
| ホントにちょっと休憩… |
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2008-03-27 入院29日目 |
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| 2008-03-27 入院29日目 | |
やっとガスが出た・・・よかったー。盲腸の手術と同じで、ガスが出て初めて手術は大成功!なので、ブラックジャック君は来るたびに・・・ガス出た?と。はいはい。出たわよー!ホント?よかったよかった。なんか、これでやっとブラックジャック君とも和解が成立した気分。どうも最初の痛い採血以来、心象が悪かったんだよね。じゃあ、まりりんさん。明日から流動出すからねー。やったー。ところで背中のコレはいつ外せるの?痛み止めだから・・・痛くてもいいんだったら今、外してあげるけど?いえ、痛いのイヤだからつけときまーす。確かにお腹周辺の感覚がないからビリビリ効いてんだよねぇ。コレがないと相当まだ傷口が痛いんだろうなぁ。その痛み止めの薬が入ってるボトルを首にぶら下げて歩くのがイヤなだけ。と、いってもトイレに行くのがやっとで、それ以外はほぼ寝たきりだしー。
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| 2008-03-26 入院28日目 | |
お願い。この尿管をどうにかしてーっ!!しつこく何度も懇願して、やっと外してもらってやっと楽になった・・・と、思ったら夢だった。あー。外はもう明るいし、朝なのかー。夢を見たって事は寝てたんだなぁ。しんどかったけど、手術当日の夜に比べたら楽だったもんなぁ。コレが日にち薬っていうヤツなのかしらん。どれ、ちょっと歩いてみよう。頑張って起き上がりベッドに座って足を床におろしてみたけど・・・無理っぽい。やっぱ今はやめとこ。うー。この横になったり起き上がったりする瞬間がとにかくツライ。下腹を切ってるんだもんなぁ。横になってぼんやりしてたら、いつものように早朝から体温と血圧を夜勤の看護士さんが測りにきた。楽だと思ったら熱が下がってたー!にしては暑ーい。この着心地の悪い寝巻きのせいよ。もー。術後に着るのは普通ガーゼの軽い寝巻きだと思って、そうゆうのを発注してたんだけど・・・母親が準備してきたのは、寝巻きというより丈の長ーいパジャマの上みたいなシロモノで、ネルみたいな冬っぽい素材だし、とにかく重い。ご丁寧に襟が付いてるから首周りがともかく暑い。糊が効きすぎて汗もロクに吸わない。一度、洗濯して汗を吸いやすくするとかそんな発想もないんだねぇ・・・はぁ。熱は下がったけど気持ちいいから・・・と、すっかり溶けたアイスノンをカチカチ冷え冷えのモノに交換してもらったわよもー。
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| 2008-03-25 入院27日目 | |
全身麻酔おそるべし。術後のしんどさは想像を遥かに越えていた・・・けど、こんな事でへこたれる私じゃないんだからー!!うーうー唸りながらも、常日頃、何かにつけ精神論をぶつけてくる父親に今日ばかりは感謝しきり。お父さん・・・私を強い娘に育ててくれてありがとう。うー。けど、しんどい・・・でも、耐えてやるー。うー。やっぱしんどい・・・でも、耐えるのよー!!一晩中、延々とソレを繰り返し・・・やっと空が明るくなってきたー。夜が明けてくれた事がこんなに嬉しかったのは生まれて初めてだわ。あー。
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| 2008-03-24 入院26日目A | |
手術室のある西館は、婦人科やレントゲンや地獄のゾンデ小腸検査をやった本館の古ぼけたカンジが全くなくて超キレーイ。じゃあ、まりりんさん。頑張ってね!看護士さんに見送られ手術室に入ると・・・これまたキレイ。青い手術着に青いマスクしたブラックジャック君がニッコリ笑顔で迎えてくれるじゃないの。おー。ドラマみたいだ。あ。なんだあの先生もやっぱりいるじゃん。よかったー。手術台に乗っかると麻酔科の先生がやってきて、始める前にまずこの同意書にサインして下さい・・・と。話はしかと聞いたけどこの同意書だけないと思ったんだよなぁ。はいはい。しますよー。その後、銀色の毛布のようなモノをかけられて、手術着も脱いで真っ裸になり横たわり、腕に注射を1本・・・麻酔は背中にしますから、横向いてできるだけ背中を丸めて下さいねー。はい。そんなカンジで・・・いいですよー。ちょっと痛いけど我慢して下さいねー。ちょっとって・・・かなり痛いじゃないよー!
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| 2008-03-24 入院26日目@ | |
昨夜、寝る前に・・・全身麻酔で永遠に目が覚めない事もあるんだなぁ。ふと思い、となると・・・アレが永遠の別れになるのは不本意だわー!大昔の元カレにメールしなければ!!金曜日はゴメンね。大好きだからね。手短に送信。ホントはすごく心配してるから、早く元気になってくれ!手術が終わったらメールして来いよ!!すぐ返事が返ってきた。そして、しばらく涙が止まらなかった。あー。この人に出会えてよかった。そして今も私が誰よりも好きなのはこの人なんだなぁ・・・確信した。もし、永遠に目が覚めなくても、私のケータイを見れば最後の夜は好きな男にメールしてたって証拠も残るし、親も友達もきっと安心してくれるよなぁ・・・そんな事を考えながらいつの間にか寝てた。
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| 2008-03-23 入院25日目 | |
下剤のおかげで昨日からずっとトイレに行くたびに白い液体が出るー。ホントにどんだけバリウムを投入したんだろ。その旨を様子を見に来たブラックジャック君に言ったら・・・開通してるって事だし、いい事じゃない。全部出てくれないと困るからどんどん出してねー。はぁ、そうですか。で、今日は何時頃に家の人は来るの?言われた時間に行きますって。じゃあ、夜7時に来てもらって。はいはい。
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| 2008-03-22 入院24日目 | |
昨日の今日でバタバタと月曜日に手術が決まった。すると決めたからには早い方がいいしー。外科の先生とエコーの先生は入院当初からの手術推進派だったんだもんなぁ。婦人科の先生と内科の担当医君は手術しない派で・・・同じく私もしない派で・・・手術します!昨日、検査中に私が口走った時点で手術は決定してたみたい。同時に今日から、食胃腸内科から消化器外科に転科も決定。14階そのものが消化器センターなので病室はそのままで、ただ担当医が変わるだけ。で・・・今度の担当医は消化器外科だし、その後も何度も様子を見に来てくれてた救急の時のあの先生かと思ってたのに・・・違った。現れたのは担当医君と同じくらいの若い先生・・・ん?なんか見覚えがあるような。救急の時、太腿の付け根から痛い採血注射を2本もしくさったお前かー!!いかにもオレ様は頭がキレて外科医やってますけど、何か?みたいで・・・タイプじゃないんだよなぁ。今時クールに決めたその髪型もねぇ・・・ブラックジャックか?ともかく、私が入院してからずっとレントゲンなど検査の結果を逐一、担当医君から聞いていたそうで、昨日の検査の場にも途中から呼ばれて立ち会ってたんだそうな。手術推進派のブラックジャック君は何もかもお見通しで、やる気も満々。はいはい。よろしくお願いします。
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| 2008-03-21 入院23日目B | |
まさかまたストレッチャーで天井を見ながら病院内を移動するとは思ってなかったなぁ。そのままレントゲン室に入る。立てますか?はいはい。立てますよ・・・って、デジャブか?コレは。とゆうか、救急車で運ばれて来たあの時より私の状態は悪いかも。そしてエコーの検査室。これでエコーは3回目だなぁ。今日も同じ先生が診るのかぁ。いつもは黙々と診る先生が、悪いとこ取ったらすぐおいしいものが食べられるのに・・・と。独り言のようだったので、ホントにそうかもしれないなぁ・・・心の中で大きく頷く。
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| 2008-03-21 入院23日目A | |
検査中、外されていたはずの点滴が気が付けば再開されてて、注射を打たれたような気もするし・・・とにかく私に血の気が少しずつ戻ってきた。もー。しんどかったよぉ。涙目で担当医君に訴えると・・・長い時間がんばってくれたのに、こんな結果になってホントにゴメンね。まさかこんな事になるとは思ってなかったよ・・・と。
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| 2008-03-21 入院23日目@ | |
天国から地獄・・・地獄のゾンデ小腸。あー。
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