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復活! マイケルの「小さなことからコツコツ党宣言」

先ずは自分と周囲の人が幸せになるにはどうすればいいかを考えてみる。

基本的にFacebookに書いたものからエントリーを厳選し、実名やらを編集したり、ひまじんの文字数制限を満たす様に削ったりしてます。Facebookの方に興味がある場合は、コメントなどでお知らせください。でも、後で思いついた小ネタをひまじんの方だけに仕込むこともありますよ。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2008-12-10 【閑話休題】 Joao Gilberto 来日中止
2008-12-03 Itxassou (イッツァスー)はさくらんぼの村
2008-12-02 ビアリッツに移動
2008-12-01 サンセバスチャン続き
2008-12-01 サンセバスチャン
2008-11-18 ビルバオ2日目
2008-11-14 ビルバオ 1日目
2008-11-13 エールフランスと「Bond, James Bond」
2008-11-12 バスクに行ってました
2008-10-24 再来週旅行でヨーロッパに行くので


2008-12-10 【閑話休題】 Joao Gilberto 来日中止

腰痛で飛行機乗れないらしい。

http://www.joao-concert.jp/

もともと11月初旬に来日の予定が、今週末に延期。
当初の日程だと旅行と重なっていたので、延期の話を聞いた時はちょっと嬉しくもあったのだが。

御大の体調が良くなり、また来日できるようになることをお祈りいたします。

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2008-12-03 Itxassou (イッツァスー)はさくらんぼの村


Biarritzの駅でレンタカーをピックアップし、まずは「旅」という雑誌に載っていたItxassou (イッツァスー)というさくらんぼで知られる村へ。
とはいうものの、大した地図も持ち合わせていなく、ホントに辿り着けるのか全く自信がない(笑)。

まぁ、前にアンダルシアに行った時も運転しているうちに、町の観光案内の標識(黒丸の中に白抜きで小文字の i )に出くわしたりしたので、まずは適当に流してみる。
すると、案の定、Biarritzの隣町、Bayonne(バイヨンヌ)の観光協会が見つかった。実は目的地とは反対方向だったが、さほど大きな時間のロスはなかった。

ここでちょっとまともな地図を貰ってリスタート。この地図自体もそんな大したものではないのだが、田舎の道だから目指す村とその周辺の町の名前、あと自分の居場所を知るための手がかりとしては充分なものでした。

そんなわけで後は道の案内表示を見ながら何とか辿り着きました。

イッツアスーでの目的は、名物のさくらんぼ料理を食べさせてくれる小さなホテル兼レストランで昼食をとること。
ところが着いてみると、このお店が休み... 確かに定休日は水曜と本にも書いてある。(が完全に見落としていたよ...)

小さな村のちょっとした広場にもう一つ、オーベルジュがあった。ガラス窓越しにちょうどどこかの家族が食事中なのが見える。
ところが店内に入ろうとすると、店中の人が一斉に同じ方向を指差す。

指差された先にはバーがあって、行ってみるとこのオーベルジュのチェックインをするところだった。
食事だけの利用のつもりなのに、宿泊客だと勘違いされたらしい。
まさか宿泊客専用の食堂と言うわけでもないと思うが、何だったのだろう?
フランスに入った途端、言葉が通じなくて、珍道中の様相を呈してくるようになった...

で、このレストランは同じさくらんぼの村にありながら、さくらんぼのメニューは無かった...
食後のデザートのガトーバスクくらいはさくらんぼジャム入りを期待したのだが、それも無かった。

ただ、微妙な塩加減が絶妙で、僕としては今回の旅で連日食べたガトーバスクの仲でも一番おいしかったと思っている。
で、嫁と二人で、この塩味は桜餅の葉っぱに通じるものがある! さくらんぼの村だから、葉っぱも有効活用しているに違いない!
そう確信したので、早速、そのことを問いただしてみようと思った。

... が言葉が通じない。

英語は全然ダメ。で、隣のテーブルのお婆ちゃんがスペイン語がわかるということで、何とか頑張ってみたが...

「日本人って桜の葉っぱを食べるの!?」と驚かれただけだった。

確かに桜の葉っぱを塩漬けにして、料理に使う風習は多分欧州にはないだろうことは、冷静であれば容易に想像がつくことだが...

写真
イッツアスーの村 バスクのフランス側は白壁に赤という配色がかわいい
これが絶品ガトーバスク(だけどさくらんぼジャムは入ってない)

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2008-12-02 ビアリッツに移動

San Sebastian から次の街、Biarritz(フランスです)へもバスで向かう。
ただあまり本数は多くなく、午前に1本、午後に1本ずつ。

Bilbaoからは高速を通ってきたけど、Biarritz行きのバスはいくつかの町を経由する関係か、ずっと下道を通ってゆく。途中、スペインからフランスへと国境を越えたのだが、途端に建物の雰囲気が変わったのが印象的。

生憎の雨模様の中、バスは進んだが、1時間ちょっとでBiarritzに着いたころには小降りになっていた。街の中心近くの終点のバス停留所で降りる。

この日はレンタカーを借りてBiarritz周辺の小さな村を何箇所か訪ねる予定だ。
まずは駅に行ってレンタカーをピックアップせねば。

親切な人に助けられ、近くの大通りから駅行きバスに乗れた。
(Biarritzは、避暑地として有名な場所なのに、街の中心部と駅が離れているのが残念。)

で、駅に着いたのだけど、レンタカーの事務所が見つからない。
僕が日本から予約したのは「National」なのに、駅には「Euro Car」と「Avis」しかなく、しかもどちらも窓口は閉まっている...

小さな駅の待合室で嫁に荷物を見てもらい、雨の中を探してみると、駅の前の通りを数十メートル行ったところに、プレハブの建物があり、そこに「National」のロゴがあった。

しかし、これがどう見てもレンタカーの事務所には見えない。
そこにいる人に聞くと、電話をすると駅から車で5分ほどの空港から係の人がやってくるという不思議なシステムらしい(さすがシーズンオフの避暑地!)。 ビアリッツのNationalはピックアップ場所として空港か駅を選べたのだが、これだったら最初から空港でレンタカーすれば良かったよ...

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2008-12-01 サンセバスチャン続き


前回貼れなかった写真をば

・サンセバスチャンはこんな風光明媚な所でもあります
・街のケーキ屋さんのディスプレイ 真ん中が「ガトーバスク」。美味!
・バルで食べたセップ茸のソテー。高かった(16ユーロ)けど美味しかったです。

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2008-12-01 サンセバスチャン


バスにてBilbaoから1時間強でSan Sebastian へ移動。
前日から嫁の時差ぼけが激しく、この日はトータルで16時間くらい寝てました。

San Sebastian は美食の町。
雑誌によると、スペインに6軒あるミシュラン三ツ星のうち3軒がこの人口20万人に満たない町周辺にあるのだとか。予約だとか服装だとかが面倒だから、その手の店は今回は縁がなかったんですけど。

そんな町では、バルめぐりもとても楽しい。

いわゆるピンチョスという小さいポーションのおつまみ系を売りにしているお店が多い。
ピンチョ(串)という語源が示すとおり、青唐辛子とアンチョビが楊枝に刺してあるものがあったり、バゲットにスペインオムレツが挟んであったり、パンの上に海老マヨが乗ってたりとか、割とオーソドックスなものから、小さな創作料理みたいなものまで様々で、どの店も個性があって、ついつい梯子をしてしまう。

で何を食べても地元の白ワイン「チャコリ」にあうあう!

San Sebastian のレストランやバルでは月曜や火曜が休みのところが多く、いくつかお目当てにしていたところが休みだったりもしたけど、全体的にレベルが高くて、とても感激。値段も一品1.5〜2ユーロとか日本じゃありえないほど良心的。茸の炒め物の大皿だけはちょっと割高感あったけど(16ユーロ位した)、それもとてもおいしかった。

そんな味を自宅でも再現してみたくなって、食材やさんでも色々買い込んでしまった。
ツナ、ボルチーニ茸、青唐辛子、アンチョビ、ホワイトアスパラガス、そしてチャコリ!

あとガトーバスクもおいしかった!
この地方伝統の焼き菓子で、カスタードクリーム入りや、ジャム入りがある。おやつに一日何個も食べてしまった。

海も綺麗で風光明媚なところだけれど、食い倒れの思い出しかない San Sebastianなのでした。


【写真】

夜の旧市街 バルが僕らを呼んでいる
古典派ピンチョス こってりした海老マヨがお気に入り
ニューウェイブ カニ、アボカド、レガリス(って何?)の3種のアイス

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2008-11-18 ビルバオ2日目


日曜はまずホテルのビュッフェでのんびり朝食のあと、翌日の移動のためにバス
ターミナル(前日に閉まっていたところ)でチケットを買い、更に徒歩でグッゲ
ンハイム美術館に向かいました。

ニューヨークのグッゲンハイムも充分に変な建物ですが、ここもまた奇天烈な建
物です。
モダンアートが中心なのですが、あまり得意なタイプの展示ではありませんでし
た。

そういえば007の「The World is Not Enough」の冒頭のシーンにこの建物が登
場してましたね。
(もう一度見直さねば…)

ここには六本木ヒルズにもある蜘蛛のオブジェもありますが、「Puppy」という犬
のオブジェがお気に入り。
Puppyは暖かい季節だと表面を覆っている花が咲いて綺麗だと思います。

この日はお店も開いてないし、雨も降ってるしで、ホテルの部屋でうだうだして
ました。嫁が時差ぼけでダウンしていたので、晩飯もお預けです。

六本木にもある蜘蛛の彫刻
Puppy、表面は花で覆われてます(正面から見ると豚っぽいけど犬です)

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2008-11-14 ビルバオ 1日目

ビルバオの空港はびっくりするくらい小さくて、閑散としてた。
建物出てすぐのところに停車していた、街の中心に向かうバスに乗る。

高速経由で30分もしたところで、異様な建物が目に入る。
グッゲンハイム美術館だ。

それにしても空港から街が近い。
そして想像以上に街の規模が小さいかも。

僕自身は自由気ままな旅が好きなのだけれど、さすがに結婚してからはそうも行くまいと思い、ビルバオでの宿は日本から予約しておいた。

空港バスの2つ目の停留所にして街の中心・モユア広場の近くのHotel Carlton。

http://www.hotelcarlton.es/

ホテルの検索サイト経由での予約だったのだけど、5つ星ホテルの割には1泊100ユーロもしなくて安かった。
まぁ、レビューには過大評価とのコメントが多かったし、実際それほど大したところでもなかったが。

で、来る途中に薄々感じてはいたのだが、お店が全然開いていない。
更に宿にチェックインしてから、ホテルの近くを歩いてみたが、開いてるのはパン屋くらいか。

バルで軽く食事をした後、ホテルに戻って聞いてみるとこの日は、諸聖人の日とかいうカトリックの国独特の祝日らしい。
もともとヨーロッパは日曜に開いているお店は非常に少ないので、2日連続で買い物が出来ないことに気づき、愕然とする。

一月くらい前に日本で調べた時は日曜の夜にサッカーの試合があるとのことだったので、スタジアムへの行き方を確認する。
宿から歩いて15分くらいか。チケットとユニフォームを手配した。

隣のバスターミナルで翌々日に移動するバスの切符を手配しようと思っていたが、休日のシフトでお昼時は窓口が閉鎖...
なかなか思うようにいかないことを呪いつつ?ホテルに戻り仮眠 Zzz...

8時頃起きて、何気なくテレビをつけたら、おや?明日行われるはずの試合をやっている! 
慌ててチケットを見ると試合は間違いなく土曜日開催なのです。慌てて会場に向かいましたが、後半5分くらい過ぎてからの入場になってしまいました。

旅先で野球やサッカーの試合を過去にも何度か見たことがありますが、僕が見に行くとなぜかホームチームが不甲斐ない試合をしてしまいます。僕らが着いた時点で Athletic Bilbao は Villarreal に対し、1-2で負けてましたが、その後、全く良い所なく、目の前で更に2点決められてしまいました。パスも遅いし、動き出しも遅いし、誰もサポートいないし、ポストプレーの後は必ずボールを奪われるし... 試合が終了すると、選手はそそくさとピッチを後にしてしまいました。バスク人だけで構成されたチームで、過去に2部に落ちたことがないという伝統を誇るチームらしいですけど、あまりにも情けない... (今は降格圏にいます)

で、この日は夜10時から食事。
皿いっぱいに盛り付けられたハモン・イベリコ・ベジョータも魚介のスープも美味! メインのバカラオのピルピルはちょっと微妙?な味だったけど、チャコリという白ワインがうまくてすいすい飲めてしまいました。

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慌ててスタジアムに駆け付けたので、カメラはホテルに置いていったのです。ゴメンナサイ。 生ハムだけで結構お腹いっぱいになったんですが、味は意外にもお昼のバルで食べた生ハムの方がうまかったです。 / マイケル ( 2008-11-16 21:46 )
ビルバオ対ビジャレアルの生観戦ですか。濃いっすねえ(笑)。皿いっぱいのお料理、画像はないんですか?えらい美味しそうなんですけど!! / フィー子 ( 2008-11-14 21:37 )

2008-11-13 エールフランスと「Bond, James Bond」

今回のバスク行きのキャリアはエールフランスにした。

成田とCDG(シャルル・ド・ゴール空港)の間は1日に4便あり、しかも夜9時半頃の便がある。
仕事をさくっと終わらせて、金曜の夜便で行けばCDG乗り継ぎでビルバオに現地時間土曜日午前中に入れる!
他社便で土曜の朝一に飛んだところで、同日の夜8時頃の着だからこの差は大きい!

帰りのビアリッツからパリへのフライトはオルリー着。空港からの市内へのバスはモンパルナス駅に着くので、ここに荷物を預けてパリを半日観光することにした。
CDG行きのバスもここから出ているしね。で、現地を堪能した後、金曜深夜に発つフライトに乗れば日本の土曜の夜に家に帰れる。

さて出発当日の昼休み、家にいた嫁から緊急の電話がかかってくる。

 エールフランスからの電話で、急遽機体が変更したため、搭乗できる人数が少なくなってしまった。
 ボランティアで翌日のフライトに移ってくれれば○○ユーロの謝礼、とのこと。

むむむ! 最悪空港で足止めを食らうのか?

しかし先述の通り、ビルバオで半日滞在が短くなるのはいやだったので、先方からのオファーには目もくれず、成田へ急行!
幸い2時間半前に無事チェックインできた。それにしてもカウンターでも特に混乱は見られず、本当に乗れない人がいるような事態が起きているような気がしなかったのだが。

成田の免税店で、007シリーズの悪役をモチーフにしたスウォッチが売っていたので、つい購入。

http://www.swatch.jp/007/007-01.html

Jawsのがカッコ良かったけど、ちょっと高かったので、僕が「女王陛下の007」のBlofeld、嫁が「007は二度死ぬ」のBlofeld's Catのものにしました。

CDG着は朝の4時。パスポートのチェックはあったけど、パスポートに判は押されなかった。

朝早すぎて、ビルバオ行きのフライトが飛ぶターミナルまでのバスもとりあえず動いていない。
コーヒーショップとかも未だ開いてなかったし、本読みながら時間を潰す。
それでもバゲージスルーだから気分的に凄く楽。6時チョイ前にターミナル間連絡バスで、真新しそうなターミナルに移動。
7時台のフライトで飛べば、ビルバオには9時半に到着。 早い!

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2008-11-12 バスクに行ってました

先週お休みを戴いてバスクに行ってきました。
バスク...周りの人に聞いてもピンと来る人は誰もいませんでした。

大雑把に言うとバスク地方とはピレネー山脈西部に位置し、フランスとスペインにまたがり、ビスケー湾に面するエリアのことです。

当初、今年の休みはニューヨーク+マイアミか、同じスペインでもアンダルシア行きを目論んでました。

だけど初夏頃からか、新潮社の「旅」や阪急コミュニケーションズの「Pen」などで、相次いでバスクの特集が組まれ、無印良品でバスク織が販売され、テレビのグルメ番組で「イベリコ豚の次はバスク豚!」なんて紹介されるのを立て続けに目にし、もう僕ら夫婦の間では、「バスクが〜キターッ!」状態。

旅: http://www.shinchosha.co.jp/tabi/200807/tok01.html
Pen: http://pen.hankyu-com.co.jp/bn/index.html

まだユーロが160円を超えていた頃に、航空券を手配してしまいました。
だからこの2か月くらいの急激な円高ユーロ安には特別ボーナスを貰ったようでとても嬉しかったです! (ただうちの会社の株価も半分になりました)

今回のルートは、

成田〜ビルバオ(パリ経由)2泊
〜サンセバスチャン 2泊
〜ビアリッツ 2泊
〜パリで半日観光後、帰国

です。詳細はまた書きます!

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フィー子さん、珍しいですよ。大体、スペインと聞くとフラメンコとかガウディとかの印象が強いらしく、なんでそんなマニアックなところへ? とよく聞かれました。 / マイケル ( 2008-11-16 21:51 )
ピンときますきます!! / フィー子 ( 2008-11-14 21:35 )

2008-10-24 再来週旅行でヨーロッパに行くので

ここのところの急激な円高ユーロ安はひじょうーに嬉しいんです。
ただ社内持ち株会で買った株価も取得時の半分になったのですが...

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