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くすのき燕の「人形劇の日々」

生まれ故郷の東京から、第二の故郷・信州に引っ越してはや9年がすぎました。人形劇を生業とする日々の徒然を気まぐれにUPしています。

最近はこちらのフェイスブックがメインになっちゃっていますが。
僕の作品や日程については、人形芝居燕屋のHPへ。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2012-03-20 飯田〜東京
2012-03-15 今年もこのシーズンです。
2012-03-10 梅→雪
2012-03-07 春の陽気で、きたっ!
2012-03-02 ジョギング
2012-02-27 人形作り
2012-02-23 確定申告、終了。
2012-02-17 東京で、川崎で、
2012-02-12 眠る記憶
2012-02-10 ラジオ出演のお知らせ


2012-03-20 飯田〜東京

 金土日は、飯田で人形づくり。何年かぶりに、頭の布貼りまでやっちゃいました。
 今日からは、東京。夕方に府中のわらしこ保育園で上演。なんだか、とても良い雰囲気の園でした。
 明日は、東日本大震災復興支援チャリティー公演として行われる『届けよう!子どもたちに笑顔と元気を!〜Play For Children』に出演します。詳しくは、全人協のHP(http://zenninkyo.jp/news.html)をご覧ください。

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さくま@夢屋さま:ありがとうございました。ふくしまキッズ、よかったですねえ。4月15日はまだ何を演るか決めてませんが、とにかくお待ちしております。 / くすのき燕 ( 2012-03-21 23:11 )
復興支援公演、お疲れさまでした。燕さんと可愛いカンクローくんに会えて嬉しかったです。「ふくしまキッズ」も可愛かった!エネルギーを逆にもらえました。4/15も協力観劇、いえカンクローの追っかけです。 / さくま@夢屋 ( 2012-03-21 10:25 )

2012-03-15 今年もこのシーズンです。

 昨日は、北区の神谷南児童館の「寺子屋卒業式」で肩掛け人形芝居『さんまいのおふだ』の上演。この「寺子屋」というのは、月に一度、近所のご高齢の方が、子どもたちへ何かを教えるというものだそうです。いいですよね。どっちにとっても。
 
 ところで、東京は信州よりも暖かい。つまり、花粉の飛散量も多い。なので、こちらの花粉症も悪化。松本に戻った今日も、目がかゆく、鼻水がでて、頭がややぼうっとするという状態です。ああ、いつまでの続くのかなあ。

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2012-03-10 梅→雪


 7日は嶺北こども劇場で公演。
 その前に、高知城を見学。ご覧のように梅が咲いていました。
 夜は、本山町という山間の町での公演。80人近くの方が来て下さいました。相当な山の中なのですが、そこに子ども劇場があって、人形劇を親子で見てくれる人が大勢いる。嬉しい事です。翌朝、宿の方が、昨日孫が見せてもらった。楽しかったそうだ。と、話してくれたのも嬉しい出来事でした。
 8日は高知から香川県のとらまる人形劇研究所へ。ここで、ラッキーなことに中国の一級演員の譚志遠さんの特別講座があるというので、飛び入り参加。僕遣いの至芸の入り口に触れさせてもらいました。基本を身体にいれるというのが、大事なんですねえ。
 9日は、名古屋で会議。松本に戻ったら雪!日本は広いです。

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2012-03-07 春の陽気で、きたっ!

 土日は境港親と子ども劇場で、『さんまいのおふだ』と『グリムのかばん』の上演。雨の中でしたが、どちらも100人位の方が観に来てくれました。それにしても、この町における水木しげるの功績はすごい。朝から水木ロードを歩く人はいるし、
駅前の店々では「妖怪」「鬼太郎」の文字をやたら目にする。ちょっと笑ったのが「妖怪ひな祭り」。中を見たわけではないんですが、「どんな、ひな祭りじゃ!」と突っ込みたくなりました。日曜の終演後は鬼太郎列車で米子へ。

 月曜は、6月に上演をする倉吉おや子劇場で打ち合わせ。その後、岡山まで移動。 さらに火曜に高知に移動。着いたら、ナント20℃を越す暖かさ。菜の花も梅の花も咲いているポカポカ陽気の中、ジョギングをしたのが失敗。鼻は意識していて薬を塗ったりしたのですが、花粉が目にきたみたいで、ちょっとかゆい。
 夜は高知市こども劇場で『ねずみのすもう』。ここも100人くらいの親子連れが観てくれました。子どもたちの応答も「知っちょう!」と当たり前ながら高知弁。なんだかかっこいい。
 終了後には、こども劇場の皆さんたちと交流会。初めて、鰹の塩タタキというのを食べました。まあ、タタキを塩をつけて食べるわけなんですが、サッパリしていて美味でした。楽しく美味しい交流会でした。

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2012-03-02 ジョギング

 この日記を読むと、1月19日に今年にはいって初の10kmジョギングをしているのがわかります。実は、その後もちょくちょくと10kmを走っています。
 僕はきちんと毎日走っているわけではなく、まあ2日か3日に一度ってペースで走っているのですが、去年までは、ほぼ毎回の5kmという距離を走っていました。もう少し延ばしたいなあと思って、たまに7,8kmを走ると、次の日にはひざが痛かったりするという状態でした。
 それが、今年に入って、あっさりと距離が延ばすことができました。少ない日でも6,7kmを走って、調子がいい日は12kmくらいという日もあります。距離はその日の体調と前後の予定で決めています。
 子どもが言葉を話し出す時、喋りだしたと思ったら一気に発語数が増えるといいます。また、花粉症もある日突然に発症します。どちらも、体の中に言葉やアレルギーの素がたまっていて、ある日それが満杯になってあふれ出すという状態だと説明されています。
 努力の痕跡が毎日着実に見えるのなら、し甲斐もあるというものですが、ある時まではそれが見えないというのは困ったものです。まあ、今回のような事があると、継続は力なりと思える部分もあるわけです。
 ジョギングを始めて、たぶん3年半。この習慣、どこまで続ける事ができるんでしょうかね。まあ、続けたいなあとは思っていますけど。

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2012-02-27 人形作り

 金曜夜と土曜は、飯田でのワークの人形製作の続き。美術家の枝松さんは、月曜日まで飯田に残ってくれています。僕は、石膏で型取りが終わるあたりまでいましたが、その後その型に和紙を張って人形の頭の張子作り。
 3月半ばに人形がほぼ完成の予定です。

 日曜日は軽井沢で上演。年長の時に観てくれた子どもが4年生になっての嬉しい再開でした。

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2012-02-23 確定申告、終了。

 今週は、ほぼひたすらに確定申告にむけた帳簿作業。明日からワークショップやら上演やらという日程なので、なんとか今日のうちに終わらせたかったのですが、
どうにか申告にこぎつけました。昨年もやったんだけど、なんせ年に一回だし、電子申告のやり方をすっかり忘れ、その上、電子署名のためのカードは期限切れ。
 でも、この基本台帳カードって、あんまり気味のいいもんではないですよね。
 e-taxの特典も、管理へ向けての国の深謀遠慮というか陰謀を感じるという気もするんだけど、事務作業やら還付の早さを考えると、ついなあ。
 と、書いていて『いかんなあ。術中にはまっているなあ。』という気分になってきたので、今日のところはこれで.
何にせよ一段落です。あーあ、疲れた。

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2012-02-17 東京で、川崎で、

 週の初めに語り芸の『たかおおんちゃん』こと横山貴央氏のお葬式がありました。芸事の先輩として勝手に敬愛をしていた方でした。別の人のちょっとした一言に僕が突っかかりそうになった時に、さりげなくかばって下さった事を、とてもありがたく覚えています。享年66歳との事でした。語りという芸事からすれば、これからの年齢だったのにとても惜しいことです。
 火曜日は都内の保育園での上演。父母界の方が、とても丁寧に対応してくださいました。それが終わって、火水木とデフ・パペットシアタ−・ひとみの『森と夜と世界の果てへの旅』の稽古。この芝居の稽古を始めて、はや一年を越えましたが、稽古はやれば、何かは見つかるものです。その間に、夏のいいだ人形劇フェスタに向けての話をしたり、他の劇団の稽古を見せてもらったり、といろんな事があった、首都圏滞在でした。

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最後まで舞台にでるつもりをされていたそうです。 / くすのき燕 ( 2012-02-20 20:38 )
なかなか機会がなく・・・やっと3/20のチャリティ公演の出演者に「貴央おんちゃん」の名前を見つけ楽しみにしていたんです。ご冥福をお祈りします。 / さくま@夢屋 ( 2012-02-17 22:34 )

2012-02-12 眠る記憶

 先週、宮城県山元町で上演をさせてもらったのは、前に書いた通りですが、そこで心に残った出来事です。

 保育園や幼稚園での上演後に、よく園長先生や保護者会の方たちとお茶をいただいたりします。その日も、てんたん人形劇場の二人と一緒に、職員室でお茶をご馳走になり、園長先生とお話をしていました。
 話題は、自然に3月の地震と津波の話になりました。一説には、こういった辛い経験を語る事は、セラピー効果もあるそうです。福島では、原発関係で働いている方も少なくないという事情も含め、地元同士だと話しにくいんですよね、とおっしゃる方もいましたし、そんな事もあるのかも知れないなと感じました。
 その日、その職員室にはベッドで寝ている男の子がいました。人形劇は元気に観ていたそうですが、その後熱がでたそうです。そして、その彼は津波の話を耳にして「津波が来るの?」と泣き出してしまったのです。
 風景として、まだまだ津波の傷跡は残っています。しかし、一見したところ、子どもたちは震災や津波の事を忘れているかのように見えました。勿論、そうだといいなあという気持ちで見ていたのかしれませんし、相当程度に克服している子もいるかも知れません。しかし、この彼の様子に、まだ恐怖の体験は彼らの中に眠っているのだと改めて感じました。幸い、人形劇の話をふったら、彼はすぐに泣き止んではくれましたが、配慮が足りなかったとの反省もしました。
 人形劇を見る事が、どの程度彼らの役に立っているのかを計るすべはありません。何かをしないではいられないから、被災地で上演をしている。そんな自分のストレスの軽減の為なのかもなあ、と考えなくもありません。しかし一方、人形劇という、少なくとも僕が考えるに素晴しいものを、自分は幸いにも手にしている。それは使わないよりは、使った方がいいんじゃない。
 ゆいの会の活動同様、バタバタしないペースで、被災地での上演は続けていきたいと考えています。

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あるまじろさま:そうですね。出来る事があるってのは、とってもいいもんだし、幸運な事なんじゃないかな、と。なにしろ、演れるうちが花ですしね。 / くすのき燕 ( 2012-02-17 20:42 )
さくま@夢屋さま:舞台と観客席。どっちもサイコーに素敵な場所ですよね。 / くすのき燕 ( 2012-02-17 19:39 )
阪神・淡路大震災は燕さんの公演を被災児と客席で。今回は復興支援のチャリティ公演に参加することで。アリガトーです。 / さくま@夢屋 ( 2012-02-14 09:47 )
出来ることがある、というのは素晴らしいことです。表現というものが観て頂くことで成立するなら、とりあえず表現してみないといけないのだと自戒のように考えました。 / あるまじろ ( 2012-02-12 23:57 )

2012-02-10 ラジオ出演のお知らせ

 2月11日(土)朝07:10からのSBCラジオ『南信州ハートフルサタデー』に出演します。飯田の音楽家・桑原利彦さん(通称桑じい)がパーソナリティをつとめている番組です。
 僕が演出して、今では飯田の住民となっている道化師ましゅ&Kei出演の『Buddy!−あ・い・ぼ・う−』のラストに流れる曲を、タテタカコさんと一緒に氏につくってもらって以来のつきあいです。
 ラジオの収録後に氏にお願いしたのは、今年の夏のいいだ人形劇フェスタでの企画。ライブハウス『CANVAS』を経営もする氏は、飯田の音楽シーンの要。その桑じいに協力をしてもらって、人形劇の仲間たちと、ロックと人形劇のコラボレーションを企画中です。むひひひひ。

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てじおさま:ということは、土曜日も6時前にはおきてらしゃるって事ですね。 / くすのき燕 ( 2012-02-12 09:14 )
おおー、あと1時間少々で始まるではないですか! ネットラジオとかで聞けないんですかね・・ radiko.jpだと地域が限定されちゃうみたい。。 / てじお ( 2012-02-11 06:09 )

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