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「戯言日記」

非常識な常識人の日記
[プロフ]

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2004-12-22 己に勝つ
2004-12-21 震える指先
2004-12-20 弱くなった
2004-12-19 悩み
2004-12-18 何とか完走
2004-12-17 臆病者
2004-12-16 泣き言で戯れ言
2004-12-15 文章を書く
2004-12-14 ここに極まれり
2004-12-13 土産交換


2004-12-22 己に勝つ

 今日は終業式、明日から冬休みだ。
 嬉しいはずなのに、自分は顧問の先生との話し合いがあるのでそんなに浮かれた気分にはなれなかった。
 まず最初に辞めたい理由を訊かれた。
 「体力が無くてついていけないからです」と答えた。
 そこから、自分と先生の話し合いが始まった。
 先生に沢山のことを言われて、気付いたら泣いていた。
 [人前では泣かない]と決めていたが、泣いてしまっていた。
 自分と話す顧問の先生も泣いていた。
 先生は「体力が無いと言うだけで辞めようと考えるな、一年の頃から1年半頑張ってきて出来ることが増えただろうが、お前が遅いからって皆迷惑だなんて言ってないだろうが」
 「ついていけないと自分を引け目に感じて足を引っ張らないようにと思ったんだろうが、誰もお前を邪魔だとは思ってない、だから、あと半年頑張れ」と言った。
 自分はずっと泣いていた。
 先生の話で気付いたのは自分は自分に勝てていなかった。
 だから、自信も持てず何をするにも詰まらなかったのだ。
 「だから、退部は認めない」と言われた。
 そして自分は、野球部に残ることになった。
 自分は道具が何一つ無いので今日は帰ることにした。
 言われて一番嬉しかったのは「何も悩まないで部活してるより、悩みながら部活してたお前の方がよっぽど部活してるよ」だった。
 強くなりたい。
 せめて、自分に勝てるくらいに。
 そう思った。

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2004-12-21 震える指先

 顧問の先生に電話をした。
 学校では今三者面談中で顧問の先生は忙しくなかなか話が出来ない。
 だから、家に帰ってから電話をしようと思った。
 退部の第一歩に部室にあった自分の荷物を全て持ち帰ってきた。
 荷物が冗談みたいに増えたが、もうあそこにはいられないので、持ってきた。
 家に帰ったら20時頃だった。
 すぐに電話しようとしたが、内容(っても「退部します」と言うだけ)がまとまらず、電話をしたのは22時過ぎだった。
 電話番号を押そうとすると、手が震えた。
 もの凄く緊張して、胃液が沸騰してるようだった。
 数回のコールの後、顧問の先生が電話に出た。
 自分は震える声で、「転部させて下さい」としか言えなかった。
 先生は「わかった、明日話しをしよう」と言い、自分は電話を切った。
 受話器を置くと、気持ちが少しだけ楽になっていた。
 かなり苦労したが、自分が言いたいことを言えて良かった。
 結果は明日出る。

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2004-12-20 弱くなった

 自分は弱くなった。
 今日、学校を休んだ。
 風邪が悪化し頭痛が治まらず、病院に行ってきた。
 ここまでは普通だが、今までの自分は多少の事では学校を休まなかった。
 身体的に自分は弱くなった。
 精神的にも弱くなった。
 部活を辞めるか続けるかを未だに悩んでいる。
 きっと昔の自分ならもうとっくに結果を出していて、行動に出ていたはずだ。
 今の自分はそんなことも決められずにいる。
 自分は心身ともに弱くなったと思う。
 別に、昔は強かった訳ではない。
 ただ、今の自分は弱すぎる。
 だから、ちょっとした風邪で学校を休み、部活のことも決められないでいる。
 昔は今よりは自分が好きだった。
 自分に自信が持てた。
 今はその自信を失ってしまった。
 それは高校に入って、頼れる人がいないと自分は何も出来ない事を知らされてしまったからだろう。
 自分の弱さに自己嫌悪した。
 ただ、このままじゃあいけないと思う自分はまだいる。
 強くなりたい。
 せめて、「自分が好きだ」と言えるくらい強くなりたい。

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2004-12-19 悩み

 部活を続けるか辞めるかで悩んでいる。
 今日なんて、考えすぎて他のことが手につかなかった。
 どっちを選択してもきっと自分は後悔する。
 どうすればいいかわからない。
 

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2004-12-18 何とか完走

 今日の部活は自分が嫌いなロードーワークだ含まれていた。
 しかも、12Km位走る長くて怠いコース。
 自分はこのコースを一度だけ走ったことがあるが、その時は途中で監督の車に乗せられてだいぶショートカットした。
 今回自分は10早くスタートした。
 最初は上手くペースを掴めなかったが、一度わかるとそのままのペースである程度走れた。
 10前スタートだったが、足が遅い自分は10km位でみんなに追い越され始めた。
 康が「半分切ったぞ、がんば」と声を掛けてくれた。
 他にも何人か声を掛けてくれ嬉しかったが、部活を辞めたい自分がさらに迷う材料にもなった。
 ラスト3km位で自分のペースはいきなり遅れた。
 どうにも足が上がらなくなって、歩いてるのと大して変わらない(寧ろ歩きの方が早い)スピードでしか走れなかった。
 それでも、「もう少し…」と言い聞かせて走った。
 グランドまであと数メートルのところで、みんなが待っててくれた。
 最後は24時間テレビみたいにゴールして終わった。
 こんなに遅れた自分にみんなは優しかったが、自分がみんなについて行けてないのが明白になった。
 あの時にしっかりと辞めておけば良かった…。

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2004-12-17 臆病者

 今日顧問の先生に「転部させて下さい」と言うことが出来なかった。
 部活が終わって放課後、忘れ物を取りに学校に戻ったときに顧問の先生が居た。
 言い出すチャンスだったのに、自分の口は言葉を紡ぐことが出来なかった。
 たった一言「辞めます」と言うだけだったのに。
 自分はやはり臆病者だ。

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2004-12-16 泣き言で戯れ言

 今日は父親と帰った。
 帰る途中、父親に部活についていけないと言った。
 自分は今二年で、もう年も変わる季節で今部活を辞めるのは愚の骨頂だが、ついて行く自信がない。
 この冬から自分たちのチームの監督が替わった。
 自分はその先生があまり好きではない。
 そして、その先生になってから練習の内容が2〜3倍位濃くなった。
 そして、自分はついていけなくなった。
 元から体力に自信は無かった。
 今まで続けてきたのも奇跡だと言われた。
 最近の練習でついていけないのは自分だけだ。
 もう、部活を続けたいなんて思わない。
 もう、辛いのは嫌だ。
 序でに、部の雰囲気も嫌いだ。
 父親は無理してでも続けろとは言わなかった。
 やはり、この人は自分の親なんだなぁと思った。
 さて、どうしよう。
 このまま続ける気はないが、今辞めたらもの凄く中途半端だ。
 常に選択の連続、それが人生かよ。

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2004-12-15 文章を書く

 と言う行為が自分は好きだと思う。
 じゃなきゃこの日記はここまで続いていない。
 今日は「修学旅行の自主研修の作文」の提出日だった。
 本当は昨日のうちに終わらせておくつもりだったが、気乗りがせず眠いので寝た。
 朝起きて少し焦ったが、「学校で書けばいいか…」と思い電車でもずっとマンガを読んでいた。
 学校に着いて朝のHRに時間、担任の先生が「自主研の作文、締め切りは今日だから必ず今日中に出すように」と言った。
 自分の「忘れてきたので明日…」作戦は脆くも敗れ去った。
 幸運な事に、七時間目に授業は特にすることがないので作文を書く時間にくれると言うので、その時間に終わらせることにした。
 そして七時間目、先生の話が長くなり作文を書く時間は20分も無かったが、真っ白だった原稿用紙1枚は文字で埋め尽くされた。
 仕方なく放課後に残って作業することにした。
 智が「ちょっと見せて」と言うので出来かけの作文を見せると「あ〜、ちゃんと流れに沿って書けてるねぇ、あと文章がなんか小説家みたいだ」とコメントをくれた。
 放課後格と話しながら書いていたが、自分が一番早く書き終わり国語の先生に一度作文を読んで貰った。
 先生は「脱字が一カ所あるがいい文章だ」と言ってくれた。
 その後、担任の先生に提出して自分は帰った。
 自分は文章を書くのが好きだが、切羽詰まらなければ行動できないと言う弱点がある(すべてにおいて)
 それを直して、もっといい文章が書けるようになりたい。

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2004-12-14 ここに極まれり

 今日、この前受けた漢検の結果が帰ってきた。
 結果は161/200で合格だった。
 自分が持つ資格が「英検3級」と「漢検準2級」に増えた。
 試験勉強もあまりせず、学校から借りたテキストも殆ど見なかった。
 母親に言ったら「あんたは悪運だけで生きてるね」と言われた。
 とりあえず、この悪運が尽きるまで自分の人生は何とかなる(笑)

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2004-12-13 土産交換

 今日、友達に修学旅行の土産を渡した。
 自分も友達もどっちも関西方面に行ったのだが、「見てくるのが同じとは限らない」と言うことで買ってきた。
 自分は栞と西陣織の弁当包み?を渡した。
 相手からは、京都限定キューピーを貰った。
 京都限定キティなら見たことあるが、それは見たことがなかったので、嬉しかった。
 相手が喜んでくれたかはわからない。
 相手の事を考えるのはどうも苦手だ…。
 

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