≪2日目≫ ケアンズ1日目
早朝5:30 ケアンズ着。
オーストラリアの入国審査はかなり時間をかけて行われた。
特に、国外からの食べ物の持込みはほとんどダメ。
植物、ナッツなどの種子類、肉類、全てダメなのです。
みゆみゆの食物は・・・
成田で買ったムースポッキー、チップスター、キシリトールガム、のど飴。
お菓子には小麦粉が使われているし、チップスターはジャガイモ・・・もしかして、これらも植物?
食べ物を持っていない人は別のゲートからすいすいと出て行く。食べ物を持っている人は長蛇の列になって何やらやっている。
ええ〜い、揚げたジャガイモには繁殖能力はないわい!
そして日本の小麦粉の自給率はほとんど低かったはず(今になってみるとあまり理由になってない)!!
・・・ということで、食べ物を持っていない人のゲートへ、恐る恐る進みました。
そこへ、こわもてのお兄さんが
「Do you have any food ?(多分)」
「いえ〜す」
「No food !?」
「いえ〜す」
「OK!」
地獄で、閻魔様に尋問されているような心持ちでありました。
しかもみゆみゆはウソを・・・。
ゲートを通過したものの、通ってから不安になったみゆみゆ。
おっとに「チョット待ってて!」と言い残して、再びゲートの中に戻りました。
近くにいた怖くなさそうなお姉さんに、
「あいはぶきゃんでぃ&ちゅーいんがむ、おーけー?」
手にはのど飴とキシリトールを握り締めて・・・。
「Ooh 〜 ok,ok!」
やさしい笑顔で頭をなでてくれた。
私はいったいいくつだと思われているのだろう?
私も彼女に笑顔を残し、そそくさとその場を立ち去った。
結局、小麦粉とジャガイモという、一番重要なアイテムについては触れることなく、『ゲートを戻って聞いてみた』という自己満足によって、疑惑はもみ消されたのでありました・・・。 |