2005-10-11 ちょっとナマイキに語ってみる。
2005-10-09 お局さまを笑わないで。
2005-10-06 ゆかいなサザエさんはエライ。
2005-08-07 第？次接近遭遇！！！
2005-07-27 人生ゲーム♪三秒ルール♪
2005-07-23 赤いヘルメットが輝いていたあの頃。
2005-07-22 ただいま『佐竹祭り』中
2005-07-10 空から見るエボシ岩。
2005-07-02 岩盤浴デビュー
2005-06-26 さよなら長さん。

孫引きで出典もわからないのだけど、とある作家が鏡花を引用して
「小説を書くことは的に向かって矢を射ること。飛翔する空間が小説だ。
　ところが大概の小説は矢を飛ばさずに、矢を持って地面を歩いていって的に射す」
と書いている。
「小説」を「芝居」に置き換えると、私が最近ばくぜんと考えてることに通じるように思う。
観客が「矢は弓につがえて射る」ということを知らなければ（もしくは矢を飛ばすよりも、矢を持っていって射す方を好むならば）弓を引くより歩く方を選ぶ人が多くなるかもしれない（わざわざ途中でいっぺん転んでみたりして）。
飛ぶ矢の描く線の強さと美しさに気づけば、矢を持って歩くことのつまらなさに気づくこともできるように思う。だからそれに気づくことのできるようでありたいと
（僭越ではございますが）思っている。

私が『稲垣吾郎』という役者さんをとても好きなのは、彼は矢を射る人だと思っているから。歩くよりも弓を引く方を選ぶ人だと思うから。

ここ最近は、星監督や土井監督が作るどちらかといえば（グラスファイバーみたいな？）
しなやかな矢を撃ってきた彼が『飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ』では中江監督の豪腕が作った矢を飛ばしている。そして今まで見たこともなかったような空間を見せてくれた。

この空間は後を引く。まだ矢羽根の音が響いているのか…？

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歌舞伎座行ってきました。昼の部。
『加賀見山』で玉三郎、菊五郎、菊之助の顔合わせなんだもん！これは観なくては。
木原敏江が『加賀見山』をマンガにしてますが、確かにこれは女性が好きな
オハナシですよねー絶対に。（『勧進帳』を殿方が好むが如くに）
今日も客席のご婦人方、あっちでもこっちでも涙、涙…
「そこまで泣くか！」と心の中で叫ぶ私は冷たいのか？「尾上（音羽屋さんじゃなくてね）暗ーい」とか思っていてはいけないのか？（笑）
そのわりに岩藤さまのことを「お局」「お局さま」と言うたびに場内から笑いが起きるのはどうしたものか？（語源はむしろこっちやん）

笑いのツボに待ってました、とばかりに飛びつく傾向がだんだん強まってる気がする。ちょっとでもオーヴァーアクトしたり、科白を大げさに張ったりすると「ここは面白いところなんだ」ってボタン押されちゃうのでしょうか？
（あぁ、泣きのポイントも同じ仕組みかも）
幕が開くごとに拍手するのと、やたらに笑うのと。ちょっと気になる最近。

『加賀見山』よかったです。草履打ちのあたり、やっぱりゾクゾクしました。
岩藤と尾上「（発散型と内向型、ってカンジで）こりゃー合わないよなぁー」って気にさせられました。

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ふと気づくと９月が終わっていた。
８月の日産スタジアムレポを最後に日記も途絶えていた。
国立競技場にも東京ドームにも行ったのにぃー！フォー！
いや、別にＳＭＡＰライブだけで過ぎたわけでは重々ないのですが。

さてめっきり秋めいてきた今日この頃ですが、10月に入ったとたん
職場の冷房が切られてしまったため、前の週までは膝に毛布をかけ
カーディガン必須アイテムだった室内が一転、軽くムシ風呂。
あっちからもこっちからも「アツイ」「アチー」の声しきり。極端すぎ。

そんなわけでアタマがブレイクしたんだろうか、けさ出勤途上、乗換駅で
買い物しようと財布をさぐったところ、ガーン！カバンに入っていない。
ゆうべウチで出したのは確かなので、たぶん入れ忘れたんだろうなぁ、と
思いはすれど「ひょっとして、もしかして…」の心配はcan't stop!
こんな時、人は家族の必要性を痛感するのでしょうか。ねえ？

そんなわけでとるものもとりあえず職場にいったんたどり着き、
伝言だけ残して家にとんぼ返り。半分くらいドキドキしながら。
約１時間後、財布は自宅にて無事発見されました。やれやれ。
と思う間もなく、もいちどとんぼ返り。本日２回目の出勤。
…やれやれ朝から汗かいちゃったぜ。そして焦りすぎだぜ自分。
サザエさんの境地にはほど遠いようです。

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さて、行ってまいりました、横浜日産スタジアム。
初めて行くのにサッカーじゃなくてすいません。

今回の席はなんとなーんとありがたいことに、アリーナの通路脇という
もんのすごい好位置で、一同舞い上がる舞い上がる。
（来る人来る人「うそー！めちゃめちゃ前じゃーん！」「すごーい！」と
　叫びながら通り過ぎてゆくのが笑えた）
はい、ホントにありがとうございました。感謝感謝です！

オープニングの「お練り」（ばいyocoさん）でまさに数メートルの距離に
ＳＭＡＰがくるのよ、接近遭遇なのよ、見ちゃいましたよ間近で！

吾郎さんはめちゃめちゃ細くて色白でした。どれくらい白いかと言うと
ひげの剃り跡が蒼く見えるくらいでした。数メートル離れてるのによ。
（アンコールで同じ距離で見た剛くんも白かったけどひげは見えなかった。
　薄いのねきっと）
そしてアンコールで再び接近遭遇した時に見た後ろ髪はもののみごとに
くりんくりんでした。全身、水浴びたくらい汗かいてたしね。

コンサートの感想？そりゃー「サイコー！」でした。ふふっ。

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ＳＭＡＰのアルバムが出ました。２年ぶりです。なんとね。

前作『ＭＩＪ』では田島(ORIGINAL LOVE)貴男くんの『たてながの自由』が
ダントツイチオシ曲でしたが、今回は小西(PIZZICATO FIVE)康陽さんの
『クイズの女王』がダントツ！ダンゼンイチオシ！

PIZZICATO FIVEは個人的には、田島くんと高浪さんがヴォーカルだった第２期が
もうめっちゃくちゃ好きなのですが（『BELLISSIMA！』何回聴いてることか！）
『クイズの女王』は野宮さんヴォーカルの第３期っぽいカンジがします。
（いわゆる一般的なPIZZICATO FIVEのイメージかしらん？）
高浪さんの歌声がどことなく吾郎くんと似ているよーな気がするせいか（？）
第２期アルバムには「これカヴァーして欲しいなァ」と思ってた曲がやたらと多いのでした。
そんなところへ今回の『クイズの女王』まさに「やったね！」という気持ち。

次の「やったね！」はアルバムに渡辺さんが参加してくれること、かな。
（お正月の『Goro's Bar』でベース弾いてくれたし、あと一息！なんだけど）


そーいえば『ヨイショの男』ではPIZZICATO FIVE第１期メンバーの鴨宮さんが
音楽を担当していましたね。小ネタ。

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先日、実家の父が「'80年代のプロ野球選手インタビュー」本を貸して
くれて、読んだらこれがとても面白かったわけなんです。
プロ野球を見始めたのが1979年の日本シリーズ「江夏の21球」
（もっとも当時そのスゴさはよくわかってませんでしたが）からで
それ以来、熱かったりぬるかったりしながらもカープファンで通してきた25年（!?）。
そもそも父が貸してくれた理由も「最初に（広島の）高橋（慶彦さんね）が
出ている」からだったわけで。（お父さんありがとう）

インタビューで何回も「あの時代に広島で野球ができて幸せだった」という
言葉が出てきて、読んでいるこちらも改めて「確かにあの頃のカープは」などと
ノスタルジー入ってしまいました。

それから『全力投球』（大野さんの本）とか『投球論』（川口さんの本）とか
ちょっと立て続けに読んでしまった。
ファンが後ろばっかり見て「あの頃は」ゆうのは、今の選手に悪いなーとも
思いつつ。

んで、今日オールスター戦を観ていたら、前田さんが大活躍、公式戦とは
全然違う、イイ笑顔でプレイしていました。
今だって赤いヘルメットは輝いているんだよね。ちゃんとね。

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お誕生日です。
ナント四十代に突入です。あらーっって感じです。

三十代は自分だけに限って言えばなかなか面白い十年でした。
世の中全体を考えるとそうそうお気楽なことも言ってられませんが。

なんたって十年前は
一人暮らしもしてなかったし
パソコンも持ってなかったし
携帯電話も持ってなかったし
SMAPファンでも吾郎ファンでもなかったのだからね（苦笑）

…やっぱりお気楽。


てなわけで三十代と四十代の分水嶺たる夜、
買ったばかりの『ソムリエ』DVDでひとり盛り上がってます。

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『Sma-Station4』でやーっとNASA珍道中ご開陳。
いやーホントにスカイキャプテンなんだなーと改めて感心しました。
おかげで『マーキュリーレッドストーン』しっかり覚えました。

いよいよ宇宙へ行かれる野口さんの地元、今日公民館へ行ったら
「野口さんあとＸ日！」とか「フライトは（日本時間）14日何時何分！」
とかぷち盛り上がってました。

宇宙から見えるように地元の海をライトアップするんだそうです。
わかるかな？エボシ岩。

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ちょっと前に雑誌を読んで知って以来『岩盤浴』が気になり始め、
行きたいなあ、と思っていたところ、ウチから電車で数駅のところに
あることがわかり、ついにマッサージ・健康系ではいつも連れ立ちする
友達とふたりでドキドキの初体験。

受付で籠いっぱいの「岩盤浴セット」を渡されて懇切丁寧な説明。
下着も全部とって作務衣みたいな浴衣に着替え、敷きタオルと拭きタオル、
ペットボトルの水を抱えて浴室へ入ると、薄暗い中に十数床並んでいて、
空いているところにタオルを敷き、いざ開始。
「うつぶせ５分→あお向け10分→休憩５分」が基本１セットで、これを
３〜４セット繰り返すのですが、こもった熱気のせいか、もういきなり汗。
うつぶせでお腹をぺたーと石にくっつけてると、コドモの頃にプール休憩で
熱いコンクリートの上で水温に慣れた体をあっためてたような気分。
じょわじょわーと熱が浸透していくカンジ。そして汗汗。
５分経過で、今度はあお向けになって背中をあっためつつ、周りに敷いてある
石を詰めた袋をみぞおちの上に乗せてみる。両面同時焼き（？）
やっぱしお腹をあっためるのがいいような気がして。
「眠たくなったりするのかなあ」と思っていましたが（そして室内では
ずっと『ヒーリングミュージック』めいた音が流れているのですが）
実際、暑いのと熱い空気を呼吸してるのとで、眠くはなりませんでした。
（寝ちゃったらまずいんじゃないか？という思いもあり）
１セット終わってクールダウン室に出たら、涼しいのと呼吸の楽なのとで
「ひゃー気持ちいいーっ」もう浴衣ぐっしょぐしょ。
ふだんお酒飲んでも変わらない顔の血色が、いつもより赤め。びっくり。
２セット目のうつぶせで、だんだん心臓バクバクし始めたので、あお向けは
５分で２回目の休憩。友達は２セットで「もうやめとく」と終了。
私はゆっくり休憩して、最後にもう１セット、５分→５分。
うつぶせも上体起こして、心臓がキツくならないように注意、注意。

更衣室で汗拭いて着替えたら、スゴイお肌つるつる！（いやホントに）
手のひらとかもぷりぷりしてるのだ。フシギなことに。
そしてあれだけ汗かいたのに、外に出たらもう汗は出てこない。すっきり。
（お風呂上りなんかにかく汗はいつまでもジワジワくるのに）

ウチでシャワー浴びた時に、また玉の肌実感！
この気分、また味わいたいです。

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昨日『光村ライブラリ』のことを書いたと思ったら
今日のニュースで長新太さんの訃報。

『光村』の中でも佐野洋子さんの『空飛ぶライオン』の挿絵で、
あの色使いと線を見せて下さっていて、これ国語の授業でやったのかあ、
いいなーなどと思っていた矢先のことでした。

ニュース映像では個展会場だったのか『ごろごろにゃーん』の原画を
背景に立つ姿が映されていました。

押入れの中から長さんの絵本をひっぱり出してきました。
『ごろごろにゃーん』は見つかりませんでした。

一番初めに読んだ長さんの本は『ほいほいさん』でした。

コドモの私をずっと楽しませてくれてありがとうございました。

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