himajin top
あおぞらあまぞらくもりぞら

仏の末法、聖の澆季。

別館「芝居小屋ハシゴ日記」はお休み中。
気が向いたら再開します。たぶん。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2005-03-27 『Mの悲劇』つれづれ
2005-03-06 クライマックスご一緒に!
2005-02-13 折り返し点です。
2005-02-06 Gray Zone
2005-01-30 『M』は…
2005-01-01 びっくり!(私的?)二大スター共演
2004-12-08 イナガキレシピ。
2004-12-04 先生も走る12月
2004-11-11 『笑の大学』,absolutely...
2004-11-07 another『笑の大学』


2005-03-27 『Mの悲劇』つれづれ

最終回から1週間たって、今日は8時になってものーんびり食事の後片付けしつつ
お風呂の準備などして「あーホントに終わったんだなー」と実感したわけです。
(先週までは、9時までに全部済ませるために8時台はなかなか慌しかった)

綾辻行人の『霧越邸殺人事件』(ノベルス版)解説で恩田陸が
「エンタテイメントを求めるタイプには2種類ある。
 元気が出る、ほっとできるものを求める人と
 ダークで非日常的なものを求める人と」
と書いているが、私は圧倒的にダーク・非日常系に惹かれるタイプ。
なので、本来TBS日曜9時(『東芝日曜劇場』の流れですね)の視聴層ではない
はずなのだが、どーしたわけか稲垣吾郎と日曜9時、の組み合わせは3回中2回が
ダーク・非日常系だったので、毎回おいしくいただいてきたわけです。
(例外だった『ヨイショ』も別の意味でおいしくいただけたんだけどね)

最後まで見てから最初に戻って、実は初回の冒頭10分以内にこの物語で起こる事件の伏線がほとんど(しかも最初はそれと気づかないように?)張られていたことにけっこう驚き、かつ感動してしまいました。
ヒラリー・ウォーの『事件当夜は雨』という小説(面白いけどメッチャクチャ後味が悪ーい。犯人のキャラ設定も、犯人が事件を起こすキッカケも)で、やっぱり最後まで読んでから最初に戻って「そーゆーことか!」と思ったのと同じ感動。
あと『獄門島』(モチロン横溝正史の!)もけっこうそーだよね。
全体の構想が最初にできていてこそのこうゆう伏線の張り方、すごく好きです。

あと構成が何となく『危険な関係』(1999年フジ系)に似てるなーと。これもすごくすごくものすごーく、大好きなドラマなんですが。
始まりは
ドラマの語り手によるモノローグ(どっちも吾郎くんだからよけいに?)
弦楽器で盛り上がるメインテーマがバーン!とかぶるタイトルバック〜提供
終わりは
不穏にジワジワーと盛り上げてきた音楽がプツッと断ち切られて
女声ボーカルによるハイトーンのエンディング曲(そしてタイトルバックはモノクロ系)
…となーんか通じるものがあったのでした(私だけかもしれないけど)。
サウンドトラックを聴いてみても
M(Mの悲劇)-01 と K(危険な関係)-22とか、M-14とK-02とか、色調が同じとゆうか(あ、でも『催眠』のサントラにも通じるものはあった)。

数日前の某テレビ誌で『危険な関係』はおもしろい経験だった、と語っていた吾郎くん。今から5年、10年たった時にやっぱり『Mの悲劇』はいい経験だった、と同じように語ってくれるといいな、と思うのでした。

先頭 表紙

>八百六さま いや、守れない楽天、じゃない? / かねちゃん@チーム防御率いくつだ? ( 2005-03-29 23:36 )
ん?M?三木谷楽天? / 八百八六助 ( 2005-03-29 20:33 )

2005-03-06 クライマックスご一緒に!

さてついに『Mの悲劇』8回でございます。残り2回でございます。

美沙復讐編(よこさん命名)がひとまず終わって、真相究明編に
突入してからの怒涛ぶりったら!
登場人物みんながみんな不穏な動きし始めるし、ある意味すべての
原因を作った薮本という触媒が加わってきたことでストーリーが
うねりだしてきました。

そしてそしてついに…
ぎゃーーーーーーーーーー!!!!!

コエー!

先頭 表紙

>司さん コードネーム「北のまもるん」と呼んでもいいですか?(笑)終わっちゃって日曜の夜がさみしいわー。 / かねちゃん ( 2005-03-27 20:41 )
明日のラストまでご一緒させていただきます。 それにしてもハイスピードなドラマです。ふ〜〜〜。 / 司@フレームの細いメガネを新調した私です ( 2005-03-19 22:36 )

2005-02-13 折り返し点です。

『Mの悲劇』前半しゅーりょー。

自分の行為と美沙が怨んでる原因をはっきり認識したことで
まもるんの心境に変化が生じてきました。
「なんなんだーなんなんだー」と逃げてるばっかの状態から
問題解決へ立ち向かう、闘うまもるんへ。

そんで住居侵入(2回も)ってのはどうかとも思われるが。

次週、怒涛の展開へ…!

先頭 表紙

>たまちゃん どうですか?すっかりハマッている? / かねちゃん ( 2005-03-06 23:58 )
かねちゃ〜ん、お久しぶりですぅ。第5話、前半は美沙の横っ面をパンチしたくなるぐらいムカつきながら、後半は衛に涙しながら見入ってしまいました。住居侵入にはわたしも「それはあかんやろ〜衛!」って関西突込みしてしまいました。 / たま ( 2005-02-16 01:42 )

2005-02-06 Gray Zone

『M』第4回、怒涛の展開。
怨む理由判明。
まもるん、あんまり記憶力ない方…?
それともあまりにも怖い記憶だったので封印…?

お店が「お預かり」してた背広、クリーニングしたようなのに
ポケットに紙入ったまま…?
それともクリーニングする前にお出しして、袋詰めする際に
また入れておいてくださったの?なんてご親切な。

…などなどツッコミ入れつつも、真剣に見入ってましたよ。

とにかくこのドラマ、登場人物がみんな100%の善人でも
100%の悪人でもないところがヨイです。
実際の世の中ではほとんどの人間がそうなんだと思うけど、
ドラマの中ではけっこう単純に「いいもん」と「悪いもん」の
二元論的世界が展開されていることが多いではないですかー。
でも『M』世界の住人はみんなまっ白でもまっ黒でもない
灰色の心を持ってる。
衛と美沙の心の色が、終盤に向かって白に近づいてゆくのか
それともどーん!と真っ黒に染まって終わるのか。

あるいは灰色の心が、美しい総天然色に変わるのかもね…?

先頭 表紙

>あみボン。 怒涛の展開続くだね〜。イヤハヤ。 / かねちゃん ( 2005-02-13 22:15 )
どちらにしてもマモルンを毎週ハラハラしながら見る幸せ♪ S? / あみボン。 ( 2005-02-08 07:32 )

2005-01-30 『M』は…

無関心のM…?それとも無神経のM…?などと思ってしまったりした第3回。

初回は土井さんの演出の妙味に。
第2回は美沙さんのジワジワ迫ってくるコワさに。
そして今回は(贔屓目なしに)吾郎くんの芝居に感心しながら観てしまったよ。
小心者で姑息で、弱さゆえに卑怯なとこもあって、自分の周りの小さな世界を守るために
それ以外のところには目がいかないところとか、ああ身につまされる。
これだけ共感しづらい(だって相応にやなヤツなんだもん)キャラクターを主人公として演じるのって、やりがいある、だろうね。
吾郎くん、役者さんとしていい年のとり方をしているなあ。上々吉。
これは贔屓として嬉しゅうござんす。

うろおぼえですが…
紙幣って確か燃えちゃっても灰のまま持ってくとお金に換えてくれるんじゃなかったっけ。
まもるんもってけ!(造幣局?銀行?)

先頭 表紙

>あみボン。うーん、私はひとり暮らしだからか?金曜の夜でも日曜の夜でも見たいものは同じ。 / かねちゃん ( 2005-02-06 22:04 )
>司さん とりあえず第4話で第一部、ってカンジなのでしょうか。今後の展開、さらに気になります… / かねちゃん ( 2005-02-06 22:03 )
>マイケル様 とてもトリビアなネタですねェ、でもそもそも「山の手事情社」を知らない私なのでした。「京浜兄弟社」じゃないですよね(全然違う。しかもこっちの方がマイナー?) / かねちゃん@本題の方もヨロシケレバ ( 2005-02-06 22:02 )
日曜の夜に見る内容じゃあないよね〜嫌いな世界じゃないけど。 / あみボン@病欠が2人になっちゃった。 ( 2005-01-31 07:45 )
日銀だったと思います。 あのバックのまま持っていくとOKです。確かその筋のプロがおります。 見ていてふぁんとしては「辛〜〜」ですが、役者としては○。ミサのお店の壁にシンメトリーで映るお姿にも○のM3でした。 / 司@もちろんどっぷりM中心の生活です ( 2005-01-31 00:24 )
前から疑問に思ってたんですが、土井さんって「山の手事情社」で役者をされていた方なんでしょうか? / マイケル(本題と関係なくてスミマセン) ( 2005-01-30 23:53 )

2005-01-01 びっくり!(私的?)二大スター共演

いろいろありますが、とにもかくにも2005年になりました。
どうぞ少しでもよい年でありますように。


さてさて、元旦から『Goro's Bar』を観ておりました私、いきなり
「うそぉっ!」と深夜に絶叫。

「ショータイム」で何と何と、My Favorite,Favorite,Favorite!!!
Musicianの渡辺さんがコントラバス弾いてるじゃありませんか!!!

めっちゃ驚き。まさかSMAPと渡辺さんが共演ってさあ。
(でも考えてみれば、今SUNTORYのCMでCHEMISTRYと一緒に演奏して
 るんだよねー)

一粒で二度おいしいっていうか。何かどこ見ていいかわからないって
いうか。(妙にテレてしまう。意味わからないけど)

とにかく正月そうそう驚きだったのでした。

先頭 表紙

>司さん お返事遅れてごめんなさい。『M』はまってますか? / かねちゃん ( 2005-01-30 22:28 )
そのトキメキ判る!!今年もよろしくお願いします。 / 司 ( 2005-01-10 22:53 )

2004-12-08 イナガキレシピ。

吾郎くんお誕生日。

なので、こないだめでたくビストロキングをゲットした
記念メニュー『白菜とエノキと油揚げの味噌汁』を作ってみる。
ただしエノキは買っていなかったので(いきなりダメじゃん)省略ね。

ウチでは白菜を味噌汁に入れる習慣がなかったので(白菜は漬物か鍋)
実は初体験。
なかなかおいしいでした。ただ、好みとしては、ごはんと一緒には
食べたくないかなー。単品スープ感覚(あくまで好みの問題)。

んで、主食は、これもずいぶん前に作ってた『ソースパスタ』
まあ、私が作るのは「焼きそばの麺をパスタにしたもの」ですが。
これもけっこう好きです。

『アボカドサラダ』も一時期はまってた。
うーん、いろいろとお世話になってますイナガキシェフのレシピ。

31歳。ますますご活躍下さい。充実してね。

先頭 表紙

>あみボン。ワインは値段じゃないわよん。おいしければそれでいいのさ。 / かねちゃん ( 2005-01-02 01:33 )
ジャスト見ながら飲んだ(安い)ワインはとても美味しかったわ〜♪ケーキはミルクレープにしちゃった(笑) / あみボン。 ( 2004-12-09 07:30 )

2004-12-04 先生も走る12月

早いっ!もう今年もあと残り1ヶ月をきりました。
『笑の大学』にかまけてるうちに秋も過ぎにけり。
(マジで10日にいっぺん観てます。まだ観に行きます)

仕事の行き帰り、電車の中で本を読むんだけど、
最近はめっきり新刊で読みたいものが減ったので
(読みたくてもハードカバーで上下巻、とかになると
 買うのに勇気がいるしね)
本棚から、前に買ったものをいろいろひっぱり出してます。

昨日読んだ『鏑木清方随筆集』が面白かった。
ちょうど『笑』で思いをはせてた戦前の東京の風景が
たくさん出てくる。

そりゃあ冬は寒そうだし、夏は暑そうだし、
虫は多そうだし、雨が降ると道はどろんこだし、
ごはん作るのも、お掃除するのも、洗いものだって大変だし、
今からすれば不便なことばっかりですけど、
それでも、今よりもよいこともたくさんあるように思う。

図版で入ってる絵がどれもすてきだ。
こんな風に描けるって…いいなあ。

先頭 表紙

2004-11-11 『笑の大学』,absolutely...

とゆーわけで今週こそ、とレディースデー目当てに観に行く。

…10日ぶりに入る映画館。ところが上映場所が換わってる。
入ってみたら、おぉっと!大きい!
スクリーンも、そしてもちろん客席も。びっくり。
ヒットしてるんだなあ、と改めて実感。じんわり嬉しい。
(いや、日比谷とか新宿で上映館換えてる、とは聞いてました。
 でも東京じゃない、ここらへんでも、と思ったらホントにねえ)

もちろんレディースデーですから、観客のほとんどが女性。
でも今回、終わって帰ろうとしたら、サラリーマンの方がひとりで
観にきているのを見つけて、またじんわり嬉しくなった。
この映画は、ホントにホントに男の人に観てもらいたい映画だ。
(もちろん女の人にもですけど)

『笑の大学』公式HPに、重岡プロデューサーの制作日記がUPされている。
今日で完結。泣きそうになってしまう。
ひとつの作品を創り、それを世に送り出すまでに、たくさんの人たちが
頭を絞り、体を使い、力を尽くしている。
その方々の心の中に、それぞれの制作日記がきっとあるのだろう。

そして客席の私たちにも、それぞれの『笑の大学』日記が。

先頭 表紙

>あみボン。髭オーナーに笑わされた瞬間「私が浅かったよ…」とぽつり(爆) / かねちゃん ( 2004-11-20 22:39 )
>たまちゃん 聞きましたよー『京都みなみ会館』!めっちゃいいところだそうで。京都ってやっぱり奥が深いわ。 / かねちゃん ( 2004-11-20 22:38 )
重岡Pの日記で涙した後、髭オーナーに大笑い 罪な男じゃあ〜  / あみボン。 ( 2004-11-12 07:47 )
私も昨日のレディスデー行ってきました.『京都みなみ会館』すごいですよ〜なんと、パチンコ屋の二階!ロビーもレトロでちょっとマニアックな雰囲気です。 / たま ( 2004-11-12 02:26 )

2004-11-07 another『笑の大学』

久しぶりに舞台版の『笑の大学』を観なおしてみた。

いやー、改めて言うのも何ですが、味わい違いますね。
ベツモノだよね。
確かに同じセリフを同じように喋ってるのに、まったく違う。
演出、役者さんのニン、その他もろもろ。

どっちがいい、悪いじゃなく、ひとつのホンから生まれた
2つの作品として楽しみたい、そんな気分。

そしてまた、映画版が観たくなりました。

先頭 表紙

>うし様 わあいいなあ、ラジオドラマをお持ちとは…(羨)想像するに、人間vs人間『笑の大学』なんだろうなあ。 / かねちゃん ( 2004-11-11 22:57 )
ラジオドラマはラジオドラマでまた味わいが・・。私は八十助さんの椿、とても好きですよ。 / うし@同じく久しぶりに聴きなおしたノダ。 ( 2004-11-07 20:48 )

[次の10件を表示] (総目次)