自分の中で、[自分の安全]は優先順位の下の方…。
今日は、県高総体の開会式で更新をしてきた。
終わって学校に帰ってきてのは16時頃で、電車の時間まで余裕が無かった。
と思って自転車をトバした。
電車に間に合う事だけを考えて加速していたので、カーブでスピードを落とさずに曲がろうと試みた。
それは失敗し、自分はド派手にコケた。
それを、真正面から見ていた後輩たちが「大丈夫ですか…?」と訊いてきたが、電車のことしか頭になかった自分はろくな確認もせず「あぁ、大丈夫」と言ってすぐに走り出した。
走りながら腕を見ると、左腕に擦り傷ができていて、血が出ていた。
位に考えて駅までの道のりをトバした。
ケガも顧みずに自転車を漕いだお陰で電車には間に合ったが、腕はヒリヒリと痛んできた。
M駅のトイレで軽く洗って、乗り換えの電車に乗った。
そこで、伸とその後輩に会った。
数人で話している途中、伸の後輩が「これ、使ってください!」とティッシュを差し出してきた。
思い出して腕を見ると、血が滲んでいてなかなか痛そうに見えた。
「ありがとう」とお礼を言い、ティッシュで傷を拭った。
ティッシュで拭ったが、血はあまり出ていなかったので、そんなに効果はなかった。
そして、家に帰るなり母親に「さっさとシャワーを浴びて傷の消毒をしな」と言われた。
「放っておいても…」と言ったが、聞く耳を持たない母親。
痛みに挫けそうになりながらも傷を洗い、そのあと消毒して薬を塗った。
今日の教訓
「ケガをして苦労するのは自分だ」 |