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ヒポコトリの「書を捨てないで 町へ出る」


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はじめまして    chCCygEPcF

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2003-12-07 ROKUDENASHI−Oui
2003-12-06 ハリィポツタァァ
2003-12-03 大人って汚い
2003-12-03 コネキタ━━━ヽ(∀゜ )人(゜∀゜)人( ゜∀)人(∀゜ )人(゜∀゜)人( ゜∀)ノ━━━ 
2003-12-02 ケヴァい予感
2003-12-01 サニエタソが…
2003-11-30 新・映画「飛ぶ教室」を見て(ネタバレはしてない)
2003-11-30 続・映画「飛ぶ教室」を見るも(ネタバレはしてない)
2003-11-29 同族嫌悪
2003-11-27 映画「飛ぶ教室」を見たが(ネタバレはしてない)


2003-12-07 ROKUDENASHI−Oui

「分かったわ」
「ええ」
って感じで使われてるらしきこのフランス語の”ウィ”とか”ウィー”。
正しきカタカナは”ウィッ”っぽい。ウを強く。

つまりYes,NoのYesだが、若者の間で”ウェ”と発音するのが流行ってるらしいのだ。
そしてこの”ウェ”と言う発音の仕方は英語風らしい。
”ウェッ”とか”ウェー”とか言ってるのだろうか。
日本語だと1つの文字の発音を変えるセンスって考えにくいから、この流行る部分ってのが面白いね。
金をキムと読むのが流行っても、「キ」「ム」って言ってそうだ。

若者的なかっこよさと言うのがフランス人にある母語愛からちょっと抜け出たセンスというものだったりするのだろうかと考えたりする。

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2003-12-06 ハリィポツタァァ

学校の図書室で雑誌「スクリーン」を6冊もらえた。
2002年6月号と2003年の3〜7月号。
7ヶ月以上前のは貰えると知り早速行ったがこんなに貰えるとは。
ま、この学校は図書室に縁の無いような人間の集まりだから。
それは「たけしの平成教育委員会」に出た、卒業生である某芸能人の成績が最下位なほど。

それが2週間くらい前の話。
この雑誌は投書欄や文通コーナー等の古めかしさに年季を感じるものの(1951年創刊)やる気の出てくる良い雑誌だ。
家でじっくり読むとなるとハリウッドのページ(つまり全て)もちゃんと読む事になるが、何とも面白そうに思えてくるのだ。
立ち読んでる時はセンスに呆れるハリウッド女優の羅列も、眺めてるだけで心が高揚してくる。

ハリーポッターのハリー役のダニエル君が来日記念だかで特別インタビューが載っていたんだが、その内容にまた心を動かされた。

ハリーポッターなんて作者はイギリスイギリスうるさいし主人公なんて何の努力もしてないただの英雄崇拝でしかないし加えてあのドラクエの主人公みたいな演技は何なんだよ、ところでこの映画どこが盛り上がったのよ?ハーマイオニータソも可愛くなくなったしもう見ねぇよヽ(`Д´)ノ ウワァァァァァン
と、このイギリス文化めと思うも、それに至る事情も色々想像できたのでアガサ・クリスティーを読む事になる。

これが半年くらい前の話。
アガサクリスティーの短編はもうイギリスでしかなかったが、なんかイギリス事情が分かってきた。
「今度はどこの植民地に行こうかしら…」
とかビックリしたね。
(その迎え方はあたかもフランス的で)
とか
(ドイツ的で)
とかもうイライラする。
それ含めて本自体は面白いんだけど。
短編はもう話自体がそうなっているから辛い。

と言うわけで、まっそんな文化なんでしょと黙認した私はハリーポッターを2作ともレンタルしたが、面白かった。
話のつじつまなんてどうでもいいんだよね、部分が面白ければいいんだよね…
しかし無理矢理160分に収めるんじゃなくてTVシリーズにしてくれて良かったのに。
あんなの本を読んだ人のための映画だろ。

監督がこの映画を古典にしたいと言っていたのが心に残った。
>[古典]
>(1)学問・芸術などの分野で、古い時代に作られ、長い年月にわたる鑑賞を経て、
>現在もなお高い評価を受けている作品。
まさにこれだろ、そうしたいのは何だかとても分かる気がした。
しかしそういうのって萌えないんだな。


スクリーンの話に戻るが、2003年7月号の小特集「ここから明日のビッグ・スターが生まれる!フレッシュ・スター38人」にサニエタソが載ってター(´∀`*)
来日した時の写真だ。あんま写りが良くない。
他を見れば、既に個人的ベスト10に入っているダコタ・ファニング、ブリタニー、ブノワ・マジメルさんらもいて、自分って…本当に新参者、と思わされた。

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2003-12-03 大人って汚い

Do not trust such men as praise you to your face.

(面と向かってほめるような人を信用するな)

って英文があったが…とても身に覚えがあったのでちょっとショックだった。
つい、すごいなーと思った人に話のついでに誉めてたから…
キレイに言えばただそれを伝えていただけさ。

しかし気づいたが…これは女が男に誉められる事を言ってるんじゃないか。
なんだよ〜
結論・無かった事に

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2003-12-03 コネキタ━━━ヽ(∀゜ )人(゜∀゜)人( ゜∀)人(∀゜ )人(゜∀゜)人( ゜∀)ノ━━━ 

(2個下の日記→1個下の日記 の続き)

今日は早速本屋さんで聞いてみた。
外国の雑誌を取り寄せることはできますでしょうか?と…
無理ですねえ…と…

終わった…

そのまま去るのも悲しいのでフランスの映画雑誌を探したらswimming poolの写真があってちょっと(´∀`*)ウレシイ
しかしファンは目にしてて当然のワン・シーンであった。

そんな気分で塾を終え先生の所で画集を見ていた。

…そういや先生は画集の入手手段でよくコネを使っていたよな…
先生の知人の知人では確実にいそうな気がした。
いやいや先生と言えど距離を保った関係なんだよ…致命的にそこまで親しくも無い。
ので、友達に「フランスに知り合いいないかしら」と話して話題に持っていき、先生から持ちかけてくれないかと試みた。

無理だった…

コネなんてねぇよ…いつもこんな時に付き合いの悪さを反省する…してどうなる事もない…

この悲劇を母に話そう…
あ、母?そういや最近、素敵な知人がいて娘がスチュワーデスだという話を聞いていた。
フランスに飛び立ったりしないのかしら!?

小さな希望が生まれた

会うやいなや早速話してみた。

母「そう言えばフランス行くって言ってたわよー!」
キタ━━━(゜∀゜)━━━!!

母「あ、でもフランスに行った所だったかも…いや来週行くだったか」
ぬか喜び(´Д`;)ヤメレ…

私「でもそのブルジョア(その人)に頼むならともかく娘だからねぇ、頼みにくいね」
母「娘じゃなくてその人よーちょうど用事があったから早速電話するわ」
キタ━━━(゜∀゜)━━━!!

私はほんのり発狂した


家に帰り電話する母…電話越しに会話を想像する…

キタ━━━(゜∀゜)━━━!!
キタ━━━(゜∀゜)━━━!!
キタ━━━(゜∀゜)━━━!!
キタ━━━(゜∀゜)━━━!!
キタ━━━(゜∀゜)━━━!!
キタ━━━(゜∀゜)━━━!!
キタ━━━(゜∀゜)━━━!!
キタ━━━(゜∀゜)━━━!!

なんと、今度の土曜日から娘とフランスに行くらしい!!!!!!!!!!!!!!!!

しかもサニエタソの出た8人の女たちも見たそうなのだ。
サミエルさん?だかは知らないがカトリーヌ・ドヌーブがどうのこうの話しておられました。

しかも娘も見たそうだ…いやーこれは良いんでないのー

しかも500円程度で手に入るし…お礼の仕方は母に任せるとして…

この知人の話は2ヶ月前に知り合ったらしいが最近やけに聞かされていた。
そして母は私のかぶれっぷりを話していたらしい。
同い年の息子がいるが私とは逆で日本が1番良いと言ものだから、そういうかぶれは生かしてあげないと、と言っていたらしく私の印象も与えていたようだ。
そんな、高くて湿度のあるよう声のその婦人には根っからの素敵さを感じていた。
そして聞けば聞くほど私の理想とする性格や暮らしぶりをしておられた。
だからいかに遠いかを感じつつ、珍しく面白く聞いていた。

珍しいものだから違和感を感じていた。
「違和感」これは何かの前触れにすぎない。
私がサニエタソを手に入れるための神のお導きだよ…

先頭 表紙

あらそうなの?(゜Д゜)  イエナはつぶれたらしいが置いてそうな店がいくつかあったわ…見に行きたいからついでに1冊買おうかな。金があれば…  浮浪者は、汚いからすぐ払ったんですよ。なぜか無臭だったけど / ヒポコトリ ( 2003-12-03 21:33 )
名前を見れば見るほど日本人のそれも2ちゃんねらーに見えるYO! / ヒポコトリ ( 2003-12-03 21:12 )
あと浮浪者に寄りかかられてキタナクなかったの?(゜д゜ ? / りさ子 ( 2003-12-03 15:08 )
つーか青山ブックセンターとかに電話すればない?あとつたや六本木とか。どこでもありそうな気がするけどなー。イエナとか洋書扱ってる書店とか。あと本を探すwebの逆オークションとか... / りさ子 ( 2003-12-03 15:07 )
俺はフランス人だ。コテハン見れはわかるだろ? / ゜∀゜ )モナムプートゥア♪ ( 2003-12-03 01:15 )

2003-12-02 ケヴァい予感

 


先頭 表紙

2003-12-01 サニエタソが…

サニエさんがフランスのMarie Claire12月号の表紙らしい。
インタビューphotoなんかもあるって言うし…欲しいのだけど…
ルミネの本屋の洋雑誌コーナーにMarie Claireの字あったよな〜と今日1日ウキウキして見に行ったがそれはやっぱりアメリカのだった…
悔しくて紀伊国屋にも行った。無かった。
Marie Claireって何かポピュラーなものよね、と言うアバウトな存在だったけどさっき必死に調べて分かった。
フランスから生まれて各国別々に出してるんですか。
ELLEとかVOGUEとかの謎も解けたわ。
まーそういうわけで私の欲しいフランスのMarie Claireはオンライン注文の品にも無かった…疲れた…
洋雑誌って書店で注文できんのかしら…
明日とりあえず聞いてみよう。
それにしても何だかすごく疲れた…
しかしなぜ3ユーロのものが1300円になるかねえ…

先頭 表紙

ほんとだよ。特にアメリカ人のセンスは分からん / ヒポコトリ ( 2003-12-03 01:01 )
別人でびっくり。上から二つめの写真はんぎょえーって感じだね。 / ヒンヒン ( 2003-12-02 16:43 )
最近ケヴァイ路線ばっかだったからこれ見て安心したよ。髪型もステキ / ヒポコトリ ( 2003-12-01 23:24 )

2003-11-30 新・映画「飛ぶ教室」を見て(ネタバレはしてない)

ネタバレはしてないが、感想なので映画を見ようと思ってる人は下を見ない事を勧めます
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話の流れに無理があると駄目だって人には勧められない。
でも本当に良かった。
歌があるんだけど、その歌詞が全て身に染みてくるもので涙が溢れてしまった。
普段ひねくれている割に、こういう物に対して単純になってしまうのが自分に対する大きな謎である。
しかもその歌の音楽がまた良かった。
そこが1番盛り上がる所なのだが(盛り上がりのある映画は好きだ)、CGの世界の観点から見れば稚拙な映像なんだろうけど感動が深まっていくのを感じた。
その時に発している掛け声的なものがあり、その言葉自体には意味の無いフレーズなんだけどこれもまた心に響いてきた。
これを演出と言うのだね…。
ドイツ語で聞き取れるのは”ダンケ”だけである私は字面でしかそのメッセージを受け取れない。
それは悔しいと言うより勿体無かった。

あと個人的な要望はいくつもあるが、1つ意見を言うとすればもうちょっと世界観を、特に外の世界観を感じさせて欲しかった。


そしてここからはもう俗でしかない感想である。
あの右から2番目の子含め子供らの愛くるしい様だ。
私は無知な子供は嫌いだが(つまり子供は嫌いである)、鑑賞用である映画の子役は私にとって最高の文化なのである。
私の最も好む外見であった右から2番目の彼は、ポスターには登場していると言うのにキャストのページを探しても顔が無かったのである。
だから私は1番近いと思われた主人公かと思っていたが、その希望は映画の冒頭で早くも破れ去った。
しかも話が進んでポスターで見覚えのある顔が出揃っても彼は出てこなかったのである。
だから地味にショックを受けていたのだが、あるシーンからいきなり彼が登場し始めたのだ。
それはいかにも「ちょい役」だったが、セリフはちゃんとあったのでもう満腹である。
いやいやそれにしても目の瞳の部分がクリクリと大きかったなあ。
それはそれで充分なチャームポイントだったが、将来性を考えるとこういったクセは致命的なのである…と、お気に入りの子役を見つけるたびにおせっかいな心配をする。

これは冷静な分析だと思うが、メインキャストらの内の1人にウリーと言ういじめられっこ役がいるのだが(いかにも育ちの良さそうなポスターの左から2番目の彼の役)この役は彼ではなく、私のお気に入りの彼が合っていたように思う。
育ちの良い彼はむしろいじめっ子役の方が上手そうであった。




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感想終わり

ある映画雑誌でこの映画の批評を読んだが、その雑誌の価値を下げるでしかないものであった。
呆然とした。
原作には出てこない女の子役だが、これはいらないと思ったらしい。
しかも、どうやらそれしか言いたい事が無かったらしい。そればかり唱えている。
あの映画を見てそれしか得るものは無かったのだろうか?
批判をすれば批評になるとでも思ってるのだろうか?

以前、批評をするために依頼されて映画を見るのが、ちょっと楽しめなくて辛いと言う批評家の文章を読んだが、そういう相手の立場を考えてもこの批評はいただけなかった。


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2003-11-30 続・映画「飛ぶ教室」を見るも(ネタバレはしてない)

〜前回のあらすじ〜
初めての恵比寿にマイ・バイクで到着。
異様な寒さの中映画が始まるまでの1時間半を耐えた主人公・私は映画館の中へ。
すると温かみのある暖かさに目をやられたのだった……


目薬を2回指せば目のショボショボは完全に回復した。

受付番号のあるこの映画館では1〜10、11〜21…と10人ずつ入場になるのだが、私は68番だったので(席は230席くらい)何となく気を大きくして待っていた。
どうやら満席のようなので1時間半の苦労は報われたと言えよう。
そして手馴れた感じで30番までの方〜40番までの方〜と呼びはじめ、もうすぐだわとほんのりドキドキしていた。

ろくじゅうはち、ろくじゅうはち……「60番までの方〜」キタ━━━ヽ(∀゜ )人(゜∀゜)人( ゜∀)人(∀゜ )人(゜∀゜)人( ゜∀)ノ━━━と思って前に進んでチケットを渡してしまった私…

お姉さんはそんな客にも慣れてるであろう事が伺える対応であった。

私は映画館では決まって通路沿いの席を選ぶ。
足が組めるからだ。
そしてスクリーンに向かって右側の方を。
これは字幕が下でなくて右に出る不親切な映画の存在のためである。

やけに中央を好みこっちはちょっと右だな…あっこっちはちょっと左だ…と見苦しく真ん中を探っていたのも過去の話である。

あと昔の話だが、珍しい事に1番前が良いと言う人がいた。
その人は広末ファン(女)で広末映画を見に行ったが(しかも2回)それも経験か…と1番前の席に付き合った過去。
しかも500席規模の巨大スクリーンだったし…。

…仮にも芸術家を目指すなんて人にこだわりは大事である。



無駄に長くなったが文章を削るのも身を削られる思いで辛いので次の日記へ


先頭 表紙

2003-11-29 同族嫌悪

電車に乗り出発を待っていると、浮浪者らしき人が千鳥足で隣に座った。

あまりにもヨロヨロするので、浮浪者の左隣の人は席を立った。

皆の視線も浮浪者に集まっている。

私はこの状況がいかにも日本人らしくて嫌いなのだ。

”見て見ぬ振り日本”そんな俗っぽいフレーズが浮かんだ。

私は細かい事は気にしないのよーオホホーと挫折気味のヒトラーの本を読んでいた。

と思いつつ人一倍ゲロ恐怖症である私は(どうやって席を立とうか…)と冷や冷やしていた。

(ただのサラリーマン酔っ払いならすかさず無かった事にするのだが…)

迷決断力の乏しい私だ。電車は出発した。

浮浪者はついに寝っ転がった。

足もめちゃくちゃ私の足の上に乗り、これはもう細かい事ではなくなっていた。

こういう浮浪者は確信犯である事を知っていた私。「大丈夫ですか」

(やった)と思った。私は日本人らしくない行動を取れたからだ。

浮浪者は浮浪者らしい微笑みをした後、とりあえず大人しくなった。



母音しか話せないその浮浪者の言う事は聞き取れなかったが身振りで分かった。

浮浪者「あんたはなぜ話しかけるかね、ホラこの周りの人を見てみぃ、いつもワシ
を見るんだよ、ワシはいつも見られるんだよ、ワシ、ワシャァ…」

私「酔っ払っててわからないよ」

しかし悪態の変わらないその浮浪者はやけに寄りかかってきた。

「寄りかからないで下さい」と腕で押すとその時停車していた駅で降りた。

浮浪者は向かいの席にめちゃくちゃアタックしてから逝かれた。

(この席を選んで良かった…あのゲロ吐き予感最高潮の席とこの席と、両方空いてたんだよ…)

私は昨夜、人生の小さな分かれ道をはっきりと見た。

先頭 表紙

2003-11-27 映画「飛ぶ教室」を見たが(ネタバレはしてない)

日曜日(11月23日)に恵比寿ガーデンシネマを初体験した。
飛ぶ教室の公開日は11月22日である。
何か必死だ。

この映画、日記のネタにするくらいやけに期待しすぎていたもので、見る前からどことなく見る事への惰性を感じていた逸品である。

どうやら9月28日から待ち遠しがっていたようだ。
確かにこれは待ち遠しく待つ期間としては長い。
おかげで何度と映画雑誌で目にした事か。
しかもある雑誌ではブラウンバニーのネタバレが堂々と載っており、目にしてしまった…あのクソが。

とは言えこの映画はその期待に応えるに充分な役割を果たした。


恵比寿に行く事自体初めてであった。
”恵比寿ガーデンプレイス”
そんな甘い響きに騙された私は寂れた実態を目撃する事になる。
ここがあの”恵比寿ガーデンプレイス”ですか?…こんな…切ないまるで地方の慢性的な赤字経営のテーマパークのような光景があの”恵比寿ガーデンプレイス”で、ありましょうか?…いや、そうであるはずがない…そうだよ…ここはオフィス街なんだよ!…そうだよ〜ほら〜、なんだよ〜笑わせるなよ〜〜……ほら、平日は人がごった返している姿を目に浮かべようではないか………


私はまたしてもMs.LITTLE CUBを利用したが、何ともスムーズに着く事ができた。
それは道が簡単だったからではない。
道路デビューから1年と3ヶ月が経とうと言うこの私の腕前のおかげと言えよう。
しかし自称中級者が1番危いと言うのは周知の事実である。
そして初心者と言えども道の間違いに気づいたのに走り続けていたのも異常だと言えよう。

しかし天候を舐めてかかった私は危うく風邪を引きかける。
しかし時間は舐めるだなんてとんでもなかったので開始までの1時間30分を持て余す事になる。
これはフリーダの2度の失敗の経験からの必然的な結果である。


ここで公開2日目にしていそいそと見に行った理由の1つが明かされる。
公開3日目まで、毎日先着700名にドイツの文房具メーカーのステッドラー社が何かくれると言うのだよ、こりゃーもらっちゃおうよ?と言うわけである。
そして貰えた。
それはおそらくブルジョアジーな少年が嫌味に使用してるであろう雰囲気が伝わる鉛筆であった。
鉛筆が2本、赤鉛筆が2本、丁寧に削られてネクタイが入ってそうなパステルカラーのスカイブルーの紙製のケースに入れられて手渡された。

私はこの後の1時間30分の暇のうち少しを、この鉛筆でヨーロピアンかぶれの恵比寿を気恥ずかしそうにスケッチする事にあてた。

凍えきった体を温めるべく存在する”恵比寿ガーデンシネマ”の暖房は、私の目を映画を見るに障害をきたらす存在であった。
寒い所から暖かい所に行くと目がうまく開けられないように思う。
フン、舐めるなよ?と用意周到な私は目薬を取り出した。

続く

先頭 表紙

何をおっしゃるかねヒンヒンは、何も問題無かね。日付が変わる辺りは時々見えなかったりするのサー / ヒポコトリ ( 2003-11-29 10:55 )
ポメサソそういえば初めまして、終点で気づいたなんて(^Д^)ギャハハ。暖房と言う睡魔は春の眠気ととても似てる / ヒポコトリ ( 2003-11-29 10:54 )
なんか、カウンタ見れないよ!前は見れてたのに。赤いばってんが出るんだよー。メモリ不足ってやつ? / ヒンヒン ( 2003-11-28 01:12 )
今の時期、暖房という睡魔は本当にヤバイ!オイラは電車で爆睡して終点まで行った事あるし。(^Д^)ギャハハ! / ポメ@こちらではオハツです。 ( 2003-11-28 00:35 )

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