2002-07-02 帰ってきました。
2002-06-19 ハンガリー、チェコへ
2002-06-14 芝居の中味だけ考えていたい。
2002-06-13 ちょっとだけ観光客
2002-06-11 台北の劇団をめぐる。
2002-06-10 お茶目に小説家
2002-06-09 突然ですが、台湾にいます。
2002-06-03 1st stage
2002-06-01 尽くせる人事はつくしたような、
2002-05-29 もうすぐ初日！

　チェコとハンガリーから帰ってきました。
　不安視していたハンガリーでも公演ができ、しかもいっぱいの拍手と笑いをもらったのうれしかたです。
　特に僕にとっては、チェコ公演はうれしさひとしおでした。
　20代の後半に、チェコという人形劇の最も盛んな国に憬れをもって、バックパックひとつで行った。その中でも優れた劇団である劇団ドラックには、色んな事を教わった。そして、その舞台に僕の演出作がのっかっている。そして、子どもも大人も笑い、大きな拍手をくれた。泣きそうでした。

　とにかく、いい旅だったなと感じています。詳細は、おいおい書いていきますが、とにもかくにも今日はここまで。

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　明日から、フェスティバルで、「サンカクはる・なつ・あき・ふゆ」を上演するためにハンガリーとチェコに行ってきます。今回の公演用に大道具をコンパクトに分解できるように作りなおし、その道具を使っての稽古をする。お金は一銭にもならないどころか、助成金をもらってもなお赤字。ハンガリーでは、ピアノや会場の問題で、行っても上演できるのかどうかわからない。（チェコのフェスの方は、「満席だよ」といううれしいメールがきました。）
　そうまでして、どうして海外公演なんかしたいんだろうと自問自答。
　世界中の人に自分たちがつくった芝居を観てもらいたい。それなんだろうな。

　演具の重さがギリギリとかもあって、今回はノートPCを持って行きませんので、7月にはいるまで、この日記はお休みします。帰ってきたら、ご報告しますので、ちょっと待っててくださいね。
　とにかく、行ってきます。

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　支払いをしてくれないイベント会社、ピアノを用意できない海外のフェスティバル。
それらへの対策を考えていたら、よく眠れなかった。
　芝居って、よく夢があるとかいわれるが、嫌になるほど具体的なものだと常々考えている。抽象論より、目の前のお金だったり、機材だったりの方がずっと大事な事が多い。

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　昨日の午前中は、すかっり観光客。
　朝は、現地の方が故宮博物館まで送ってくれるという事で、その前に忠烈祠の衛兵交代を見ることになりましたが、アジアのこういうところは居心地が悪いです。内戦での戦没者とともに、抗日戦争での戦没者をまつっているわけですからね。
　衛兵のパフォーマンスは、まるでジャグリングのように、銃剣をくるっと投げて渡したりして、驚いたし、面白かったのだけど、それを無邪気にビデオに撮ったり、衛兵と並んでカメラにおさまれるようなメンタリティは、僕にはない。そんな人達を見ながら、うらやましいような、情けないような気分でした。

　それがおわって、午前中急ぎ足で故宮博物館。日本人の団体ツアーが多いおかげで、タダで日本語の説明を聞くことができて、ラッキー！
　気に入ったものは、立ち止まって観ていた結果、二，三人のガイドの説明を聞くことになって、細かい事になると「あれ？さっきの人と違うこと言ってる」とか、「ここでは、このギャグが定番なんだな」とかあって、結構楽しいひとときでした。

　昼過ぎに台北を出て、夕方には成田へ。成田からが遠かった。

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　今日は台北の劇団を三劇団ほどまわる。あたり前だが、劇団事情はそれぞれ。台北には、あと三つの現代人形劇をやっている劇団があるそうだ。ただし、人形劇を専門にやっている劇団はない。全ての劇団が、人間の劇と人形劇と両方やっている。どの劇団も若く、熱気が伝わってきた。頼もしい。
　それにしても、これで台北は二度目なのに、仕事ばかりしていて、夜市以外観光らしいことは何もしていない。「故宮博物館も行っていない」と言ったら、「日本人じゃないみたい」といわれた。とりあえず、明日の午前中に行ってみよう。

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　昨日は、脚本を担当していただく台湾の脚本家にして、著名な社会派小説家・黄春明氏に会う。予想通り眼光鋭い人だが、ぬいぐるみのくまなどを買ってきてしまう予想外にお茶目なところもある。氏に会え、脚本を引き受けていただいたのは、日本側のプロデューサーの須田氏のおかげだ。本当にありがたい。
　今日は、文化建設院に行く。このプロジェクトへの助成のお願いだ。いい感触だったように思う。その後、こちらの劇団の方と今後の打ち合わせ。
　それを終えて、足ツボマッサージと夜市という、ようやく台湾らしい過ごし方をする。足ツボはやっぱり痛かった。

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　「『Buddy!-あ・い・ぼ・う-』の初日があけたら、余裕ができる」と思ったのは大間違い。先週は、自分のひとり芝居の上演、さらに『Buddy!-あ・い・ぼ・う-』の本番と仕込み、そして稽古というハードな日程だった。
　初演はよかったし、自分の上演では何年かぶりに大学時代の友人には会えたし、色々あったのですが、色々ありすぎて、ひまじんではなかったので、日記をつけられずでした。すんません。
　
　で、とにかく金曜の夜に飯田から東京にもどって、土曜の朝の便で台北へ。日記がつけられるようになったからといって、別に休みがとれたではありません。
　来年の夏にむけて、台湾の劇団の演出をさせてもらうことになったのです。今日から、いろんな打ち合わせ、どんな人に会えるのか、楽しみなような不安なような。
　まあ、頑張ります。

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昨日、『Buddy!-あ・い・ぼ・う-』の初日があいた。

朝は、4時頃に目がさめ、布団の中でもんもんとした後、6時ごろから、散歩にでる。
この際だからと、近くのお寺と神社にお参りをした。なんだか胃のあたりが気持ち悪かった。自分が出演するわけではないので、僕が緊張しても仕方ないのだが、緊張するものは仕方ない。ついに上演中には、本格的に胃が痛くなった。
　でも、とにかく、初演は観客にあたたかく迎えられた。本当にうれしかった。
　この日は、いきなりの2ステージ。緊張がとける間もなく、午後の公演へ。悪くはなかったが、正直なところ、今ひとつの出来。僕らの世界で言う《2日落ち》って現象だ。悔しかった。
　引き続き、パネラーとしてパネルデスカッションに参加したのだが、そこでメモをとる手がおかしかった。緊張がまだ抜けてなかったのだと思う。震えるほどではないのだが、うまく字が書けない自分がおかしかった。

　夜は、出演者たちと応援してくれたみんなと打ち上げ。そこで、やっと身体の緊張が抜けた。長い一日だった。

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日記を書かないと書いたのですが、
昨日にひきつづき、わけのわからない時間に起きてしまった。
初日前はいつも、こんな感じではあるんですけどね。
そんなわけで、ちょっとだけ書きます。

とにかく、あと1日。
出来る事はやったな、あと、やれる事はこれだな。
と思っている。

どうか、当日多くのお客様が来てくれる事を祈っている。
そして、その方達に楽しんでいただけるようにと願っている。

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このところ、日記を書いていない。
1年間稽古をやってきた芝居がもうすぐあけるからだ。

『Buddy!-あ・い・ぼ・う-』
道化師2人の演出が、僕の仕事。
その初演を6月2日に飯田人形劇場（0265-23-3552）でやる。
。
10：30と14：00の2回。
料金は前売で、おとな1200円、中学生以下は800円。

残すところ、あと5日。
テンパッてきた感じです。
とにかく、全能力をかたむけて初日にむかいます。

そういうわけで、それまでちょっと日記もお休みします。

ここ1週間のこと。
ダービーは、ヤマノブリザードとともに轟沈。
それはそれで、心地よかった。

大学時代を過ごした第二の故郷・松本で公演をした。
その頃住んだ家のすぐ近くでの公演だった。
なんだか、少しうれしかった。

『シアタートライアングル』という、6月下旬に
海外にもっていく作品の上演が久しぶりにあった。
自分で言うのはなんですが、すごくいい舞台なんですが、
それはそれとして、演出としては、色々悩んでいます。

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