2001-08-28 涙のハッシュドポテト
2001-08-27 喜んでいいのか、怒っていいのか、悲しんでいいのか。
2001-08-26 夏の終わり。
2001-08-24 年に一度の健康診断でした。
2001-08-23 驚きと喜びと、そして後悔？
2001-08-22 嵐のせい？
2001-08-20 とりあえず「開通」しました。
2001-08-19 泳ぎに行くはずだった日曜日。
2001-08-18 夏祭りと今年最初の花火
2001-08-16 旅行熱

よこ！さまの「３行ざつぶん。」でハッシュドポテトの話題が出た。
そこでちょいとつっこんだ「涙の思い出」について書いてみる。

仕事して報酬をいただいてる今は、とりあえず小金に困る事はなくなったが
学生時代は片道２時間近くの学校まで通うのに精一杯で、休みの時期以外は
基本的にアルバイトをしていなかった。
ゆえに、常に金無し状態。月に１，２度飲みに行って、お昼ごはんを食べて
文庫本を買って…してたらなくなっちゃう。
ハードカバーの本１冊、ＬＰ（そーいう時代だったのさ）１枚買うのにも
ものすごい迷って、新しい洋服なんて（あまりそっちに興味がいかなかった
こともあって）めったに買わない。そんな生活。
（でも周りの子たちも大差なかったので、そんなに引け目を感じる生活では
　なかった、ありがたいことに）
定期的なアルバイトはしていなかったが、たまに１、２日だけのバイトを
友達や先輩に紹介されることがあった。
その日も、先輩の紹介で某私立女子高に制服の注文を取りに行く、その場内
案内を手伝う事になった。
その時はホントにホントにお金がなくて、財布の中にはもう数百円しか
残っていなかった。今思うとおっそろしいけど。
朝早くに巣鴨に集合だったので前の日、大塚の友人の下宿に泊めてもらった。
何も食べないまま下宿を出て、山手線で巣鴨まで。切符を買ったら残りが
100円…その日のバイト代もらわないと、もはや家へも帰れない。
集合時間までまだ時間がある。何も食べてないのでお腹空いた。
でもお金ない。開いているお店は…と見るとマクドナルド。
ふらふらーと入る。メニューを見ると、ハッシュドポテトが80円。
「ハッシュドポテトひとつ」と注文する。
「他にご注文は？」「いいです」
「お飲み物いかがですか？」「ハッシュドポテトだけでいいです」

この時のハッシュドポテトはしみた…塩味がいつもより強かったりして＾＾；
いまだにマックのハッシュドポテトっていうとこの時のことを思い出す。

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（今回ちょっとリアルに汚い話です）

あまりにも左耳の治りが遅いので、ついに病院を代えてみることに。（遅い？）
今度は職場の近くの耳鼻科に行ってみる。

朝、出勤して上の人に「申し訳ありませんが、耳の具合がよくならないので
これからしばらく毎朝通院させてもらうかもしれません」と。
かなり悲愴な顔をしていたようで、みんなけっこう痛々しそうに見送ってくれた。

病院は職場から歩いて数分の病院ビルの６階。
小さなクリニックだけど入って行くと待合室にいるのはまだひとりくらい。
すぐに名前を呼ばれた。

８月10日頃に耳の中を傷つけて、しばらく他の病院に通ってたんですが
よくならなくて…と説明する。
ヴェテランっぽい先生、中を覗くなり「あぁ、これカビだね」。

カビ？カビ？カビだって…！？

先週から「真菌（カビ）を殺す」という点耳薬をもらって毎日注している。
そう言うと「カビはねぇ、耳に溜まる分泌物の下にいるから、分泌物を取り除いた
後に薬を注さないと効き目ないんだよ」とおっしゃる先生。
だってずっと「耳の中いじらないようにしてね」って言われてたんだもん！
まずオキシフル綿入れて分泌物取り除いてその後、水で洗い流すから、と言われる。
何なのっ！ずっと「耳に水入れないように気をつけてね」って言われてたのにっ！
全然違うじゃん！

オキシフル綿挿入して５分待つ。耳の中でじゅわじゅわ音がしてる。すごい音！
（もしかして分泌物が音立てて剥落してるの…？）
そして太い注射器で水注入。ごぼごぼごぼごぼ注入。イタイ。イタイです…
最後に薬をつける。起き直るとあーらすっきり。昨日までの痛みはどこへやら。

「この１回で大丈夫だと思うけど、一応週末にもう１回来て下さい」と言われる。
「耳掃除してもいいんですか？」って聞いたら、大丈夫だって。
投薬はなし！
何だったの、この２週間は！
あーあみんなの言う通り、もっと早く病院代えてればよかったよ…

しかし「肺に睡蓮が咲いた」クロエ。ならぬ「耳にカビが生えた」私…
すごいイメージ悪ぅ…
（真菌症ってことなんだと思う。細菌じゃなく真菌…）

ということで職場に戻って「あと１回行けばいいそうです」と報告。
みなさん拍子抜け。私も拍子抜け。

今週末には完治宣言出るかもしれません。お騒がせしました。

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朝の雨から、次第に夏の陽射しが射しはじめた日曜日。
８月ももうおしまい。

ずーっと気になってた机の上の掃除をした。
ずーっと気になってた本棚の整理をした。
ずーっと気になってた枕カバーのほつれを繕った。

ウチ中の水取りぞうさんを全部交換した。
昨日の歌舞伎座の長い長いレポを書いた。
たまりにたまってる伝票整理もしなくては。

あぁ私って何てだらしない日常を送ってるんだろう。反省反省。

明日からまた仕事。

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…ってのを書こうと思ってたんだけど。
ちょっと心が揺れてるので、明日落ちついたら書こうっと。

あ、でも私は元気です。

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この間も書いたことだが、私の実家は山の中のマンションにある。
その同じマンションにＮさんも住んでいらした。

Ｎさんは劇作家で、歌舞伎の作品もいくつもお書きになっていらしたり
「演劇界」を始め、歌舞伎関連の本の編集に携わっていらしたり、ということで
お名前だけは早くから存じ上げていたのだが、ご近所に住んでいらっしゃる
ことはずいぶん後になって母に聞かされるまで知らなかった。
Ｎさんの奥さまと会えばご挨拶は交わす間柄だったらしい母は、ある時立ち話の
ついでに、ウチの娘は歌舞伎が好きで…と言ったらしい。
ぜひ今度いらして下さい、っておっしゃってたわよ。一度お伺いしてみたら？と
母に言われたが「そんな…図々しい」とどうしても逃げ腰になっていた。

２年前の冬、Ｎさんは亡くなられた。
結局、直接お会いすることは一度もなかった。

今日、母からメールが来た。
Ｎさんの奥さまがウチ（実家）を訪ねてこられ私に、と本を２冊下さったという。
１冊は署名入り。お亡くなりになる前にひとつひとつお書きになったのだという。
そしてまた、ぜひお遊びにいらして下さいね、とおっしゃって下さったという。

とてもびっくり、すごく嬉しい、でも悔やまれる。
逃げてないでお会いしてみればよかったのかな…

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（またもや病気ネタ。すいませんすいませんすいません）

台風が近づきつつあった昨日の午後。
ずっと何ともなかった左耳が痛み出した。しかも痛みの質が今までと違う。
頭の左半分が痺れるような感じで気持ち悪い。
だんだん辛くなって来たので、仕事もそこそこに定時で帰ってきた。

時間がたつにつれてどんどん痛みが鋭くなってきた。
これまでなら、薬飲んだら治まってたのが全然治まらない。
横になっていったんは眠ったのだが、そのうちあまりの痛さに目が覚めた。
時計を見ると１時間ちょっとしかたっていない。
ついに我慢できなくなって、冷凍庫から保冷剤を取り出しタオルにくるんで
冷やしながら横になったのだが、結局ほとんど眠れないまま朝になった。
外は嵐。
とりあえず仕事は休ませてもらうことにして（おととい休んだばかりなのに！）
ヨーグルトと果物食べて薬を飲んだら今度はちょっと効いてきた。
職場に電話してから引きずりこまれるように眠ってしまう。

昼前になると雨も風も少しずつ治まってきた。
病院から（さすがにいつもより空いていた）帰ってきた頃には、ほとんど
雨も上がり、そのうちすっかり晴れてきた。
それとともにあれほどひどかった痛みもほとんど治まってしまった。

もしかしてもしかして、気圧のせいだったの…？

（今は元気です。ついつい書きたくて書いちゃったけど）

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ということで病院行ってきました。

「痛かったら言って下さいねー」と言われつつ、耳に吸引機入れて
少しずつ詰まりを取り除いていく。
あー何かホッとするー…と思ってたら、突然ぎゅいん！というカンジで
吸引されて、もんのすごい激痛！
思わず「いだい！！！」と絶叫してしまいました。
でも先生が「痛くしちゃった？ごめんなさい、ごめんなさい」って
あんまり泣きそーに謝るのでつい「あ、大丈夫です〜」と言ってしまう。
頼むよ、さゆりちゃーん、とピュンピュン丸みたいに呟いたりして。

詰まりは取りましたが、まだ患部の化膿が治りきっていないので
もう一度来て下さい、と言われる。
まだしばらくは耳に水が入らないように気をつけて、とも言われる。
当然、酒もまだ飲まない方がいいということね。

治るまであと少し。いい子にしてま〜す。

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ホントは友達とプールに行くことになってたのに、耳が治るまでは
水に入るの禁止令。ってことで行けなくなりました。
昨日のぐずぐずしたお天気に、もしかして延期かな？とも思ったけど
今朝起きてみたら太陽さんさんのいい天気。
これじゃあきっと行ってるなー、と思ったらちょっと悔しくなった。

相変わらずなーんにもする気になれず、思いっきり自堕落に本読んで
ビデオ流して過ごしてしまった。
プールの後で花火やるなら参加する、と伝えておいたんだけど、もう
めんどくさいなーと思ってたら「泳ぎつかれたから花火はまた今度」と
メールが入った。ホッとしたようなつまんないような。

明日また医者へ行きます。

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母に電話したら「今日は夏祭りだよ。来る？」と言うので行くことにした。
実家は山奥のマンションなのだが、毎年自治会主催の夏祭りをやるのだ。
公園に屋台が出て、盆踊りがあって、最後には花火が上がる。けっこう盛大。
ところが家を出る頃、雨が落ちて来始めた。大丈夫かな…？
だんだん本格的に降り出して、おまけにＴシャツ１枚だと肌寒いくらい。
うーっ…これじゃ気分出ないよ。
バスが終点の公園前につくと、それでもみんなもう集まってる。
焼きそば、焼き鳥の屋台から煙が流れてくる。わーいいい匂い♪

浴衣姿のちっちゃな子供たち、ビール飲みながらお喋りしてるおじさんたち。
「あらまぁ○○ちゃん？すっかり大人になったわねぇ！」なーんて茶髪の
お兄ちゃんに声かけてるおばさん。
高校生の頃からずっと見なれたお祭りの風景。

とりあえず一度家に荷物を置いてから、母と二人でお皿とタッパーウェア
持って再出発。
定年退職後自治会活動を始め、家族全員がびっくりするほど熱心な役員に
なってしまった父は、今日も本部のテントで何だか楽しそうにやっている。
来たよん、と一応挨拶しに行ったら、焼きそば買ってきて、といきなり
使いを頼まれてしまった。
焼きそばも焼き鳥も、昔と比べるとお父さんが焼いてる姿がずいぶん増えた。
きっとここの住人全体の年齢層が上がってきているんだろう。
雨は上がったけどやっぱり肌寒い。枝豆と生ビールのお店をのぞいてみたら
枝豆ばっかり売り切れでビールの売れ行きはイマイチみたい。

８時半に花火が上がった。でも今年はシュルルルル…パンパンパン！っていう
小さな仕掛けみたいなのばっかりで、いかにも打ち上げ花火！なのがなくて
消化不良〜！（思わず「スマコンのオープニングじゃないんだから…」（笑））

これが今年最初で最後の花火になるのかな？チョットサビシイ…

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汽車にのって　アイルランドのような田舎へ行こう

中学の頃習ったこんな歌を、最近しきりと思い出す。
あーあ、どこかへ行きたいな。

なんてなところに、今日買った有栖川有栖の新刊「暗い宿」は
＜宿シリーズ＞と冠つけられた短編集。
山奥の廃業した民宿、南の島のリゾートホテル（BGMは『HOTEL CALIFORNIA』！）
大阪から程近い山間の静かな温泉旅館、そして都心の超高級ホテル…
うーっ、読んでるうちに全部泊ってみたくなっちゃうよ〜！

ところが結局、読書三昧で終わっちゃったりしてね。
のんびりお風呂に入って、気が向いたら散歩して、三食上げ膳据え膳。
一週間も続けたら、娑婆が恋しくなるかしら。
それとももう娑婆に戻れない体に成り果てているかしら？

あーあ、ホントにどこかへ行きたいなぁ…

先頭 表紙