2006-02-14 はがとれちゃった。
2006-02-09 歳月っていうもの
2006-02-03 節分の夜に
2006-01-17 芥川賞直木賞
2006-01-16 そんごくうのうたが
2006-01-04 2006年はもっと更新しよう
2005-12-08 本ばかり読んでいました。
2005-10-11 ちょっとナマイキに語ってみる。
2005-10-09 お局さまを笑わないで。
2005-10-06 ゆかいなサザエさんはエライ。

今年に入ってから歯医者に通っています。
メインはホワイトニングなんですが、十年くらいほったらかしにしていた
詰め物やら何やらかにやら、この機会に全部ちゃんと治してしまおうと。

んで先週末「つるつるでもう歯の役果たしてない」「おまんじゅう」「ざぶとん」
と先生に言われ続けてた古い金属を取って、仮歯を入れたんですが。
「堅いもの噛まないでね」と言われてたのをうっかり忘れて、月曜日にガム
噛んじゃったらボロッと取れてしまった！

げげげー！と焦りつつも仕方なく、なくさないようにティッシュに包んで。
「入れなおしてもらおうかなー」と思いながらも、次の治療日でいいかー。と
ずるずる歯抜け状態のまま（奥歯なので見えないからね）。

あぁこのカンジ…と跡を舌で探りながら、子供の頃に乳歯が抜けた時のこと
思い出したりしてます。昔は、歯ってよく抜けるもんだったね。

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水曜にやっているドラマ『神はサイコロを振らない』が面白い。
中原中也風に言えば「ああ、おまえは何をして来たのだと」問いかけられて
いるような？切ないキモチになりつつ見ております。

そういえばこないだ歌舞伎座で観た『人情噺小判一両』は12年ぶりの上演。
凧売の役で、昨年末亡くなられた松助さんが出てたっけ。そしてその時
子役で出ていた松也くんが今回はお茶屋の娘の役。もう21歳だものね。
あの時は初めて二階の桟敷席で観たんだった。中幕で歌右衛門と梅幸が本舞台に
並んでいるのを観て「すごーい！」と感動したんだった。ずっと病気で休演してた
今の仁左衛門さんが復帰したのもその月だったっけ？ホントなら先代の仁左衛門も
そこに出るはずだったんだよね。…とひとつ思い出すとするする記憶がたぐれて
くるのがオソロシイ。

ああ、わたしは何をしてきたのだ、と二月の風に私は言う。なんちゃって。

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歌舞伎座、夜の部には恒例の役者さんによる豆まきがありました。
一階の後ろの席だったので、さすがに舞台からの豆は飛んできません
でしたが、袋入りのをひとついただきました。わーい。
（でも年の数は入ってなかった、たぶん（苦笑））

お目当ての玉三郎、菊之助による『二人道成寺』すばらしかった！
久々にかたずをのんで、という状況で舞台を見つめてしまった。

このふたりの組み合わせといえばかなり前ですが『天守物語』の
富姫と亀姫。去年の『鏡山』の尾上とお初。などなど、どうしても
「おねえさま」な関係が印象に残っております。
今回もそんな感じでした。

ふつう『二人道成寺』はそれぞれ、花子と桜子という役名なのですが
この踊りではどちらも白拍子花子になっています。
ひとりでもありまた、ふたりでもある、という趣向なのだそうです。
なるほど。

玲瓏な菊之助を水晶とすれば、玉三郎は真珠？
ふたりで踊るところは、現世の妹を見守る姉の亡霊、といった趣も
ありましたよ。

もう少し詳しく、また書き直すかもしれません。

ともかくお時間ある方はぜひぜひ、花道の見える席でご覧あれ！

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だらっと『ニュース９』見てたらいきなり始めにやったですよ。さすが「国民的行事」（笑）
『文学賞メッタ斬り！』読んで以来、関心持たずにはいられないというのに
さらにネットで今回の予想まで読んでしまい、どーうなるかなーと思っていたです。（豊崎さんほぼ的中）
東野さんよかったねー。インタビューで「今まで（落とされ続けて）やけ酒飲みながら選考委員の悪口言うのが、云々」がちょっと『大いなる助走』チックで笑えました。
ＴＢＳもちょうど『白夜行』放送中でバンザイ！かな？

『メッタ斬り！』は５月にパート２が出るそうな。わーい♪

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どうも『We are the World』に聴こえてしまう。

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新年あけましておめでとうございます。…と、朝から連呼、職場でね。

しかし、お仕事もそこそこに今日は久しぶりにひまじんの皆さまと
お会いするべく都心（！）へＧＯ！したのでした。

最近は何となく日記の更新も滞り、そうすると他の皆さまの日記に
ツッコミを入れることも減り、結局放置…状態が続いておりますが
今年はもうちょっと初心にかえってこまめにいろんなことを書こう、と
皆さまとお話ししながら思ったのでした。

新企画も発動したいしね。

そしてワタクシ、生まれて初めて「北京ダック」を食べました！
（…いや、でも四川風、とか言ってなかったっけ？）

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約２ヶ月、放置しっぱなしで久々に書いてます。

『飛鳥』が終わってから、まさにあっという間に気づいたら年の瀬。
いやまじで時間経つの早すぎ。

10月、11月は図書館通いが復活してやたら本を読みました。

山田風太郎やら（日記をいっぱい読みました。『風眼抄』もヨイ）
舞城王太郎やら（『熊の場所』面白かった）
町田康やら（『パンク侍、斬られて候』にぶっとび。『告白』読みたい）
この数日は内田百・の『大貧帖』（ちくま文庫の全集もの）をずーっと
電車の中で読んでましたが、たまにニヤッとしてしまう変なヤツと化してました。

ちょっと偏ってるね。

（今日、更新したのは吾郎くんのお誕生日だから？
　おめでとうございます。最近、すごく尊敬度数が上がってます。ホントに）

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孫引きで出典もわからないのだけど、とある作家が鏡花を引用して
「小説を書くことは的に向かって矢を射ること。飛翔する空間が小説だ。
　ところが大概の小説は矢を飛ばさずに、矢を持って地面を歩いていって的に射す」
と書いている。
「小説」を「芝居」に置き換えると、私が最近ばくぜんと考えてることに通じるように思う。
観客が「矢は弓につがえて射る」ということを知らなければ（もしくは矢を飛ばすよりも、矢を持っていって射す方を好むならば）弓を引くより歩く方を選ぶ人が多くなるかもしれない（わざわざ途中でいっぺん転んでみたりして）。
飛ぶ矢の描く線の強さと美しさに気づけば、矢を持って歩くことのつまらなさに気づくこともできるように思う。だからそれに気づくことのできるようでありたいと
（僭越ではございますが）思っている。

私が『稲垣吾郎』という役者さんをとても好きなのは、彼は矢を射る人だと思っているから。歩くよりも弓を引く方を選ぶ人だと思うから。

ここ最近は、星監督や土井監督が作るどちらかといえば（グラスファイバーみたいな？）
しなやかな矢を撃ってきた彼が『飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ』では中江監督の豪腕が作った矢を飛ばしている。そして今まで見たこともなかったような空間を見せてくれた。

この空間は後を引く。まだ矢羽根の音が響いているのか…？

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歌舞伎座行ってきました。昼の部。
『加賀見山』で玉三郎、菊五郎、菊之助の顔合わせなんだもん！これは観なくては。
木原敏江が『加賀見山』をマンガにしてますが、確かにこれは女性が好きな
オハナシですよねー絶対に。（『勧進帳』を殿方が好むが如くに）
今日も客席のご婦人方、あっちでもこっちでも涙、涙…
「そこまで泣くか！」と心の中で叫ぶ私は冷たいのか？「尾上（音羽屋さんじゃなくてね）暗ーい」とか思っていてはいけないのか？（笑）
そのわりに岩藤さまのことを「お局」「お局さま」と言うたびに場内から笑いが起きるのはどうしたものか？（語源はむしろこっちやん）

笑いのツボに待ってました、とばかりに飛びつく傾向がだんだん強まってる気がする。ちょっとでもオーヴァーアクトしたり、科白を大げさに張ったりすると「ここは面白いところなんだ」ってボタン押されちゃうのでしょうか？
（あぁ、泣きのポイントも同じ仕組みかも）
幕が開くごとに拍手するのと、やたらに笑うのと。ちょっと気になる最近。

『加賀見山』よかったです。草履打ちのあたり、やっぱりゾクゾクしました。
岩藤と尾上「（発散型と内向型、ってカンジで）こりゃー合わないよなぁー」って気にさせられました。

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ふと気づくと９月が終わっていた。
８月の日産スタジアムレポを最後に日記も途絶えていた。
国立競技場にも東京ドームにも行ったのにぃー！フォー！
いや、別にＳＭＡＰライブだけで過ぎたわけでは重々ないのですが。

さてめっきり秋めいてきた今日この頃ですが、10月に入ったとたん
職場の冷房が切られてしまったため、前の週までは膝に毛布をかけ
カーディガン必須アイテムだった室内が一転、軽くムシ風呂。
あっちからもこっちからも「アツイ」「アチー」の声しきり。極端すぎ。

そんなわけでアタマがブレイクしたんだろうか、けさ出勤途上、乗換駅で
買い物しようと財布をさぐったところ、ガーン！カバンに入っていない。
ゆうべウチで出したのは確かなので、たぶん入れ忘れたんだろうなぁ、と
思いはすれど「ひょっとして、もしかして…」の心配はcan't stop!
こんな時、人は家族の必要性を痛感するのでしょうか。ねえ？

そんなわけでとるものもとりあえず職場にいったんたどり着き、
伝言だけ残して家にとんぼ返り。半分くらいドキドキしながら。
約１時間後、財布は自宅にて無事発見されました。やれやれ。
と思う間もなく、もいちどとんぼ返り。本日２回目の出勤。
…やれやれ朝から汗かいちゃったぜ。そして焦りすぎだぜ自分。
サザエさんの境地にはほど遠いようです。

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