2006-08-29 僕と河本
2006-08-19 あのプップ
2006-08-17 僕と糖尿病
2006-08-15 僕とプログラミング
2006-07-26 バイキンくん
2006-07-20 コロコロコロッケ
2006-07-07 鼻の穴が見える
2006-07-04 入院している。
2006-06-26 交通事故の三角
2006-06-20 冷やし式

昨日で僕シリーズの最終章になりましたｗ
次からいつもの日記にｗ

落とし穴というのは、
仕事が忙しくて料理ができませんってことです。
正直2〜3日に1度作りおきの料理を弁当に詰めるくらいが
精一杯でした。

運動も少々やらねばいけないし、
さらに書き物とかゲームとか趣味を削ってでも作るというてもあったが
酒もたばこもバクチもやらない、
偏食もできない自分がそんな生活があと何十年もおくれるわけもない。

そこで自分が飯屋？いや惣菜屋をつくればいいのではないか？
仕事と飯の悩みも、飯だけの一本化になりいいんじゃないか？
という発想に到る。

で最終的にデリカカフェっていいじゃんって話になる。
デリカカフェは惣菜を扱う
喫茶店とレストランの中間っぽい形態のご飯屋です。

デリカカフェの最大の利点は、
12時のピークに注文を受けてから料理を作るのでなく、
作りおきしておいたものを食べさせることにあった。

・暖め直すだけなので素人でも注文を受けてから対応が早いこと。
・もっといえば12時のピークにヒマになったコックに
　弁当を売りに近くの工場あたりに売りにいくことが可能なこと
・テイクアウトの幅ができること。

他店の少々出来たてアツアツの魅力もあるが、
正直どこの飯屋も高温で炒めた物や麺などしかすぐに出せるものはなく、
主婦に惣菜が定着している時代でもあることから、
煮物やサラダ類などヘルシーなものや五穀米など
ちょいヘルシーアピールをすることで他との差別化を計る方針であった。

嫁も一緒に仕事ができるなんてすばらしいのひとこと。


外食のことについてバリバリ勉強すること1ヶ月・・。
すでに経営をしている方に尋ねること1回。
周辺調査すること3Km四方。
修行にでる候補のお店も絞り込む。

俺の親、嫁の親、今の会社の社長にも相談する。

ついに完成。事業計画書！！

開業資金：約1400万(内700万自己資金)
バイト:2名ほど
店長手取り:約32万
営業時間:11:00〜22:00(僕12時間労働)

嫁唖然とする。

嫁主張し始める。
・正直借金がひどすぎて博打っぽい。
・資金かけたわりにまったく儲かってない。(ハイリスクローリターン）
・休みが無い。だんなとまったり暮らすのが夢である。

・・・しまった・・。

飲食業界は正直なとこ戦争である。

小銭をあつめてあつめて
落として落としてもらってやっと稼ぎになる仕事である。

借金を毎月10万くらい返しつつそれを返しながら儲けるのは
至難でありこれくらいの労働はしょうがなかった。
というか、僕自身は仕事も別に嫌いじゃないし
久しぶりに燃えるとか思っていた。

しかし熱さが違っていた。

悩んだ悩んだしかし
正直嫁が心が折れたら僕だけでは無理だし、
自分の夢で向こうの夢を壊すことが僕には出来なかった・・。


いやこれが正解だ。
万が一の失敗は首をくくることになりうる。
むしろ経験も無い僕のほうが正気ではない。


頭の中に、なぜか次長課長の河本の顔が浮かぶ・・。
「おめぇに食わせるタンメンはねぇ！！」


はい終了。

しかし結構他業種の研究は面白かった。
あきらめたけど正直ここまで思考ができた自分には満足だ。

参考文献：
　・独立するなら惣菜店！（同文館出版）
　・カフェを始める人の本（成美堂出版）
　・独立辞典(リクルート社)
　・飲食店完全バイブル（日経ＢＰ社）
　・小さな飲食店で年商1億円を稼ぐ儲けのルール（ぱる出版）
　・なぜあのお店に入りたくなるのか（同文館出版）

先頭 表紙

■お詫び■
なんとなく暗い話題っぽく見えちゃうので、
「僕と○○」シリーズ途中ですが、
今回はいつもの感じの妄想日記をお送りします。
前回の話題をさらに引っ張ります。申し訳ありません。
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夏といえばスクーター。
冬でも乗っているのですが、
スクーターは夏の季語にしたいくらい
夏のスクーターは気持ちがいいものです。

そんなある日のことですが、
今日もスクーターを街乗りしていたら、
後ろから「プッ。」車のクラクションを鳴らされる。
これは「横を通るよ。」の意味です。

道を先に譲ります。「プップ。」
これは「どうもありがとう。」の意味です。

さらに道を走っていたら。「プップーー。」
これは「ぶつかる！！危ない。」の意味です。

他もパッシングで
「ピカッ」は「お先にどうぞ」とか
「ピカッピカッ」は「抜くよ」とか
「ピカッピカッピカッ」は「先に検問がある」とかそんな感じです。

僕はこの通信が発達した時代に、
文明の利器の象徴である車は
なんとモールツ信号並みの通信しか
できていないことに気づいた。


しかもこの電子音時代に、
あの車のクラクションの構造は
カーバッテリーで空気を送り込んで
物理的にラッパを吹いて鳴らすという
いたって原始的な方法で音を鳴らしています。

それって・・ごのご時世に
携帯の着メロと比べてどうなん？みたいな
疑問を感じてしまいます。


僕が思うに
クラクションとか緊急時の音は当然あれでいいのですが、
他の用件なんて緊急を要さないものばかりなので、
ラッパ音の他にも音源カートリッジを差すと、
「ありがとう！」とか「ゆずるよ」とか
好きな発言を選べれるとか機能とかないものか？とか
パッシングも注意マークがでたりハートマークが出るとか
なんか面白いこととかできないものなのかとか思った。

車に対するイメージが人や物を運ぶものみたいな
ツールの概念でしかないと
それはどうしても僕にはつまらなく感じてしまい、
もっと生き物同士っぽいやりとりとかできないもんかと思う。

それに不便じゃない？あのプップって？

先頭 表紙

ここを読んでいる人でもあまり知らないかもしれないのですが、
この1ヶ月前くらい前に入院してしまいました。

病名は糖尿病です。
いわゆる生活習慣病ってやつです。

ギリギリ20代ですが、
この年代でお目にかかるとはなんとも悲しいです。

この病気はあまり体に辛さとかを感じないのですが、
血糖値が高すぎる状態を続けると、
毛細血管がもろくなり、目が見えなくなったり、皮膚が壊死したり、
腎臓がやられちゃう合併症を引き起こすのだそうです。

対策法はカロリーをとり過ぎないことや、
インシュリンを注射し血糖値を抑えることで、
まったく普通の生活を維持できるのだそうです。

ちなみに糖尿病という病気の一番やっかいさは、
一度なると一生涯の病気になります。
仮に状態が良くなっても、注射の量を減らしたり止めれる程度で、
食事にはずっと注意しないといけません。

あー、カロリーねぇ。。
と思ったが、炭水化物と焼肉以外は
あんまりカロリーの高いものは好きなほうでもないし、
酒もちょうどやめたころだったし、
菓子もあまり食うほうではないので
たいしたことはなかった。

とりあえず低カロリー食を作るべく、
「生活習慣病の食生活」という微妙にネガティブ(？）
っぽい本を買って読んでみた。

しかし予想を裏切り、その本には低カロリーなのに
おいしそうな食べ物はこれでもかと言うくらい載っていた。

「ぜんぜん食っていけるじゃねぇか。」
そう・・。意外とネガティブっぽい本はポジティブであった。

早速作ってみたりしたが、結構つくれるもので、
肉を湯通ししたり、材料2〜3品低カロリー食品にしたり、
調味料を少なくして昆布ダシを効かせる技術だっりした。

ごはんは豆やひじきを加えて食べるとか、
かえって白米よりダシが出てうまかった。

もともと料理はたまにしていたので、
ちょっと拍子抜けに近い状態・・。

・・しかし、落とし穴はここからだった。

先頭 表紙

ここを読んでいる人は、
よく知ってるわいみたいなことを
言う人も多いと思いますが、
僕はSE（システムエンジニア）という仕事をしています。
プログラマーとなにがSEは何が違うのかといわれると、
明確には線がないので、
お客の言ってることが理解できて、
その内容を後輩とかに伝える能力がある人を
システムエンジニアとほぼ思ってもらっていいでしょう。
（あるどこかの有名なSE指導の本では、
　SEは自分がSEと主張すればど素人だろうがジジイだろうが
　SEだという人もいるし、
　システムを明確に把握できるテラーのような人をSEと呼ぶ人もいます。
　中にはプログラムもできないけど、
　文章や表だけ書いて優秀なSEと呼ばれる方もいっぱいいます。）

僕のコーディングスタイルは、
まずPM21:30くらいまで残業をして
仕事が嫌になるところから始まります。

そんなとき自他共に「てめぇ帰れよ」と思われるほど
発狂してみたりします。
時に奇声を上げつつ、気心しれた後輩を
ペチペチ叩いて八つ当たりをして嫌がられます。

そうして嫌がられながらも帰路に着きます。
電車等に乗っている時は、一生懸命仕事のことを忘れて、
マンガや落書きや携帯ゲームにふけります。
ひと時でも思い出すとへこむからです。

そして帰って風呂にはいったころ、
なんとなくボーっとなにが悪かったのか一瞬考えて、
思いついたらノートに書いて寝ます。

次の日の朝、
電車に乗った時点から、
その日のプログラミングは始まります。

まずはプログラムの全ての分岐点を、
枝がいっぱい付いている木に見たて想像します。

その木にセガのキャラクターソニック君を
細部の枝の数ぶんだけ用意し、
全ての細い枝まで走らせるイメージをします。

走らせ終わったら、
帰ってきたソニック君の数を数えて、
なんかソニック君が足りないと思ったら、
どこかにソニック君が立ち止まっているので、
そのソニック君を救出しにいきます。

ソニック君は、ちょっとした石でもつまづくので、
スロープやエレベーターや階段をうまく作ってあげて、
最後まで走らせるイメージをします。


会社についたら、
実際のプログラムとソニック君のイメージをあわせ、
子供にトゲが刺さっているのを探してあげるような気持ちで、
バグをとります。
だいたいそれでそのバグがなんとか午前中に取れます。

そうして安心したら、
軽く眠くなります。

それが僕のコーディングスタイルです。

でも、最近そのイメージが出来なくなってきました。
あまりプログラミングが好きじゃなくなってきたからです。
ピンチです・・。

先頭 表紙

もしかしたらだれも知らないかもしれないが、
20年近く前のキャラクター。
「バイキンくん」のことをふと思い出した。

たぶんサンリオあたりのキャラクター。

かわいいバイキンのキャラクターである。

バイキンをかわいく描き、
女の子に人気のあるキャラクターにするとか、
かなりめちゃくちゃな話だなぁと
いまさらながらに冷静に考えてしまった。

類似して20年近く前のキャラクターは、
・はんぎょどん
・アンパンマン（ちょっとちがうが）
とか、
どうしたらそれをかわいく描けて、
このキャラクターが売れるんじゃないかとか、
どうしたらそれがヒーローになれるのかとか、
僕の頭では想像もつかないものが
結構掘り出された。


半漁人だぞ・・ぉぃ。アンパンだぞ・・。


それより前あたりは、
キキララとかキティーとか、
キノコちゃんのおうちのキノコちゃんとか、
直接的にかわいいものが比較的多い気がする。

そしてここ10年くらいは
寿司アザラシだの、たれぱんだだの、りらっくまだの、
かわいいと変とマッタリをくっつけたものが比較的多い気がする。

なんとなくそう思うとガッカリだ。

調べてないから間違ってるかもしれないけど
ただそれだけさ。

先頭 表紙

ここの読者の方は
スーパーとは馴染みが少ない方が多いかもしれないが、
僕の家の近くのスーパーの惣菜売り場は、
"コロッケの歌"が延々と流れている。

ころころコロッケ、私のおいしいお友達〜♪
このおいしさおいしく伝えたいから、
期待してあなたに届けま〜す〜♪


僕がちょうど惣菜売り場を通りかかった時の話、
小学2年生くらいのお姉ちゃんが
5歳くらいの女の子と4歳くらいの男の子を引き連れて叫んでいた。

お姉ちゃん「お母さん、絶対帰ってくるからね！！」

女の子と男の子はうつむいたまま、
コクンとうなづいていた。

お姉ちゃん「こっちこっち。」

お姉ちゃんは惣菜コーナーのほうに、
男の子と女の子をグイグイと引っ張って行き、
また叫んだ。

お姉ちゃん「さぁ、歌うのよ！！この歌元気がでるんだから。
　　　　　　ころころころっけ〜」

お姉ちゃんは惣菜コーナーのテープに合わせて歌い始めた。

男の子と女の子もボソボソではあったが、
お姉ちゃんに合わせて歌い始める。

お姉ちゃん「もっと大きく。大きく！！このおいしさおいしく〜。」

さらにあおるお姉ちゃん。

女の子はなんとか歌えていた。

男の子は歌詞をよく知らないらしくギリギリ語尾だけ
「・・ロッケ。・・・ちー。」とあわせていた。

そしてそれがだんだん大きな大合唱となった。

惣菜コーナーはその３人の元気な歌声が
鉄筋コンクリートの壁にぶつかりガンガン響く。

明らかに場違いな空気が惣菜コーナーを包む。

むしろ僕らがここで惣菜を
買ってるほうが間違ってるんじゃないかと思うくらいの。

なんとなく悲痛さも感じて
止めていいものやらなんやらで
とりあえず大人なので暖かく見守っておいた。

先頭 表紙

みんな知っていると思いますが、
病院の大部屋のベッドは向かいあわせになっており、
体を起こすと目の前のおじさんと目が合います。

僕　　「あっおはようございます・・・」
オヤジ「おはようございます。」

朝から不健康そうな
垢の他人のおじさんと清々しいあいさつ。
なんとも気持ちがいいものです。

おじさんが寝転ぶと
そのままおじさんの鼻の穴も見えます。

吹き矢とかあったら一度狙ってみたいくらいの距離です。

ご飯も目を合わせます。
おじさんのゲップやおならも聞こえます。

僕はわざとおじさんが気づく程度に
チラッチラッと見て見てみぬふりをします。

そして気持ちいいくらいのギスギス感が生まれます。
これぞ共同生活ってやつですよね。

どこか腐女子でもいたら、
ぜひ僕たち二人の愛の漫画を書いて
夏コミ出展して欲しいくらいです。

先頭 表紙

現在の僕はとある病気で入院をしている。
少々のダルさはあるが、
体の痛みも気分の悪さもなく、
至って普通に病院で過ごす毎日である。


昨日は医療器具を使う講習ビデオを１時間ほど見ることになり、
途中で眠くなるもずーっと見つづけた。

ダルい。。長い説明。
わかりきった誰もしないだろう使用禁止事項の連続・・。


そして次の朝その医療器具を使うことに・・・

看護婦「はい、じゃあやってみましょうか？」

カチャカチャ・・・

一生懸命つつくが、
あいまいに覚えたところもあり、
ちょっと看護婦に甘えてみる。

僕「あっちょっとここわかんないですー♪」

看護婦「こうよ。こう！！」

看護婦はすこしムッとしている。

心の中でヤバイ・・・。
ちょっと焦った。


今日もやっぱり講習ビデオを見ている。
いや見さされている。

すべては僕のせい。知ってる内容なのに。

やっぱり１時間ほど。
やっぱりダルい。

先頭 表紙

街を歩いていると、
交通事故現場らしき場所に出くわした。

そしてオヤジがなにやら警察官に叫んでいる。

オヤジ「おー、おかしいでねぇかょ。あいつが道からひょっこりでてきてよ。
　　　　車は止まれるわけねぇでねぇかょ。」

なにやらよくわからないが、
軽自動車で自転車の少年をオヤジが軽くはねたらしい。

自転車の少年は幸いにも
自転車はこわれちゃってたが、
本人は軽い擦り傷と軽い打撲程度らしく、
ふつうに壊れた自転車を眺めながら呆然としている。
なんとなく物静かそうで素朴そうな少年だ。

警官「いや、だからね。どっちが悪いとか悪くないとかじゃないんですよ。
　　　状況をね。お父さん落ち着いてください。」

オヤジ「だからよ。あいつがいきなり俺の車の目の前に出てきやがってよ。
　　　おら、バンパーも曲がっちゃっておぃ。
　　　これで俺ばっかり悪いってか。そりゃあないんじゃねぇか？」

よくわからないが、
車の方のオヤジがどうやってもありえない正当性を叫んでいる。

警官「いや、もうわかりました。車っていうのはね。
　　　本来、道を走っちゃいけないんですよ。」

オヤジ「おー、おめぇなに言ってんだこの。
　　　走ってんじゃねぇか。走ってんじゃねぇか。そこも。そこも」

警官「だからですね。道を走ってもいいって認められてるだけで、
　　　本当は走れないんです。
　　　その認められた証が免許ってやつなんですよ。
　　　だから走っても安全なように車は走らなくちゃいけないんです。
　　　だから責任があるんです。わかります？」

オヤジ「歩行者が偉いっつうんだな。
　　　　じゃあよ。俺が高速道路の真ん中を歩いていてひかれても
　　　　車のが悪いっつうんだな。」

警官「高速道路は歩行者は入れませんから！」

・・・すかさず突っ込む警官。

オヤジ「じゃあ。俺が普通の道を真ん中あるいてもいいんだな。」

警官「それ普通に信号無視ですよ。」


ガンガンガン・・・

それをよそ目に鳴り響く音。

ガンガンガン・・・
それでも少年はなにも動じずゆがんだ自転車のタイヤを
もくもくとこぶし一つで直そうとしている。

先頭 表紙

「冷やし中華は何処だ。」


僕はそう呟きながら、
照りつける太陽に背を向け
街を徘徊している。

「どこもかしこもつけめんや
　ざるラーメンばかりじゃないか。」


街は冷やし中華の時代を終えたかのように、
どこへ行っても冷やし中華がない。

ましてやとんこつラーメン店は、
冷やし中華をはじめるそぶりすらもない。

「うぅ・・うらめしい・・うらめしい・・」

僕はなおも徘徊を続ける。

「あっ・・あった・・・。冷やし中華がある店・・」

ガラララッ
「いだっしゃー・・」（「いらっしゃい」らしい）
しなびたジジイと閑散とした店が
僕を暖かく迎えてくれた。

「冷やし中華お願いします。」
「あいー冷やし１丁」

店は僕とジジイのマンツーマン、
誰がいるわけでもないのに「冷やし1丁」と叫ぶジジイ。

たぶん死んだバアさんの霊にでも話かけているのだろうと、
勝手に理解して安心する。

「冷やし中華お待ち・・。」

具は、ハム、ゆで卵、きゅうり、きくらげ・・・。
肝心な金糸卵がないではないか・・・。

金糸卵がないと冷やし中華の酢の強さに
僕の弱ったのどが勝てるわけもなく、
しょうがなくきゅうりの千切りを
じゃがりこのように延々とカリカリとかじり続けた。

先頭 表紙