2005-04-04 フロリダはすでに夏、その1。
2005-04-04 しゃどう猫の孫？
2005-03-20 タメイキ。
2005-03-08 ジョージア州はフロリダ州の真北にある。
2005-02-28 時代はまわる。
2005-02-22 そんな風にみえるの？
2005-02-22 行動力と判断力。
2005-02-15 赤字より黒字が好きなのに。
2005-02-08 仕事の嵐去りぬ。
2005-01-28 スマイル。

一週間前に、行って来い！というトマト教授からの突然の命令。学会の招待講演の代講である。いつも思うのだけど、トマトの講演を期待していた人にとっては、さぞかしガッカリ、だろうなぁ、と、心が痛む、けど、キャンセルするよりはマシなので、仕方がない。プレゼンテーションのスキルを上げたいと思うと同時に、最近、全然、いい結果がないなぁ、と少しタメイキがでたり。今週からは、バリバリに実験しようっと。


仔猫たちは、あんまり人見知りをしないようだ。友達にもすぐに懐いて、まとわりついている。後ろ髪を引かれる思いで、空港に向かう。旅行にいくのに気が進まないなんて、珍しいこと。


飛行機に乗ること４時間、フロリダ州、Orlandの空港に到着。Orlandは、フロリダ州の真ん中辺りにある。近くのビーチからは６０マイルほど西に、マイアミからは２２０マイルほど北にある。リゾート地で、かの有名なディズニーワールドがあるのが、この都市。ディズニーランドとは、名前が違うのだ、と、このときに初めて知りました。リゾート地の周りは、飾り立ててあるけれど、他の地域は、あんまり特色のない、ちょっと込み合った感じの小さな街。なにせ、車で１０マイルほど移動するのに３０分近くかかるし（渋滞していなくても！）ハイウェイは、有料だし！ホテルの駐車場は有料だし、これだから観光地は…。


でも、初のフロリダ！気分はトロピカル！郊外に借りたホテルの部屋は、広くて海（湿気）の香りがして、夜遅くまで子供達がプールで遊ぶ歓声が聞こえて、のんびりした気分を味わえました。昼間は、ギラギラと日が照って、一足早く夏の訪れを感じました。アリゾナは、気温的にはいい勝負なんだけど、湿気がない分、暑さをまだ、感じさせてはいないのよね。もちろん、もうすぐ熱夏が始まるのだけど。


講演は、水曜日の午後と、金曜日の午前中。今回の学会は、残念ながら、自分の発表するセッション以外に興味のある分野が見つからず。多くの時間が自由時間となりました。発表は無難にこなした。水曜日の招待講演の方が、まぁまぁ普通で、金曜日の講演は、ちょっといまいち、だった。最近、enthusiasmにかけていると、自分でも思う。しゃどう猫のことも一因だけど、なんとなく慣れて、気持ちがだらけてきてしまっているような気がする。



83 “ここが変だよ外国人”というお題で、好きなことを述べてください。

職場で私用電話掛けすぎ。もうちょっとプライベートとビジネスの区別、つけようよ。あと、ローカットジーンズ、しゃがんだときに、パンツ（下着）が見えまくって不快この上ないんだけど。一緒に作業するとき、同僚のケツの割れ目なんか見たくないのよ。セクシーだとか、勘違いしないで欲しいわ。（特に男！）幸い、教授クラスになると、ちゃんとした服装しているけど。あと、外掃除用のダストクリエーター！落ち葉を取り除いて道（庭）を綺麗にしたいなら、高圧風で吹き飛ばすんじゃなくて、掃除機で吸い込みなさい！



しゃどう＠写真は、フロリダ州、ココアビーチより。

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しゃどう車も、無事に売れて、第二の車生を共に過ごすパートナーのもとへ、旅立っていきました。しゃどうの手元には、多額のチェックが！こちらの縁談（商談）は、順調に進んだのですが・・・

せっかくの誕生日なのに、トップ記事が、暗い内容になってしまった。更新しようと思っていたのですが、なかなか時間がなく。しゃどう猫が帰ってこなくなってから、約一ヶ月が過ぎました。職場の近くにあるアニマルシェルターに毎日通って、しゃどう猫らしき猫が保護されていないか、確認して歩いていました。先々週の半ば、しゃどう猫にそっくりの仔猫が３匹、保護されるのを見つけた。顔の真ん中の鼻の上辺りから、三角にちょっと白色っぽくなっているところとか、尻尾が薄い縞々模様になっているところとか、ただ、色が同じなんじゃなくて、細かいところとか、仕草までそっくり。


もしかしたら、しゃどう猫の子供か、孫かなんかじゃないのかしら、と思いながら、ケージの前で長い時間を費やして見つめまくってしまった。何日か通っているうちに、毎日、会うのが楽しみになってきて、ケージの前から離れづらくなってきた。


しゃどう猫が居なくなってから、体に穴が空いたみたいで、何をしても味気なく、むなしくて、なんか憂鬱で、仕事もやる気しなくって（というか、しゃどう猫の事を考えていたら泣きすぎて頭が痛くて目が張れまくって仕事一日休んだりした日もあったし）、性格もだんだん暗くなってきたし、なんか考えることも、欝っぽいし。猫が好きだし、猫ならなんでもいいってわけじゃないけど、居なくなった猫を探している一方で、新しい里親を探している宿無しの仔猫もたくさんいる。しゃどう猫が帰ってきたら、帰ってきたで、他に猫の家族が居た方が、喜ぶかもしれないし、なんといっても、この仔猫達の愛らしいことといったら。


しばらく悩んではいたのだけど、誕生日も近いし、しゃどう猫にそっくりな猫が３匹もいて、飼い主を探していて、これもなにかのサインかもしれない、っと思って、えいやっと、アドプトしてしまった。本当は、三匹とも引き取ろうと思っていたのだけど、シェルターの決まりで、ひとり二匹までしか引き取れないとのこと。しばらく迷った末に、元気のいい男の子と、女の子を選んだ。もう一匹の男の子は、誰か違う里親が、すぐに決まったみたいです。


予防接種や避妊/去勢手術をすませて、実際に引き取る日が、私の誕生日、２８日となった。あいにく、翌日から出張の予定があり、猫達だけ家に残すのはものすごく不安。前に住んでいたところにいる、猫好きの友達に頼んで、泊り込んでもらうことにした。手術の後だけに、しばらくはおとなしくしているかな？と思ったのですが、キャーリーバッグに入れてもらった二匹の仔猫は、目の前でもそもそと暴れまくっている。元気そのものの様子に少し安堵。


家に連れて帰り、とりあえず、部屋に慣れさせ、トイレの場所を教えて、猫缶を食べさせた。ものすごい食欲。仔猫がうとうとし始めたころに、友達と極大ステーキを食べに行き、慌しく荷造りをして、翌日、フロリダに向けて飛びました。



しゃどう＠仔猫達の名前、まだ決まっていない。

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しゃどう猫が家出してから２週間が経つ。探し回っても、気配さえ感じさせないのだから、よほど遠くへ出かけてしまったのか、本当に帰ってこないのか。部屋の中が静か過ぎて、タメイキばかりついてしまう。昼休みに職場を抜け出して、猫の名前を呼びながら、近所を歩いてみたけれど、地元のシェルターにも通って探し回っているのだけど、まったく反応がない。どうしたものか。


アリゾナは、あっという間に春に別れを告げて、すでに初夏に入っている。半袖に衣替えをして、近所をあるいていると、すでに強すぎる日差しと、気持ちのよい風が、同時にあたって、気分がいい。気分がいいけれど、最愛の猫が見つからない気分は、体の真ん中に大きな穴が開いたようで、やっぱり、タメイキしか出ない。


猫は、しゃどうの出張中、しゃどう家を訪れていた友達の隙をついて外に飛び出した。よくあることなので、気にしなくてもすぐに帰ってくるだろうっと思って、余裕で帰宅したのだけれど、呼んでも呼んでも返事が聞こえない。


夢でも幻でも幽霊でも、何でもいいから、もう一度、姿を見せてほしい。４年半、一緒に暮らしてきた。最高の居候で、ルームメイトで、親友で、家族で、とても大事な存在なのだ。こんな形で別れたくない。柔らかい毛皮を撫でて、無防備な寝顔を眺めて、甘えながらゴロゴロいう音を感じて、当たり前に感じていた贅沢を、失ってしまったのだろうか？


明日あたり、なんでもないような顔をして、戻ってきてくれるといいのだけど。



話題転換。



渡米以来、長年乗り続けていた愛車をやっと売ることにした。昨年６月に車を乗り変えてからも、いろいろと事情があって（友達に貸したりしていたりいろいろ）とりあえず手元に置いていた。売れる状態になってからも、とにかくひどく忙しくて、ついつい放ったらかしにしていた。いい状態で売りたかったので、タイヤとバッテリーを新品にして、オイルを換えて、外側と内側を綺麗に磨いて、オンラインの中古車サイトに登録。

マイレージもあんまり多くないし、車自体もものすごくいいコンディションなので、ちょっと値段を高めに設定して、売れなかったら少しずつ値段を下げていけばいいかな、くらいに思っていた。その週のうちに連絡があり、土曜日の午後に、最初の買い手候補が、車を見に来た。

電話での話し方はしっかりしていたけれど、変な人が来たら嫌だな〜なんて思っていたのだけど（だから、高めに設定といたのです、とりあえず見とくか〜程度の人が少なくなるし、交渉次第で、値下げすればお得感が増すし）現れたのは、３０台半ばの人の良さそうなおじさん。ポーランド人でした。仕事用にセカンドカーが必要で、信頼性のある車を探しているのだとか。まず最初に値段の交渉から入り、世間話をしながら、車を見せて試乗して、即決！してくれました。


・・・なんてeasyなんだ・・・と、二人で大満足してしまった。


月曜日に、お金とタイトルを交換して、正式にしゃどう車とはお別れ。大事な車とのお別れ。大縁談で別れても、少し寂しいのに、いきなり居なくなったんじゃ寂しすぎるよ、しゃどう猫ちゃん。早く帰ってきてください。


しゃどう。

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週末は、ジョージア州、Athensに出張してきました。実は、これが、初の東海岸側訪問なのです。もちろん、車ではなくて飛行機に乗っていきましたよ。飛行時間はわずか３時間。さすが、空を飛んでいくだけあって、早いなぁ、と感心してしまいました。陸続きの土地で、飛行機に乗っていった旅は（アラスカを除く）、よく考えるとこれが始めてなのです。なんだか不思議な気がします。


直前の一週間、なんとか最後の悪あがきをしてみたものの、あんまり芳しい結果はでず、仕方なく古いデータをかき集めて、出発しました。プレゼンテーションの出来はいまいち。聴衆も、バリバリの生物系が多かったので、なんとなくピンとこなかった感じです。昔、物質系の学会で発表したときは、割りと評判がよかったのに、あれあれ？っという感じですが。分野が違うと、興味の範囲もがらっと変わってしまうものなのね、と、なんだか感心してしまった。


ところで、ジョージア州といえば、「風と共に去りぬ」の舞台となったところ。あまり時間がなかったので、あんまり走り回ってはいないけれど、帰りの飛行機までの空き時間が結構あったので、ハイウェイからそれて、脇道にある小さな町中をトロトロと走りながら雰囲気だけを味わってきた。昔のプランテーションの名残なのか、大きな家が多い。街道沿いの家のほとんどが２〜３階建てで、１０部屋くらいありそうな外見である。


Athensにあるジョージア大学は、全米で一番歴史のある大学らしい。ダウンタウンまで出向いて見ようと、キャンパスの半分くらいの距離をなんとなく歩いて見たら、３０分くらいかかりました。広い！ゆったりとしたキャンパスに、統一された色の、綺麗な建物が立ち並んでいる。学生寮も、ひとつひとつがよくデザインされてまるで高級住宅のよう。キャンパスを歩いている学生も、どことなく素朴でのんびりしていて感じがいい。（週末だったからかもしれないけど）ゆっくりと散歩しながら、いつか、人生をやり直す機会があるのなら、こんなキャンパスでまったりと学生時代をすごしてみたいな、なんて思ったりもした。別に今の生活に不満があるわけではないのだけどね。


途中、リゾート地っぽいところに立ち寄ってから、Atlantaのダウンタウンへ向かった。Atlantaは、予想以上に黒人が多くて少し驚いた。見渡す限り、というか空港や、ショッピングモールを歩いている８〜９割は、黒人である。南北戦争のあたりの歴史とかって、あんまり知らないけれど、こうして改めて人種の分布を見ていると、やっぱりそうなんだなと、思うと同時に、普段、あまり見慣れていないだけにたくさん集まっているのをみると、ちょっと怖いなっと思ってしまったり。アリゾナでは、圧倒的にメキシコ系の分布の方が多いから、あまり見かけないのよね。研究所のセキュリティの人が何人かがそうだから、彼等の中には、とても陽気で感じのいい人達の方が多いってのは、わかっているのだけど。


ともあれ、久しぶりの短期旅行でちょっと疲れました（帰ってきたのが月曜の朝の１時ごろ、ちなみに、出発は金曜日の朝４時）。月曜日の朝はゆっくりと朝寝坊してから仕事にでかけました。勤務時間がフレキシブルなのが、この仕事の一番の利点ですわ。うふっ。



82 究極の選択です。１都市１泊ずつの超ハードな世界一周旅行をするのと、２泊３日しかないけど、自分の好きな国に行けるのとではどちらを選ぶ？


1都市１泊ずつできるのなら、かなりいろいろ見れるのでは？　当然、前者です。



しゃどう＠写真は、ジョージア大学より。

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先週の火曜日に、久々に視力検査を受けてきた。コンタクトレンズを買うときには、一年間有効の医者の診断書が必要なのだけど、視力検査の費用がもったいなかったので、３年前一度受けて、ばばばーっと使い捨てレンズをまとめ買いしていたのです。前に住んでいたところで担当だったeye doctor、ものすごーくcuteで好みのタイプだったので、本当は毎年でも、検査を受けるべきだったのだけど。


最近、ストックがなくなってきたし、ちょっと度が進んだような気がするので、仕方なく受けることにした。今度の担当の先生は、女の先生でした。ちょっと残念？ともあれ、結果、右目も、左目も少しだけ度を強くしてもらいました。少し驚いたのが、いつの間にか、使い捨てレンズも進化していて、今まで使っていたsurevueが、ほとんどなくなり、acuvueシリーズが全盛期になっていたこと。レンズの形も酸素含有量も少し変わって、２週間仕様（でも、お医者さんは使えるだけ使っていいって言ってましたが）のものが、快適でしかも安くなっている。


どんどん時代に乗り遅れているというか、なんというか。使い捨てレンズのまとめ買いはやめようっと、心に誓いました。



比較的穏やかな一週間。今週は金曜日からジョージアでの学会に出席する予定。どういうわけか、会期が金、土、日の３日間。週末休みがなくなるじゃない、と憤慨すべきなのか、普段の仕事に与える影響が少なくてよい、と喜ぶべきなのか、はわかりませんが、トマトに話したら、満面の笑みを浮かべていました。テーマは、何故かバイオ系…。しかも招待講演…。メインの研究テーマじゃないので、結果が、全然進展していないのだけど…。この一週間で、どれだけ改善できるか、できるだけやってみるつもりです。（１５分の講演なので、気は楽ですが）


それから、新しい仕事の種類が一つ増えた。学会誌の投稿論文のリビューアー！である。これは、投稿されてきた論文の審査をする仕事。審査項目は結構細かくあって、科学的に、技術的にどうか、という項目から、英語の善し悪しまで、いろいろある。第三者の目で、論文を見直して、改訂すべきところをコメントしたり、あんまりにヘッポコ論文だったら、落としちゃったり（注、審査員は数名います）と責任のある仕事なのだ。


前々から、トマトの下請けでコメント付けの仕事をしたことは何回かあるけど、自分の名前で仕事を引き受けたのは初めて、なのでなんだか嬉しい。しっかり読んで、締め切りまでに（これが一番重要かも）いい仕事ができるように心がけましょう。



81 沈没事故、墜落事故、どちらかに遭遇するとしたらどっちを選ぶ？

沈没事故。助かる可能性が高いから。



しゃどう＠写真は、職場のオフィスの窓から。アリゾナには珍しく連日の雨で、裏の空き地に池ができています。ちなみに、これだけしか雲がなくても、アリゾナ的には曇りです。

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ところで、先週の金曜日、テッコンドーの昇級試験（変換したら昇給試験になった…）を受けてきました。１２月に始めて、１月は忙しすぎて、ほとんど通えなかったから、今月で２ヶ月弱になります。手始めに一番下の級を受験したのですが、楽勝でした。（白帯に黒ストライプに昇格）今、通っているところは、支部のある道場なので、他所の会場まで、受験しに行きます。子供も含めて、たくさんの人がいて、ちょっと面白かったけど。


蹴り方と、軽いセルフディフェンスと、木の板を素手で割れれば合格。（木の板割りは、一見派手に見えるけど、訓練していなくても簡単にできるので、ストレスが溜まった時にはお勧めかも。）昨年始めまで習っていた空手教室では、２年間、かなり厳しく鍛えてくれていたらしく、形は違えども、基礎はしっかり身についている安心感はある。蹴り方一つにしろ、どんな基本的な技でも、「それなり」になるには数時間あれば足りるけれど、「完璧」にできるようになるには、長い長い年月が必要。武術は、己を知り、相手を知り、礼を知り、技を磨くもの。奥の深さが最大の魅力です。


会場では、少し年配のグランドマスターが、指導してくれていました。少し遅れて到着したため（午後５時半スタートだったので、すごい渋滞だった）後ろの方でこっそり参加させてもらっていたのですが、目があってにっこり。今まで、どこかでマーシャルアートを習っていたでしょう？と、一目で見抜いてくれた。


"you have good eyes, focused fighter eyes!"


と、褒めてくれた。今まで誰かに褒められた台詞の中で、一番嬉しい、と思えたかも。１５年以上、武術を教えていると、相手の目を見ただけでも、大体の人柄とか性格とか、わかっちゃうものらしい。人と触れ合うことは、心を触れ合わせること、と、相手を良く知る能力は、最大のセルフディフェンスでもある、とか。


"you must really like kicking!"


やっぱり、そんなに蹴りたそうな顔してるのかしら？




80 旅の道連れに一匹だけ動物を連れて行くとしたら、何を連れて行く？

猫！



しゃどう。

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今日は祝日なので、大学も休みね！と思いつつ、日曜日に調べて見たら、休みじゃないらしい。ので、仕方なく仕事にいきました。ちなみに、週末は、突然のだらけ病にかかり、４８時間ほど、のんべんだら〜り、と、猫よりも怠惰に過ごしました。最近、しゃどう猫の機嫌がよくなかったので、本を読んでいるときにお腹に乗せてあげたり、頭をぐりぐりしてあげたり、レーザーポインタを追いかけさせたり、と、家族サービスもばっちり。


先週、わりと仲の良かった研究所のディレクターの一人が転職してしまった。仕事内容では直接かかわりがなかったので、上司ではないのだけど、ものすごく人のいいおっちゃん（お兄さんと呼ぶべきか悩む）でした。この研究所に来る前は、西海岸にある企業の副社長、で、今度は東海岸にある大企業の重役。喋り方からはおっとりしているように見えるんだけど、１年足らずで見極めて、パッと転職。行動力あるなぁ、と、感心してしまう。


わたしも、今の職場に愛想が尽きたら、連れて行って〜！と応募してみようかしら。なんてね。


今の仕事、仕事内容と実験室“計画”自体は（あと、オフィスも）、ものすごく好きなんだけれど、仕事環境、というか同僚の質（現在の院生は論外）、というか、トップの人達の人間関係というか、あまり気にしないようにしているんだけど、遠巻きに見ているだけでもうんざり、である。隙を見ては、しゃどうの実験道具にサボタージュしかけてくる奴もいるし、予算の配分がトマトラボに下りにくいように細工しているバカもいるし。大学の職員の勤務態度とシステムは、輪をかけて悪いし！


でも、どこの世の中でも、完璧な職場！なんて存在しないわけで。好きなことと、我慢できることと、改善していくべきところと、バランスを取りながら、適度に怒りつつ、焦らずにやっていくことにします。どっちにしろ、４月に発行されるH1Bビサをちゃんと更新し終えるまでは、転職もできないし（今年の企業枠ビサは締め切ってしまったので新期ビサが必要な場合は、採用してくれません。企業の人と話していても、今、ビサもってる？から始まります・・・ぐすっ）



79 イタリア料理、フランス料理、インド料理、中華料理、タイ料理……一生食べ続けなければいけないなら、何料理にする？

フランス料理かな？　デザートいろいろ種類あるし。




しゃどう＠猫はキーボードとモニターの間に座り込んで居眠りしています。しゃどうの仕事中、邪魔にならないけど近くにいられるポジション。長い長い相談（悪戦苦闘？）の結果、ここに落ち着きました。


写真は、オールドサンファン（プエルトリコ）より。

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雑用の量が一気に減ったので、やーっと実験室にも足を向ける時間ができるようになりました。やっぱり、オフィスでPCに向かって仕事をしているよりも、自分の手足を動かして研究している方が断然楽しい。まだまだ、セットアップしなければいけない装置もたくさんあるのですが、使えるものだけでも使って、実験をしていかないとね。やっぱり、しばらく実験できないと、かなりストレスが溜まります。


院生にも、少し厳しくしようと思って（こちらからなにか言わないと、全然働こうとしないので）あれこれ指導しているのですが、なんかこう、アイロンを使わないで洋服のしわを伸ばしているような気分…っていうか。例えは悪いけれど。いい意味で諦めた方が良さそうです。喋り方と愛想と返事だけは、立派なんだけど、実際、あーだこーだいって、ちょっとやってはサボり、ちょっとやってはサボり、いつの間にかいなくなってるって感じ。注意するとすぐ感情的になるし。どっちにしろ、最終的に困るのはわたしじゃないから、関係ないのだけど。トマトも、頭を抱えていました。やれやれ。


先月の学会の時にヘルプで呼んだ前の大学の院生数名、久しぶりに一緒に仕事をしたのだけど、キビキビ動くし、仕事は自分から進んで誇らしげにやるし、ちょっと頼みごとをしても、バリッと働いてくれる。ものすごく気持ちよかった！　ほんっといろんな人がいるんだなぁっと思います。


３月のはじめに、今度はジョージアで学会があるので、少しずつ準備しはじめているところ。初めての東海岸なので、レンタカーを借りて、空き時間に走り回ってみようと思っています。もともとは、ホテルの周辺でうろちょろする予定でいたのだけど、レンタカー代、一日＄１８なんですもの。シャトルやタクシーを使うより、遥かに安上がり。


４月には、東京トリップを考えています。ビサの切り替えは、２〜３日でできるのだけど、どうしようかなぁ？と、トマト教授に相談したら、せっかくだから、ゆっくりしてきなさい、と寛大なお言葉。ちょっと期待しながら、教授様のご意見通りにスケジュールを合わせていたら…一週間プラスα、“も”、休ませていただけるとに。でも、久しぶりの東京は嬉しいので、友達にあったり、欲しいものを買ったり、しながら、のんびりと過ごす予定です。


それにしても、この時期の航空券、ものすごい高いんだけど、こんなもんなの？３月の終わりくらいまでなら、＄５００〜６００以下で買えるのに、４月から夏にかけて、＄１０００を平気で超えているんです。格安航空券が取れそうなら、いいのですが、結構痛い出費だなぁっと思います。また今月も赤字だわ。

（注、学会等の旅費は、立て替え後払いです）



78 別の国で生まれ変わるとしたら、どこの国の住人になりたい？

ギリシャの小さな島で、幸せに過ごすの！



しゃどう。

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仕事の嵐が去って、やっと平穏な日常がやってきました！　しばらくは研究に専念できる生活にもどります。久々に実験室で仕事をしながら、知らず知らずのうちに歌を歌い始めていたほど。自分の機嫌のよさに驚いた。あんまり好きでない仕事ばっかりやっていると、鬱になるのよね〜。


ともあれ、リボンカッティングセレモニーは無事に終わりました。政府系のそれはそれは偉い方々が、たくさん訪問していたためか、ものすごい警備！VIPと呼ばれる方々の態度の立派なこと！（感じのいい人も、ナンニンかいましたが）建物中、中も外も、飾り立てて、まるでディズニーランドのようでした。


仕方がないので、しゃどうのラボも照明まで気を使い（ヒカリモノのデモンストレーションをしていたので）いかにも未来の研究室！って感じに仕上げました。ちょっとやりすぎたかな？とも思ったのですが、ほとんどの人が、興味深そうに見入ってくれていたし、トマトもディレクターもとても喜んでいた。


でも、何はともあれ、終わってくれて嬉しい。週があけて、すっきりと片付いた研究所を歩いていたら、「あぁ、本当にすっきりして気持ちがいいねえ！」とファシリティーマネジャーのおじさんが、ご機嫌に通り過ぎていった。



ところで、話題はそれますが、や〜っと、就労用のH1Bビサが認可されました！　大学が申請するのをサボっていたので、こんなに遅くなってしまったのです。かなり苦情をいったおかげで、しゃどうの労働条件（？）かなり改善されたので、不幸中の幸いといえば、幸いなのだけど。ただし、給料を受け取れなかった月もあったので、昨年度の収入は、あまりよくない。とりあえず、４月のはじめに、F1のOPTからH1Bに切り替え（これは国内でできる）。ただし、再入国の為には、ちゃんとしたビサのスタンプを貰わなきゃいけないらしい。学生ビサの時とは違って、今回はちゃんとオフィスに通されて、担当の人に丁寧な説明をしてもらった。



それから、昨年提出した論文が、ついに発行されました。自分では見飽きるほど書き直しまくった文章でも、活字になってでてくると、やっぱり感激もひとしお。顔写真と履歴つきで、その月の特集号の一番最初の記事に載っていました！　結構、よく書けていたって事だよね？　わーい！




77 日本人以外の誰かと結婚（再婚）しなければいけないとしたら、どこの国の人がいい？

また難しい質問を。そうだなぁ、欲を言えば、外国にいるなら、外国人同士で結婚したいなぁ、なんて。親戚関係のトラブルも少なそうだし、アメリカにいて、アメリカ人の大家族と付き合うことになると…（サンクスギビングとか、クリスマスとか）ものすごく馴染めなさそうな気がします。とはいえ、結婚したい時期に、結婚したい人がいれば、どこの国の人とでも結婚すると思いますが。


しゃどう。

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トマトとしゃどう主催の国際学会も、無事に終わり、やっと一息。つく間もなく今度は、来週末に行われる研究所のリボンカッティングセレモニーの準備。スポンサーをしている政府系のお堅くてお偉い方々が、集まって、わたし達の仕事の成果を観察にくるというか、見学に来るというか。なんだそりゃ？と思って、無関心を装っていたのですが、しゃどうラボの一部がツアーに含まれると聞いて、慌てて魅力的な実験室に見えるように、すべての装置を設置しなおしているところです。


スポンサー側は、バリバリに張り切っていて、建物の周りの植え込みを完璧に整えるのはもちろんのこと、駐車場も舗装しなおし、大通りから駐車場にかけての道も綺麗に舗装しなおし、建物の上部に大学ロゴをガンッと貼り付け、格好いいサインも、あちこちに貼り付け、当日の食事のメニューからデザートまで細かに予行演習し（サンプルの残りは、もちろんしゃどうが美味しくいただきました）、ポスターまで本格的に作って、挙句の果てには、リボンを切る時の切り方や立ち位置まで予行演習していた。（思わず笑ってしまったが、皆、真剣なのだ）


というわけで、あと一週間、またしてもワーカホリック週間になりそう！　でも、これを機会に、溜まっていた仕事（いつもは、の〜んびりしているのよね）をババンッと、片付けてもらう予定です。ちょっと嬉しいかも。


今週から、新しいオフィスに移った。人生初の、自分専用の窓のあるオフィス！プチ出世！？　結構広いので、ゆ〜ったり使っています。キュービクルにいた頃は、別に、あんまり大差ないかな、とは思ってはいたのだけど、PCを移して、椅子に座った時の至福さといったら！昼間の時間に太陽と外の景色が見えるってだけでも、かなり精神的にいい効果があるみたい。前はずーっと壁に囲まれていたので、ストレスの掛かり具合が全然違う。心に余裕が生まれるおかげで、前より自信を持って振舞えるというか、なんというか、人は環境に左右される生き物なのね！　と、妙に感動してしまった。


ちょっと前に戻って、主催していた国際学会も、１５０人の参加者を集め、会場も常に１００人前後の人がいる感じで、いい感じで進みました。準備が間に合わなくて、学会用の本作りや、ポスターや、プロジェクターなど、直前の直前まで走り回っていました。オフィスが閉まる１５分前に滑り込み！みたいな感じでした。


今回は、わたしも招待講演の依頼を直接受けていたので、準備もままならないまま、どうなることやら、と思ってはいたのですが、ぶっつけ本番で試して見たところ、今までで一番自然体でいい講演ができた。自分でも感心するくらい。演台が少し端の方にあったのもよかったし、マイクの調子がよかったのもあったのかも。それとも、忙しくしているうちに、いつの間にか自信がついてきたのか。ほとんど緊張しなかった。主催者の講演だから、会場も大入りで、どうしようかとも思ったのだけど。


会場の後ろの方で、息を詰めて見守っていたトマト教授も、終わったあと、嬉しそうに演台までやってきて、Great Job!と、握手してくれた。いつもいつも、英語へたへたへたへた！といぢめ続けられていただけに、褒められると嬉しい。


その日は、自分へのご褒美に、まだ日の高いうちから、コロナを一瓶、ホテルのプールサイドのレストランで、ぐぐーっとあけました。
（注、仕事中です）


浮いたり沈んだりするけれど、嬉しい日は、やっぱりいいね。



しゃどう。

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