義父の作る食事は確かに美味しくない。
私たちが行った時は大抵はみんなで外で食べるのだが、
たまに義父が張り切って作ってくれたりする。
オットの事は『長男』、私の事は『長男の嫁』と呼んでお客様扱いなので、
いつも上座に雛人形のように座らされてしまい手伝わせてはくれない。
以前の日記にも書いたが、義父は家事の一切を自分一人で毎日こなしている。
義姉も義母も仕事している訳でもなく、ただ暇そうに毎日を過ごしている。
義父はガンの手術の後も、退院後すぐから家事生活に戻った。
で、いくら美味しくないと言っても、
せっかくしんどい身体で頑張って作ってくれる食事は
頭が下がるほど手がかかっているものもたくさんあり、いつも有り難く頂く。
だけど、義母と義姉は違う。
いつもいつも文句ばかり。ハッキリ『まずい!』と言ったりする。
しかも、
『味噌汁の豆腐の切り方が大きすぎる』とか、
『昨日も今日もキャベツを使ったおかずだ』とか、
『1匹100円のアジなんて食べられない』とか、、、
あげくには
『なんで古米なんだ』と泣き出したりする。←ホントに。
主婦である私にしか、主夫である義父の苦労は理解できないのかもしれない。
本当にそう言う面では気の毒だ。
文句を言うな!っと、一度でいいから義母&義姉に言ってみたい。
自分たちは義父のお陰で何もしないで暮らせているのだから感謝しても良いくらいだ。
しかも義姉、普通は年老いた両親が病気で苦しんでいるのに、
家事のひとつもして手伝いなさい。
見かねて私は、
『近所に住んで食事の支度だけでもしましょうか?』
と、何度も提案しているのだが、
さすがに私に来られると自分たちが怠けてはいられなくなるので、
義母も義姉も絶対にそれだけは阻止したがる。
そういう彼女達の気持ちが分かるのか、義父も遠慮している。
勝手にしてください。もう私は知りません。
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