2001-02-20 二月大歌舞伎に招待されて
2001-02-19 社会科見学と聞いて思い浮かべるのは。。。。
2001-02-18 うちの陰陽師　晴明さま（笑）
2001-02-18 書きたいことはあれど、なんか気ぜわしい昨今
2001-02-15 ヤッタァー（蜜虫）
2001-02-15 むずかしいことはわからないけれど。
2001-02-14 伊平次とわらわ
2001-02-13 蜜虫ちゃんのカメ物語
2001-02-12 ダンシング・ミツムシ
2001-02-11 マンドリン100年

行ってまいりました。やはり歌舞伎というと
昼の部で11時から夜の部でも16時半からの約５時間、長丁場でございます。
今回は坂東三津五郎襲名披露と言うことです。
生の歌舞伎は久しぶり、歌舞伎に関してはど素人ですし、どうも斜にものを見る奴なので色々文句を言っちゃいそうなのでそのあたり差っぴいて見てやってくださいまし。
それと主婦の月曜日のお出かけはきついです。土、日の疲れがたまったままあまり余裕のないままに出かけて行きました。

はっきり言って歌舞伎座ってあまり好きじゃないんです。外からはともかく中へ入ると古くさくて通路は狭いし座席もゆったりしていないし。。。
今回は招待と言うことで前から４列目中央、途中で挨拶している人が多すぎて中々自分の席まで行きつかない。和装の方が多いのでちょっと失礼と言ってすりぬけるのにはリスクが大きい。　
前後は着物を着たご婦人ときどった夫婦づれなのだが隣りの人たちは常連さんなのか普段着っぽくてしかも落ち着かない人たちだ。休憩の間も席をまたいでくるし、結構芝居の間もしゃべっている。悲しい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　女　　暫
神社の社頭で宴を開いているという設定なので登場人物すべての顔が良く見えて次々とせりふもはじから言うので初心者にも分り易い。白塗りの藍隈を取った権力者が赤っ面の家来たち、女奴を下手に鯰坊主、女鯰や侍たちを上手に従えて座っている。腹だしした赤ッ面の面々か前に出てセリフを言ったりかたを決めているというのに、舞台に近いのをこれ幸い隈取の違いやら着こなしの違いなど見比べている私はちょっと変かな。まあ見かたは色々だろう。
そうこうするうちにってホントはいいものたちが危機一髪という時に、花道揚幕の向こうから「しばらく」と声がかかる。傘の骨のようなものを入れた大きな翼のような袖をつけて登場。頭にも力紙を羽のようにつけ、烏帽子をかぶり梅の花を刺し頬のあたりにはサザエさんの髪型のようなくるくるしたものをつけた車鬢とかいう独特の髪型。で、腰にはすごく長い刀をさしている。
五月人形にも暫とかあるので大体はおわかりになるであろうが。ともかくすごく勇ましい格好をしているのである。が首すじから上がすっとされていて立ち姿が美しい。
また引き抜きで肩袖になると背中のあたりもすっきりされていてこれまた綺麗に決まる。
襲名披露興行ということでそれを含めたつらねを述べる。
声がよく通りひびくので聞いていて心地よい。
赤いポッポのお兄さん方をやりこめるあたりも女鯰のお姉さんたちをやりこめるあたりもいい感じだ。
女鯰の若菜さんのキャラクターが面白かった。

最後の方で宝剣を持ってきた勘太郎と紅梅姫をやっていた七之助は勘九郎のところのご子息たちかしらん。こっちも年取るはずだわー。
で、いいもんたちを助けた巴御前。　大役を終えて、「早く楽屋へ帰って着物を脱ぎたいわ。それにしてもこの刀の重いこと。そうだ誰かに運んでもらおう」とやっているところへ吉右衛門がやってきて、
六方だけでもやっていってくれと言う。「恥ずかしいわあ」と顔を隠すしぐさをするところは、先ほどの勇ましさはどこへやら、か弱くて恥じらいのある乙女になってしまう。
それにしても玉三郎が「にいさん、にいさん」と吉右衛門に色々頼むのだけれど、可愛くて嫌味がない。媚がないところがいい。
とここまで書いたらくたびれてしまった。
　　　　　　　　　　　　

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わが娘の社会科見学はミッキ―とウッキ―が羽田にデビューしたという翌日。
日航ボーイング７４７ジャンボ機とＤＣ10のニアミス事故があった前日。
行われた。
私の感性が普通だとしたら、社会科見学と言えば自分の住んでいる所を起点とした
地域情報を得るための見学と思っていたので、いささかびっくりした。
上の子達の時を思い出しても葛西臨海公園を含む下町の見学とかゴミ処理場とか
水道施設の見学とかと思っていた。
私の頃で等々力渓谷、代官屋敷、上野動物公園などだったような気がする。
（娘の学校は一応東京の郊外の学校です。）

しかし考えてみればそういうところは家族レベルで行ける場所。
子供会やらクラスの親睦会でも下手をすれば近くの工場やら施設などは行っているかもれない。

ところで、その2、3日前から蜜虫は頭を抱えていた。
課題が決まらないと言うのだ。
パソコンで調べられるようなことはすでに学習ずみ、羽田空港はテレビでも見ることが出きるし、何がわかっていないんだろうと悩む。
それでいながら自分は飛行機に乗ったこともなければ見たこともない。
想像の飛行機が勝手に飛んでしまって、見てみないとどこがどう違っているかなんて言えないと悩む。
友達は海外旅行している子が多いので色々なことを言うのらしいが
彼女の頭の中では既成の飛行機が出来てしまってそれを受け入れられないらしいのだ。

色々と説明して行くうちに彼女は飛行機はすぐに飛び上がるもので長い距離
滑走路という道を走るということも知らなかったらしい。

整備工場も見ることができたらしいし、飛行機とは関係ない東芝科学館なるものも見たらしい。
それからは飛行機を見ても飛行機と認識するだけでなくもっともっと新しい疑問が
持てるようになった。経験は大事だ。

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かねちゃんのページで情報を入手し
ちっと遠いコンビニまでスポーツ新聞を買いに行く。
「陰陽師」の記事が載っていると言うのだ。散歩は日光浴にもなるし運動にもなる。
カルシウムの摂取にはもってこいだなどとへ理屈をつけて買い物に出る。
よくスポーツ紙の名前を間違えるので中身を確認。
スポニチが大きいが、白黒。小さいけれどカラーで鮮明なものも一紙。
どうしてスポーツ新聞というのは、時々印刷がずれておるのだ。
朝日新聞では、カラーのポッチを使って色を合わせていると言っていたが、
スポーツ紙はそういうことはしないのかな。
とにかくこちらとしては、色がきれいなものがいいし、それに中身まで読んでいるほど
ずうずうしくないので素早く確認して二紙購入。
家へ帰ってよくよく写真をみればなにやら左手のポーズがどこかで見たような。。。。
右手と左手の違いこそあれ、３歳児となにやらポーズが似てますぞ。

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ああん。みんなのところ回ると書くことないって書いてあるのに。
どれから書いていいかわからない。
昨日のＰＴＡの集まりも面白かったし、蜜虫の社会科見学の話も書いておきたいし
（そろそろ記憶があぶなくなってきているし）
タバサの演劇鑑賞会のことも書きたいし、新聞でみた気になった記事のことも書きたいし。接骨医のことも書きたいし。。。。
そういうしているうちに明日は歌舞伎だし。。。
こうやって書いている途中でも蜜虫に乗っ取られそうだし。。。

取りあえず気になっている記事をひとつ。
稲垣吾郎主演の舞台「月晶島綺譚」で相手役の人形ラヴィ―をあやつってらした
ホリ・ヒロシさんの人形による公演と解説が２４日（土）午後１時〜５時
渋谷区の実践女子学園大講堂であるらしい。
その他にも岡野弘彦氏による「ニューワールド源氏物語」とかあるらしいのだが、
夕方から予定が入っているので行かれるどうか。
もしここを見ている方で見に行かれるようなことがあればぜひ
教えてほしいと気になっております。
ちなみに�щｳ育文化振興　実践桜会（０３−３４０７−７４５９）

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ヒット数が１０００いったぞぉ――――――――――――――!!
お祝いだ―お祝いだ―!!!!
・・祝ってくださいね・・。

蜜虫　

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先ほどＮＨＫのニュースで養老猛司氏が「和の国のなんたら」という環境会議の役員になったそう。解剖学が専門なのに何故かなという話になって、
環境も考えていけばリサイクルできないものはない。という話から
昨日の「時間の迷宮」の話になった。
人間も臓器移殖どころではなく、骨も皮膚も移植が可能になっていくのかもしれない。
考え方を変えれば、保存方法さえ良ければ1000年も生きるというパーツを埋葬していいのか。
左手を移殖した人。見なれない左手を眺めながらも自分の手と認識していく。が、手の方は免疫抑制剤がいるということは体の方を自分のものと認識せずただ生きていくための
動くための栄養源としか見ていないのだろうか。

蜜虫は、歯が何度も再生が利くというところで、「ええっ、何度も生え変わるの〜？嫌だなあ」と。そうかあ。ちょっと想像したら怖いかもなあ。

昨日はお客様がいらしていたので、最後の方しか見ていない「時間の迷宮」。
最後の方だけでこんなに語っちゃうのもなんだがなあ。

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蜜虫ちゃんの中でにわかにブーム。
Ｋさんありがと。
「座りにくいぞ。伊平次」とかいいながら前足いや手と足を
前に出して座っております。

なんかひま取れないので取りあえず。

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蜜虫ちゃんが物語を書きました．

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代休の日、「リトル・ダンサー」見てきましたよ。
終わった直後の感想は、「そういうオチで来たか」なんてクールに言っていたけれど、
うちへ帰ってきたら、
「最初はこうやって足でリズムを取るのね」
トントン。トントントン。
なになになに？おーい。何くるくる回っているの？壁はたたかないで！床もたたかないで！
と見守っている私の鼻ッ先でピタッと止まった。
「こうやって止まるのよね」
確かに。

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何でも比留間賢八という方がドイツからマンドリンをかかえて帰国し日本に紹介してから
100年が経ったそうな。そのお弟子さんたちが伝え伝えて日本に広め今回100年記念ということで本日コンサートが催されたそう。
学生時代の友達からことの顛末を聞きその頃の恩師も出演なさるということで行って参りました。
なにせ、日本のマンドリンの主なところは集まる貴重なコンサート（友人談）と言うことで多岐にわたる演奏が聞けました。
マンドリンとは、２本ずつのスチール弦８本をプラスチックのピックで弾くという今思っても体力のいる演奏方法。
アップダウンの歯切れの良さとトレモロのまろやかな音色が特徴かと思う。
200人ほどの会場に補助席立ち見席と満杯の中はじまったコンサート。
コンダクターのコミカルな指揮振りに圧倒されたものの、キレイな演奏の導入部ですっかり学生の頃の記憶がよみがえり充分楽しませてもらった。
後に進むに連れて前出のチャップリンのようなオーバーな指揮振りのコンダクターは、
ドイツ在住の越智敬氏とわかる。割と無表情で演奏する人が多い中、人懐っこい笑顔で
登場。小柄なせいもあるが大げさな身振りもせずに弾き始める。
マンドリンでこんなまろやかでやさしい音がでるのかと思う程鈴をころころ鳴らしたような音色でしかも軽やかに弾き進む。まるで森の中の妖精が切株に腰掛けて奏でているようだ。

マンドリンを弾き始めた頃の弦の痛さ、硬さが思い出され、二度と弾くことはないだろうと思っていたが、こんな音がでるのならまた弾いてみたい。
最後に演奏されたのはビバルディの二つのマンドリンのための協奏曲だったが、マンドリン、マンドラ、マンドチェロ、ギター、コントラバスと音域の違う楽器を使って音に幅が出、さながら宮廷で演奏を聞いているようだった。

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