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くすのき燕の「人形劇の日々」

生まれ故郷の東京から、第二の故郷・信州に引っ越してはや9年がすぎました。人形劇を生業とする日々の徒然を気まぐれにUPしています。

最近はこちらのフェイスブックがメインになっちゃっていますが。
僕の作品や日程については、人形芝居燕屋のHPへ。

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2011-11-07 大阪やで。
2011-11-06 福島公演第一弾終了
2011-11-02 今日から
2011-11-01 合評会
2011-10-26 船から見た島
2011-10-22 哀しみは永遠の眠りについたかい?
2011-10-17 眠れない。
2011-10-15 第18回げんきいっぱい松本人形劇まつり
2011-10-09 今日は受講者
2011-10-07 人形劇って、結構大変でしょ。


2011-11-07 大阪やで。

 昨日は、大阪。にしよどおやこ劇場、港子ども劇場の例会での公演でした。
 準備からにぎやかなお母さんたちは、大阪感満載! 上演そのものも楽しかったし、打ち上げも、わざわざ観に来てくれた若いプロの人形劇メンバーや子どもたちも一緒で楽しかったですよ。
 

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がんちゃん:まあ、仕方ないですね。最終回に意地はみせてくれました。 / くすのき燕 ( 2011-11-08 07:46 )
例会は最高やったけど、ヤクルト・・・残念でしたね〜〜(T_T) / がんちゃん ( 2011-11-07 22:51 )

2011-11-06 福島公演第一弾終了

 昨日で、福島・郡山での保育園公演の第一回はおしまい。第二回は、今月末です。
 今回感じたのは、やはり福島の方々の重い気持ち。なんの話をしても、放射線の事が頭をもたげてしまう、ともおっしゃっていました。
 この災害については、東京電力や自民、民主を始めとする原発政策を進めてきた政権の罪は、やはり重い。でも、それを見過ごしてきた、全ての日本国民にも責任があるのではないかと思います。勿論、原発に強く反対をされてきた方々もいます。その方々は忸怩たる思いをかかえていらっしゃると思います。それでも、あえて、その方々を含めて、どこかで仕方ないと見過ごしててきた僕のような人間や原発建設に賛成をしてきた人々、可能な限りの多くの人々、望むべくは全国民が他人事とせずにいることが大事なのだと感じています。それは、今後のこの国の有様に責任を持って考える事につながるとの思いがあるからです。

 時間を後戻りさせることはできないけど、何かをせずにはいられない。そんな気持ちを多くの方が持っているのだと思います。多くの方が、そのような思いをかかえながら、実際には仕事などの事情で、その思いを果たせない中で、僕に人形劇という仕事を通じ、そのチャンスを与えてくださった福島県子ども劇場おやこ劇場連絡会の方々や上演をさせてくださった保育園の方々には深く感謝します。

 初日に行った保育園には、ドイツの電力政策についてのレポートが貼ってありました。そこには、「節電をしないと、新しい原発ができちゃうんだよ。」と説明をするドイツ人の親の話が書いてありました。そんな節電から始める感覚は大事だと感じています。
 ドイツがやろうしている事が、日本にできないはずはないし、そのレポートにもあったように、そこには経済的なチャンスもあるのだと考えています。

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雅(みやび)さま:福島でも残る人、離れる人。様々な思いがあるようです。 / くすのき燕 ( 2011-11-07 08:58 )
ドイツといえば、原発事故があった数日後に、いち早くドイツの人は日本を離れて行きました。見捨てられたようなキモチになったのを覚えています。東京に住む私たちでさえ不安なんですから、福島の方の心配はいかばかりでしょうか。 / 雅(みやび) ( 2011-11-06 22:52 )

2011-11-02 今日から

 今日から、赤い羽根共同募金からの助成で、福島県子ども劇場おやこ劇場連絡会が行う、福島県内の保育園公演が始まりました。この事業では、僕のほかにも、パントマイムのチカパンなど、いくつかの団体個人が上演をすることになっています。
 放射線の影響で、外遊びをすることが出来ない子どもたちに、少しでも楽しい時間を過ごしてもらおうという企画ですが、実際、今日行った福島市の保育園でも、子どもたちが外で遊べるのは、園にいる時間のうち、10分から20分のようでした。
 とはいえ、上演が始まってみれば、カンクローにつっこみをいれ、チュー吉に声援を送る、どこの園でも見る子どもたちの姿でした。 

 そして、もうひとつ。今日から、わが東京ヤクルトスワローズと中日ドラゴンズとのクライマックスシリーズのファイナルが始まります。ここ一週間で泊まる全てのホテルに、BSを観られるか否かの確認をしました。ははは。
 気合を入れて、応援をしたいと思います。

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さくま@夢屋さま:みられましたよ。昨日は移動中、ずっとラジオを聴いてました。負けちゃいましたけど。 / くすのき燕 ( 2011-11-06 09:20 )
102チャンネルも見れましたか? 2:2 期待できますね。ヤクルトを応援しています。 / さくま@夢屋 ( 2011-11-04 21:59 )
てじおさま:畠山は外すのだろうとは思いましたが、一番遊撃、山田にはびっくりしましたね。後は投手陣のやりくりが厳しいので、イム・チャンヨンが大丈夫なら心強いのですが。 / くすのき燕 ( 2011-11-04 15:33 )
あるまじろさま:そうですよね。合計で福島市30園、郡山市30園で実施の予定だそうです。 / くすのき燕 ( 2011-11-04 15:30 )
ヤクルト 1つ返しましたね(^^) / てじお ( 2011-11-04 11:38 )
福島の子供たちも楽しんだようですね、素晴らしい事業です。 / あるまじろ ( 2011-11-03 22:42 )
うむむ。負けた。1点でもとれたのはよかったけど。 / くすのき燕 ( 2011-11-03 07:02 )

2011-11-01 合評会

 先ほど、名古屋から戻りました。
 昨夜は、5月に演出して、現在幼稚園保育園を巡演中作品=むすび座の『いっすんぼうし』の劇団員による合評会に出席してきました。百戦錬磨のプロの前で、まな板の鯉になるのは、正直、ちょっと緊張しました。
 結果から言えば、行ってよかった。その論議は面白かったし、新たな発見もありました。勿論、「そこはわかっているけど、こちらを意図してやってます。」みたいなところもありました。そういった意味では、自分の演出意図なり、作品づくりのアプローチを確認できたのも良かったと思います。
 創っている最中や初演の段階で、こういった会を持つことは多いのですが、すでに動いている作品について、集中的に話したのは初めてでしたので、新鮮に聞く事ができました。こういった会を持っていく事が、作品だけでなく劇団員を育てるんだなあと感心しました。

 さて、これから車で、福島に向けて出発です。

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2011-10-26 船から見た島


 昨日から、長崎県の壱岐に来ています。
 壱岐子ども劇場のアレンジで、昨夜は文化会館での上演、今日は三島小学校でワークショップでした。三島小学校は、大島本校、原島、長島の分校からなっています。
 壱岐本島は、博多港からジェットホイルで約1時間、本校のある大島へは、さらに船で一時間弱。しかも今回は、船がドック入りの期間にあたり、代車ならぬ代船。漁船のような船での渡航となりました。
 その船で、子ども劇場の方たちと一緒にその船で島へ行き、給食を子どもたちといただいて、午後から三角形をつかった創造力ワークを行いました。参加者は3年から6年生、三校あわせて20名と校長先生合わせて先生9名。一時間半の予定でしたが、早めに始められたこともあり、約2時間、楽しい時間を過ごす事ができました。

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てじおさま:ありがとうございます。ホントに、口の中でとろける感じなんです。 / くすのき燕 ( 2011-11-01 12:27 )
隊長さま:お世話になりました。ワークは、僕も楽しかったです。先生も楽しんでくれたのも嬉しかったですね。壱岐牛は、あっという間に食べてしまいました。とろけるように美味しかったです。焼酎はこれからいただきます。 / くすのき燕 ( 2011-11-01 12:27 )
壱岐牛。。美味しそう ワークショップの成功おめでとうございます! / てじお ( 2011-10-30 18:05 )
三島小でのワークショップは大成功!本当に有難うございました。次回は三島の子どもたちにも人形劇を観てほしいです。また是非来て下さいね。壱岐牛無事に長野に着きましたか?焼酎は割らずにそのままなめてみて! / 隊長 ( 2011-10-29 21:26 )
あるまじろさま:麦焼酎。海のものは勿論、絶品は壱岐牛!おいしいですよ。 / くすのき燕 ( 2011-10-28 20:55 )
壱岐にはまだ行ったことがありません。波が荒そうですね。お気を付けて。 / あるまじろ ( 2011-10-27 23:17 )

2011-10-22 哀しみは永遠の眠りについたかい?

 「青い瞳のステラ、1962年夏…」という柳ジョージとレイニーウッドの曲にある一節です。
 とてもうれしく酔っ払っているけど、ちょっと寂しいような気分の時にも聴きたくなっていましたが、何だかやるせなくて「くそったれ!」と叫びたい気分の時には、より一層聴きたくなり、そして口にしたくなる歌でした。
 若い頃の僕は、くそったれな事に対して途方にくれるばかりで、何もできませんでした。他の事もろくに手につかなかった気がします。
 今の僕は、途方にくれ、くそったれな気分を引き摺りながらも、諦めるなと自分に言い聞かせ、妙案は浮かばないのせよ、策を練っています。こうして改めて考えて自分で驚いたのですが、他のやるべき事にも手をつけています。
 感受性が鈍くなったのもあるかも知れませんが、目の前にあることをやるしかないのだという事の重要性を知ったのだと思います。僕は、あの頃より少しは大人になれたのだと思います。

 その柳ジョージが、数日前に逝去しました。
 柳ジョージとレイニーウッド――大学時代に、随分と聴きました。あらためて聴いても、しみじみといい嗄れ声だあなと思います。これを聴いて、大人への憧れを抱きながら、少しだけ大人な気分を味わっていたんでしょうね。あの頃の僕は。
 清志郎もそうですが、若い時から、聴いてきたアーティストが亡くなると、それだけ時間が経ったんだなあという思いとともに、独特の寂しさを感じます。

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あるまじろさま:そうですね。焦りますねえ。 / くすのき燕 ( 2011-10-26 18:30 )
あの頃歌っていた人より今の自分が年をとっている、それがなんとなく不思議です。ちょっと焦る事でもあります。 / あるまじろ ( 2011-10-26 00:20 )

2011-10-17 眠れない。

 明日から、というより、12時をまわっているので、正確に言えば、今日から三日間、デフ・パペットシアタ−・ひとみの『森と夜と世界の果てへの旅』だ。
 演出の仕事をしていると、大概そういう事になるのだが、今回は一昨日あたりから早くも眠れない。というよりも、一度眠るのだが起きてしまう。で、起きるとその後芝居の事が気になって、眠れない。
 ああでもない、こうでもない。こうしたら、ああしたらと無駄に想念は巡る。ホントに嫌だ。でも、こんな風に芝居をひねくり回していると、いつかルービックキューブの色を揃うように答えがでてくる時がある。人形劇の神様から、「あなた、頑張りましたね。」のプレゼントのように。
 そう信じて、資料を読み返し、ネットでヒントになりそうなものをあたる。前のダメだしメモを見返し、稽古の可能性を探る。
 そんなわけで、明け方にこれを書いています。

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きんととくん:とにかく、評判が良くて何より。もっと上演が増えるといいのになあ。 / くすのき燕 ( 2011-10-22 09:21 )
あ…なんかリンクが変なことになっちゃった・・・どうしてかしら???ごめんなさい・・・。 / きんとと ( 2011-10-18 11:25 )
眠れない師匠、おはようございます。こちらは昨日、山口香川の公演よりカムバック。ぐっすり眠れました(^^;おかげさまで、山口の劇場さんでも、「のそにょろ」「短編」の評判すこぶる良かったです! / きんとと ( 2011-10-18 11:24 )
そちらの首都圏での公演は当分ないのですが、「「はこ/BOXES じいちゃんのオルゴール♪」は、日暮里で12月11日にあるそうです。詳しくはデフ・パペットシアター・ひとみのHPをご覧下さい。 / くすのき燕 ( 2011-10-17 18:53 )
今朝はスマートで理性的な「へのへのサン」に会いました。燕さんを眠れない!にさせる「森と夜・・・」変化・進歩をを観る機会はいつかな? / さくま@夢屋 ( 2011-10-17 10:40 )

2011-10-15 第18回げんきいっぱい松本人形劇まつり

 本日は、第18回げんきいっぱい松本人形劇まつりでした。松本市出川にある療育センターを会場に、午前中は、むすび座、午後は、主催のNPO法人人形劇団やまんばと人形芝居燕屋が出演しました。
 むすび座は、僕の演出の『いっすんぼうし』のチームが来てくれました。流石のネームヴァリューで満員。ベテラン三人による班は、安定した演技を見せてくれ、お客様も満足をしてくださった感じ。
 午後は客の入りが心配されたのですが、ナントカ50人強のお客様。いい塩梅で、気楽な雰囲気の中、盛り上がっていただきました。お客様はホントにありがたいです。

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2011-10-09 今日は受講者

 このところ、芸術館通いです。
 昨日は、「旅とあいつとお姫様」という舞台をみました。昨年の人魚姫と同じ演出家でしたが、僕には圧倒的に今年の作品の方がよかったです。緻密で無駄のない演出でした。
 今日は、近藤良平氏のワーク「動きの発明」。2時間強、身体を動かしつづけましたが、とても楽しかったです。他者へのコミットだとか、身体への興味を喚起する、いいワークショップでした。3月にコンドルズの公演もあるということで、楽しみです。
 来月の札幌人形劇祭でワークを依頼されていたりもするので、なんだか勉強になった感じがします。

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雅(みやび)さま:来年度は、東京で一般公演をやりますので、少々お待ちください。 / くすのき燕 ( 2011-10-13 07:47 )
つっこみありがとうございました。東京での公演はあまりないのですね。娘達が小学生のうちには是非見に行きたいです。 / 雅(みやび) ( 2011-10-12 22:29 )
10月にいった芸術館の舞台は、これプラス、勅使河原三郎、がーまるちょば。我ながら「傾向ってものが・・。」って感じですね。はは。 / くすのき燕 ( 2011-10-10 08:54 )
あるまじろさま:勿論、勉強って意識もあるんですが、観るのも演るのも好きなんだという事です。これでお金もらってんだから、ラッキーな人生です。 / くすのき燕 ( 2011-10-10 08:48 )
偉そうに言う訳じゃありませんが、ちゃんと勉強していね人って信用出来ますねー。僕もしっかりしないとって思います。 / あるまじろ ( 2011-10-09 23:46 )

2011-10-07 人形劇って、結構大変でしょ。

 昨日は、富士見町の西山保育園で上演。ここは、この4年間に3回もよんでくれている園。『グリムのかばん』を上演。子どもたちから、「変なおじさんだあ。」とのお褒めの言葉をいただり、お城とか水とかがでる度に「きれー」と言ってくれたり。はは。
 夜は、飯田で人形劇のワーク。実際に人形劇を体験してもらうべく、片手遣い人形で『大きなカブ』に挑戦してもらう。皆さん、やはりアヒル歩きはきついようですねえ。

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なとりさま:お陰様で。まあ、仕事は仕事としてありがたくもあるのですが、色んな人形劇を見て欲しいなというのも別の本音です。 / くすのき燕 ( 2011-10-09 21:45 )
てじおさま:最高の誉め言葉ですねえ。 / くすのき燕 ( 2011-10-09 21:43 )
今年も富士見に来てくださってありがとうございました。西山保育園の年長さんの中には、きっと人形劇=燕屋の子供が何人もいることでしょうね(笑) / なとり ( 2011-10-09 19:34 )
「変なおじさん」は褒め言葉なんですねぇ(^o^) / てじお ( 2011-10-08 07:17 )
ところで、スワローズ。ついに首位の座をドラゴンズに明け渡してしまいました。宮本、早く直して帰ってきてくれー! / くすのき燕 ( 2011-10-07 10:00 )

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