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ちゃな坊の「テンテコ舞いってどんな舞?」

某地方都市で短大講師として奮闘中。現在37歳。
担当は『情報処理関連教育』。専門は『情報システム監査(経営学)』。
1歳の愛娘と子連れ単身赴任中。旦那は300km以上離れた土地に住んでますw
講義は(半期で)本務校7コマ、非常勤2コマの過激さは変わらず。
その他、学会関係の理事職とかカンファレンスの企画屋とかは相変わらずだったり。
“子連れ単身赴任”でも頑張りますよ。自分と家族と教え子のために!

最近、検索されたりしていろんなところでさらされることが多いので、メルアドは消します。連絡先は変わってません。悪しからずー。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2008-11-04 しめきりしめきり。
2008-11-01 入試だから休日出勤して他の作業中。
2008-10-27 ブログに変なコメントをする勘違いな人。
2008-10-21 仕事と論文に追われて現実逃避
2008-02-29 四年に一度の記念の日?
2008-02-08 恩師からの手紙
2007-11-22 その若者の将来はどうなるのだろう。
2007-10-03 我慢の限界、でも戦うつもりナッシング。
2007-09-08 最近あった理解できないこと。
2007-08-11 突撃!隣の・・・?


2008-11-04 しめきりしめきり。

締切が既に目前…つうかかなりもうやばいことになってる論文書いてるんですけどね。
今現在、かかなきゃなんない論文ためまくっていた上に、ほかの業務やら校務やらが山積していて、ほおんとに大変な状況になっていたりして。

今書いてる論文、実のところ丸三日で書きあげてるような状況。
丸三日で、予定文字数が23,000字。(図表が入るから、実質的にはもっと文字数は少ない。)
現在、18,000字ぐらいのところ。
あと一節分と終わりにを書いたら終了ってところかな。
明日の午前中には郵送しないとまずいんだけどねー。
(のんきだ・・・わたし。この余裕はどこにあるのだろう?)


いやまぁ、とりあえず論文構成はほとんど作り上げていて、文字におこす作業だけだし。
かつ、研究ノートっていう形態で、しかも教育事例のまとめなおしということもあって、そういう理由であんまり深刻じゃないんだけどね。
でも、その深刻じゃないところが実は問題で、すでにある程度頭ん中では出来上がっていた内容なだけに、それを構成していき文字として形あるものに作り替えていくのに・・・飽きちゃって萎えたというか、そんな状況で。
妙に余裕をかましすぎて、現状どつぼにはまっている状況。あほすぎる>自分。


今回のは、非常勤先の紀要論文集。
そんなこともあって、非常勤先にいる知り合いのO先生に「ちゃなさんー、僕の心臓に悪いからあんまり余裕かましてないでくださいねー」といわれてしもうた。
その先生には、「ちゃなさんは、ホント出来上がるまでハラハラドキドキさせますね。」と言われてまする。
実際そういうところあるからなぁ…わたくし。しゃーない。


ちなみに、これ終わったら11月第二週に学内のカンファレンスで一本発表。(だから、そのデータ分析も並行してたりする)
んで、11月末までにその発表分も取りまとめて2万字ぐらいの論説を一本あげないといけない状況。

あとー、学会論文も仕上げなきゃならんのだな。
こっちはまだ、もう少し分析必要だから起こせてない状況だけど。


つーわけで、現実逃避終わり。
おなかすいたーという研究室からでした。

先頭 表紙

JAIさま>ありがとうございました。ちなみに、この日は3時間ほど仮眠して、午後から講義してまして・・・翌日は、朝からずっと講義2コマ、会議2つ。さらに東京へ移動して、またまた会議・・・帰宅したの23時半・・・で、本日もまた朝から講義2コマ・・・つー状況で、現在睡魔に襲われ中ですzzz... / ちゃな坊@明日は4時半起きかぁ。 ( 2008-11-06 17:12 )
わー、徹夜だ。なのに昼から講義…大変ですね。お疲れ様でした! / JAI ( 2008-11-04 20:24 )
この記事の3時間後に、無事終了。脱稿しました。ふー。ちなみに、当初予定の23,000字を軽くオーバー。制限枚数ギリギリの、27,000字です。さて、今日は午後から講義だから郵便局行って送って少し仮眠取りまする。 / ちゃな坊@空が明るい・・・orl ( 2008-11-04 06:18 )

2008-11-01 入試だから休日出勤して他の作業中。

推薦入試なので、朝からメイクばっちりスーツばっちりの状態で土曜日なのに仕事でした。(出がけにいつもあう大家さんに「おや、今日はまた朝からどうしたの〜?」なんてのんきに聞かれたが、わたしゃ仕事だよっっ・・!)

とにかく推薦入試は体力勝負。緊張しまくる受験生を前に、ひたすら面接、面接、面接、面接・・・とやるわけで、こっちもくたくたになるのよ。
10時から3時間ひたすら面接して、採点して、事務局に資料を回して。
遅い昼御飯をK教授の研究室で食べながら、仲のいい同僚たちと雑談しつつ会議時間まで少々休憩。
で、資料が出来上がったから〜ということで、会議室に移動して、重要な会議を一本こなして、本日は終了。15時過ぎには解放…されました。

ただ、研究室のPCで作業した方が効率の良いものがいくつか残っているので、そのままのこって現在作業中なわけです。
論文執筆関連の打ち込みやら、論文用に使う画像ファイルの加工など、デスクトップ&大画面の方がやりやすい作業を優先してやってるとこ。
これが終わったら、寒くなる前に退散するつもりなんだけど。


休日は迷惑メールが多くて閉口する。
腹ただしいので、中断ついでに迷惑メールのヘッダチェックなどをチェックしてみると少し面白くなる。
ドメイン名を偽装していたりするのも多いけど、ググるとリストを作ってブログ上にさらしてる人もいてなかなかこれが面白いのだ。明らかなものについては、私が管理している方のメールサーバやDNSサーバについては遮断している。ただ、ファイアーウォールにつけたフィルタリング設定を強化しすぎるとネットワーク速度が極端に落ちるので悩ましいところ。

英文の迷惑メールがけっこう多い。
うちの職場の人たちは、「英文はほとんど迷惑メールだから〜」といってメーラーの設定を英文は自動的に分けたりするようにしているらしいのだが、私の場合はそれでは困る場合も多い。
学会関連でどうしても本部が米国にあるものがいくつかあり、それらは間違いなく英文で届くのでそれらをフィルタリングるするわけにもいかず、仕方なくほとんどは手作業で分けている。正直めんどい。


ITを教えているとはいえ、大学時代からずっと開発に携わるつもりは全くなかった。開発には向いてないと思っていたから。システム管理者的な仕事は好きだけど、バリバリ開発するのは向いてないなとなんか思ったんだよね。
教員になりたいとは少しも思わなかったが、バイトでよく人に教えることをやらされていたから、情報系の教育には向いているなと思った。今の職種も、半分はこのバイト経験が決め手になった部分もあるし。
大学院に進学しなかったら、どういう人生歩いていたんだろうな…とふと思うこともある。


現状では、教育と研究がメインで、そのうちの教育は基礎的な情報リテラシーから基本情報クラスの開発者初期教育ぐらいまでが私の担当カテゴリになる。
技術を純粋にガリガリやるというのが情報系の大学教員の多くのパターンだけど、私はどうもそういう風な教え方ができないし、したいと思わない。
業務との整合性を合わせ、改善提案をさせられるか…そのためのシステムをどうくみ上げるのか、そこにリスクはないか…運用の問題点を解消できるか、そういったことにより興味がある。
研究上では、やはりシステムに対する有効性評価とリスク評価が一番興味関心があるわけで、結局のところ自分で開発することにはさほどの関心がないわけ。

一方で、いわゆる“システム管理者”的な立場での業務も求められる。

なかなか、難しいものだなと思う今日この頃。

先頭 表紙

電ボ君へ>来期、情報処理技術者試験を少し考えるなら、ここ(http://www.jitec.jp/1_00topic/topic_20081027_hani.html)はチェックしておくべし。出題範囲が若干調整されてます。 / ちゃな坊 ( 2008-11-17 20:16 )
でも、結局わかってないとコンピュータは操作できないわけよね・・・。Microsoftはユーザをどうしたいのか。 / ちゃな坊 ( 2008-11-17 20:14 )
ま、Windowsそのものがそういう機械側の事情を考えなくてもいいように、っていう方向で進化しましたからねぇ。。 / 電ボ屋 ( 2008-11-12 21:27 )
マッキィ。さま>数学やってる人はやはり理解は早いよね・・・うちでもまれ〜に数学がそれほど苦手じゃない子がいて、そういう子がゼミに来ます(そういうゼミになってしまいました(苦笑))。マシン語ね・・・私もやってないよ。うん、でもまぁ昔の人の方が構造的に原始的なところを避けて通れなかったから必然的にやってきたんでしょうけどね。今の子たちは、ディレクトリ構造とかそういうのでも躓くもの・・・カレントディレクトリとかがわからんって言われてビビったよ〜。(でも確かに、いまのWindowsじゃわからんかも)。 / ちゃな坊@午後問は過去問解くのが一番! ( 2008-11-06 17:15 )
情報理論の基礎である数学を純粋ではないにせよ専攻していたので、情報処理試験の勉強とか、大きな壁というほどじゃなかったですね。とはいえ、実践がなってないから、午前の理論は余裕でクリアしても、午後のプログラミングで1問足りず落ちたまんま。。。 ただ、こうもITが発達してくると、必須だな〜と思うのです。わたしぐらいの年だとマシン語なんて知ってるわけもなく、でも仕事を一緒にやる年長者はそれを知ってるので、理解の度合いが全然違っていて。。。。いつになっても勉強だなと思います。 / マッキィ。 ( 2008-11-04 10:18 )
まぁねー。社会に出てからでよい時代って確かにあったもんね。たぶんね、これだけ情報システムが普及してきて社会的な依存度が激しくて、リスクも向上してきてしまっているから、社会人基礎力としてのスキルの一環に加えられたのではなかろうかと推察してみたりする次第。 / ちゃな坊 ( 2008-11-04 03:36 )
ワシも本当の意味で?情報系・システム系の大事さが分かったのはだいぶ大人になってからですからね。。学生の頃って、「大学は法律とか経済とかそういうものを学ぶところで、情報とかシステムとかは会社に行って勉強するもんだ」と思い込んでましたから。。 / 電ボ屋 ( 2008-11-03 01:08 )
社会科学系の大学が、情報系のゼミにあまり人気がない・・・というのが正直驚くんですが、私の行っているS大学の経営学部も、T大学の社会政策学部も、情報系ゼミが人気なかったり、あんまり情報系をきちんと教える環境が整備されていなかったりするわけです。これも悩みの種なのよね。 / ちゃな坊 ( 2008-11-01 17:19 )
結局のところ、私が教えた学生たちが四年制大学に編入するとして情報工学系の学科には入れられないわけです。開発するとか技術を純粋にガリガリやるとかそういうことを教えていないから。 ほどよい塩梅の経営学部系の情報系ゼミとかそういうところにもっと受け皿がほしいんだけどねー。 / ちゃな坊 ( 2008-11-01 17:16 )

2008-10-27 ブログに変なコメントをする勘違いな人。

ここは一応名前をさらしてないので、こっちで吐いてみる。

講義受講者や研究者などへの情報提供・コミュニケーションを目的としたブログをやってまして、そちらがメインになっているのでひまじんがおろそかになっているわけでもあります。
実名でググれば一発で表示されるというぐらいの“公式っぷり”ですが(苦笑)、この手のものを持っておくのはメリットもありまして。
ちなみに、実名でググるといろいろと出てきて恐ろしいっす。(マジで)


さて、そのブログなんですが主に二種類ありまして。
一つは、公式…ということで研究や教育関連の話などを中心としたWebサイト的な使い方のブログ。
もう一つは、いわゆるWeb日記的な感じで短い文章を更新していくもの。公式ブログからリンクがあるため、“いろんな人に見られている”ことを意識して書いてはいますが、あまり硬すぎる内容は学生さんたちとのコミュニケーションにおいて不都合もありますので、文面や内容は柔らかく書いています。


で、まぁ、学生さんにはブログのURLとかは教えていますが、研究仲間とかには別にわざわざ教えたりはしてないんですけどね。
でも、分野が分野だけに、そして業界がとてもせまーいだけに、簡単にばれるんですわ…。
ほとんどの方は、名刺交換→ググる→発見!という形か、別の有名人ブログ→リンクからたどる→発見!という形か、大体そんな感じでしてね。


柔らかい内容の方のブログには、卒業生や友人やなぜか姉までコメントが入っていたりもします。ただまぁ、姉もこのブログの内容を両親に話しているらしいので、離れて暮らす両親とのコミュニケーションにもなるかと思い、さほど気にしていません。
変な書き込みもあんましてこないですし。


ただねー。
時々、研究者関係でというか、学会やらセミナーやらで名刺交換をした方の中で、ブログを発見した方の中に、返信に困るようなわけのわかんないコメントをする人がいるわけです。まぁ、適当に対応してますが、明らかに私はあったことのある人…だということまでは分かっても、それ以上の「だれ」までは特定できず、そして非常に意味不明なコメントをされると、本当に困りますよ。
(詳細は書きませんが、意味不明なんですよね。)


というわけで、さらされている状況で書き続けるブログというものも、結構なプレッシャーを感じるなぁと思う今日この頃です。



ところで、最近のちゃなゼミ:2年生。
今年は12人いるんですが、先日の情報処理技術者試験:初級シスアドを受験しました。
自己採点の結果は…午前問題悪すぎじゃ〜〜、貴様ら!!と一瞬キレようかと思える状況でした。
合格して1人かなー。

来年から試験制度変わるからどうしようかなー。基本に変えようか。
相変わらず、鬼教官っぷりを発揮してます(笑)。
学生の彼氏君に「あなたが、デート中におもむろに試験勉強をさせた“人”ですね」と言われた経験あり。男より勉強じゃー(ビシバシ)。なんちて。

先頭 表紙

IT屋さんの仕事は、結局のところ空いての業務を整理し分解し再構築するという段階で、大いにビジネススキルを求められるし、相手の業務を俯瞰的横断的にみることができる能力が必要になりますから、これを学べばおのずとビジネススキルが上がるってことなんですよ。 / ちゃな坊 ( 2008-11-01 17:14 )
電ボ君>なるほどなるほど。ある程度の知識がある人ならいきなり基本でもいいかと思いましたが、4月ITパスポート、10月基本もいいかもしれませんね。情報処理技術者試験で出題されている分野の5割は情報系じゃない人たちにも本来は必要な知識だと思いますよ。いわゆるビジネススキルってやつです。意外と、一般のビジネスマンにこのスキルが欠けていますけどね・・・お年寄り含め(苦笑)。 / ちゃな坊 ( 2008-11-01 17:12 )
とりあえず春の試験はITパスポートを受けてみて、秋まで勉強して基本情報技術のほうにチャレンジしてみようかと考えてるんですけどね。  まぁ元々はシステム部署の人ではないんですが、行きがかり上仕方なく。。 でも、システムのことが分かると、仕事の中身もよく分かるんですよね。そういうとこが本当の目的だったりもします。 / 電ボ屋 ( 2008-10-30 23:02 )
んで、試しに基本情報技術者のほうの試験問題を見てみたんですが、結構しっかり勉強しないと難しいなコレ、って感じでうろたえてしまいましたw。ワシは直接コーディングに携わったことは無いんだけど、ユーザ側として仕様決定をしたりバグ出しをしたりする立場なので、こないだウチで新システムを入れたときから今までシステム的なカラクリは理解せざるを得ない状態で。。でも、具体的に勉強をしていたわけではないので、この際基礎から勉強しようと思ってシスアド試験のテキストを読み終わったところです。 / 電ボ屋 ( 2008-10-30 22:57 )
そうそう、ITパスポート試験てな奴に統合されちゃったんですよね。初級シスアドとどっちにしようかな?と思ってウチの職場に来てるシステム屋さんに相談してみたところ、「今後段階的に上の試験を受けるつもりがあるのなら、新制度のほうを受けておいたほうがいいですよ」って言われました。 / 電ボ屋 ( 2008-10-30 22:52 )
ちなみに、来年度の春期試験のみ「シスアド」やりますよ。最後ですから受けておきます(笑)?まぁ、ある程度の開発経験者なら、基本かソフトウェアにした方が何かといいかと思います。高度区分の受験が事実上段階制になっているので(レベル1→レベル2→レベル3という形ね)、キャリア開発を考えてもそちらの方が選択として最良ではないかと。 / ちゃな坊 ( 2008-10-30 19:31 )
ただね、私はいまのIT業界を考えても、ユーザ側のIT運用者にも管理能力(いわゆるシスアド的能力)や企画・設計能力は必要だと思っているんです。だから、今までのシスアド試験ってある意味ほどよい感じの生ぬるさがあってよかったと思うのです。が、今度の試験制度改定で、そのほどよい生ぬるさがなくなってしまい、開発は開発で基本やソフトウェアを勉強してね。という感じになってしまうのがなんとも痛し痒しといったところです。なんだかなー。 / ちゃな坊 ( 2008-10-30 19:29 )
そうそう、シスアドはITパスポート試験という名前の択一のみの試験に“発展的解消”をしたらしくなくなってしまいました。基本情報にも若干組み入れられるようですけどね。ITパスポート試験をレベル1、基本をレベル2、ソフトウェアをレベル3と位置づけて、今まで高度区分といっていたのをレベル4に仕分けしたという状況。一応、ISSS(ITスキル標準)に準拠した形なのだそうです。 / ちゃな坊 ( 2008-10-30 19:26 )
ワシも来年初級シスアド受けようかと思ってたんですが、また試験制度が改変されて基本情報技術者試験みたいなのに統合されましたよね。ユーザ側からシステム設計に絡んでいけるようになりたいというか、絡ませられているというか(汗)。 / 電ボ屋 ( 2008-10-28 21:39 )

2008-10-21 仕事と論文に追われて現実逃避

しばらくぶりです。なんだかすごく更新頻度が空きました。自分でもびっくりです。
最近は、公式のブログの更新も滞ってます。mixiも同様。
自分の筆不精っぷりに、あっぱれを送りたい気分です(なぞ)。


仕事は相変わらずです。ずっと短大の専任講師のままです。
内部規定上、専任講師→准教授への昇進は全く問題がないはずで、教育歴としての年数・論文や学会発表・著作などの数をみても、まったく問題がないはずだったのですが、パワハラ学長の鶴の一声で2回も「時期尚早」とチャンスをつぶされました。その理由が、パワハラ学長の究極の女性蔑視らしく、やりきれない気分全開です。二度目の決定時には、私の周りの教員数名が学長に決定に対する不満を直談判しにいったりと、いろいろきな臭い現象が起こっています。

ま、そんなわけで、自分の研究と学生に対する教育以外の、いわゆる“雑用”といえるような業務に対する熱意は全く発生しないまま…過ごしてます。
職場全体としての雰囲気は悪化してます。パワハラ学長のワンマンぶりが原因ですが、ほかに良い人材もいない田舎の短大では“…まだましか(溜息)”というそういうレベルで任期が再任されたりということも多々あります。

私と年の近いある女性の先生とかは、パワハラ学長や理事のメンバーに対し、耳をふさぎたくなるぐらい明らかなおべっかを使ってなんとか自分の昇進をお願いしていたりすることもあります。
でもね、そういうことしたくないんですよ。そんなことをしなければ昇進ができないとか、組織に残れないと言われても、たぶん私はそんなことしないしできないと思う。


自分のやっている研究で正当に評価されたいと思う。
自分が取りんでいる教育の質で正当に評価されたいと思う。
それらが満たされていないのなら、その組織にこだわることができない。
たとえ、それをなくしたら明日から路頭に迷うかもしれない…としても。


最近よくちゃな彼にも言われるのだが、私はやはり一般的な会社員として組織体の中で生きていくことが、本質的には向いていないんだなと自覚するようになった。
研究者として生きていくことは、自分の腕一本で常に勝負しなければならないということで、緊張感もあり、失敗も挫折もすべて自分で受け入れていく恐怖と闘わねばならない。だから、とても辛い。
だけれども、自分自身にウソをつき続けなくてもいい。妥協しなくてもいい。自分の思い、希望、願いの中で生き続けられる。
私はたぶん、そういう世界でないと生きられないタイプの人間なんだと思った。

そしてもう一つ、常に前のことから新しいことへ進めていかないと気が済まない人間なのだということも自覚した。
前年度にならって…ということが絶対にできない。前年度から改善したい。違うことを試したい。私は、ついそういうことを思ってしまい、実行してしまうタイプなのだということも。


両親が年老いてきて、姉も家庭内と子育てが普通以上に大変で、私が会社を継ぐしかないのだと、それが一番いい選択肢なのではないかと悩んでいた。

私には研究者として、研究の中での新たなものを創り上げることができないのではないかとも悩んでいた。私の創ったものには本当に価値があるのか、実際の適用・実証の中で価値が見いだせないという疑念にとらわれていた。
だから、研究者としては、もう限界なのではないか。



悩みぬいたけど、私はやはり研究者としていきていきたい。
どんなにそれが辛くても、私が私らしくあるための必須の要素であるように思えてならない。
そんな風に、最近考えるようになってきている。

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2008-02-29 四年に一度の記念の日?

最近は、鯖の再構築とかシステム管理とかそんな仕事ばっかりしているちゃな坊です。
今はLinuxベースの鯖をいじっていますが、そんなにこっち方面は得意ではないので右往左往してます。Apacheとphpが古かったので、ソースから再インストールしたら細かい設定で泣く羽目になったり、そのあとXOOPSベースのシステムをバージョンアップさせたらMySQLとあわなくてまたまた泣くことになったり…と言った状況です。
時々、鯖室で、鯖に対して「うぉ〜ら!私の言うこと聞かなんだら、鯖缶にしてまうで〜!!!#%AGJ&#%&$E (…以下自粛)」という怒りの一言を撒き散らしながら仕事をしてます…。

・・・え、そんな状態で大丈夫かって?

大丈夫大丈夫(ニッコリ)。

職場の皆さん、私が鯖室にこもって仕事をしだすと、危険を察知して地雷を踏まないように最大限の気を配って(使って?)くださいます(笑)。
あとは、最近、やたらチョコ系の貢ぎ物が増加しております・・・。
どうしてなのでしょうか(笑)??地雷踏まれたときの私って、そんなに怖いのでしょうか?


・・・ま、そんな状況下の中で仕事してます。平和主義万歳(嘘)。


大学って、実はこの時期結構忙しいんですよ。
卒業判定やら入試やらいろいろありまして。
加えて、学内のシステム更新が来週からスタートするので、その準備と対応で死にそうになってます。(すでに、先週末やばかった。)


おかげで、来期の講義の準備が、まるで出来ていません。
(しかも、3月中にそれに着手できる見込みは、まるでない。)

それなのに、なぜか非常勤先のコマが増えていた…
基本、私は依頼された仕事は断らない主義なので。それで、自分の首を散々絞めようとも。
来年から、現在地の公立大学では、情報科学系講義科目と、データベース実習に加え、プログラミング実習(Java)も担当することになった…らしい。
・・・うーん、Java嫌いなんだけどな(というか、Cベースが嫌い)。なんで受けたかなぁ。



そんなこんなの毎日ですが、今日は実は特別な日。
四年に一回しかこない2月29日・・・でもあり、同僚のW先生の誕生日でもあるんだけど。


でもでもでもでも…

2冊目の著作(共著)が、今日できました!!

…というわけで、特別な日です。

研究関連での本格的な執筆としては、前の本に続き、二冊目。
(正確に言うと、執筆本は今回が10冊目になります…が、他の8冊は資格関連の解説書なので、カウントしてません。)

前作は、大学院の修士課程・博士課程で副査だったK教授の古稀記念論文集ということで、自分の専門分野における国際化の動向について書いたのだけど。ただ、わたしの専門は日々激変してますので、すでに情報はかなーり古くなってます(苦笑)。

今回は、現在の職場のメンバー有志と外部の有志で、キャリアについてかなりさまざまな角度から言及した書籍として仕上がっています。
私は、一応はIT技術者というくくりであれこれ書きました。資格関連や技術者の育成方法や高等教育機関での情報教育などの点で、数年間暖めてきたものを出したという形。出し切ったという自信はないのだけど(苦笑)。しかも、完成された著者献本で、思いっきりアホな間違い発見したし・・・orz


でもまぁ、ひとつのものが形になったということは、うれしいものです。
これをはげみに、次に進んでいけそうです。

先頭 表紙

ぼそりとここにひとりつっこみ。共著で今年2月に出した著作は、増刷することになりました〜ぱちぱち。 / ちゃな坊 ( 2008-11-01 17:09 )
ゆめっちさま>ありがとうございます。ゼミ生の反応はとても楽しいので、心癒されています。本も、すでに書店で扱われていましていろいろと進み始めています。 / ちゃな坊 ( 2008-03-07 22:52 )
お疲れ様でした!学生の感想は嬉しいですね!ほんの出版もおめでとうございます♪忙しくて大変ですが、体調に気をつけて頑張ってください☆-(^ー'*)ねっ♪ / ゆめっち ( 2008-03-02 13:16 )
鯖はその後うまく稼動してくれまして、バージョンアップが無事に終わりました。ゼミ生にバージョンアップ後のシステムの感想を聞いたら、「すごいいいっす!」と喜びのコメントが帰ってきました。おほほほほ。 / ちゃな坊 ( 2008-03-02 00:28 )

2008-02-08 恩師からの手紙

気がついたら自分の誕生日の前日になっていました。
“忙しい”というのは、心もなくす。気をつけないと。



さて、本題。

私には、大学〜大学院時代にお世話になった3人の恩師がいます。
大学院の指導教官であるU先生(別名:師匠)。
大学院の副査だったK先生。
学部のゼミ担当だったM先生。

この3人の恩師は、私がこの世界に足を突っ込み、この世界で生きていくすべを教えていただいた大事な方々です。
そんなわけで、盆暮れや年賀状などで近況をお知らせするようにはしています。

U先生とK先生は、すでに母校を退官されていらっしゃいます。
私がお世話になった先生の中で一番若かったM先生は、母校でご活躍中と聞きます。

3人の先生方は、昔ながらの研究者です。
とても個性的で、お手紙にもそれがあらわれます。


理系人間で人付き合いはあまりうまくない師匠ことU先生は、ボールペンで一言二言のみの非常にシンプルな葉書を書いてくださいます。
昔からあまり字はうまくない方なので、私以外のほとんどの人は解読できません(笑)。
いろんな意味で、“師匠”と呼ぶにふさわしい方だと思っています。


趣味が多彩で根っからのお坊ちゃま育ちのK先生は、とても達筆な筆字でシンプルに近況を伝えてくださいます。
また、K先生はお弟子さんも多いのですが、私は直接の弟子ではないのに、いつも研究のことを気にかけていただいているようで、有難い限りです。


“熱い男”M先生は、研究について妥協しない人なので、学部生だろうが容赦なく“やっつけてしまう”ぐらい大人気ない(笑)人です。
M先生は、講義で“あと5分で4限が終わる”という状況下であっても、興奮して声が裏返っているときは(笑)、次の章に入る人で有名でした。
そんなM先生の葉書は、最初こそ普通の内容・・・なのに、中盤から字がどんどん小さくなってギッシリと書き込まれる…という状況です。しかも、半分は研究内容の話(笑)。わたしゃ、大学院以降はM先生の専門領域から少し離れたのだから、ちょっとわかんないんだけどー(^_^;ということは、先生には関係ないのです(笑)。

そんなM先生が、今年の年賀状はちょっとだけ違っていたのです。
なんだか、先生らしくない愚痴が書かれてあって・・・ちょっと驚いた次第。

まぁ、内容としては
 ・最近は、入学してくる学生が学力低下している。
 ・ゼミに入っても、卒論を出さない学生が増えた。
 ・なかなか研究とかそういう話にならない。
…という内容が主で、

「貴女たちの時代は本当に良かったと懐かしく思います。」

・・・と書かれていたのでした。
単に、懐かしいなぁ・・・という状況なのか、それともそんなに学生の質が下がって苦労されていらっしゃるのか。
多分、両方かなぁ。


地方の大学は、ほんとに苦戦している。
苦戦するということは、学生の質はどうしても下がる。
質が下がれば、教える方は苦戦するし、学生のモチベーションも高くはないだろう。

M先生のような、昔を知っている先生方からすりゃ、ちょっとツライだろうなぁ。



先生も、私が同じような仕事についているから、ついそんな愚痴を葉書に書かれたのだろうか。
そう思うと、私も先生に少し認めていただいているのかな…と、ちょっとだけうれしくなった。


32歳が、もうすぐ終わる。
恩師からの手紙を見ながら、33歳が32歳よりも成長した一年であるよう努めようと、改めてここに誓おうと思う。

先頭 表紙

JAIさま、電ボ君。メッセージありがとうございました。学生も、学校もいろんな意味で大変ですが、それでも大学で学ぶことの意味を教え続け、考えさせ続けられる大学教員でありたいと思っています。今後もどうぞよろしく。 / ちゃな坊 ( 2008-02-29 21:13 )
お誕生日おめでとうございます♪ 学生のレベルそのものが下がるんではなくて、大学の存在の意味が少しずつ変わってきて、今までとは違う範囲の学生が入学するようになったということだと感じてますね。昔はモチベーションが比較的高い人が大学に行ったんでしょうけど、今はモチベーション低くても行くんだろうなと。 / 電ボ屋 ( 2008-02-09 11:51 )
ちゃな坊さま、お誕生日おめでとうです〜ぱふぱふ。いいゼミ生に恵まれるといいですね♪それにしても、…先生はやっぱり大変ですねえ。ゆとり教育の弊害もあるのかなあ。 / コタツムリ ( 2008-02-09 00:58 )
ウチのゼミ生たちは、全員就職先&編入先が決定しました。でも、一人だけ今度は卒業単位が危ないのが出てきています(汗)。来年度は、ゼミ生が一気に増えて12人となりました。みんな、本気で勉強したいのかなぁ・・・(私は、本気で勉強させるつもりだが。) / ちゃな坊 ( 2008-02-08 22:52 )

2007-11-22 その若者の将来はどうなるのだろう。


どうも、ご無沙汰してます。
最近の表現を借りるなら、オニのように忙しいです。



今日、県内の某市で営業(高校訪問)をしていたときに、昼食をとった“食事処”で偶然目撃した男女二人組(20代前半男子と、20代後半女子の二人組)の会話。


最初は、姉御さん(女子)が若者君(男子)に、

「どう?仕事?あの話、進める気になった?」

などと、先輩が後輩を心配するような口ぶりで普通の会話が繰り広げられていたのだが、

そのうち

「だから他にも誰か勧めたいの」
「○○クンは会員になれそう?」
「親が会員になることもできるよ」
「集まれば、あんたのところに100万ポイントが入る
今度イベントがあるんだけど、人数集めてよ
「一ヵ月後はあんたがグループリーダになって会員集めをするんだよ」

…他、云々と矢継ぎ早に説明。

若者君、携帯で友人を勧誘しだす。
姉御は、本部(?)に連絡。


…ええっと。あの。

マ○チ商法のニオイがぷんぷんするぅ…(-_-;)


学生とかで、時々こういうのにひっかかって勧誘されたり、
こういうのを友人から誘われたからどうしたらいいの?という相談を受けたりすることが多いので、
この手のニオイに敏感…なんだよね。

だからすぐに分かっちまった。うわぁ…いやなもん見た(ホンネ)。
何でこんなアホなものに引っかかるかなぁ。彼ら真剣だからなぁ…始末におえねー。


姉御の女も被害者かもしれないが、ここでは十分加害者。
そして若者君が被害者から加害者に堕ちていくであろう瞬間を目にして、心が痛んだ。
さすがに、ここで何かをいってあげられる勇気が私には無い。
(もちろん学生ならとめるが、見知らぬ人にはさすがにできない。)

金銭的な被害だけではなく、友人をなくすなどの人間的な信頼を失う。
なんとかしてあげられたらいいのにな…と歯がゆく思いながら、その若者の将来が少しでも明るくあってほしいとそれを願っている。



* * * * *

最近のうちの“2年ゼミ生”(笑)

(1)初級シスアドの受験を“ほぼ強制”していたのですが、3名中2名(O君、T君)が見事に合格しました(喜)。短大・非情報系では快挙だよ!

(2)シスアド受験までの紆余曲折…O君は午後問題をトイレと戦いながら受験し、T君は午前問題のマークシート記入ミスを終了20分前に気付いて用紙を交換して書き直し、K子さんは試験一週間前に熱を出して寝込みました(当日は受験できる状態にはなったけど)。

(3)そんな3人は仲良しですが、誰に似たのかキャラ立ちすぎです。学内でも有名です。

(4)進路がまだだれも決まってません。せんせーは本気で心配してます。

(5)学園祭で何をやるかと思ったら、無料のパソコン教室(年賀状・カレンダー等作成講座)をやってました。K子さんは客に業者と間違われ(笑)。カレンダーが好評。

(6)最近私が『数学ガール』(結城浩著)と言う本を買ったのですが、間違えて2冊購入したのでした。そしたら、「ぜひください」とT君に懇願されました(笑)。

(7)T君は痩せてますが体感温度が人と異なるので、今週のような真冬日でも半そでで学校に来ます…君は30年前の小学生か(笑)。

(8)卒論(卒研)のテーマを3人ばらばらに考えさせたのに、結果的に3人ともポータルサイトの活用という大枠で一致していました。4人で笑いました。


2年ゼミがかなり専門的なことが出来て、教えがいがあります。私も、新たな発見が出来て刺激になります。彼らに感謝です。

先頭 表紙

ゆめっちさま>ゼミ生はこのあと無事進路決定しました。女子学生は就職、男子学生2名は地元の四年制大学に編入できました。あとは・・・卒業です。 / ちゃな坊 ( 2008-02-08 22:57 )
♂さま>ほんと、稼げるんだなぁ・・・と思いました。私は、セキュリティマネジメントも専門なので、ネット関連のやつとか時々相談に乗るんですけどね・・・学生も簡単にフィッシングに引っかかったりするので困る。 / ちゃな坊 ( 2008-02-08 22:55 )
PAOさま>本当に引っかかる人が引っかかるべくして引っかかるのですよね。学生だけじゃなくて、学生の親が一緒になって引っかかる場合もあるので困りものです。/ゼミ生、いい子達です。教えがいのある一年でした。 / ちゃな坊 ( 2008-02-08 22:53 )
JAIさま>「引っかかる人は、引っかかる。」・・・というのがどうやらこの手のものだそうです。/小鬼トリオ、わかりますよん(笑)。 / ちゃな坊 ( 2008-02-08 22:49 )
お疲れ様です!しかし、マルチ商法って学生もひっかかるんですね〜怖い怖い・・・ゼミの学生さんたち頑張っていますね!微笑ましく読ませていただきました。就職活動頑張ってほしいですd(・▽・)ネ! / ゆめっち ( 2007-12-02 20:48 )
実際マルチって稼げちゃうから怖いものよね。なんの根拠もない仕事なのに。エンロールメントのトレーニングにはいいんだけどね(笑) / ( 2007-11-30 09:22 )
マルチの勧誘の話。ああ・・。今までなんでマルチ商法が存続しうるのか疑問でしたが、要するに引っかかる人は警戒するどころか、なーーーんにも考えてないだけなんですね。ちなみにわたしは胡散臭い投資話の勧誘電話があると、暇であれば(めったにないけど)根掘り葉掘り聞いてあげて相手の矛盾点を追及してあげて、相手が切りたいというまでお相手してあげます。下の3人の学生さんの話、いい子達だな。ほほえましくもたくましく思いました。 / 走る酔人(PAO) ( 2007-11-24 16:06 )
円天とやらのマルチが発覚して大騒ぎしたところなのに、また端から小耳に挟んだだけでもよくわかるマルチのお誘いしてますねえーー;。本当「いやなもんみた」ってお気持ち、よくわかります!「オニのように忙しい」で小鬼トリオが頭に浮かんじゃった^^;(ってわからないかw) / コタツムリ ( 2007-11-22 19:47 )
写真は、9月末の会津旅行でのひとコマ。鶴ヶ城の場内にある茶室:麟閣です。これを眺めながらお抹茶いただきましたー。 / ちゃな坊 ( 2007-11-22 01:52 )

2007-10-03 我慢の限界、でも戦うつもりナッシング。


下の日記で“理解できない人”に対する愚痴を書いたが、

さらに理解できない人が出現したので、先の問題は解決したように思える現象
…が発生して、ある意味無事問題解決しました(涙)。


職場が数年前に改組転換して、リストラしたり、新規学科を開設したりしたころから、理解不能人間の比率が増加傾向にありましたが、

さらに倍(byクイズダービー)

のような状態に変化してます。


理解不能人間の比率が増えた分、普通の人の比率が減ったので、明らかに仕事は増えてます(泣)。
職場変えたくても、論文書くゆとりも減ったし、そもそも(恩師が退官して引退してるので)縁故が使えない状況下で公募チャレンジの書類を作成するゆとりもありません。


一番体力を消耗する講義ですが、精神的にはだいぶラク。
多分、教壇に立っていなくて、ゼミの学生たちをはじめとした学生たちと接することが出来なかったら、今の環境下では確実に精神崩壊を起こすだろう。


自分よりも業績・能力で著しく劣る人間よりも階級・給料が低いというありがちな状況だけではなく、通例ではまったく問題のないはずの准教授への昇進を理解不能な理由で再検討事項にされ、事実上破棄されたりと、いろんな意味で嫌がらせを受けてますが、どうでもいいです。
どうせ、うちのボスを含め経営陣は主観と客観を履き違えるようなバカしかいないとあきらめないと、教壇に立てません。
ある先生は、育児休暇を取得したことが間接的な理由となって、事実上業務評価を下げられたそうです。それが事実なら法に抵触しますし、“地域での子育て支援”を標榜する学科を保有している学校のやることとは思えません。

他にもいくつか個人的にある教員から逆恨みをされて、子ども以下の嫌がらせを受けたりしてます…が、どうでもいいです。
真剣に取り合うと、こちらの精神が病みますので。



今日は、4限が2年生ゼミなのですが、同じ時間帯に1年生への就職ガイダンスを実施していて、初回はボスが話をする予定になってました。
そうしたら、

ボスのありがたい訓示を学生と一緒に聞けという業務命令
が、学科内の全教員に発令されました。


…大、大、大、大迷惑です(-_-;


話の内容が、学生にも、教員にも、
少しも役に立たないだけでなく、やたら長いのです。

話す内容も、本人は毎回違うすばらしい話をしているつもりでしょうが、基本はすべて同じ話で、差異はほとんどありません。

長い話でも、毎回同じ話でも、少しでも参考になるような話であるならば、まだ聞く気になりますが、

新書程度の情報源で得た浅い学識を元にしたチープな話題を、
大量の統計資料(労働白書、国民生活白書などの白書系の統計情報)を配布してやるから苦痛です。

まじめに聞くだけばかばかしくなります。

ここは仮にも大学という最高学府なのですから、専門的な知識も論拠もはっきりしてないことをだらだらとしゃべるのはやめてほしいものです。

しかも、話題は主要対象者である学生には参考にならない情報だらけ…。
今の学生に、“失われた10年”の話してどうすんだよ…。
これから就活する人にすべき話題をもう少し考えてくれよ…。


勤めはじめたころに比べると、教員のアカデミックレベルが著しく低下してます。
嘆かわしくて仕方がありません。

先頭 表紙

しえろさま>同僚が以前「究極の問題解決は、その問題よりも深刻な問題を提示されることだ」と言っていたのですが、それを痛烈に感じた出来事でした。 / ちゃな坊 ( 2007-11-22 01:58 )
ゆめっちさま>私も大学教員の端くれなので、話をするだけじゃなくて人の話を聞くのも相当慣れているはずなんですけど、彼の話だけは聞いていても中身が残らないというか、心にも脳にもどこにもうったえかけるものがないというか、そういう話になるんですよね。学者じゃないんだから無理して資料使わなくてもいいのに。 / ちゃな坊 ( 2007-11-22 01:56 )
マッキィ。さん>愚痴ってださなきゃ自分がダメになっちゃうけど、出したものを見るのはそれで凹むよね。うまくバランスをとっていくしかないんだろうけど。 / ちゃな坊 ( 2007-11-22 01:54 )
♂さま>低脳な嫌がらせに遭遇するたびにモチベーション下がるからなぁ・・・この非効率さが許せないっす。 / ちゃな坊 ( 2007-11-22 01:50 )
JAIさま>ほんとです・・・そのへんな人は癌細胞のように増殖するので困っています。 / ちゃな坊 ( 2007-11-22 01:49 )
菜種さん>聞いている分には笑ってしまいそうですが、多分それ嫌がらせでしょうね・・・。私は、大盛りにしなくてもいいのにおばちゃんが大盛りにしようとするので困るときがあります。 / ちゃな坊 ( 2007-11-22 01:48 )
この日記の頭に書いてある現象、思わず深くうなずきました! / スーパーしえろ ( 2007-11-01 17:45 )
資料が多くてその解説だけの話は疲れます。。。話の内容にもよるでしょうが。色々な人が集まりますよね。お疲れ様です。 / ゆめっち ( 2007-10-14 12:57 )
愚痴を書かないと耐えられない、わかりますー!! すぐそばに愚痴れる人がいないと、自分の中にためちゃって辛くなりますよね。だからわたしもしばらく愚痴が続いてしまいました。毎日ニコニコ、平穏にくらせるといいですよね〜。 / マッキィ。 ( 2007-10-05 09:33 )
ん〜、ま、だいたいオエライさんなんてそんなものさー。低脳な嫌がらせはイヤというよりあきれますわな。リフレッシュ、リフレッシュ♪ / ( 2007-10-04 20:40 )
なんてゆーか…変な人増えてますよね。年齢問わず。 / JAI ( 2007-10-04 08:30 )
職場の食堂では定食のメニューによって大盛り・普通・小盛りを選べるのですが、私はよく大盛りを頼むんです。すると厨房の女性が、札を受け取るときとその大盛りの品を出してくれる時の2回、「○○さん大盛りで〜す。」とそれなりに大きな声で言ってくれます。あれはちょっと、嫌がらせかと・・・。べつに言わなくてもすむことなのにね、と一緒にごはんを食べる事務職員女性がなぐさめてくれます・・・。(ちゃな坊さんに比べたら、どうってことない話ですが。) / 菜種 ( 2007-10-03 04:48 )
書いていてあまりの愚痴っぷりに嫌気がさしました。読んでいただいた方を不快にしたかも。すみませぬ。(でも書かないと耐えられなくて) お詫びにというわけではありませんが、米沢の上杉神社の写真です。謙信公が奉られています。先月の連休に、米沢・会津若松を彼氏君と旅行してきました。 / ちゃな坊 ( 2007-10-03 03:05 )

2007-09-08 最近あった理解できないこと。


あんまり詳しく書けない案件なので、簡単に書きますが・・・。



私が委員として参加している某団体での会合で・・・

配布された資料“平成18年度における○○○○報告書の広報について”という資料があった。


その資料の冒頭に、


 「平成18年度版○○○○報告書については、△△委員長による講演会でのご紹介(2件)、◇◇委員(ちゃな坊の本名)のブログ等においても積極的に取り上げられておりますが・・・(以下略)」


と、書いてあった・・・(驚きを通り越して、脱力)。



事務局のAさんという女性がこの資料を作成しているんだけど、
公的な資料にブログに取り上げられているとか書かないと思うのだが・・・。
そんなに、人のブログをさらし者にしたいのか(毒)。

しかも、私にとってはブログよりも学会の全国大会での発表の方が価値が高いので、どうせその資料に掲載するならそっちを取り上げるのが、研究者に対する礼儀というものです。はい。
ブログってWebに掲載していますが私的なものです。
書くなとはいいませんが、学会発表を一切取り上げず、ブログを優先するのは失礼です。(知らなかったというのもあるかもしれませんが、おそらく知らないはずはないと思われますので、ちょっと言葉がキツイの。)



このAさん、熱心でまじめなのはいいのだが、少々(控えめ表現)変わっている。
専門家ではないのは分かるのだが、自分が理解して納得しないと作業を進めてくれないタイプなので、こちらが提案したものを理解させるのに本気で苦労した。
彼女がこの分野の知識を身につけるのに、私は一役以上は貢献してると思うよ(皮肉)。
・・・なのに、成果はとっちゃうからなぁ・・・(溜息)。


私には、こういうタイプの方の行動って理解できないですわ。
出来ればあまりかかわりたくはない。



・・・んですけどね、

今、手元に、あるのは彼女にメールで検討結果をコメントしなきゃならない書類だったりします。
ああ、イヤじゃ。

先頭 表紙

マッキィ。さん>わかるわかるわかる。ホントにイヤなことあります。私は、耐えられないときには、全力で逃げるようにしてます。幸い、逃げてはならない分野である学生への教育面では、逃げなければならないほど理解できないことにあまり遭遇しません。(学生がどんなにおかしくても、受け入れることが出来るみたいです。) / ちゃな坊 ( 2007-10-03 03:08 )
わたしも最近理解できないことがありました。いろんな人がいるとわかっていても、、、、それは仕事でもそうで。。。 イヤだなと思っても、やってくしかないんですよね。 / マッキィ。 ( 2007-09-11 22:41 )
♂さま>イヤなので、かわってたもれ〜(笑)。  ま、仕事はやりましたが、それ以上の関係だけは築きたくないです。 / ちゃな坊 ( 2007-09-10 18:19 )
雅さん>あと、このAさんは大学関係者ではなくて、某省庁の外郭団体の職員さんです・・・ので、よけーに閉鎖的なところですから(下手な教育機関より閉鎖的)ある意味仕方ないのかなぁ・・・と思ってみたり。 / ちゃな坊 ( 2007-09-10 18:18 )
雅さん>私がやってるブログ自体は、学生向けに研究やIT関連の時事ネタを噛み砕いて説明したりするもので、講義などではみ出した内容などを掲載しているものなので、一般的な方々が連想する“ブログ=Webでつけた日記”とは性質は異なります。(ちなみに、本来のブログは“Web+Log”なので記録という性質の方が強い)。 個人的なものを取り上げられるのも少し微妙ですが、学会発表を取り上げるのが筋です・・・なんだかな。 / ちゃな坊 ( 2007-09-10 18:16 )
菜種さん>ええ、コミュニケーション能力が著しく低いのは立証済みです・・・(涙)。学生曰く、「空気が読めない」ひとを「KY」というのだそうですが(何でも略しゃいいってもんじゃないが)、まさしくAさんはKYです(笑)。 / ちゃな坊 ( 2007-09-10 18:13 )
確かにイヤじゃ。 / ( 2007-09-10 13:19 )
驚いた!ブログって個人的なものでしょ?そういうのを公的(?)資料に引用するってだけで信じられないのに!無断引用?どうしてもする必要あるとしても本人の承諾は必須でしょう。そんな非常識なヒトが教育現場にいるんだねぇ〜。世も末だね。仲良しごっこと仕事の区別がついてないんだね。 / 雅(みやび) ( 2007-09-09 10:16 )
そういう人って、困りますね。頭は悪くないんでしょうけど、コミュニケーション能力とか協調性とか空気を読むチカラがいまいちなのかな。 / 菜種 ( 2007-09-09 07:23 )
オープンキャンパスの資料にするから・・・とうちの職員が講義中に撮影したひとコマ。結構動きが激しいらしく、ぶれまくって使えない・・・と怒られました(笑)。 / ちゃな坊@情報システム論は楽しかった。 ( 2007-09-08 19:45 )

2007-08-11 突撃!隣の・・・?


“サイバー犯罪”・・・だそうです(写真参照)。
○ネスケかっ(笑)!


ちなみに、これは学生のレポート…の表紙(笑)。
(ちなみに、絵はペイント&マウスで自分でお絵かきしたそうです。)
必修科目のレポートで、警察庁のWebにあるサイバー犯罪の調査結果を元に、データ分析をさせてました。データ分析と、情報倫理・情報セキュリティ教育を兼ねることができるので、一度で二度おいしい(あくまで私にとっては、学生にとってはあまりおいしくはないらしい(苦笑))内容のレポートです。



今期は、ここ数年以上に激しさを増した半年間でしたが、昨日すべての成績を提出し終えて、ようやく仕事上には一区切りがつけられました。
とはいえ、書きかけの論文や、学会関連の調査研究(アンケート集計含む)や、9月末からの講義の準備やらやるべきことは山積してます。

今期は大変でしたけど、学ぶことの多い半年間でもありました。
とにかく濃かった…いろんな意味で(笑)。


いろんな仕事に係わってきた関係で、多少は収入がアップしました。
でもまぁ、なかなかそれを有効的に使いこなすほどの時間を確保できていません。
元々、あまり消費する生活に慣れていない・・・というのもあります。

ただ、最近少しづつ、ちょっと高くてもいいものがほしいと感じるようになりました。短大にいるとあまり感じないのですが、やはり人に“見られている”という意識がありますので、見られても恥ずかしくない自分でいようと思うわけです。

服装はともかく、持ち物についてはおしゃれなものより機能性を重視する性格なので、かばんなども大量の書類・ノートPCを入れられるような大型のものを好んでいましたが、最近はもう少しおしゃれ度もUPしたような物を持つようには心がけています。


というかですね、かばんについてはちょっと不満があるんですよね。

女性用のかばんって、おしゃれ度を重視しすぎて、機能面で著しく劣るんですよね。
女性といえども男性と同じぐらい書類やノートPCを持っている人っていると思うのですが、書類とノートPCを入れて歩ける女性用のかばんって、ホントに数少ない。
男性用のかばんってごついし重いしおしゃれじゃないし、あんまり好きじゃないのよね…。

私が女性用の仕事かばんに求めたいのは、

  ・リクルートかばんっぽくないこと
  ・丈夫さと軽さを両立させること(これは必須)
  ・デザインや色が女性らしくおしゃれなもの
  ・A4サイズのファイルが最低2つは収納できること(これも必須)
  ・B5サイズのノートPCを安全に収納できること(これも必須)
  ・手持ちと肩掛けが選べること
  ・床においてもよいように鋲が打ってあること(これも必須)
  ・財布などを入れられる独立したポーチがついていること
  ・中が見えないような工夫があること

…という条件なんですけどね。これが満たされたら、即買うけどな。
こういうかばん、どなたかご存じないかしら?

先頭 表紙

ゆめっちさま>トートは荷物が大量に入りますが、さすがにスーツに合わなくて・・・。私の場合、PCを持ち歩くときって講義の時や、学会発表やら、講演会でのスピーカーだったり・・・という状態なので、スーツでビシッときめてしまうとどうしても・・・会わないというか。この前も、出張先で同僚に「このかばん、重いっ!」といわれましたよ(トホホ)。 / ちゃな坊 ( 2007-09-08 19:04 )
菜種さん>IT系の職業に就いている女性の大半が、バックのなさに不満を持っているんですよね・・・男性の持っている機能的なバックのよさと、女性らしいおしゃれさを兼ね備えたかばんがほしい。パソコンがなければ大丈夫なバックは私もいくつか持っていますが、どうしてもパソコンは必需品なので・・・。 / ちゃな坊 ( 2007-09-08 19:01 )
そうですよね!私もノートPCを持ち歩く為に大き目のトートバックを買いました。ビジネスバックではお洒落じゃなくて他の時に使えなさそうだし・・・でも、トートバックは区分けが少ないので、電気コードやらマウスなど入れるのにゴロゴロして(^^ゞ丁度良くてお洒落なバック欲しいですよね! / ゆめっち ( 2007-08-12 22:19 )
かばんは毎日持つであろうものだし、こだわりたいですよね。私はパソコンを持ち歩くことはないので、そこまで条件は多くないですが。 / 菜種 ( 2007-08-11 19:40 )

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