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猫うどゃし

猫のように飛び跳ねて、猫のようにすりよって、

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2006-01-29 こういう日もある、その1。
2006-01-24 晴れた日にはエスプレッソ。
2006-01-10 上機嫌の鎧。
2006-01-06 歯並び。
2006-01-04 2006年。
2005-11-07 書け!
2005-10-26 息つくまもなく。
2005-09-19 ルーツ。
2005-09-19 色、鮮やかに?
2005-09-12 北の果てまで、その3。


2006-01-29 こういう日もある、その1。


ロスアンジェルスに用事があったので、今朝は早くに起きて、カリフォルニアに向けて、ハイウェイを走り抜けるつもりだった。前の日に、ラボの女の子達とアイスクリームを食べに行った帰り道、誰か一緒に来る?と、冗談で言ったら、ひとり、本当に同行することになってしまった。プロジェクトが違うので、そんなに仲良くする機会はなかったのだけど、なんとなく気があいそうだし、連れがいたほうが、何かと楽しいし、ということで。


爽やかな土曜日の朝、ゆっくりと支度して、10時過ぎに出発。何もかも順調な滑り出しで、一路、西を目指す。・・・が、一時間後、LAに行くもともとの目的を話しているうちに、パスポートを持ってくるのを忘れていたことを思い出した! 慌てて戻って、12時過ぎに、また、気分を新たに再出発。(自宅に戻ったら、なんと、家の鍵を閉め忘れていました。気持ちたるみすぎ?)


同行した彼女は、フィンランドの出身の交換留学生。アメリカに留学して見たかったので、フルブライトのスカラシップに申し込んだら、あっさり通ってしまった。から、アリゾナに来ることになったらしい。文化的な背景はあるけれど、質素で堅実を好む気質の人が多いみたいで、気候の厳しさを含めても暮らしやすい国だといっていた。


そんな風に会話が乗ってきたとき、ふっとスピードメータを見たら…ゼロになっていた。隣のトルクメータもゼロ。車は順調に走っているのに。なにこれ? 気のせいじゃないよね? と思って、ギアを入れなおしたら、元に戻った。ほっ。


それでもまた車は順調に走っている。で、突然、スピードメータがまたゼロに…。これって、故障っぽいけど、なにも、こんなときに先月、フル点検に出したばかりなのに、なんなのよぉ。と、とりあえず、近くの出口から降りて車の様子を見る事にした。で、スピードを落としたら、またメータは元に戻った。降りた出口は、まさに、砂漠の真っ只中で、とりあえず、見渡す限りなにもない。車も動くし、少なくとも、どこか休憩できる安全そうなところまで移動しようと、もう一度ハイウェイに乗る。


また、順調に動くメーター。うーん、これなら平気かも、と思った瞬間、またゼロに。本当に故障してるのかな、と非常点滅灯に切り替えながら、スピードダウン、そういえば、ライトのつきが悪いし、ラジオも聞こえにくくなってる。もしかしてバッテリー? ギアを入れ替えるたびに、なんかガタガタいってるし、ライトがカチカチ唸っているし、本当にやばそうなので、安全そうな路肩を選んで止めた。とりあえず、エンジンを止めて、深呼吸。もう一回掛けなおしたら、カチカチカチカチ、と音がするだけ…あぁぁ。



つづく。



100 最後になにか一言どうぞ。

順調すぎる旅よりは、マイナーなトラブルがあった方が、結果的には印象に残っているもの。人生もまた然り?と、悠然と構えられるようになりたいです。100の質問もとうとう終わってしまいました。次のネタが見つかるまで、しばらくは、心に残った良い言葉シリーズ、を続けたいと思います。



しゃどう@写真は、グランドキャニオン。

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2006-01-24 晴れた日にはエスプレッソ。


最近、湖(人口湖)のそばに、感じのいいコーヒーショップをみつけた。新しいプロジェクトをいくつか始めたので、読まなければならない文献の束が、5cmくらいまで増えてしまった。だけど、どういうわけか、週末に自分のオフィスに座ってみっちり読もう!と思っても静か過ぎて集中できない。家に帰って、自分の書斎で読もうと思っても、なんか集中できない、そのうえ、二匹の猫がモニターの前と、書類の上に座り込んで、邪魔でしょうがない。


というのも、引っ越してから、どうも自分の書斎で身を入れて仕事ができない。多分、前のオーナーが壁をダークグリーンの落ち着いた色に塗ってしまったせいだと思う。確かに、落ち着くし、見た目もいいし、仕事以外のことをしているときは、この部屋はとてもいい。のだけど、いざ、持ち帰ってきた仕事を!となると、妙に力が抜けてしまうのよね。色効果、って凄い。


・・・というわけで、鞄に荷物をたっぷり詰めて、コーヒーショップに移動。もともと、うるさいところで仕事をするのは好きではないので、どれくらい集中できるものか、と不安はあったけれど。感じのいい音楽と、そこそこ静かで、コーヒーの香りがして、エスプレッソ一杯で長居をしていても、店長さんは目が合うたびに、この上なく爽やかな笑顔を返してくれる。数時間でかなり仕事が片付きました。また行こうっと。


先週末は、昔のアドバイザー、セロリ氏と、奥様(注、現在、マサチューセッツに住んでいます)が近くまで来ていたので、夕食をご馳走になる。チャイニーズで、ダック(鴨、アヒル?)三昧。ついでに食べ残りもすべて詰めてもらって、次の二日間、いろいろアレンジして楽しませてもらいました。猫達も、フライパンで再加熱している時から、すでに大興奮で、走り回っては、喜びの絶叫、貰った肉にかじりついて、骨までバリバリ、と豪快に食べていました。



99 ズバリ!あなたにとって旅とはなんですか?

魂のセンタク。長距離ドライブで、エネルギーを充電して、心を揺さぶられるような風景にであって感激して、今までこだわっていた、些細なこと、どうでもいいこと、心のウミを、洗い流すの。何に出会えるかわからない、ドキドキ感も大事です。友達と行くなら、のんびりお喋り系、ひとりで行くなら、アドベンチャー系です。



しゃどう。


@写真は、ユコン州(カナダ)のDempster Highwayの入り口。基本的に悪路なので、レンタカーでの乗り入れは禁止です。この道を六百キロくらい北に走ると、北極圏に入り、陸路でいける範囲ではカナダ最北Inuvikという町に着きます。次に行くときは、3週間以上休みをとって、アリゾナから自分の車を持ってきて、挑戦してみたいと思っています。夏なら、そんなに危ないことはないけど、スペアタイヤを2本、予備の食べ物もガソリンも水もたっぷりもって、たっぷり装備していかないとね。


この日(10日目)は、かつてゴールドラッシュで栄えた町、Dawson Cityに止まりました。旅行のお供にしていたWhite Fangという小説を読んでいたら、どうしても行きたくなったので、急遽予定変更。天候が良かったせいもあってか、この日に見た風景は、息をするのを忘れるくらいの絶景ばかり! 今でも、目をつぶると、その日の風の冷たさと、興奮と、鮮やかな景色がよみがえってきます。


私の腕では、写真にあらわしきれないのが少し残念です。

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2006-01-10 上機嫌の鎧。


本日の3時に予約を入れていたので、さっそく、歯医者に行って歯のクリーニングをしてもらいました。何しろ最後に歯医者に行ったのが、7〜8年以上前なので、感動的なくらい、綺麗になりました。歯が白くてきらきら光っています…。一時間たっぷり掛けて、歯石をとったり、磨いたり、ガリガリと擦ってくれましたよ。


特に、コーヒーの色素が、かなり沈着していたらしい。これを予防するためには、毎日、飲んだ後、数回うがいをしたほうがいい、ということと、半年に一度は、定期的に歯石取りをした方がいい、とアドバイスを受けました。あんまりガリガリと豪快に削っているので、歯が小さくなっているんじゃないか、って、少しだけ心配になりました、が、歯石は、石灰化した付着物なので、全部削り落とすのが、正解。凄くたくさん取れた…と歯医者さんも驚いていたほど。


こんなに綺麗になるなら、もっと早くやっておけばよかった!これからは、きちっとケアしていこうと思います。次はちゃんとした健康診断を受けるつもり。大学で無料でやってくれるのもあるのだけど、どういうオプションがあるのか、もっと調べてみるつもりです。


昨年はあまりの多忙さにお肌も疲れ気味。疲れが顔にでないように、今週は、毎日洗顔後にパックをしているのだけど、意外なほどに効果がある。なるべく、夜は家で料理をして、栄養のバランスに気をつけて、内臓の中から綺麗に磨き上げて生きたいと思っています。幸い、若く見える家系なので、見た目には、あんまり年は感じさせないでいてくれているんだけど。(ちなみに、兄は7歳ほど年上ですが、いつも、私より若く見られます・・・複雑な気分?)


仕事柄、メイクでごまかすことができないので(最高級のクリーンルームでは、化粧品の粉も不純物になるから使用禁止なの)綺麗になりたければ、肌の質と、表情、姿勢や服装、雰囲気や体系(といってもスカートや、短パンでは実験室に出入りできませんが)で頑張るしかありません。別に、職場に綺麗に見せたいというほどの人が居るわけではないのですが、日頃の鍛錬って大事だと思うのよね。究極の目標は、防塵服で目だけしかみえなくても(防護ゴーグルごしでも)、いい女に見えること!?


でも、歩き方と姿勢ってちょっと意識して変えてみるだけで、だいぶ雰囲気が変わります。どこかの記事に、上機嫌の鎧は最高級の服装だ、とあった。そんなもんかなぁ?と思って、試しに、人と話すときは、なるべく上機嫌、を装ってみているんだけど、結構、効果があります。対人関係はスムースになるし、自分でも最初は気味悪く感じるんだけど、慣れてくると意外にも、こういう態度って、楽は楽なのよね。なんか、ほろ酔い気分で、細かいことは気にならないって感じで。もともと、そんなに明るくて爽やかな性格ではないので、ちょっと不自然な気もするんだけど、試しに、しばらく続けて見ようと思っています。


何事も研究心が大事?



98 あなたが90歳になって、最後にとっておきの旅をするとしたら、どこへ行く?

日本の隠れ温泉宿に、旅行。露天風呂つきの豪華な個室を借りて、のんびりします。



しゃどう@写真は、アラスカのskagwayに寄航するクルーザー。近くの山の上から撮りました。年をとっても多分、クルーザーに長く乗るような旅って、退屈すぎてできないと思う。この日(9日目)、ユコンに抜けてしばらく東に走って、teslinの超田舎モーテルにお泊まり。近所で取れるカリブーのソーセージを夕食にしました。

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2006-01-06 歯並び。


今年の目標を達成するために、欠かせないこと…といえば、健康であること。ここ数年、大した怪我も病気もせずに好調に過ごしていたけれど、そろそろ、ちゃんとした健康診断とか、受け始めようと思っています。まず、手始めに、今日は歯医者に行ってきました。

というのも、最後に歯をちゃんと見てもらったのが、7年以上前。最近、食べ物が詰まったときに、上の奥の歯が沁みるように痛くなることがある、のと、親知らず(wisdom teethというらしい)が、いまさら生えてきたので、様子をみてもらおうと思って。一応、Federal Employeeなので、健康保険とかのオプションは、結構充実している。歯の保険は、別枠で、月$2〜3の格安プランにしているけど、それなりにカバーしてくれるみたいです。一回の訪問と初診、レントゲン全部で$5のみ。

検査の結果、とりあえず、虫歯もなく、悪いところはどこもない、ということがわかった。これはラッキー。でも、どうして食べ物が詰まると沁みるのか、というと、隙間に妙な具合に挟まって、炎症を起こしたりしたときになるらしい。要するに、親知らずが生えてきたせいで、奥の歯の歯並びが非常に悪くなってしまったのが主な原因。半分生えた歯の隙間と歯茎に、ものが挟まったら、そりゃあ、痛いでしょう…。とりあえず、虫歯じゃなくて良かったけれど、歯の矯正を勧められてしまいました。


一応、子供の頃に、前の方の歯は矯正してもらったんだけど、大人になってから、歯が増えて、また歯並びが悪くなっちゃったみたい。覗き込んで見ないとわからないくらいなので、放置していても、そんなに問題はないんだけど、治して置きたいきもしないでもない。


針金で固定するクラシックなのは好きじゃないので、やるとしたら、最近流行っているinvisalignにしようと思っているんだけど、やっぱり、結構高いらしい。(数千ドル単位)でも、意外に、大人になってからこっそり矯正している人って多い。やると決めたら、保険をもっといいのにして、Flexible Spending Account(治療費の分、税金控除されます)を設定して、気合入れてやったほうがいいよ、とのこと。気長に調べてみることにします。


とりあえず、歯のdeep cleaningを頼んだ。こちらの方は、保険が半分しか効かないらしく、$80、ばっちり取られてしまいました。



97 もう二度と旅へ行けないのと、どこかへ行ったきり一生帰って来れないのとでは、どちらを選ぶ?

どこかへ行ったっきり、の方がいいのかな? また違う場所に住み着けばいいのだし。もちろん、猫達も連れて行くのが大前提ですが。



しゃどう@写真は、カナディアンロッキー、ユコンのwhitehorseから、アラスカのskagwayを抜けるときの道筋に堂々と連なっています。skagwayに陸路から行く人は珍しいらしく、行きも帰りも、国境を越えるときに、いぶかしげにいろいろと尋問されました。

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2006-01-04 2006年。


また、ご無沙汰してしまいました。が、明けましておめでとうございます!


もうちょっと更新頻度を上げる予定ですので、今年もよろしくお願いします。前に日記を更新してから、今まで、なかなか余裕ができなかったの。一番の変化は、昨年末にコンドを購入したこと。今、買う時期かどうか、かなり迷ったのだけど。アリゾナも不動産ブームの波が押し寄せてきて、価格の上がり方が凄い。5〜6年間で、4倍以上値上がりしているところがほとんどで、数ヶ月に数百万円単位で値上がりしている地域もある。


不動産の人と、家見学に行ったときも、予算内で気に入ったのを見つけるのは無理かなぁ、と、半分諦めながら見て回っていたのですが、最後の一軒の隣のユニットがたまたま空いていて、ちょっと覗いて見たら、一目ぼれ。場所も職場から車で10分くらいのところで、建物も新しくて、静かでいい感じ。本当は庭付き一軒家が欲しかったのですが…どうせ、ひとりで住むんだし、手入れも楽だし、ということで。


修理が必要なところはあんまりないので、引っ越してきてからは、荷物の整理などに追われていました。引っ越してすぐに風邪を引いたり、掃除機が壊れたり・・・で、なんだかんだ言ってまだ終わっていませんが、おかげで、猫達の運動量が格段に増えました。



というわけで、今年の目標!

その1 初心にもどって、いい仕事をする!現在抱えているプロジェクトが7つもある。仕上げなきゃいけない論文が今のところ2つ。やることが多すぎるからこそ、一つ一つ丁寧にこなしていかなきゃならないんだけど。(中弛みっぽくなってきたので)

その2 テッコンドーで黒帯を目指す!(ただ今、3級。あと2回、昇級試験を受ければ、黒帯受験の機会がもらえます。)

その3 強気の人生! (20代でいられる最後の年ですから…)私生活でも、もうちょっと新しいことを始めようと思っています。マウンテンバイクか、カヤックか。あとは、旅行。今年はどこにいこうかな・・・?


昨年訪れたのは、ジョージア、フロリダ、東京、アラスカ、ユコン、バルティモア、フランクフルト、グランドキャニオンと、多いような少ないような。今年も、いろいろと出張させてもらえるように、いい研究ができればいいなと、思っています。今ちょっと、転換期で新しいネタがまとまっていないのよね。


というわけで、またすぐ更新します。たぶん。


写真は、11月の末に行った、グランドキャニオンです。



96 自分の骨を散骨してもらうとしたら、どこがいい?

アラスカの氷河のあたり。



しゃどう。

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プルー様、お久しぶりです。明けましておめでとうございます。そうですね、お蔭様で、たっぷり(?)、deduct させていただけますわ。猫が扶養家族に入れれば・・・もっと、んなわけないか。プルーさんにとっても、今年は良い年でありますように! / しゃどう ( 2006-01-10 17:02 )
久しぶりですね。コンドミニアム購入おめでとう。これで沢山節税できるわね(笑)。 今年もまたしゃどうちゃんにとっていい年でありますように。 / プルー ( 2006-01-07 12:30 )

2005-11-07 書け!


10月28日は、仔猫達の1歳の誕生日。二匹とも、大きくなりました。4〜5キロ。たくさん食べてるわりには、運動量と排出量が結構多いので、あまり太らず、筋肉質で小柄なまま、です。悪戯のアクティブさは、豪快になってきましたが、叱ると、ピシッという事を聞くので、かなり賢くなってきたようです。


この二週間は、わたしの方も、いろいろ変化の多い週だった。なんだか目が覚めるくらい、いろいろあった。仕事の方では、投稿論文を一本提出。入れ替わりに、一年位前に書いた章が掲載されている本が、ついに発行されました。トマトと共著なのですが、今回は、わたしがファーストで、です。書いているときは、しんどいけれど、やっぱり、立派に本になって閉じられて、売りに出されるのを見ると、感慨深いものがあります。もっと頑張って、いい仕事がしたいなぁ、と素直に思える。


ポスドクになってからは、とにかく、週ごとの報告書やらなんやら、書き物の仕事が結構多くなる。内部の書類なら、ガガガガッ、と書いてあんまり読み直さないけど、外に出るとなると、かなりの英語チェックが必要だった。6年前から半年くらい前までは、セロリにも、トマトにも、「下手だ! 読むのも嫌になる!」という折り紙つきの英語力、だったのですが、最近、憑き物が落ちたように、無理なく喋れるし、書けるようになってきた。書き英語のスタイルが急に変わったので、「最近、かなりよく書けてるけど、いったい誰に手伝ってもらっているの?」という失礼な質問をトマトから受けたほど。(遠まわしに褒めてるのよね?)


とはいえ、渡米してから、約6年半。長いような、短いような。やっとのことで、英語のハンデがなくなってきたような気がする。プロとしてやっていくための、基本中の基本、にやっと追いついた感じです。上手くコミュニケーションできない時には、性格的な相性とか、声の大きさとか、そういうのが原因かな、と思えるようになってきました。英語を地道に勉強している方へ…すぐに上達しなくても、あまり焦らないように。



話題は変わって、2ヶ月半前に、捻挫した左足首。やーっと元通りに治りかけてきました。ひねった瞬間、「ぐきっ」というものすごい嫌な音がしたし、かなり腫れたし、痛かったし、結構治るの時間がかかるだろうなぁ、と思ってはいたのですが、まだまだかかりそう。走ったりとか、の垂直方向にかかる力は、もう、問題ないのですが、強く蹴ったりとか、捻ったりとかは、まだ無理。できる範囲でのトレーニングには参加しているので、そんなに不都合ではないけれど。


もう、いい年なので、足首は大切にしてあげようと思っています。9月に、一度、昇級試験を受けたので、11月に、また受けるつもり。現在、青帯(4級)から青帯プラス(3級)、で、そろそろ、黒帯への距離が見え始めてきました。



95 拉致されるのと暴行されるの、どっちがマシ?

痛いのは嫌なので、拉致される方がマシかな?

(追加)どちらもイヤ、というのが本音ですが。たいていの場合、好みに関わらず、両方、されると思います。そういう事態にならないように、日頃から安全面では気をつけるようにしています。




しゃどう@写真は、アラスカ旅行7日目、カナダ領ユコン州にあるKluane Lakeから。

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あっ、ごめんなさい。最後の一文って、95番の回答ですよね?あんまりよく考えないで書いてましたが、確かによく考えて見ると、あまり適切ではないです。時間があるときに、訂正を加えておきますね。 / しゃどう ( 2005-11-08 01:27 )
深い意味はないのでしょうけれど、最後の一文は少し配慮に欠けるような気がします.....偉そうですみません。 / ひとり ( 2005-11-07 20:24 )

2005-10-26 息つくまもなく。


しばらくボーっとしているうちに、一ヶ月半近く更新しないままになっていました。忙しいことは忙しかったんだけど、一度、日記をつける習慣をなくすと、途端に面倒になってしまうものですね。これからも、もうちょっと頻度を上げて、ボチボチと書いていくつもりです。


さて、アラスカ旅行からすでにニケ月。旅行記もおざなりになっていますが、その後、9月の半ばに東海岸のバルチモアへ出張、10月の始めにはドイツのフランクフルトに出張。ちなみに、ヨーロッパに行くのは、これが初めてだったので、久しぶりに少しどきどきしました。


帰ってきた翌日に、締め切りを過ぎた投稿論文の依頼を受け(命令?)、大急ぎで書き続けること一週間。その後、新しい実験にかかること一週間。合間に院生のトレーニングと指導もする。院生のうちの何人かは、ちゃんと責任感をもって仕事するようになってきたのが嬉しい。それに引き換え・・・古い院生のあまりの体たらくぶりが目に余るので、雷を落としてみた。高い機械は壊すし、使ったもの、すべて汚したまま片付けないし、嘘はつくし、髪の毛は落としまくるし、最低である。しばらくは、ぶんむくれの顔で歩いていたのだけど、今日見たら、またへらへら笑っていた。まったく進歩なし。脱力。


いま、部屋のドアを猫が引っかいていたので、入れてあげた。二匹とも、今月末に一歳になります。毎日、駆けずり回って一緒に遊んでいるのを見ていると、自然に頬がゆるみます。悪戯好きは、相変わらずですが、とりあえず、怒られると、何がいけないのかは、わかってきたみたい。一応、料理中のキッチンカウンターと、食事中のテーブルには乗ってはいけません!と根気よく教えているのです。ちょっと前までは、何を言っても、数秒後に知らん振りして登ってきたのですが、最近は、怒られた後は、しょんぼりして、遠くから眺めています。怒るときも、目を合わせて、低い声を出すだけで、耳を伏せて走り去っていきます。遊ぶときは、名前を遠くから呼ぶだけで、走りよってくるようになりました。成長してる!


旅行記も、バルチモアも二泊しただけで、20分間の自由時間以外、ほとんど学会のホテルにいたので、あんまり印象は残っていない。とりあえず、講演の前後五分間以外は、あんまり緊張しなくなったのは、いい傾向。最初で、少しナーバスになっても、ちゃんと立て直せるようになったし。自分の仕事に対するポジティブな評価を赤の他人から受けるっていうのは、かなり嬉しいこと。普段、あんまりそういう機会がないから、ドンドン世界が狭くなってしまう。


というところで、また長くなってきました。もう寝ます!



94 海外の映画をリメイクするとして、もしあなたが演じるなら、何の映画の誰の役をやりたい?

美人でセクシーな暗殺者!



しゃどう@写真は、フランクフルトの街中から。

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2005-09-19 ルーツ。


アラスカ旅行記・つづき

6日目 Fairbanks (AK) - Barrow (AK) - Fairbanks (Flight)

予定通りに飛行機はとび、無事に北の果ての村、Barrowに到着(リンクは、音楽が鳴るので気をつけてください)。アメリカ本土の中でも、一番来たに位置します。9月の始めとはいえ、朝からキンキンの冷え、すでに−7℃。北のほうから吹いてくる風は、70マイル/hr、寒いなんてもんじゃない。これで夏、なんだから冬なんて…想像できない。


陸路は閉ざされていて、アクセスは、船か飛行機のみ。建築資材を運ぶだけでも、ものすごい資金がかかるので、もちろん舗装なんて、まったくしていない。前日に降った雪が半分解けかけていて、道はどろどろ。ほとんど木造の建物は、冬の厳しさにさらされて、補修もままならず、荒涼としている。住民の6割ほどは、エスキモー(イヌイット)で、残りは石油関係と、北極圏の研究所関係の人々で成り立っているらしい。


交通手段が、まったくないので、ツアーバスでガイド付で観光。4輪駆動のバスで、村の中をゆっくりはしる。町並みは、荒涼としていて、寂れていて、家も建物もぼろぼろで、なんだか怖いみたい。北極海付近は、強風が荒れ狂い、カメラのレンズが凍りつくほどの冷気。あちこちに、鯨の骨が、飾られていて、ちょっと異様な感じすらする。


よくこんなところに住めるな、と、思う反面、妙に引き付けられるものがあった。現地のイヌイットは、非常に日本人に似ている。太鼓を叩いてデモンストレーションをしてくれていた男の子達なんて、不精ひげの生やし方から(今年4月頃、日本でも流行っていたはず)、喋り方まで、田舎に住んでいる日本人の高校生、そのものなのだ。お土産を売っている人達と、少し話をしていたのだけど、なんとなく、懐かしくて温かい感じがした。


Fairbanksに戻ってから知ったのだけど、アラスカ、ユコンに住むエスキモーと日本人、ついでに、アリゾナのアパッチ、ナバホ、インディアンの祖先のDNAは、まったく同一のものだそう。(他の地域のインディアンは、まったく別のルートからきているそうです)そう考えてみると、わたしが無性にアラスカ、ユコンが好きなのも、アリゾナの砂漠地帯が好きでしようがないのも(気に入りすぎて、移り住んじゃってるし)遠いわたしの祖先の血が、呼んでいるからなのかもしれません。


ちなみに、この話をすると、90%のアメリカ人が、じゃあ、さっそく政府に連絡して、補助金、とベネフィット、たっぷりいただかないとね! という冗談が返って来ます。とてもとてもアメリカらしいアメリカンジョーク…。


というわけで、Barrow は日帰り。朝ごはんは空港で、classic breakfast。お昼は、海に面したスシ屋(寿司とは呼べない)で、海老のてんぷら定食。北極圏にまで来ると、魚介類はあんまり期待できません。夜は、前日の残りのシーフードパスタ。



93 あと30分で飛行機が墜落!1通だけ手紙を書くとしたら、誰にどういう内容の手紙を書く?

親友に、残された猫達をよろしくお願いします…と。



しゃどう@写真は、北極圏おなじみの、風景???

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2005-09-19 色、鮮やかに?


アラスカ旅行記がなかなか更新できないでいるうちに、次の出張の予定が近くなってしまった。スーツケースもリビングに放りっぱなしだ。今度は、東海岸のバルチモア(Maryland)に二日間だけ遠征してきます。火曜日の朝に発って、木曜日の朝には職場に戻っている(4時間半のフライトなのですが、時差があるので朝早くに帰ってこれてしまうの)、というハードスケジュールですが、しっかり充電した後なので、大丈夫でしょう。更新の方は、ボチボチ頑張ります。


数日前、大学の学長から、妙なメイルがemployee全員に届いた。大学としてのプログレスというか、発展、前途、希望のようなものを箇条書きにしてある。いつものように適当にながしていたのだけど、項目の1つに、「新入生の割合の30%がcolorであり、1995年から比べると137%の増加である。」というのがあった。最近、wordingについては喧しいご時世なので、colorなんて使っても大丈夫なのかしら?なんて考えながらも、まっ、どうでもいいや、っと読み過ごしていたのですが、ちょっとした疑問、日本人って、colorに分類されるのかしら?


と、疑問に思って同僚に聞いてみた。ちなみに、普段、昼ごはんなどを一緒に食べている仲の良い同僚は、whiteで保守的な感じの西部系のおじ様がほとんど。私の職場は、大学所属なのですが、研究所自体は、政府関係と企業関係のエンジニアが、大多数を占める。教授や、院生、ポスドク等の大学関係者も多くいるのですが、一緒にいて落ち着くのは、企業出身の人の方。大学に居残り続けて、自分でいうのもなんなのですが、大学関係者って胡散臭くて口ばっかりの人が、大多数。(しかも、大したことない人に限って、自分の事偉いと思っているのが鼻につく)単にうちの大学の質が悪いだけなのかもしれないけど。失望させられる事が多い反面、仕事自体にはやりがいを感じているので、割って引いて、ちょうどいい職場環境なのかなぁ、なんて思っているのだけどね。


というわけで、質問の続き。簡単にいうと、答えはNO。日本人は、社会的に成功している人が多いし、教育の質も高い、勤勉だし、英語も喋れる(?)、性格もいい人が多いし、お金にしつこくギラギラしている人も少ないし(評判いいですよ!)、強いて分類するなら、whiteの方に近いらしい。colorに分類されるのは、主にブラックと、ヒスパニック系のみ。だそうです。じゃあ、yellowは、もう使われてないの?と、冗談半分に聞いてみましたが、まったく相手にしてもらえませんでした。


個人的には、あんまり差別っぽい差別ってされたことがないけど、なじめない人はなじめないし、意地の悪い人は、誰にでも意地が悪いし、アメリカにいる人の大多数は、相手のポジションによってガラット態度をかえたりするし、キャリアが軌道に乗り始めると、女性の場合は、ボスとできているんじゃないの?なんて品のない噂を立てられそうになったり、幼稚な方法で、足をひっぱったりする。でも、これってよく考えたら、世界中、どこにでもある現象よね?


私は、アジア人で、侍スピリットを持っている自分の日本人としてのナショナリティをある意味誇らしく思っている。マーシャルアートの胴衣はやっぱり、一番の似合うし、東洋の精神論の無常、みたいなの、結構好きだし、なにより、肌が綺麗で、若く見えるし!



92 もし、日本の位置を変えられるとしたら、どこへ移動させたい?

南カリフォルニアの沖くらい。



しゃどう@写真は、北の果て村、Barrowからみた北極海。

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2005-09-12 北の果てまで、その3。


5日目 Fairbanks - Chena Hot Springs - Fairbanks (210 miles)

朝は、5時に起床。モーニングコーヒーを炒れてもらって、気分も爽快、空港まで気持ちよくたどり着いて、カウンターでIDを見せる。モニターを眺めながら、カウンターのおばさんの顔が曇る…。あらぁ、この飛行機、今朝は機械系の故障で飛ばないことになったのよ。明日の便なら大丈夫なんだけど…。大ショック!!!

とりあえず、宿まで、手作りの美味しい朝食を食べに帰ることにした。ガツガツと朝ごはんをほおばりながらも、同じ宿に泊まっていたカナダ人の熟年グループの人達に、あれぇ?帰ってきちゃったの?と同情してもらい、機嫌を少し直す。近くにある温泉でくつろいできたら?と薦められた。

途中、スピード違反でポリスに止められた。とりあえず、同僚に教わったとおりに(警察に止められたときの心得ってのがあるらしい)さっと免許証を渡し、キチット質問に答え、終始和やかに微笑んでいたら、見逃してくれた。

リゾート地なので、混んでいるかと思ったのですが、シーズンはずれで、閑散としている。フロントで、水着を借りて、室内のプール突きジャグジーと、屋外の露天風呂に入る。外に一歩でると、凍えつきそうなほど寒い!内心、悲鳴を上げながらも、早足でお湯につかって、岩場に寄りかかって、長く伸びる。

体中がふわっと浮くほど気持ちがいい! 頭だけは、キンキンに冷えているので、のぼせることもなく、熱くなったら少し出て、またお湯に使って、しかもほかに客がいないので、広いお風呂を悠々と独り占めして楽しんでいました。

お昼は、温泉の食堂でcram chauder(まずかった!)夜はダウンタウンのイタリアンで、シーフードパスタ(美味しかった!)。


その日の夜は、気持ちよいくらいに晴れ上がっていて、星もよく見えた。今日はオーロラ日和だから、って言われていたものの、眠くて眠くて、早めに眠り込んでいたのだけど。12時ごろ、なんだか、外が騒がしいな、と思っていたら、ガラスのドアを叩かれた。もしかして? と思って、コートを抱えて外に出ると、ものすごく明るくて白緑い光の束が、東の方角から夜空いっぱいに、揺れている。

そのまま、光を放ちながら、ゆらゆらと北の方角に流れていく。ちょうど風で揺れるカーテンのよう、あまりの豪快さに唖然、と、感嘆の声しかでず、しばらく息をするのも忘れて立ち尽くしていた。



しゃどう@写真は、Fairbanksを横切る、Tanana River。地元の人達は、カヌーやカヤックを持ち寄って川の上でぷかぷかと浮かんで短い夏を楽しみます。


また、長くなって来てしまった。明日から仕事なので、今日はこれくらいで辞めときます。続きはまた今度。

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見ました〜!感動的でした!あのあたりだと、一年のうち、238日はオーロラが出ているのだそうです。夏の日が沈まない時と、天気の悪い日を除けば、見れるチャンスは格段に高いそうです。9月と3月がお勧めだとか。 / しゃどう ( 2005-09-19 14:18 )
オーロラ見たんだ!!すんごいな〜。写真でしか見たことないよ。圧巻だろうね。 / ( 2005-09-18 14:30 )

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