり
ポイントをつかむ手がふるえているのもしっかり見えます
もうダメかと思ったところで会場から
「がんばれっ」の声援
お兄ちゃん思わず、もう二、三歩上ってしまいました(笑)

ま、その辺りで挫折。腰につけたロープで無事下まで下ろしてもらったわけですが
下りてからも会場のみなさんに健闘をたたえてもらって
ニコニコしてました。

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2003-05-10 昭和30年代

が、舞台になっている「謎の下宿人」を上の娘タバサと観て来ましたが
蜜ちゃんがまだ観ていないのでネタばれになるような話はしないでくれと
固く言われ
「面白かったよ。笑ってばかり」くらいしか言えず
それでもうちには、戸車のような健康器具が日常出ているようになったり
キャベツの千切りが食卓に出たり、
「引っ越しそばは、引っ越しする前に食べるのよ」なんて
突然タバちゃんが言ったりしたことを
23日に蜜ちゃんは突然わかるようになることと思いますが
取りあえず、本日母の日と言うことで
母にお花を届けながら
うちに下宿人が居た頃のことを聞いて来ました。

この舞台の下宿と同じように近くに大学があったので
お部屋を貸していた人たちはみんな大学生だったそうです。
まかない付きで、お風呂は銭湯を利用していたそうだけれど
うちには、画家のような人とかピアノの先生みたいな人もいて
そういう人は人の出入りも多かったので離れを貸していたので屋根に登ってお部屋の中を
覗いたこともありました。
あまりに小さかったので、借りていた人たちの記憶はほとんどないのですが、
本当に普通の部屋を貸していたように思います。

先日タバちゃんに案内してもらってお台場のジョイポリスの隣にある昭和30年代の町並みも見て来ましたが、床屋さんとかレストランを見ているうちに
近くにあったお米やさんとか牛乳やさんとかを思い出しました。
お米やさんは大きな機械でお米を精米するためにかなり大きな店構えだったし
牛乳やさんは、大きな氷も売っていました。

「謎の下宿人」の下宿は戦前から建っている家だそうですが
母方の実家は、麻布にあってそれこそ戦前からの建物です。
大家族でお正月など親戚兄弟が集まるとそれこそ、ちゃぶ台が大活躍
何人でもその周りに座ることが出来てしまうのです。
引き戸になっているトイレとか二階にあがる階段にも戸がついていたり
不思議な家です。子供が小さい頃はお祭りの度に遊びに行っていましたが
最近はとんとお邪魔していないのでどうなっていることか。
早く行っておかないといつの間にかビルとか建っていたらどうしようか
なんてちょっと思ってしまいます。

舞台「謎の下宿人」は、今まで吾郎ちゃんがやって来た舞台とは大きく違って
ほのぼのとした舞台で、観ている方も緊張したり泣いたり笑ったりと
大きく感情が変化する舞台ではありませんが、リラックスした中にも
時々胸にジーンと響く台詞があったりして、気持ちが楽になる舞台です。

以前、ラジオで「声の鍛え方」という話を聞いたことがありますが、
声と言うものはおなかから出すとあったかくて喉からの声は冷たいそうです。
そしてあったかい声は聞きやすくよく通るとか。
後ろから数えた方がいいような席でしたが、主演者たちの輪郭がすごくはっきりしていて楽しいあったかい舞台でした。

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2003-05-04 父親の愛「初節句」

本日の「楽語びより」(フジテレビ am5:45)

最初の詩が大木実の「初節句」。
この詩が書かれたのは終戦直後の1946年
終戦の前の年に妻一人残して戦地に赴き、帰って来てすぐに生まれた
我が子たろうに向かって初節句の喜びを語っている詩でした。


「貧乏なとうさんは金太郎をひとつ祝おう。」
それはくまを友達にする金太郎が好きだからと

「軒を菖蒲で葺き武者人形を飾り柏餅を食おう。」
それは、端午の節句は二本の男の子の誕生日だから
そして菖蒲の笛をふいてやろうと

改めて自分が幼かった頃、あの頃の父親がどんなふうに子供の日を
祝っていたか思い出した。
こどもの日の間近になると庭に杭を打ち付け鯉のぼりの柱を立てる。
まるで国旗掲揚のようにしてこいのぼりを柱の上にあげ空に泳がせる。
部屋には兜と武者人形たち。
お風呂には菖蒲を入れ、菖蒲湯を味わった。
本当にあの頃はこどもの日が純粋に子供の日であった。
自分たちはそういう思い出をちゃんと子供達に伝えただろうかと
今日の楽語びよりを聞きながらちょっと考えた。

番組で吾郎くんが言っていたように最近では、地面に鯉のぼりを立てるばかりでなく
ベランダに立てる家も多くなった。
家も息子の祖父が高層に住んでいるのにも関わらず一戸建て用の鯉のぼりを
買って来た。
なんとか無理して泳がせたもののやはり大きすぎて風に流され、バスで2つくらい先まで飛んでいってしまった。
鯉のぼりはそれ以後もうちのベランダには居着かなかったけれど、
兜と鯉のぼりを上げている人形を部屋の中に飾り、いつも祖父が食べきれないほどの柏餅を買って来てくれてお祝いをしたものだ。
祖父の気持ちが大きくて父親がその日どんなことを考えていたのか
今はもうわからない。
息子もすっかり大人になり、よく二人して議論しているようだけど、
夫の思っていてような大人になったのだろうか。

先頭 表紙


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