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teriiくんのおやおや日記

へっぽこ日本語教師Funkyが日々の授業の中であれあれ??おやおや??
と思ったことを書いていきます。
どんどんつっこんで!!
ちなみにここはWith Love from Newcastleの1コーナーです。
コアラの写真もたっぷりのメインサイトにも遊びに来てね。
メインサイトへはここから飛べます。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2001-05-11 言語調査2
2001-05-10 続「よんほん」に関する考察(その2)
2001-05-09 続「よんほん」に関する考察(その1)
2001-05-08 ディカプリオと・・・
2001-05-07 「上手です。」と「得意です。」に関する考察
2001-05-07 「上手です。」と「得意です。」に関する考察(つづき)
2001-05-04 「上手です。」と「得意です。」
2001-05-03 ひらがなライム や ゆ よ
2001-05-02 ローマ字の怪(2)
2001-05-01 日本の常識、Ausの非常識(ローマ字)


2001-05-11 言語調査2

第1回目の言語調査には100名以上の方々にご協力いただきました。
前回は(自分の中では)アカデミックな内容だったと思っているのですが、今回はちょっと気楽なもので調査を実施したいと思います。
今回のお題は「マクドナルド」。ハンバーガーのマクドナルドです。

関西の方はマクドといい関東の方はマックというといわれているのですが、その境目はどの辺にあるのでしょう??
また九州や東北、北海道では???

これを調べることによって関西圏と関東圏があきらかになるのでは????

などと無理矢理アカデミックにこじつけております。

もしかしてこの二つ以外に呼び方がありますか???

早速、トップページの言語調査2から入室していただいて、ご協力下さい。

今回はおまけで「ねこせんべい」という言葉の分布も調べています。
「ねこせんべい」を聞いたことがある方、使っておられる方いらっしゃいましたら、あわせてお知らせ下さいね。
それではまた月曜日にお会いしましょう。

先頭 表紙

そりゃできすぎだ!!>まなちゃん 個人的には「まっくん」が気に入ってます / Funky ( 2001-05-15 20:36 )
千葉県松戸市では、「マツドナルド」というそうです。詳しくは私のHPの「柏自慢」コーナーへ / まなちゃん ( 2001-05-14 22:36 )
ですよねえ。独特のいい方とかないんでしょうか? / Funky ( 2001-05-12 23:31 )
電気の周波数の違い辺りかな? / 大滝丸 ( 2001-05-12 22:51 )
年代のちがいもありそうですね・・・ / Funky ( 2001-05-12 00:18 )
「アイスコーヒー」と「冷コー」みたいな違いですね(古い!)。 / たらママ ( 2001-05-11 23:32 )

2001-05-10 続「よんほん」に関する考察(その2)

さて昨日のお答えです。(以下の文章は吉本先生から寄せていただいたものです。)

私は、今まで言われていたことに加えて、発音上の問題もあったのではないかと思います。
どうも、日本人にとって「し」という発音は、易しくないようです。
特に「ひ」との区別が問題になったりしますね。
私自身、他の人と話していて、「し」と「しち」がうまく聞き取れなかったりした経験があります。
それに、場合によっては、「く」より「きゅう」の方が発音し易いですし。

実は、去年の末に日本語会話の教材を出したのですが、そこには数詞について、そんなことをちょっとしつこく書きました。

連濁のことをおっしゃってますが、「さん」の場合と「よん」の場合では、大体違っているようです。
例えば、「さんびき」「よんひき」、「さんばい」「よんはい」、「さんぼん」「よんほん」などのように、ですね。
その理由は、「さん」はかつて「sam」と発音していたこと、現在のハ行音は昔「p」音だったことと関係があるのではないでしょうか。
すると、「よん」で連濁が起こらないのは、「さん」と「よん」では発音が違っていたこと、「よん〜」が使われ始めたのがそう古い時代ではないことの証拠と言えるでしょう。
そこで、関心があるのが「四分」の言い方なのですが、他のものとのバランスで言えば「さんぷん」「よんふん」となるはずなのに、けっこう「よんぷん」という言い方をしているようです。
実際、私自身、「いっぷん・にふん・さんぷん・よんふん…」と順に数えると「よんふん」になるのですが、単独で発音すると「よんぷん」になることも多いように感じます。
これは、「四本」以上に、意見が分かれるのではないかという気がします。
ぜひ今度調査をお願いします。

お忙しい中にも関わらず、吉本先生には懇切丁寧なご回答をいただきました。
この場を借りて改めて謝意を表したいと思います。ありがとうございました。

「四分」の調査は第3回言語調査で実施したいと思います。
第2回は金曜日に発表です。今回は気軽な内容ですのでお楽しみに。(BBSを覗いてらっしゃる方はご存じですよね。)

先頭 表紙

結局発音しにくいのが淘汰されていったのかなあ・・・ / Funky ( 2001-05-14 17:21 )
なんだかどんどん学術的になってきましたね。「さん」はsamだった?そういえば大野晋氏の著書には古代の日本語の発音に関する記述がいっぱいありますよね。Fの発音も在ったらしいですね。 / 涼一 ( 2001-05-14 04:44 )

2001-05-09 続「よんほん」に関する考察(その1)

先日来、「よんほん」の由来について、いろいろ考えてみました。
4/30のコラムにも書いていますが、「よん」という数え方は「いち」「に」「さん」「し」が漢数詞であるのに対し、和数詞の「ひ」「ふ」「み」「よ」の「よ」が変化したもののようです。
では、なぜ漢数詞の中に「よん」が紛れ込んでいるのでしょう?
「し」という言葉が「死」を連想させるからでしょうか?

そういった疑問にソウルの東国大学校の吉本一先生(*)からアドバイスをいただきましたのでご紹介します。


たしかに、普通は、「四(し)」と「死(し)」の音が通じるから、それを避けるために「よん」と言うようになったとか、「九(く)」と「苦(く)」の音が通じるから、それを避けるために「きゅう」と言うようになったとか説明されています。
あるいは、「四」とか「九」という数字は、霊力が強いものとして恐れられ避けられたのではないか、という説もあります。(井上ひさし説)

そういった理由があった可能性は否定できませんが、どうもそれだけではないような気がします。
それなら何故、「がつ」「くがつ」「くじ」「しじゅうくにち」などの言い方は避けずにそのまま残っているのか、それに「七(しち)」は特に避ける理由はなさそうなのにもかかわらず「なな」と言うことが多いのか、という疑問が湧きます。


さてこの続きは明日!!吉本先生のご回答やいかに!?

なぜ「しがつ」や「しじゅうくにち」が残っているのか?
「しち」のかわりに「なな」を使うのはなぜか?

みなさんも考えてください。

(明日のひらがなライムはお休みします・・・。)



*吉本一先生は現在韓国のソウルにお住まいで、「東国大学校 文科大学 日語日文学科 招聘教授」と「ソウル大学校 師範大学付設日本語・中国語教師特別養成課程講師」をなさっています。

※ 文中の文字色は筆者で変更しました。

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関西弁になるのかあ・・・。ひつこい・・・なるほどねえ・・・。 / Funky ( 2001-05-12 00:19 )
関西弁では、プリファーひつこい ラーザー ザン しつこいだと思います。 ってこの長嶋英語っぽい表現、合ってますか? ただいまティプシーです。 / otum ten ten ( 2001-05-11 23:20 )
みんないい線いってるなあ・・・。「ひち」・・・なるほどね。これ吉本先生のお答えの中にあったぞ!! / Funky ( 2001-05-10 21:27 )
「し」だと聞き取りにくいからじゃなかったんですか。関係ないけど音楽の四分音符は「しぶおんぷ」と読むそうです。 / たらママ ( 2001-05-10 10:09 )
いち と しち でややこしいから? 俺はしちよりひちって発音しますけど・・・。 / otum ten ten ( 2001-05-10 07:26 )
七つは、しちつ、より、ななつの方がしっくりきますね。発音しやすいから残っているのでしょうか?(単純すぎる理由かしら) / カエル ( 2001-05-09 23:50 )

2001-05-08 ディカプリオと・・・

今年訪問している学校のなかで一番レベルの高いことをやっているのがWallsend High。
ここは前任の派遣者も配属されていた学校で、3校の中では一番日本語教育に力を入れています。
教科書にしても、Miraiという最新のものを使っています。このMirai、「生徒が興味を持つようなアクティビティのアイディアや楽しい練習問題も豊富!!」という、なかなかスグレものなのです。
教えているYear 10のクラスもアドバンスのクラスで、多くの生徒はひらがなで文章を書くこともできます。
もちろん、生徒によって得意、不得意もあるのですが、これはその中でもあまり日本語が得意でないNさんのお話・・・。

その日勉強したのが、「〜時に○○と××をします。」という表現。その練習問題として、

好きなMovie StarやPop Starとデートしているという想定で「〜時に○○と××をします。」の文をできるだけたくさん作りなさい。

というのがありました。

この練習問題を楽しむためには、いろいろな動詞を知っていないといけません。
そこで練習に入る前に、日本語が苦手な生徒のために今まで習った動詞を復習したのです。
「7時に起きます。」「9時に学校へ行きます。」「12時にランチを食べます。」「4時に帰ります。」「10時に寝ます。」みたいな感じで・・・。
さらにそれらを黒板にまとめて提示しました。

準備万端整ってさあ練習開始!!

日本語が得意な生徒たちは、知っている動詞を総動員していろんな文を作っていました。

「2時にイアンソープとランチを食べます。」とか「4時にジョンレノンと映画を見ます。」などなど・・・。
「ベートーベンと公園へ行きます。」ってのもありました。

ディカプリオが大好きなNさんは、黒板に提示された動詞を使って一生懸命文を作っていました。
彼女、あんまり長い単語を使いたくなかったんでしょう。
彼女が選んだ動詞は「寝ます」

「10時にディカプリオと寝ます」・・・・・・

意味わかってて書いたのでしょうか・・・・・(;´д`)ノ ハァ

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>megさん じゃ婚約者は11時くらいでよろしいでしょうか?(謎) / Funky ( 2001-05-09 23:47 )
うちの娘に限って!! Sleep with Mo.とか言ってたりして・・・。Moくんはうちの子のお気に入りの男の子です / Funky ( 2001-05-09 23:45 )
Teddyのあとに勿論”熊”ってつくんですよね?・・・失礼しました。 / otum ten ten ( 2001-05-09 21:09 )
Nさん・・・。ステキ。私なら・・・「まずディカプリオの婚約者を蹴落として10時にディカプリオと寝ます」・・・すいません・・・不適切な発言を・・・。笑。 / meg ( 2001-05-09 10:30 )
My daughter has to sleep with Teddy..... / Funky ( 2001-05-09 09:14 )
sleep with...はもちろんそういう意味だけど、英語にしては結構柔らかい表現だから、僕は好きです。(えっ?何がって...)不良じゃない外人も使うでしょう。 / 涼一 ( 2001-05-09 03:08 )
彼女の願望がそうさせたのかも知れません・・・・ / Funky ( 2001-05-08 23:15 )
そういえば不良外人が"I had to sleep with...."なんて言ってるのを聞いたことがありますので、きっとNさんも薄々わかってたのではないでせうか。 / たらママ ( 2001-05-08 23:02 )
爆笑 / otum ten ten ( 2001-05-08 21:21 )

2001-05-07 「上手です。」と「得意です。」に関する考察

「〜が上手です」と「〜が得意です」の違い。

まずはみなさん貴重なご意見をありがとうございました。

上手の辞書的な意味ですが、Effective Japanese
Usage Guide(*1)によりますと、”何かをする技術が優れている、うまいという評価(*2)”となっています。それに対して得意は”物事に対しての経験が深く、能力や技術が優れていて自信があること(*3)”となっています。

一つ目の使い分けは「誰々は・・・・。」の部分。

りゅうさんも評価という言葉を使っていらっしゃいましたが、上手相手や第3者を評価するときに使うようです。
それに対して、得意は”自信”という言葉からもわかりますが、自己評価でしょうね。
ですから「(他人から見て)上手だけれども(自分としては)得意ではない。」ということも成立しますよね。
正しくは「上手上手だといわれるけれど得意ではない」でしょうか・・・。

また、「上手」を自分に対して使わないのには、もう一つ理由があります。「うわて」という読み方をする・・・というご意見もありましたが、これは本来自分を下に置いて、相手を立てる表現ですよね。ですから自分のとこについていうとおかしな感じがするのではないでしょうか。


もう一つの使い分けは「××が・・・・。」の部分。

「英語が得意です」「英語が上手です」が両方成り立つのに対し、「数学が得意です」は成り立っても「数学が上手です」が成り立たないという部分です。(実はこれファイロさんから指摘していただきました。ありがとうございました。)
これは上手が「何かをする技術が優れている」ということであるのに対して、得意は「能力や技術が優れていて・・・」というところからわかりますよね。
つまり、「英語」は技術(skill)なんですが、「数学」は能力(ability)としてとらえられているわけです。ですからどうしても上手が使いたい場合には、数学というabilitiyの中の個々のskillを取り上げて、「計算上手」とか「作図上手」にしないといけないのです。
(つづく ↓)

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英語の訳語を考え出すとややこしくなりますねえ・・・。ぼくは逆にgood at が上手かなと思ったのですが・・・。どうなんでしょう??? / Funky ( 2001-05-07 23:44 )
私は漠然と「得意です」と時はgood at...で、「上手だ」の時はcan do... wellを使うのかと思っていましたが。The baby is good at using the spoonとは言いませんし、得意の場合は何かとか誰かに比してというニュアンスもあるのではないでしょうか。得意というのは、第三者から見ればHe/she is talented for ...と言えてもいい状況かなとも思いますが。 / たらママ ( 2001-05-07 17:48 )

2001-05-07 「上手です。」と「得意です。」に関する考察(つづき)


と、私の考えはこんなところなんですが・・・。

柳田さんのいわれる熟練度の差っていうのもあるのでしょうか?
あるとすれば得意のほうが、熟練度が高そう(深そう)ですね。ある程度の経験を積んでないと得意は使えないのかな??

昨日、カレーライスを作って、わりと上手にできましたが得意だとはとてもいえません・・・・。

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ちょっと閑話休題ということで・・・。 / Funky ( 2001-05-08 20:27 )
もう纏まった頃だと思って寄ってみましたが、未だですね、上手は技術の他者との比較で、得意は只自信があるか無いか、どうみても私は引っ掻きまわしているだけみたいなので、このへんで、でもアルツ防止には良いみたいです。 / 柳田芳秋 ( 2001-05-08 19:29 )
こっちのほうがもともとの使い方でしょうか。>柳田さん / Funky ( 2001-05-08 11:06 )
「兄は野球の試合で3本もホームランを打ったと得意になっている」・・・・。 / Funky ( 2001-05-08 11:05 )
なるほど母集団の違いか>りゅうさん  / Funky ( 2001-05-08 10:50 )
得意というのは本来の使い方じゃなくて、変化して来たのではないか、何せアルツなもので、混乱して来ました。 / 柳田芳秋 ( 2001-05-08 07:34 )
私が思うに、「得意」は、自分のいろんな能力・技能(国語だの家庭科だの全部ひっくるめて)の中で最も熟練している(と自分が思っている)もの、「上手」はある限定したカテゴリー(「料理」とか)の中で他人のその技能と比較して優れているもの、と、母集団(?)が異なるのでは。 / りゅう ( 2001-05-08 06:17 )
さすがFunkyさん!こんなんまとめるの難しいなーと思っていたのですが。。。 / りゅう ( 2001-05-08 06:08 )
カエルさん、そうですね。そういう場合もあります・・・。熟練度ってのは違うのかなあ・・・。>柳田さん / Funky ( 2001-05-07 23:41 )
「自分では得意だと思っている事も、相対的に他人と比べてみると、上手とは言えない・・・」という事はありでしょうか??その場合、得意の方が熟練度の高い(深い)という事が成り立たなくなりますが。。 / カエル@はじめまして! ( 2001-05-07 21:11 )
済みません、慣れないもので、最後の「を重要視とあったので」がだぶってしまいました。 / 柳田芳秋 ( 2001-05-07 18:36 )
僕のは只広辞苑に、最も熟練していること、最もすぐれていること、えて、とあったので、最もというところを重要視させて頂いたのですを重要視とあったので、 / 柳田芳秋 ( 2001-05-07 18:33 )

2001-05-04 「上手です。」と「得意です。」

先日、Year 11のクラスでスポーツに関する語彙を導入した後で、「〜が上手です。」とか「〜が下手です。」という表現をやりました。
英語ではShe is good at 〜.とかHe is not so
good at 〜.って表現ですよね。
そのあと流れのなかで今日やるつもりではなかったのですが、「〜が得意です。」という表現も同時に提示したのです。
ホストティーチャーのローズ先生は「〜が上手です。」「〜が得意です。」も同じ意味で、英語では○ is good at 〜.という表現だと説明してました。
その時は格別気にならなかったのですが、その後、文型練習やQ&Aなどをしてるうちにどうもこの二つ微妙に使い分けがあるような気がしてきました。
Q&Aのなかで「あなたはサッカーが上手ですか。」というのがあったんですが、このいい方なんだか抵抗ありませんか?
(もちろん「あなたは」なんて言いませんけどそれ以外の部分で・・・。)
なんだか「上手ですか」って相手に聞くときに使わないような感じがするんですが・・・。

今週の宿題

「〜が上手です。」「〜が得意です。」の使い分けについて考えてみてください。
私にもまだ答はわかりません。なんとか月曜日までに考えをまとめますので、なんでも思いついたことを「つっこみ」で書いてもらえると嬉しいです。

先頭 表紙

涼一さんは感性鋭いから結構いけるんでは?国文学・・・ / Funky ( 2001-05-08 23:42 )
こんなにつっこみが!僕はりゅうさんの考えに近いです。主観か客観か。得意はきっと意を得たから得意なのでしょう。でもここを読んでたら、得手、不得手、苦手などの表現もついでに浮かんでしまいました。こりゃ将来国文学でも勉強せねば...。 / 涼一 ( 2001-05-07 07:36 )
>姉御 ↓の疑問もこの「うわて」から考えていけばとけるよ。ちなみに資料はEffective Japanese Usage Guideです。 / Funky ( 2001-05-06 20:18 )
資料見つかりました。りゅうさん鋭すぎます!!「うわて」ってのも書いてらっしゃるから、ぼくの考えてる3点とも押さえてらっしゃいますね。 / Funky ( 2001-05-06 20:16 )
「国語」も、そのままだと「上手」は使えないけど、「国語での朗読」が主語だったら「上手」が使えますね。「上手」って、技能の巧みさがはっきりわかるものに使うんですかねえ。 / りゅう ( 2001-05-06 19:49 )
Funkyさんの言葉にヒントを得て・・・同じスポーツという分野でも、「走り高跳びが上手・得意」とはいえる、でも「マラソンが得意」はいえても「マラソンが上手」とはまず使いませんねえ。でも、「マラソンでのかけひき」が主語だったら、「上手」が使えますね。 / りゅう ( 2001-05-06 19:45 )
もっか裏付け資料を探すべく、段ボールをひっくり返しています。明日までお待ちを・・・。 / Funky ( 2001-05-06 18:38 )
「××が」の部分は例えば、「英語が得意です。」「英語が上手です。」がacceptableであるのに対し、「数学が得意です」は言えても「数学が上手です」は言えませんよね。 / Funky ( 2001-05-06 18:37 )
「誰は」っていう使い分けはみなさん仰るようにありますね。それと、「××が」っていう使い分けもありそうです・・・。 / Funky ( 2001-05-06 18:35 )
やっぱり得意は何か抜きん出ている時に使うとしか思えないんですが?比較級と最上級? / 柳田芳秋 ( 2001-05-06 16:39 )
りゅうさんもオーテマチエンヌさんもするどいっす。 / Funky ( 2001-05-06 16:14 )
ちょっと見ない間に盛り上がっていただいてありがとうございます。 / Funky ( 2001-05-06 15:41 )
考えてみれば、確かに似てるけど違う言葉ですね。自分には得意も上手も使わなくて、好きです、とか抽象的な言葉を使いますね。まったく日本語ってなんておくゆかしいというかへりくだりまくりな言語でしょう!(ちなみに上手って誉めるとき以外口語ではあまり使わないような気がする。。。私だけ?) / オーテマチエンヌ ( 2001-05-06 09:46 )
(続き)「得意な科目は何?」と聞かれて、いろんな科目の中で自分がよくできる(と思ってる)もの、例えば「家庭科」と答えたとする。自分の中で家庭科は「得意」なんだけどでも家庭科という分野の中で他の子の作ったオムレツと比べると自分は「上手」じゃない、と使えるのかも?絶対評価と相対評価みたいなもんでしょうか。だから「僕はーが上手です」って言ってるの聞くと、なんだかその陰に他人との比較を感じて「ほんとに上手なんだな?じゃあ証明してみろっ!」と言いたくなるのかも??どんなもんでしょう。なんども失礼しました。 / りゅう@朝からひさびさにハマった ( 2001-05-06 09:26 )
もしかすると、「上手」は、ある特定の分野において、話し手の中にこれまでの人生経験で培われた基準みたいなものが自分でも気づかずにあって、それと無意識に比較してすぐれている、って使っているのかも。「上手」は、「うわて」と読めないこともないですよねえ。「うわて」って、対象があって、それよりまさっている時に使いますよね(ちがってたらごめんなさい)。対して、「得意」は、さまざまな分野をいっしょくたにした中で自分がよくできると思っているor思いこんでいる(?)ものに用いるのかもしれません。 / りゅう ( 2001-05-06 09:17 )
>柳田さん 得意の反対は・・・うーん、不得意? 考えたことなかったです。。。 / りゅう ( 2001-05-06 07:21 )
もしも自分のことにりゅうさんの例文を使ってる人がいると「どれだけ上手なのか今すぐ作って食わしてみろー!」っていわれそうな気もする…自分のことに上手を使うと自信過多な感じが伝わるんじゃないかなぁ??だから質問文で使っちゃうと、言外に蔑みの感情が伝わるような…「あんた何かできることあるなら言ってみなさいよ、ないと思うけど」みたいな…得意の方が謙虚に使えるのかなぁ???なんか的外れな気がしてきた…ごめんあそばせ。 / 姉御 ( 2001-05-06 07:18 )
「上手だけど得意ではない」、りゅうさんの例文、どっちもとっても納得!確かにそういう言い回ししますねえ。でも、おとうさんの「得意だけど上手じゃない」は可能なんだろうか???難しすぎる…こんがらがってわからなくなりました…りゅうさんの例文も、やっぱり他人のことだから上手が使えるような気がしました。もし自分についてこういうことを言ってる人がいたら「どんだけ上手なのか今すぐ作って食わしてみろー!!」と言われそう…それで、すーんごく考えてみたけど…(続く) / 姉御 ( 2001-05-06 07:14 )
うーん、でも、第三者のことをいうのに「彼女はロールキャベツが得意です」って「得意」を使うのもなんかへんですねえ。「得意だそうです」だったら、いいと思うけど・・・。うーん・・・。ということは、「得意です」というのは、自分自身の思いや思いこみ(?)をあらわすのに用いて、「上手です」は、他者を評価して言うのに用いる、と言えるかな。どうでしょう。 / りゅう ( 2001-05-06 07:11 )
りゅう殿 実に仰る通りだと思います。得意の反対は失意? / 柳田芳秋 ( 2001-05-06 07:07 )
ためしに辞書ひきその2。【上手】物事に巧みなこと。てぎわのよいこと。「歌がーだ」【得意】最も熟練していること。最もすぐれていること。「ーの種目」「ーの芸」(by広辞苑)・・・この使い分けだと、柳田さんの言われる「熟練度のちがい」っていうのがとてもうなづける感じがしました。「ぼくの彼女は料理が上手で、ロールキャベツが得意です」ってのはどうでしょう? / りゅう ( 2001-05-06 06:46 )
>柳田さん 得意だけど上手じゃない。好きだけど上手じゃない・・・。(謎)・・・。 / Funky ( 2001-05-05 22:57 )
>tenさん 辞書までしらべてくれてありがとね。 / Funky ( 2001-05-05 22:55 )
>姉御 そうだと思うんだけどそれ以上になんかありそうじゃない?? / Funky ( 2001-05-05 22:54 )
僕はよく、I can understand you, but I don't understand you.という言い回しを使います。 / 柳田芳秋 ( 2001-05-05 08:51 )
これは面白い僕は又積極性の問題つまり、熟練度の問題かと思っていた。彼女は上手だけど得意ではないとか!!! / 柳田芳秋 ( 2001-05-05 08:48 )
得意・・・3 (形動)自信があり、また、十分に慣れていること。それに熟達していること。えて。「得意のわざを披露する」   上手・・・1 (形動)物事にたくみなこと。たくみで、すぐれていること。また、その人。巧者。巧手。名人。・・・う〜んよく分かりません(^^;↓の姉御さんのカキコが、ナルホド!って感じですね。因みにCanは能力的な事だから、Can you speak English?は少し失礼な感じだとなんかの本で読みました。だから、Do you を使っています。・・・話がそれてしまいました・笑。 / ten ( 2001-05-05 08:39 )
自分のことを言う時は「得意です」、自分以外の人のことを言う時は「上手です」を使うんじゃなかった?(教科書もそうなってるよ)質問の時は「何が得意ですか」になるんじゃない?上手ですは誉めるときにしか使わないんじゃないのかなぁ?たい形の使い方と似てるよね、何となく… / 姉御 ( 2001-05-05 07:18 )
うーむ。確かにcanとdoは違う。これもおもしろいですね。ちなみに今回は自分でも考えまとまってないのです・・・。 / Funky ( 2001-05-04 22:56 )
なんかよー分からんけど、書かせてもらいます。Can you speak English?とDo you speak English?の違いみたいなものではないでしょうか? / otum ten ten ( 2001-05-04 22:35 )

2001-05-03 ひらがなライム や ゆ よ

ひらがなライム や ゆ よ

A yukky yak
「おいしくないック」・・・・。げぇっ!!なック???
yakは中央アジアに住む動物の「ヤク」のことだそうです。yukkyというからには誰か食べた人いるんでしょうか・・・。
でもこのライムのおかげで「や」はとっても定着がいいのです。

U-turn across double lines.

中央線のある道路でーターン。これは綺麗にできてますね。
「ゆ」の真ん中の縦棒が中央線だと思ってください。

A broken yo-yo.

こわれたーヨー。一番下にぶら下がったまま戻ってこないのでbrokenだそうです。

JesmondのYear 11には10人の日本語を勉強している生徒がいますが、このライムのおかげで8割の生徒はひらがなを完璧に覚えています。まだ初めて2ヶ月くらいなのですが・・・・。

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2001-05-02 ローマ字の怪(2)

ローマ字で書いた日本語が読みにくいという話は昨日しましたが、それは名前の場合も同じです。
うちのこどもたちは、はるか(Haruka)しゅうや(Shuya)というんですが、はるかはたいてい"ハルウカ"と呼ばれます。
しゅうやのばあいは"シュー"と省略して呼ばれます。英語話者にとっては発音しやすい名前なのでしょう。たいていしゅうやのほうが先に覚えてもらえます。ま、英語式にShoeと綴ってもらうとちょっとかわいそうですが・・・。

名字にしてもなかなか日本の名字は難しいようです。
うちのlast nameはふじい(Fujii)なんですが、なかなかちゃんと読んでもらえません。"フジャイ"と呼ばれることが多いですね・・・。
生徒たちにはめんどくさいので「Fuji FilmやMt. Fujiと同じだよ。」と言っています。ふじふじいの違いはどうやらおじさんおじいさんと同じようによくわからないみたいです。

日本の名前はNewcastleでは珍しいので、病院の受付などでも名前の綴りをよく聞かれます。最近は"F U J double I(エフ ユゥ ジェイ ダブル アイ)"と言うのでよくわかってもらえるのですが、来たばかりのころかかりつけの医院に登録をしてもらいに言った時ちょっとしたハプニングがありました。
その頃はまだ、"double I"と言うってのを知らなかったもんですから"F U J I I(エフ ユゥ ジェイ アイ アイ)" と言ったんです。
受付のおばちゃんにしてみれば、わざわざ"アイ アイ"と言われたもんだから違う音だと思ったんでしょうか。"F U J I A"と書いたんです。「違うよ。アイ アイだよ。」といってもきょとんとしています。

"アイ or アイ"って聞いてくるのです。

そうです。Aussie訛りのひどい人は"A""アイ"と発音するのです。"I""アイ"に聞こえるんですよ。実は微妙に"I"のほうが音が高いのですが・・・。ま、なかなかその違いはわかりませんよね。

"I" or "A"って聞いてきたんですね。実は。

Fujaa とかFujaiとかいろいろ書かれたあげく、最後には自分で書きました。
Aussie English侮るべからず・・・。

先頭 表紙

今日は新しいお客様が・・・。うれしいっすね。 / Funky ( 2001-05-02 23:02 )
なるほど。。。 / オーテマチエンヌ ( 2001-05-02 22:33 )
どうもはじめまして!ローマ字の問題はまだまだですね。特にこういった現場では御苦労が多いと思います、がんばってください〜。 / ウサ子@一応言語学(^^; ( 2001-05-02 21:08 )
日本人のために良かれと思って単純に決められたローマ字の読み方が、英語圏の人の母音の慣例的読み方と一致しないので面倒臭いですよね。オーストラリアだとさらにAがeiじゃなくaiだから、余計大変。 / たらママ ( 2001-05-02 16:22 )

2001-05-01 日本の常識、Ausの非常識(ローマ字)

a,i,u,e,o

日本人がこれを見たら、即座に「あいうえお」と読みますよね。

でもAussieを始め英語話者にとってはこれは決して「あいうえお」ではないのです。
何の前提もなくこれを見たら、まず全員が"エイ、アイ、ユウ、イー、オウ"と読むでしょう。

日本語を教えるときローマ字を使うことは、確かに英語話者にとって便利であるには違いないのですが、そこには数々の落とし穴があります。

先日いろいろな文具ということで糊とかはさみなどを提示したんですが、音を聞くときちんと発音できるのに、いざローマ字の綴り("nori""hasami")を見るとなかなか読めません。"ノライ"とか"ハサマイ"になってしまうのです。"ノウリ""ハサイミ"と読む子もいましたが・・・。

「〜です。」という場合も"desu"と書くと最後の"u"がヤケに強くなって"デスウ"みたいな発音になってしまいます。中には"デシュウ"って読む子まで・・・・。

カタカナ文字をローマ字で書くと話はさらにややこしくなります。
たとえばバスケットボールをローマ字で書くと"basuketto booru"。日本人でもなんじゃこりゃ??って感じですよね。
特に"oo"はまず「オー」とは読みませんね。"ウー"って読む子がほとんどです。「ボール」"ブウル"になり、元々は英語であるはずの言葉が英語話者にちんぷんかんぷんになってしまうのです。
ローマ字とはさみは使いようです。

そういえば一昔前の竹下総理大臣・・・・。かわいそうに「タケシタ」とは読んでもらえなかったようですね。
"テイク ア シッ●"・・・・。
かわいそうすぎます。

先頭 表紙

あ、僕が言いたかったのは、ア、エ、イ、オ、ウと発音するときのことです。アは一番大きく口が開いてだんだん閉じて行く順番です。発声練習で良く使われています。 / 涼一 ( 2001-05-07 07:42 )
そういえばNZのマオリ語の順番はA,E,I,O,Uです・・・たしか。 / おぎなお ( 2001-05-06 04:35 )
??口の順番ならI,E,A,O,Uかな??確か音素表の順番ではそうなってるような・・・。口が一番緊張している状態→緩んでる状態 / Funky ( 2001-05-04 19:55 )
なぜA,E,I,O,Uなのか。それは口の開き具合の順番です。 / 涼一 ( 2001-05-04 12:30 )
アルファベット順なんですね・・・。なるほど。まさに所変わればですね・・・。 / Funky ( 2001-05-03 23:39 )
女房が母音ならA,E,I,O,Uと並べろと横から言っています。 / 柳田芳秋 ( 2001-05-03 17:19 )
涼一さんよく存知ですね。キャミカァズィって言ってますね。Aussieは・・・。 / Funky ( 2001-05-02 09:17 )
追記。カマカァーズィ、はカミカゼのことなんだよね! / 涼一 ( 2001-05-02 07:09 )
強母音を含む音節が二音節以上続く時は原則として第二音節にアクセントが来るんじやなかったけ?それにしてもFunkyさんは「例外」が好きですね。 / 涼一 ( 2001-05-02 07:05 )
スズウキィ、トヨウタァ、マズダ・・・なのになぜ日産はニッサンなんでしょう・・・。 / Funky ( 2001-05-02 00:39 )
こないだ学校の先生が、アイスズって言ってました。・・・ISUZU・・・で、ウールワースはヲールワースって発音するんですよね。By ノライorノウリ / ten ( 2001-05-01 23:21 )
>まじめに書こうと思ったんですが・・・。みなさんの期待を裏切ってはと思いまして・・・。 / Funky ( 2001-05-01 21:56 )
知ってる知ってる!本当にカワイソウ(笑) / ユイ ( 2001-05-01 20:42 )
タイトルをちょっと見て「おー、これはデカいテーマだ」と思ってよく読んでみたらローマ字のお話で、ちょっと安心したよーな、ちょっと残念(?)だったよーな。いろいろあるけーど、がんばんべー。 / りゅう ( 2001-05-01 20:27 )

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