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koedaの「踊る踊る毎日」

映画が大好きな親子の日常
最近観て良かった映画は
夫「ウォンテッド」
私「コッポラの胡蝶の夢」
タバサ「ラースとその彼女」
蜜ちゃん「おくりびと」
(私以外は推測)
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目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2002-10-12 血が止まらない
2002-10-10 「ロード・トウ・パーディション」敵討ち物?
2002-10-08 「狂っちゃいないぜ!」
2002-10-06 国立劇場十月歌舞伎『 霊験亀山鉾 』アンチヒーローもの
2002-10-05 蜜ちゃんの体育祭で
2002-10-04 バトミントンをするなら数学ができなくちゃだめだね
2002-10-03 台風のあと
2002-10-01 「イノセント・ボーイズ」って、なんて訳します?
2002-09-29 岩手県民の会「アテルイ」
2002-09-28 「アマデウス」ディレクターズカット版


2002-10-12 血が止まらない

と言っても内出血なんですけれど、
内出血だからこそ、足のもも全体に広がるまで
ほっておいたというのも
現実です。

ことは10日のバトミントンに始まります。
練習中にプツンと言ったか言わないかは定かではありませんが
とにかく足の付け根が痛くなりました。

帰って来て痛くなった筋肉をほぐすために
お風呂に入り、その後、屈伸やら背筋やらの柔軟体操を
していたら、一時歩けないほど痛かったのが
徐々によくなって来たので、調子に乗って走ったりしてました。

翌日、あざのようなものが出来ていたので、
ちょっと冷やすかなと冷湿布を貼っておいたのですが
昨日までは、冷湿布の1/4くらいだったのが
朝見るとはみ出すほどの大きさになっている。
湿布を貼ったのがいけなかったのかと
そのままにしておく。
が、気になって昼過ぎにまた見ると
もっと大きくなっている。

あわてて医者に行ったところ、
「軽くて良かったね。肉離れとか、アキレス腱でなくて良かったね。
 10日くらいは、何も考えずに安静にしていなさい」
「え?バトミントン、できないですか?」
「やりたかったら、プールの中でやったらいいよ。こういうのは一度切れたら
切れ易いのだからね。3週間くらいは台所仕事くらいにして、運動が
できるのは、2、3ヶ月経ってからだね」

耳を疑いました。
だってアザですよ。
子供の頃から運動をしたことのない私はアザなんて見たことなかったです。
自転車で転んでも、滑り台から落ちても
アザ一つ作ったことがない私は、
誰にも同情されず、アザにあこがれさえ持っていたこともありましたが
いざ出来てみると、やっかいなものなのです。

「早くなくならないかなあ。動けやしない」
と湿布を取り替えながらぼやく私のそばで
蜜ちゃんが
「ママは、自分の足に出来ているし、痛くないかもしれないけれど、
見ているこっちは、見ていられないくらいなんだよ。
他の人にできたものなら、痛そうで見ていられないってママも
思うはずだから、安静にして早く直してね。」

安静にしているってどの程度のことでしょうか。
ちょっと憂鬱です。

先頭 表紙

織姫さん、きんととさん。ありがとうございます。 動けるものだし、ズボンをはいてしまうとわからないもので、あまり家族からのいたわりもなく、「うちは、ゆかいなシーバー家より面白い」なんて言われています。 / koeda ( 2002-10-13 11:29 )
あせらずに、ここは医師の指示に従いましょ。。。 / きんとと ( 2002-10-13 10:08 )
できる限り動かない! 最低限の動作・・。一日無理すれば、3日回復が延びる。 何もここまで〜と思うくらい安静にして、早く綺麗なおみ足にもどってくださいまし。 / 織姫 ( 2002-10-12 23:04 )

2002-10-10 「ロード・トウ・パーディション」敵討ち物?


[監督][製作]サム・メンデス
[脚本]デイヴィッド・セルフ
[出演]トム・ハンクス/ポール・ニューマン/ジュード・ロウ/ジェニファー・ジェイソン・リー/スタンリー・トゥッチ/ダニエル・クレイグ
1931年、
アイルランド系マフィアの幹部サリヴァン(トム・ハンクス)は、ボスジョン・ルーニーを父親のように慕っていた。
ボスの実の息子コナーの裏切りで妻と息子ピーターを殺され、
難をのがれた長男マイケル(タイラー・ホークリン)とともにサリヴァンは、
イタリア系マフィアに救いを求めてシカゴに行くが、すでにボスと息子のコナーが来ていて、殺し屋マグワイヤ(ジュード・ロウ)をマイク・サリヴァンの元に向ける。

この物語は二つの父親と息子の物語だ。
ジョンとコナー
マイクとマイケル

逃走の途中でマイケルは父マイクに尋ねる。
息子「僕のこと好きだった?
 (弟の)ピーターの方が好きだったんじゃないの?」
父 「いや、同じくらい好きだったよ」
息子「でもピーターと僕との扱い方が違っていたよ」
父 「それは、ピーターの方が可愛い顔をしていたからだ。
   おまえは、俺によく似ている」
 しかし、見ているとマイケルは父親の思うようには動かず、一つ、一つ親と子の
壁をくずしながら前に進んでいるように見える。

一方のサリヴァンの養父のようなボスジョンとその息子コナーは
度重なるコナーの不祥事に父親ジョンは
「お前のような奴は生まれてこなければ良かった」といい
部下たちにも信頼のない息子に謝らせる時も
息子はヘラヘラ笑い。真剣に謝ろうとしない。
ボスの息子だから、誰も手を出せないと思っている。
サリヴァンがコナーの不正を困難の末見つけ、
ジョンに差し出しても、自分の手でコナーは裁けないといい
サリヴァンに刺客を送る。
ただ一つ、サリヴァンは殺してもその息子のマイケルは殺すなと言う。

ラストシーンで、マイケルは、自分の父親が自分に何を
してほしかったか。
そしてこの6週間で波乱万丈な毎日で、自分は一つの人生を生きてしまった
という。

ちなみにマイケルは、小学校の6年生くらいか中学生くらい
コナーは、かなり大人。サリヴァンよりちょっと若いくらい。

     * * * * * * *
この映画の題名のパーディション。
映画を見ていたら、おばさんの家がパーディションにあるということで、ああそうだったのかと思いましたが、「破滅」という意味もあるそうで、ダブルミーニングだったんですね。それにしても突然父親がマフィアだと知って動揺している間もなく、自分たちが命をねらわれるこの子、最後の言葉が重く感じられます。

先頭 表紙

2002-10-08 「狂っちゃいないぜ!」


日本では2000年公開かな?
監督:マイク・ニューウェル
出演:ジョン・キューザック、ビリー・ボブ・ソーントン、
   ケイト・ブランシェット、アンジェリーナ・ジョリー


ビデオ屋さんが夜遅くまでやっているので、今返しに行って来たのだけれど、
思いがけず、駐車場の前にひっきりなしにタクシーがやってくる。
まだ終電という時間でもないし、月曜の夜から疲れたくないと言う事か。


 キュートなニック(ジョン・キューザック)が公私ともに認めるナンバーワン航空管制官で
ニューヨークの空の7000機の飛行機を誘導する。
 そこへラッセル(ビリー・ボブ・ソーントン)がやってきて、急にナンバーワンの座が危うくなり
自分を見失ってしまう。
 その自分を見失っていく過程がうまく描かれていて面白い。
 テレビゲームのような画面を見ながら誘導して行くのだけれど、ニックたちの頭の中では、
それがスリーDのように立体画像になっている。
 そこがまたスリリングだ。

先頭 表紙

perimi さん! だいたい、邦題なのにカタカナにするのがいけないのですよね。意味わかんないもの。「ロード・トゥ・パーディション」だって、「労働とパーでんねん」みたいだし。ま、近いものがあるかもしれないけれど。 / koeda ( 2002-10-10 18:24 )
タイトルが無茶苦茶でしたね(大汗)記憶があやしい今日この頃です。そうですウイル・スミスと相棒のメカマニアの人や悪役の人も傑作でしたよ。 / perimi ( 2002-10-10 10:04 )
perimi さん。「ワイルド・ワイルド・ウエスト」ウィル・スミスのですね。見そこなってしまいました。娘が面白かったと言ってましたので、そのうちにビデオででも見たいと思います。映画は子供たちにつきあっているうちに増えてしまいます。でも見ると子供たちと沢山話ができてうれしいです。 / koeda ( 2002-10-10 00:24 )
ものすごい量の映画を見ておられますねえ(ため息)最近見るヒマが無くて辛いです。この映画は見たことがないなあ。最近放映されたのでは「ワールドワイド・ウエス」がめちゃくちゃ楽しかったです。 / perimi ( 2002-10-08 21:37 )

2002-10-06 国立劇場十月歌舞伎『 霊験亀山鉾 』アンチヒーローもの


私、歌舞伎は子供の頃、祖母が好きで、散々見せられて、セリフとか言わされた
いやーな思い出があるせいか、ちょっと敬遠ぎみだったんですけれど、
吾郎ちゃんがあまりに舞台をやってくれないので、ゴロウつながりで
先先月の「アテルイ」に続き、またまた染五郎さんご出演の
「れいげんかめやまほこ」を見て参りました。
見る前から鶴屋南北の作品で、悪役が主役と言う事で楽しみにしておりましたが
片岡仁左衛門のくまどりのカッコいいこと。悪いやつなのにほれぼれしちゃいます。
この水右衛門って奴が悪い奴で、石井の家のものを次々に闇討ちにしたり、
だまし討ちにしたりする。
父親の仇を討ちに行った叔父さんが毒殺されたのを知って
源之丞は、そのまた仇を討つ為に町人に身をやつし、くるわに出入りをして
それらしき人物を探している。
そのうちに芸者のおつまといい仲になって敵討ちに協力してもらえる事になるが
水右衛門は、その裏をかいて、源之丞をだまし討ちにする。
おつまは、源之丞の仇を討つべく、水右衛門のニセモノと
水右衛門の味方をするおりきを殺すが水右衛門にやられてしまう。
これで石井の身内を絶って、敵討ちされることがなくなったと思った
水右衛門に挑むように水右衛門の父親が殺されてしまう。
さて、水右衛門の新たな敵とは? そして最後の敵討ちは?

仁左衛門さん、染五郎さんそれぞれ三役と二役やれらていて、早代わりを
されるのも面白かったです。
 しかもその三役が仁左衛門の場合は、水右衛門とその家来と父親
 染五郎さんの場合は、源之丞と、その死に目に行き合わせた彼の義理の兄さん
と接点のある役なので面白かったです。
 花道近くの席だったのですが、花道も沢山使ってくれて、特にかっかっかっかって
感じで中に入っていく様はカッコよかったですね。
 舞台装置もそれぞれきれいでしたけれど、特に二幕目の廓屋の建物の色彩がきれいでしたね。
 あと序幕の第三場の源之丞とお松のやりとりも初々しくてでも仲良さげで
笑いを誘ってました。
 そうそうそれから源之丞の息子の源次郎役の子、すごく声が鈴を鳴らすようで
可愛かったですし、女形の皆さんもみんな可愛らしかったです。


 こんなにわかり易くて面白いお芝居と知っていたら、子供たちも連れて行けば良かった

先頭 表紙

えりちんさん。ようこそ! そうそう染五郎さんなんて、本当にここのところ毎月のように舞台に出ていらっしゃる。うらやましくて仕方ないです。 / koeda ( 2002-10-10 18:31 )
織姫さん。 あの綿の沢山入っているのは、ちょっと苦手かもしれないですけれど。 / koeda ( 2002-10-10 18:29 )
きんととさん。 歌舞伎、女形の人がごっつかったりすると引いちゃいますよね。今回のは、みんな柔らかそうな感じで良かったな。 長唄こそ、あまりご縁がなくて聞く事が少ないですが、どんなMCになるんでしょうねえ。 / koeda ( 2002-10-10 18:27 )
子供の頃から歌舞伎をたくさん見てらっしゃるなんてすごいですね。三島由紀夫みたいだわ。私は有名どころの名前くらいしか分かりません。仁左衛門も染五郎さんもいいけど、早く吾郎ちゃんに舞台演ってもらいたいですね。 / えりちん@初めてお邪魔します ( 2002-10-08 23:50 )
歌舞伎の衣装は、豪華で好きですわ・・・。 / 織姫 ( 2002-10-08 18:27 )
歌舞伎ってどうもとっつきにくいイメージがあって、猿之助のスーパー歌舞伎しか見たことないんですけど(^^;)・・・でも、そーも言ってられない。今週末には長唄のお師匠さん達の演奏会で、MCをやらされるから、プログラムのお勉強・・・・。基礎知識がないのってやはりつらいわ。。。 / きんとと ( 2002-10-08 08:31 )

2002-10-05 蜜ちゃんの体育祭で


デジカメ撮ったんですけれど、体育祭って動きまわるものだから
蜜ちゃんが画面の外にはみ出してしまったり、
蜜ちゃんの後ろの子がアップで写っていたり、
列がくずれたところでやっと蜜ちゃんが見えて
シャッター・チャンスとばかり撮ったら
ダンスがそろってないみたいに見えると不服がられてしまったり
とんでもないです。

で、応援合戦の時に何故かSMAPの曲で入場。
「正義の味方は当てにならない」なんて
曲に合わせて、踊ってました。
私もこの曲はリアルタイムで知らないのに、よくこの子たち知っていて
選んだものですね。

なんて思いながら帰って来ましたら、テレビで吾郎ちゃんの新CMやってました。
散々、体育祭で借り物競争とか応援合戦で仮装したのを見てきたのに
吾郎ちゃんまで、ねずみになっていたとは!  
       びっくりしたでチュ―

先頭 表紙

やはり見たいでチューか? ではっ。とばかりにパソコンに取りこもうとして列がずれてしまったのは、削除押してしまいました(^^; そんなわけで後ろをむいてしまったのを一枚。 / koeda ( 2002-10-07 15:10 )
やっぱり、失敗した写真が見たいでちゅ〜。明光@つっこみありがとう / まつばら 明光 ( 2002-10-07 09:54 )

2002-10-04 バトミントンをするなら数学ができなくちゃだめだね


と、わがコーチが仰せられた。
70年代、80年代のバトミントンのラケットは、150gくらいあったそうなのだが
今は80gくらいが主流。それに伴い、テクニックが要求されるようになったらしい。
荷重とか、速度とか、角度とか。
そこで天才数学者の物語「ビューティフル・マインド」を見る

「ビューティフル・マインド」2002年3月公開
監督:ロン・ハワード『スプラッシュ』『バックドラフト』『アポロ13』『身代金』
原作:シルビア・ネイサー(新潮社)『天才数学者の絶望と奇跡』
脚本:アキバ・ゴールズマン『プラクティカル・マジック』『ディープ・ブルー』
出演:ラッセル・クロウ『グラディエイター』『インサイダー』
   ジェニファー・コネリー『フェノミナ』『レクイエム・フォー・ドリーム』
   エド・ハリス『スターリン・グラード』『アポロ13』
   ポール・ベタニー『ロック・ユー!』

 数学者と言うとポール・ベタニ―扮するチャールズみたいなのを想像してしまうのだが、主人公のジョン・ナッシュ(ラッセル・クロウ)は、ずんぐりむっくりしている。
実際のジョンがそんな風にずんぐりしていたのか、その頃の写真とかが残ってないらしいのでなんとも言えないが、単にラッセル・クロウの筋肉隠しなのだろうか?

この映画でラッセル・クロウもいいが、脇の政府機関の諜報員役のエド・ハリスとか、
彼の内なる言葉の代弁者のようなチャールズ役ポール・ベタニ―のような鋭い視線を
持った役者が好きだ。

 数学の公式を解いていくシーンは、「タイムマシン」のアレクサンダー(ガイ・ピアーズ)の方が好きだけれど、彼の場合は物理学者だから、やはり数学をやっている人には、ジョン・ナッシュの方がいいのかな。

 途中、彼が病で病院にいるシーンがあるのだけれど、ちょっとK-PAX星人(「光の旅人」)に見えてしまった。

しかし、彼の妻であるアリシア役のジェニファー・コネリーは、かなり美人で映画に花をそえていたし、きれいだからこそ、悲しくてせつない部分もあったと思うけれど、彼女はこういう普通の役ってあまりやっていないのだろうか?
普通の役でもっと見てみたいけれど。と、数学からは話がそれてしまっているけれど、
ジョン・ナッシュによるとハトの行動もマーケットにいる人の行動も数式で表せるらしく
そうなるとバトミントンなんかは、まさに数式のオンパレードなのかもしれない。

先頭 表紙

nyororoさん。 ようこそ。 ラッセル・クロウはまた「グラディエーター」の監督ともお仕事するみたいですし、今回のロン・ハワード監督とも映画の企画があり、その上ボクサー役、海軍大尉役に初監督作品まであるみたいですね。 / koeda ( 2002-10-05 21:29 )
こちらでははじめまして♪ ラッセル・クロウはやっぱり「グラディエーター」のイメージが強いですね。 だから、「ビューティフル…」のCMを見ても、しばらく彼がクロウだとは気付きませんでした。 次作はどんな演技をみせてくれるのかな?楽しみです♪ / nyororo@つっこみありがとう♪ ( 2002-10-05 18:48 )

2002-10-03 台風のあと


特に木が倒れたとか、道路が冠水したりとか
なかったのに、なぜかここだけ水たまり。
しかも右下の方を見るとわかると思うけれど、
街灯よりも高いところにある土地。
これは何か意味があるのだろうか?

それにしても台風21号は、すごいスピードで通りすぎて行きましたね。
翌日までかかれば学校が休みのはずだった蜜ちゃんは、がっくり。

先頭 表紙

今日もまた一本川のように水が残ってます。草とか木を取っちゃったからなのかなあ? / koeda ( 2002-10-08 01:06 )
単に水捌けの悪い土質で盛り上げられた土壌なのでは!? にしても・・土砂崩れしたらどうすんだよってな作りだな^^ / うっち〜 ( 2002-10-06 22:53 )
クマさん。 なるほどと思い、画像を全景にかえてみました。ひゃー、本当にそんな風に見える。でもかなりでかそう。ゴジラ並みですね。 / koeda ( 2002-10-04 00:32 )
解説しよう! これは、もっと大きな目でみなければならないのだ! そう、ここの水溜りの部分は『カッパの頭のお皿』の部分だけが地表に現れているのだ!だから水溜りになる。分かったかね? では、また会おう。わははは・・・・じょーだんです / クマ ( 2002-10-03 14:58 )

2002-10-01 「イノセント・ボーイズ」って、なんて訳します?


出演:監督:ピーター・ケア
出演:キーラン・カルキン「サイダーハウス・ルール」「ミュージック・オブ・ハート」『マイ・フレンド・メモリー』
/エミール・ハーシュ『ガジュラ』『アイリス』/ジェナ・マローン「海辺の家」/ジョディ・フォスター「パニック・ルーム」「羊たちの沈黙」/ヴィンセント・ドノフリオ(『フルメタル・ジャケット』『ザ・セル』)
アニメ担当:トッド・マクファーレン
アメリカのオフィシャルページ http://dangerouslivesofaltarboys.net/

無邪気な少年たちとでも訳すのでしょうか? 無垢な? それとも無実な?
カトリックの学校に通う14歳のの礼拝の時に牧師さんの後ろでお手伝いをする少年たちの
放課後の遊びが中心に描かれています。
シスターを悪役に仕立てて、マンガを描いて遊んだり、度胸だめしをしたり、恋愛のまねごとをしたり。
どれもが中途半端で、経験が足りない為にあぶなっかしい。
割とちょっと好奇心に満ちた絵を描くのが大好きな普通の少年のフランシス(エミール・ハッシュ)、
どこかやりきれなさを持ちあぐねているティム(キーラン・カルキン)仲間を集めて、校長とシスターを悪役にした
マンガを描いているうちにエスカレートして彼らを困らせる方法を考え付く。
一方、ティムは、フランシスの好きな女の子に彼の名前で詩を贈って彼らの恋愛も
後押ししてしまう。
 どれもこれも退屈しのぎのたわいもないお遊びだったはずなのに、取りかえしの
つかない方へと転がって行く。

 この14歳くらいから17歳くらいまでの子供ってかなり自分では大人だと思っている。
知識もどんどん増え、体も大人と同じように見える。が、経験の差ゆえか、途方も
つかないことをしでかす。
 厳格な学校に入れて、大丈夫だと大人や親たちは安心して、彼らの心を見ていない。
もっと早くに食いとめることができるのに。と映画を見ながら、何度か手に力が入るのが感じられた。
 「チョコレート」という映画を見た時もそう。子供を失ってからでは遅すぎる。
この映画に出ている子供たちの実年齢は、確かにまだ10代ではあるけれど、14歳よりはかなり上だけれど、映画では、かなり幼く見えてドキドキしてしまう。
 この時期の揺れ動く子供のかなり心の奥に迫った作品なだけに題名のさわやかさとは
うらはらだ。
 ジェナ・マローンにしてもキーラン・カルキンにしても実生活でもかなり苦労をしてそうだ。

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2002-09-29 岩手県民の会「アテルイ」

長編マンガ映画の「アテルイ」見て来ました。
高橋克彦さん原作の「アテルイ」かと思ったのに〜〜っ。
全国に広めたいそうですが、ちょっと子供向き。
でもアテルイはちょっとカッコ良かったです。それと主人公のトビト
先日、劇団☆新感線の舞台「アテルイ」に息子を誘わなかったので
罪滅ぼしに二人で見に行ったけれど、
やはり舞台の「アテルイ」のカッコ良さには、かなりの違いがあって
再演を望むのみです。
染五郎さんのタテの身軽さ、登場人物たちの神秘的なところも
いやがおうにも北の地に興味をわかせてしまうもの。
以前NHKで「炎立つ」を見た時もこのえみしのいる東北に興味を持って
東北に旅したものです。
岩手は好きなところだけに県民会みたいになってしまったこの映画会が
残念。
でも小沢一郎氏を見れたのはちょっとうれしかったかも。

ところでタバちゃんは、ここのところ、
『ジャスティス』『チェンジング・レーン』『エス』と見てきたらしいけれど
『エス』がとってもおすすめとのこと。
『ジャスティス』も面白かったけれど、やはりブルース・ウィルスがいいところを
最後持って行っちゃったらしい。けれど、コリン・ファレルが良かったらしいので
この『ジャスティス』と『エス』は、近いうちに見にいきたい。

先頭 表紙

2002-09-28 「アマデウス」ディレクターズカット版

監  督 ミロス=フォアマン
出  演 トム=ハルス/モーツァルト
     F.マーリー=エイブラハム/サリエリ

以前公開されたのは、1984年18年前長さも20分増えて、よりモーツアルトの苦悩が
出ていると思います。
 自分では手に余るほどのあふれ出てくる才能を彼一人では抱えきれなかったモーツアルトと
身の丈ほどの才能をよりうまく活用していたのに、モーツアルトに嫉妬して栄光を求めつづけたサリエリ。
 心理描写も音楽も建物のインテリアや衣装の豪華さも見ごたえのある素敵な映画でした。
 28日と13日かな。タイムスクエアの近くでミニコンサートも開かれるそう。
ぜひ、この秋は、モーツアルトを楽しんで下さい。
 

先頭 表紙

『アマデウス』好きですね。小学生の頃読んだモーツァルトとは違う大人のモーツァルトがいて、ショックに近い妙な興味をそそられました。ディレクターズカット版も見なくちゃ。 / おとじろう ( 2002-10-01 12:44 )
和代さん。いえいえ秋はやはりクラシックです。昨日からオペラばかり聞いてますが、ピアノのコンサートもしばらく行っていないです。そろそろ行きたいなあ。ショパンと言えば、マルク・ラフォレが思い出されますけれど。楽しんで来て下さいね。 / koeda ( 2002-09-29 13:04 )
「アマデウス」は見ようと思いつつ見逃している(こればっか^^;;)のですが、モーツアルトではないのですが、ブーニンのショパンを今度生で聴きにいくのを楽しみにしている私。あんまり関係ないつっこみですね、ごめん。 / 和代 ( 2002-09-29 12:34 )
小麦さん、私もそうです。サリエリに感情移入して見た覚えがあったのに、今回は、妙にモーツアルトがせつないんです。天才って本当は大変なんじゃないかなって気がしてきました。だから少しでも天才の人のことを理解してあげるから、いい作品たくさん私たちに提供して!って、ああやはり自己中だわ。私。 / koeda ( 2002-09-29 12:14 )
初めて見た大学時代、私はサリエリにすごく同情しました・・・。自分がそこにいるような気がしました。もちろんこんな大それたことではないのですが、天性のセンスってあって、何をやってもどんなに努力しても追いつけない天才って本当にいるんですよね。 / 小麦 ( 2002-09-29 12:03 )
この撮影当時、監督は、モーツアルト時代の面影を残す街並みをヨーロッパ中探したそうですね。ウィーン、ブダペスト、ザルツブルグ。そして理想の街並みをプラハに見つけたとか。建物の内装もそのままとか。すごいですね。 / 小枝@未ログイン ( 2002-09-29 01:34 )
クラッシック音楽を聴くと、反射的に小学校時代の掃除の時間を思い出す私は・・・・・だめね / クマ ( 2002-09-28 13:26 )
ミロス・フォアマンの祖国チェコのプラハにこの夏旅行しました。中世の佇まいをそのまま残した宝石のような街に一目惚れしました。必然性があってこの映画はプラハで撮影したようです。家に帰ってから早速このディレクターズカット版を観、あらためてこの映画の素晴らしさとモーツァルトの人間味に感銘を受けました。プラハはモーツァルトと恋に落ちた街。その辺の話は日記に書きましたのでよろしかったらご覧ください。 / Hidey ( 2002-09-28 12:29 )

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