2007-06-20 僕 近未来を想像してビビる
2007-06-19 嫁 天空界から人間界に。
2007-06-17 嫁すこし直る
2007-06-16 嫁めそめそ
2007-06-13 うわー生まれたよ・・・。
2007-06-13 5:10ごろ産婦人科から電話がきた
2007-06-12 陣痛がまだこないらしい
2007-06-11 破水
2007-06-11 助けてえーりん
2007-06-08 広島市長からリーパー氏の回答のメール来たよー

たぶん２人くらいの子供を生む予定にしている我が家です。

こんにちわ。

しかしです。
今回の出生の事件でふと疑問に思ったことがあるのです。

『もし２人目の子を生んだとしたら、
　嫁がお産で入院している間は、
　誰が1番目の子の面倒を見るのだろうと・・・』

・・・・あれ。
もしかして100％負担で1番目の子の面倒を見るのは
僕なんじゃないかと・・・。


そういえば、よくドラマとかで、
スーツ姿の冴えないおっさんが
自転車に子供乗っけて保育所に
送りに行っている姿を見たことがあるぞ・・。

んで、暗くなって迎えに行って、
家に帰ってご飯とか作って、風呂に入れて、
子どもの寝顔を見ながらビールを一杯・・・。


うほっ。想像できる。今なら想像ができるｗｗ

やばいぞ。やばいぞ。
いくら嫁が主婦をやるとしても、
僕も子育てを一通り覚えてないと痛い目にあうんじゃないか・・。

しかも家事で奮闘している最中に、後ろから
「お父さんどんくさーい。お母さんの方がいい。」とか言われたらどうすんだｗｗ
絶対立ち直れないぞｗｗｗ

うわああああああああああぁぁぁぁぁぁ


男女ってなんで２種類なんだろう。
マジで子育ては３人は必要だろ・・・この仕事量・・。

とか、軽く現実を否定したくなるほどビビってきたｗ



あと話は変わりますが、
子どもが生まれてからというもの、
「どんな子に育てたい？」とか聞かれることがありますが、
もちろん「頭悪くてもいいから、礼儀正しい子」にしたいです。

茶道のようなきっちりしたものじゃなくていいから、
ちゃんとあいさつができて、きちんと受け答えする子がいいですね。

あとは何も望みません。好きにすればいいんじゃないかと。

正直なところ、成績がいいけど礼儀がなってない子は
オリンピックで金メダル取ろうが、ノーベル賞取ろうが
アホだと思っています。

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月曜日は、嫁が退院なので僕は会社を休み、
嫁のお迎えと荷物を実家に運ぶ作業に。

僕は時折
『産後の産婦人科の病室は、人間界ではない。天空界だ。』と語った。

赤ちゃんは看護士さんにに預けたい時に預けられる。
食べ物が3食おやつ付きで運ばれてくる。
洗濯された清潔な衣服が支給される。
子どもを預けて風呂に入れる。
子育て用品は用意されている。
ゴミはゴミ箱にいれておけば回収される。

そんなよい環境の世界は人間界にはない。
ここはまさに天空界だ。

これから人間界に降り立って苦労もあるだろうけど、
いっしょに頑張っていこうな。


そう語っていた矢先、実家のお兄ちゃんが。
『やぁ。』って、ひょっこりやってくる。

またも連絡なしに。
しかも産婦人科に。
病院名だけ知っていて、住所も病室も知らない状態で。
あと2時間後だと、もぬけの空だったのに。

兄ちゃんは、
産後だというのにたまごクラブ（妊婦用の本）を
お土産に持ってきた。

全てがおかしい。おかしすぎる。


あとは、タクシーに乗って
僕、嫁、赤ちゃん、兄ちゃんという構成で
嫁の実家に向かった。

荷物の運び込みを手伝ってくれてありがとう。
お兄ちゃん。

これから嫁は人間界での子育てデビューです。
がんばってください。
僕もがんばりますんで。

あと娘の名前はそろそろ決まってきました。

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土曜日は、とりあえずオリンピックで
『赤ちゃんのためのクラシック』(1780円)というCDを買う。

『音楽で泣き声をごまかしちゃって嫁の気をまぎらわせよう。』
という作戦だ。

買っている途中に考えたことだが、
この手のクラシックって
実は『赤ちゃんが曲を聴いてリラックスする』ことが目的なのではなく、
『クラシックを聴いたお母さんがリラックスすることにより、
　赤ちゃんがリラックスするんじゃないかな』とか、
そんな気がしてきた。


嫁のところにいくと、
友達が何人かお見舞いに来ていた。

楽しそうに話していたが、友達が帰ったら、
やはりメソメソ。

どうも、食事の時は看護士に子どもを預けていて、
これから看護士さんがいなくなったらどうしようとか考えていたらしい。

※「うわ。おもしろ。」とちょっと思ったが黙っておいた。


とりあえず、昨日は夜間同室で娘と過ごしたらしく
眠いとのことだったので、
保育室にまた預けようと言っていたのだが、
「僕が預かるわ」と言って
嫁が寝ている間は僕が預かることにした。

嫁に授乳だけしてもらって、
その後はロビーでひたすらあやすことに。


1.5時間くらいずっとロビーで娘といたかな。
そのくらいたったら嫁の夕食がやってきた。
寝たらだいぶすっきりしたらしく表情も豊かになった嫁。


嫁はにこやかにクラシックを聞きながら飯を食っている。

僕は『ああ、なんか良かったな。』
そう思いながら泣いている娘をあやしている。


嫁「だいぶ(僕が)落ち着いてるんだね。」

僕「ああ。赤ちゃんって泣くのが仕事みたいなもので、
　別に何かが不満で泣いてるわけじゃないんだ。」

と、どこかで聞いたことのあるようなハッタリをかませながら、
全然平気な顔をわざとしてみる。


助産士さんがやると説得力があまりないかもしれないが、
僕みたいな素人がやったので多分うなずけたのだろう、
顔の表情がマンガのようにやわらかな感じに戻った。

表情がわかりやすいって楽だな。
そう思った。

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金曜日、嫁ははじめて一緒に子どもと過ごしたらしい。

僕が「どうだったー？」と聞くと、

嫁は「うん。むずかしいね。」と返すだけ。


どうも片腕でご飯を食べながら、
片腕で子どもをあやすという高等テクニックをやろうとして、
失敗したことがどうも自信喪失になったようだ。

それでどうしようにも無く、
ひたすらなき続ける我が娘に動転しちゃって愕然とした状態。


ちょっと「ぶっマジかよｗ」と笑いそうになったが、
本人は真剣だし、確か産後は精神状態が過敏とか
どこかで聞いたような聞かなかったような・・。
　

ということで。
お土産に、いちごとシュークリームという
最強コンビを差し入れるも、
「あっ助かる。その冷蔵庫に・・・。」

とまったく浮かない感じ。


どうしよう。
とりあえず泣く娘より、泣く妻のほうが困ったぞ。

とりあえずその日は、
シュークリームといちごという弾丸を使い果たしたし退却することに。

次の日は休みだしまた作戦を立てるか。


あと子育てマンガやコラムなどでは、
こぞって『旦那は娘に溺愛です。』とかあるが、
僕はそこまででもないな。

いや、まだ溺愛できるほど僕にも余裕がないのか？
まぁいいか。

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すげえなぁ。
僕みたいな奴にでもちゃんと子供が生まれるんだな。

すげぇわ。
いや嫁がすげぇのか。

6/13 7時頃 2300グラムくらいの
女の子が生まれたそうですわ。


よくわからないけど、生まれたと聞いて、
「アハハハハ」と乾いた笑いが止まらなかった。


なんというか、
僕が理不尽な理由で死んだ場合でも困ってしまう人間が、
またこの世に姿を現したんだなと思う。

嫁と結婚してから2度目です。

僕が不意に地割れにハマって死んでも、
僕が不意に落雷に当たって死んでも、
僕が不意に毒ガスを吸って死んでもダメなんだ。


うおー。なんだかすげぇ。
嫁もすごいが、これからの僕もすげぇ。

今までいろいろ覚えた全部を駆使して、
子どもを育てて生きていくんだ。

そう強く思った。

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5:10ごろ産婦人科から電話がきた

もうすぐなので着てくださいと。

寝ぼけと緊張が押し寄せ
看護婦さんに「えっそれ何時ですか？何時ですか？」
と意味のわからない受け答えをする。


今目覚めた。

腰が宙吊りになって、
肩と口元がピリピリと痙攣したような感覚が走る。

なにか大きなフラグがたつように、
なにかに押し出されるように
なにか新しいことが始まろうとしている

うわー。とりあえず病院にいかなきゃ。と。

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嫁は破水はしているけれど、
陣痛がまだ来てないらしく、
今日もまだ生まれそうにはないそうです。

明日の朝までに陣痛が来ない場合は、
誘発剤を打って陣痛を起こすそうです。


ということで、
今日は病室に行って来てたのですが、
嫁はケロっとした顔をしていました。

軽く拍子抜けです。


そして嫁は僕がつくなり軽く興奮気味に、
病院食が豪華なことを必死でしゃべっていました。

嫁が入院している産婦人科は通常の2倍近くするような
高級産婦人科なので全て豪華らしいです。

うちは超平民、もしくはそれ以下の家庭なのですが、
嫁がどうしてもソフロロジー分娩をやっている
病院に行きたいとのことでそこを選んだのですが、

部屋は個室で風呂トイレ付き、液晶テレビにDVDと有線付き、
料理は中目黒のフレンチレストランから直送という、
セレブっぷりでした。

平民の我が家にはまるっきり驚くばかりです。

結局面会時間の半分くらいは、
そのおいしい料理のことを延々と聞いていました。


帰る前くらいになって、
秋さんに言われたことを思い出し、
「あっ立ち合いってしたほうがいいかな？」って一応聞いたのですが。

嫁「えっ、立ち合いの申請ってしてないよ。するんだったの？」
と、驚かれてしまいました。

僕「いや。いっしょにいたほうがよければするんだけど。」

嫁「ああ、でも立ち合いっていっても上半身しか見えないよ？
　　見るなら申請しとく？」

僕「いや、立ち会いは僕が見たいから行くとかじゃなくて・・・。
　　励ますとかそういうことだと思うんだけど・・。まぁいいか。」

嫁はしばしば変なところに
視点をもっていく傾向があります。

ということで、そのまま帰ってきました。


あと病院の帰り際に保育室に新生児が並んでいた。

ガラスに張り付くように見て、
「うぉー。うちもこんなのが・・。」

なんか不思議な気持ちです。
ということで、明日に持ち越し。

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緊急速報ですが、嫁が破水したそうですわ。

家に帰ってきたときには既に入院してました。

電話したらふつーにしゃべっており、
今はまだ陣痛はないとのことなので
だいじょうぶなんでしょうけど。

破水したらほぼ24時間以内には生まれるそうで。


子を産むって、
マラソンをやるくらい体力がいるそうですが、
いつスタートするかわからないマラソンの準備をしている
彼女の気持ちはどうなんでしょうか・・。

彼女はちょっとしたことに感情移入しやすいところがあるため、
電話では穏やかにしていたが、
内心は穏やかでないんだろうなと思う。

僕もどうしたらいいかわからず、
とりあえず待合用のゲームボーイアドバンスを
充電の開始しといた。

いや、違う。

デジカメ？ん？

会社に電話？

ダメだ。落ち着かないのは僕の方かもしれない。

正直な今の気分は、子どもが生まれる心配より
彼女がどうであるかの心配のほうが強い。

しかし、それも24時間後には変わるかもしれない。

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土日はただずーっとニコニコ動画を見ながら引きこもりでした。


軽く病んでいたのか、ずーっとマネーの虎を見ながら、
考えの足りない出演者を罵倒しつづける
社長どもを見ながらウヒウヒ言っていました。

あとは、サザエさんとかどうでもいい動画をひたすら見てました。


そんなくだらない時間の使い方をしていたら、
いつの間にか夜が明けて、
嫁がむっくりと起きだしてきた。

「あっ。おはよう・・」だるそうに画面を見ながら挨拶をする僕。

すると「朝の散歩いこう。河川敷に。」と嫁がさわやかに言ってきて、
一緒に散歩に行くことにしました。


嫁「はー。気持ちいいナリねぇ。」
清々しい顔をしながら、河川敷で深呼吸をする嫁。


僕「そっ・・そうナリか？」
対照的に徹夜明けのよどんだ顔の僕。


おなかに生命を宿したイキイキとした嫁。

そして・・僕・・・。


・・・自分が恥ずかしい人間のようで、いてもたってもいられませんでした。


恥ずかしさに耐えきれず、河川敷でひたすら
「えーりん。えーりん。助けてえーりん」と叫びながら
手を上下に振ってみる僕。


朝の湿った空気に反響する。えーりん。

余計空しい・・。そして恥ずかしさが倍増する。


僕もえーりんのことはあまり知らないのですが
これもニコニコ動画で見たえーりんというアニメのアイドル歌手のファンが
尻を丸出しで踊っていた動画の影響です。
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けっこうけだらけ　えーりん大好き

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嫁に「えーりんってなに？」って言われたのですが
僕ももちろんよくわかりません。

とりあえず、
「腕を振り上げるときに「えー。」そして振り下ろして「りん。」そうそう。」と、
やっていたことをそのまま嫁に教え込みました。


そして、間が保てなくなり「ごめんね。」と謝って、
「いいよ。」と許してもらいました。


僕もたまにどんよりするので、まだ人間らしいなと思うのです。

嫁は今週15日に出産予定です。ああ・・ほんとかな。
そう思いながら嫁のおなかをさする。

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6/6に広島市長の秋葉忠利氏からリーパー氏の回答メールがきました。

意外と速かったのでびっくりしました。

が・・しかし。
3000字くらいはありそうな長い文章だった・・。

個人宛てのメール原文をそのまま載せるのもあれだし、
長いんで僕が要約して書いてみると、

・原爆はいかなる理由があろうと絶対悪という考えは変わらない。
　（リーパー氏も広島市も平和センターも）

・アジアの学芸員起用は構想であって決定ではない。
　いろんな意見を求めているところだ。
　※文章中には中国・韓国人とは出てこずアジアと記載されている。

・「原爆投下を『日本の植民地支配から解放した』と肯定する考え」の件は、
　リーパー氏の意志ではなく、そういう認識している人がいるということだ。

・中国新聞にはリーパー氏の真意が伝わってない。

・リーパー理事長の基本的な考え方はここに載っている。
　http://www.pcf.city.hiroshima.jp/hpcf/teiseibun/riji.html


と言った感じかな。


僕も中国新聞のことを鵜呑みにして、
なにがなんでもリーパー氏を更迭しろ！！と、
わけがわからないクレーマーになりたくないんで
調べたりもしていたんですが・・。

中国新聞の記事のことをかかれているような
暴挙をするような人には見えない感じがしています。
（個人判断です。しかしこれからも要注意は変わりませんが。）


そのリーパー氏を指名した秋葉市長も
2005年北朝鮮に「平和を希求する多くの人々の願いを踏みにじる暴挙であり、強い憤りを覚える」と強い抗議文を送ってるくらいの方なので
まぁだいじょうぶかと・・。


なんとなくだが問題があるのは中国新聞なのかな？

そんな気もしたがリーパー氏がどう発言したか
原文がないのでわからない。


とにかく原爆資料館はちゃんとありのままを展示し、
核撤廃の意志を世界に広げてくれればいいのです。

その際の世界に広げる企画はいろいろやってもらっていい。
でも資料をいじることだけは許せないというだけでです。


あと中国や韓国にも反日の意識がいる人もいることは確かであるが
それは原爆資料館がやることなのか。

そこは疑問ではある。

先頭 表紙