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koedaの「踊る踊る毎日」

映画が大好きな親子の日常
最近観て良かった映画は
夫「ウォンテッド」
私「コッポラの胡蝶の夢」
タバサ「ラースとその彼女」
蜜ちゃん「おくりびと」
(私以外は推測)
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目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2002-10-05 蜜ちゃんの体育祭で
2002-10-04 バトミントンをするなら数学ができなくちゃだめだね
2002-10-03 台風のあと
2002-10-01 「イノセント・ボーイズ」って、なんて訳します?
2002-09-29 岩手県民の会「アテルイ」
2002-09-28 「アマデウス」ディレクターズカット版
2002-09-26 「バレー・ボール」の対外試合を見ていて
2002-09-24 おかまのロッカーの話「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ 」
2002-09-22 「チョコレート」その2
2002-09-22 「チョコレート」原題MONSTER's BALL


2002-10-05 蜜ちゃんの体育祭で


デジカメ撮ったんですけれど、体育祭って動きまわるものだから
蜜ちゃんが画面の外にはみ出してしまったり、
蜜ちゃんの後ろの子がアップで写っていたり、
列がくずれたところでやっと蜜ちゃんが見えて
シャッター・チャンスとばかり撮ったら
ダンスがそろってないみたいに見えると不服がられてしまったり
とんでもないです。

で、応援合戦の時に何故かSMAPの曲で入場。
「正義の味方は当てにならない」なんて
曲に合わせて、踊ってました。
私もこの曲はリアルタイムで知らないのに、よくこの子たち知っていて
選んだものですね。

なんて思いながら帰って来ましたら、テレビで吾郎ちゃんの新CMやってました。
散々、体育祭で借り物競争とか応援合戦で仮装したのを見てきたのに
吾郎ちゃんまで、ねずみになっていたとは!  
       びっくりしたでチュ―

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やはり見たいでチューか? ではっ。とばかりにパソコンに取りこもうとして列がずれてしまったのは、削除押してしまいました(^^; そんなわけで後ろをむいてしまったのを一枚。 / koeda ( 2002-10-07 15:10 )
やっぱり、失敗した写真が見たいでちゅ〜。明光@つっこみありがとう / まつばら 明光 ( 2002-10-07 09:54 )

2002-10-04 バトミントンをするなら数学ができなくちゃだめだね


と、わがコーチが仰せられた。
70年代、80年代のバトミントンのラケットは、150gくらいあったそうなのだが
今は80gくらいが主流。それに伴い、テクニックが要求されるようになったらしい。
荷重とか、速度とか、角度とか。
そこで天才数学者の物語「ビューティフル・マインド」を見る

「ビューティフル・マインド」2002年3月公開
監督:ロン・ハワード『スプラッシュ』『バックドラフト』『アポロ13』『身代金』
原作:シルビア・ネイサー(新潮社)『天才数学者の絶望と奇跡』
脚本:アキバ・ゴールズマン『プラクティカル・マジック』『ディープ・ブルー』
出演:ラッセル・クロウ『グラディエイター』『インサイダー』
   ジェニファー・コネリー『フェノミナ』『レクイエム・フォー・ドリーム』
   エド・ハリス『スターリン・グラード』『アポロ13』
   ポール・ベタニー『ロック・ユー!』

 数学者と言うとポール・ベタニ―扮するチャールズみたいなのを想像してしまうのだが、主人公のジョン・ナッシュ(ラッセル・クロウ)は、ずんぐりむっくりしている。
実際のジョンがそんな風にずんぐりしていたのか、その頃の写真とかが残ってないらしいのでなんとも言えないが、単にラッセル・クロウの筋肉隠しなのだろうか?

この映画でラッセル・クロウもいいが、脇の政府機関の諜報員役のエド・ハリスとか、
彼の内なる言葉の代弁者のようなチャールズ役ポール・ベタニ―のような鋭い視線を
持った役者が好きだ。

 数学の公式を解いていくシーンは、「タイムマシン」のアレクサンダー(ガイ・ピアーズ)の方が好きだけれど、彼の場合は物理学者だから、やはり数学をやっている人には、ジョン・ナッシュの方がいいのかな。

 途中、彼が病で病院にいるシーンがあるのだけれど、ちょっとK-PAX星人(「光の旅人」)に見えてしまった。

しかし、彼の妻であるアリシア役のジェニファー・コネリーは、かなり美人で映画に花をそえていたし、きれいだからこそ、悲しくてせつない部分もあったと思うけれど、彼女はこういう普通の役ってあまりやっていないのだろうか?
普通の役でもっと見てみたいけれど。と、数学からは話がそれてしまっているけれど、
ジョン・ナッシュによるとハトの行動もマーケットにいる人の行動も数式で表せるらしく
そうなるとバトミントンなんかは、まさに数式のオンパレードなのかもしれない。

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nyororoさん。 ようこそ。 ラッセル・クロウはまた「グラディエーター」の監督ともお仕事するみたいですし、今回のロン・ハワード監督とも映画の企画があり、その上ボクサー役、海軍大尉役に初監督作品まであるみたいですね。 / koeda ( 2002-10-05 21:29 )
こちらでははじめまして♪ ラッセル・クロウはやっぱり「グラディエーター」のイメージが強いですね。 だから、「ビューティフル…」のCMを見ても、しばらく彼がクロウだとは気付きませんでした。 次作はどんな演技をみせてくれるのかな?楽しみです♪ / nyororo@つっこみありがとう♪ ( 2002-10-05 18:48 )

2002-10-03 台風のあと


特に木が倒れたとか、道路が冠水したりとか
なかったのに、なぜかここだけ水たまり。
しかも右下の方を見るとわかると思うけれど、
街灯よりも高いところにある土地。
これは何か意味があるのだろうか?

それにしても台風21号は、すごいスピードで通りすぎて行きましたね。
翌日までかかれば学校が休みのはずだった蜜ちゃんは、がっくり。

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今日もまた一本川のように水が残ってます。草とか木を取っちゃったからなのかなあ? / koeda ( 2002-10-08 01:06 )
単に水捌けの悪い土質で盛り上げられた土壌なのでは!? にしても・・土砂崩れしたらどうすんだよってな作りだな^^ / うっち〜 ( 2002-10-06 22:53 )
クマさん。 なるほどと思い、画像を全景にかえてみました。ひゃー、本当にそんな風に見える。でもかなりでかそう。ゴジラ並みですね。 / koeda ( 2002-10-04 00:32 )
解説しよう! これは、もっと大きな目でみなければならないのだ! そう、ここの水溜りの部分は『カッパの頭のお皿』の部分だけが地表に現れているのだ!だから水溜りになる。分かったかね? では、また会おう。わははは・・・・じょーだんです / クマ ( 2002-10-03 14:58 )

2002-10-01 「イノセント・ボーイズ」って、なんて訳します?


出演:監督:ピーター・ケア
出演:キーラン・カルキン「サイダーハウス・ルール」「ミュージック・オブ・ハート」『マイ・フレンド・メモリー』
/エミール・ハーシュ『ガジュラ』『アイリス』/ジェナ・マローン「海辺の家」/ジョディ・フォスター「パニック・ルーム」「羊たちの沈黙」/ヴィンセント・ドノフリオ(『フルメタル・ジャケット』『ザ・セル』)
アニメ担当:トッド・マクファーレン
アメリカのオフィシャルページ http://dangerouslivesofaltarboys.net/

無邪気な少年たちとでも訳すのでしょうか? 無垢な? それとも無実な?
カトリックの学校に通う14歳のの礼拝の時に牧師さんの後ろでお手伝いをする少年たちの
放課後の遊びが中心に描かれています。
シスターを悪役に仕立てて、マンガを描いて遊んだり、度胸だめしをしたり、恋愛のまねごとをしたり。
どれもが中途半端で、経験が足りない為にあぶなっかしい。
割とちょっと好奇心に満ちた絵を描くのが大好きな普通の少年のフランシス(エミール・ハッシュ)、
どこかやりきれなさを持ちあぐねているティム(キーラン・カルキン)仲間を集めて、校長とシスターを悪役にした
マンガを描いているうちにエスカレートして彼らを困らせる方法を考え付く。
一方、ティムは、フランシスの好きな女の子に彼の名前で詩を贈って彼らの恋愛も
後押ししてしまう。
 どれもこれも退屈しのぎのたわいもないお遊びだったはずなのに、取りかえしの
つかない方へと転がって行く。

 この14歳くらいから17歳くらいまでの子供ってかなり自分では大人だと思っている。
知識もどんどん増え、体も大人と同じように見える。が、経験の差ゆえか、途方も
つかないことをしでかす。
 厳格な学校に入れて、大丈夫だと大人や親たちは安心して、彼らの心を見ていない。
もっと早くに食いとめることができるのに。と映画を見ながら、何度か手に力が入るのが感じられた。
 「チョコレート」という映画を見た時もそう。子供を失ってからでは遅すぎる。
この映画に出ている子供たちの実年齢は、確かにまだ10代ではあるけれど、14歳よりはかなり上だけれど、映画では、かなり幼く見えてドキドキしてしまう。
 この時期の揺れ動く子供のかなり心の奥に迫った作品なだけに題名のさわやかさとは
うらはらだ。
 ジェナ・マローンにしてもキーラン・カルキンにしても実生活でもかなり苦労をしてそうだ。

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2002-09-29 岩手県民の会「アテルイ」

長編マンガ映画の「アテルイ」見て来ました。
高橋克彦さん原作の「アテルイ」かと思ったのに〜〜っ。
全国に広めたいそうですが、ちょっと子供向き。
でもアテルイはちょっとカッコ良かったです。それと主人公のトビト
先日、劇団☆新感線の舞台「アテルイ」に息子を誘わなかったので
罪滅ぼしに二人で見に行ったけれど、
やはり舞台の「アテルイ」のカッコ良さには、かなりの違いがあって
再演を望むのみです。
染五郎さんのタテの身軽さ、登場人物たちの神秘的なところも
いやがおうにも北の地に興味をわかせてしまうもの。
以前NHKで「炎立つ」を見た時もこのえみしのいる東北に興味を持って
東北に旅したものです。
岩手は好きなところだけに県民会みたいになってしまったこの映画会が
残念。
でも小沢一郎氏を見れたのはちょっとうれしかったかも。

ところでタバちゃんは、ここのところ、
『ジャスティス』『チェンジング・レーン』『エス』と見てきたらしいけれど
『エス』がとってもおすすめとのこと。
『ジャスティス』も面白かったけれど、やはりブルース・ウィルスがいいところを
最後持って行っちゃったらしい。けれど、コリン・ファレルが良かったらしいので
この『ジャスティス』と『エス』は、近いうちに見にいきたい。

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2002-09-28 「アマデウス」ディレクターズカット版

監  督 ミロス=フォアマン
出  演 トム=ハルス/モーツァルト
     F.マーリー=エイブラハム/サリエリ

以前公開されたのは、1984年18年前長さも20分増えて、よりモーツアルトの苦悩が
出ていると思います。
 自分では手に余るほどのあふれ出てくる才能を彼一人では抱えきれなかったモーツアルトと
身の丈ほどの才能をよりうまく活用していたのに、モーツアルトに嫉妬して栄光を求めつづけたサリエリ。
 心理描写も音楽も建物のインテリアや衣装の豪華さも見ごたえのある素敵な映画でした。
 28日と13日かな。タイムスクエアの近くでミニコンサートも開かれるそう。
ぜひ、この秋は、モーツアルトを楽しんで下さい。
 

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『アマデウス』好きですね。小学生の頃読んだモーツァルトとは違う大人のモーツァルトがいて、ショックに近い妙な興味をそそられました。ディレクターズカット版も見なくちゃ。 / おとじろう ( 2002-10-01 12:44 )
和代さん。いえいえ秋はやはりクラシックです。昨日からオペラばかり聞いてますが、ピアノのコンサートもしばらく行っていないです。そろそろ行きたいなあ。ショパンと言えば、マルク・ラフォレが思い出されますけれど。楽しんで来て下さいね。 / koeda ( 2002-09-29 13:04 )
「アマデウス」は見ようと思いつつ見逃している(こればっか^^;;)のですが、モーツアルトではないのですが、ブーニンのショパンを今度生で聴きにいくのを楽しみにしている私。あんまり関係ないつっこみですね、ごめん。 / 和代 ( 2002-09-29 12:34 )
小麦さん、私もそうです。サリエリに感情移入して見た覚えがあったのに、今回は、妙にモーツアルトがせつないんです。天才って本当は大変なんじゃないかなって気がしてきました。だから少しでも天才の人のことを理解してあげるから、いい作品たくさん私たちに提供して!って、ああやはり自己中だわ。私。 / koeda ( 2002-09-29 12:14 )
初めて見た大学時代、私はサリエリにすごく同情しました・・・。自分がそこにいるような気がしました。もちろんこんな大それたことではないのですが、天性のセンスってあって、何をやってもどんなに努力しても追いつけない天才って本当にいるんですよね。 / 小麦 ( 2002-09-29 12:03 )
この撮影当時、監督は、モーツアルト時代の面影を残す街並みをヨーロッパ中探したそうですね。ウィーン、ブダペスト、ザルツブルグ。そして理想の街並みをプラハに見つけたとか。建物の内装もそのままとか。すごいですね。 / 小枝@未ログイン ( 2002-09-29 01:34 )
クラッシック音楽を聴くと、反射的に小学校時代の掃除の時間を思い出す私は・・・・・だめね / クマ ( 2002-09-28 13:26 )
ミロス・フォアマンの祖国チェコのプラハにこの夏旅行しました。中世の佇まいをそのまま残した宝石のような街に一目惚れしました。必然性があってこの映画はプラハで撮影したようです。家に帰ってから早速このディレクターズカット版を観、あらためてこの映画の素晴らしさとモーツァルトの人間味に感銘を受けました。プラハはモーツァルトと恋に落ちた街。その辺の話は日記に書きましたのでよろしかったらご覧ください。 / Hidey ( 2002-09-28 12:29 )

2002-09-26 「バレー・ボール」の対外試合を見ていて

蜜ちゃんの友達がバレーの選手だと聞いて、試合を見にいきました。
最初何点取ったら勝ちかもわからないで見ていた私ですが、
2セット終わったところで気がついたのですが、
どうも監督の注意の仕方がチームによって違うのです。
蜜ちゃん友達のチームの監督は、エラーをすると
ベンチから、ジェスチャーを交えて注意します。
時には、選手を呼んで(ベンチに下がらせて?)指導しています。
もう一方のチームはと言うと、監督がベンチから大声を出して
チーム全体に声をかけて全員が同じようにハイ、ハイと返事をします。

お兄ちゃんにその事を話しますと、
「それは、私立と公立の違いだよ。きっと。公立は、個人攻撃してはいけないからね」
って、全体責任になるそうです。

バレーに詳しくて見に行ったわけではないから、的外れな見方かもしれないですけれど、
気になり出したら、そこばかりに目が行ってしまいました。
そして蜜ちゃんの友達が小柄ながらも頑張っている姿を
時にはミスして(ドンマイ)って感じで握手されていたり、したりしているのを
微笑ましく見てました。

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2002-09-24 おかまのロッカーの話「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ 」


昨日、急にお好み焼きが食べにいきたくなって、それを食べるのと引き換えに
タバちゃんの見たい映画に付き合うことになった。
それが「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ 」。
監督:ジョン・キャメロン・ミッチェル
出演:ヘドウィグ:ジョン・キャメロン・ミッチェル
   トミー・ノーシス:マイケル・ピット(この秋「完全犯罪クラブ」に出演)


あゆの広告の一言で女子高生が沢山見に行ったらしいが、それは
帰って来てから、検索してはじめて知ったもの。
タバちゃんは、なにかの映画の予告で見て、ずっと見たかったらしい。
この映画は、主演のジョン・キャメロン・ミッチェルが監督、脚本も努めているが
最初舞台で大当たりしたものを映画化したらしい。
最初にものすごい髪型(かつら)と化粧をしたロック歌手へドウィグが出てくるが、
化粧が薄い方がなかなか美人である。
 主役の少年ハンセルが生まれたのは東ドイツで、彼の唯一の楽しみはラジオから流れてくるロックを聞く事。ある日米兵に女と間違われて結婚することになる。結婚すれば彼はアメリカに渡ることができる。
そこで、母親が一計を案じ、性転換手術をしてアメリカに渡ることに。名前も母親の
名前を借りて。
 
 なんかパワフルで、面白かったですよ。それとこの人見ていたら、男と女って
身体的にもそう変わらないのかなって気がしてきてしまった。
からだの線がすごくソフトで、びっくりしました。

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2002-09-22 「チョコレート」その2


 彼女が息子を失ったことによって、二人は急速に接近。
黒人を嫌っていたはずなのに、彼女をしっかりと受け入れはじめ、
どんどんぬきさしならないものになっていく。

彼は「息子が亡くなって、いい息子だったのに、自分は悪い父親だった」と言い
彼女は、「愛すべき息子で彼が買って来るものをなんでも食べるのが好きだった。絵が上手で自分は、いい母親だった」と言う。

 ハンクは、彼女の喜ぶ顔が見たくて色々面倒を見、彼女も彼にプレゼントを持って彼のうちに行く。そこには、黒人が大嫌いなハンクの父親が住んでいる。

 最後にハンクがチョコレートアイスを買いに出かけた時に彼女は彼の秘密をみてしまうのだが、何とおりかの結末が考えられるままラストを迎える。

 ハル・ベリーと、ビリー・ボブ・ソーントンがうまい。脚本がいいのか、セリフのあちこちが共鳴したり、反発したりで、充実感のある映画だった。

この映画は、R18指定があるのだが、残酷なシーンと言ってもグリーンマイルほどではないと思われるし、性的な描写もテレビドラマでも、このくらいのはありそうと言ったくらいのもので、もしかしたら、ある事情で最初の10分くらい見られなかったのだが、その間に指定になった部分があったのかもしれない。

 ところで、この映画の邦題は、「チョコレート」なのだけれど、人間、疲れた時には甘いものがほしくなる。人生に疲れたた時も、甘いものがほしくなったのかもしれない。

親と子、どんなに嫌悪していても、親にとって子供は自分の一部なのだろう。
失ってみて、はじめて感じる空虚な気持ち。ラストの後にもっとおそろしい想像を
してしまった自分。そしてそれが、監督も意図した映像だとしてもそれを
想像に任せてくれたことに感謝。

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風邪を引いているので、文章まとめないまま載せてしまいましたが、本当にこの二人素敵でした。黒人初のオスカーを受賞したハル・ベリーはじけてましたし、ビリー・ボブ・ソーントンは「バンディッツ」「バーバー」から注目はじめましたけれど、すごい俳優さんです。あまりに違う役をやるのにびっくりです。 / koeda ( 2002-09-23 14:57 )

2002-09-22 「チョコレート」原題MONSTER's BALL


監督:マーク・フォスター
出演:ハル・ベリー、ビリー・ボブ・ソーントン、ヒース・レジャー

 刑務所に勤めているハンク(ビリー・ボブ・ソーントン)は、黒人嫌いの保守的な父親バック(ピーター・ボイル)と、気の弱い息子ソニー(ヒース・レジャー)と三人で暮らしている。ハンクが仕事をやめてしまった時に、彼の父親が「天職なのだから続ければ良い」と言ったように親子代々看守という仕事をしているが、バックは、黒人が嫌いで、黒人の死刑囚が出るとうれしくて新聞を切り抜きファイルをしておく。

 黒人の死刑囚マスグローヴ(ショーン・コムズ)の刑執行の日が決まり、最後に最愛の妻と息子に会う。
 彼は、息子タイレル(コロンジ・カルフーン)に、「おまえは、自分のいいところだけ似ているのだから自信を持って生きなさい」と言う。タイレルは、マスグローヴのように絵がうまく学校でも本の表紙に選ばれたと報告する。妻レティシア(ハル・ベリー)は、夫が服役していた11年間、一人でこの息子を育てて来て、夫との別れが辛いのに、そっけない顔しか見せられない。

 落ちつかないマスグローヴのために紙と鉛筆が用意され、彼は絵を書くことで神経を集中させ、その時を迎える。彼は立会人のソニーとハンクの絵を書くが、ソニーの絵は実際よりハンサムで、彼はそれを「絵はその人の内面を表すから、本物より良く書ける。人間だけが人間を書くことができる」と、言ってソニーに渡す。
 その後着々と刑の執行の準備が念入りに行われ、彼の様子を一部始終見ていたソニーは、処刑の部屋に入るなり、吐いてしまう。

 任務を満足にこなせないソニーにハンクは積もり積もった怒りを爆発させた。だがその翌日、ソニーはハンクに銃をつきつけ、父親を攻撃する。何もするすべのない父親に
「今まで自分のことを憎んでいたのだろう?」と言うと父親はなんの抵抗もないまま
「憎んでいた」と言う。ソニーは、それを聞くやいなや父親と祖父の目の前で命を断ってしまう。
 あんなに自分を打ちのめし、どなりちらしていた父親が無力だったことに失望したのか
微塵も愛情を見せなかった父親に絶望したのか、ソニーのやりきれなさだけが残った。

 ソニーの葬式の日もハンクは冷たく、お祈りさえも与えず、土の中に葬り去った。

 しかし息子のいない刑務所での暮らしが耐え難かったのか、看守をやめ、新しい仕事をする為とガソリンスタンドを購入しようする。一方、レティシアは彼女なりに仕事に励み、子供と二人でなんとか暮らしていたが、ある雨の激しい夜、息子タイレルがひき逃げ事故にあってしまう。
 彼女が泣き叫んでいると、そこに通りかかったのがハンク。
 彼女の息子は、ものすごく太っていて、彼女一人では抱えきれずに、息子を抱きしめながら、泣く彼女の姿にほっておけないものを感じ、病院まで運ぶ。

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