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くすのき燕の「人形劇の日々」

生まれ故郷の東京から、第二の故郷・信州に引っ越してはや9年がすぎました。人形劇を生業とする日々の徒然を気まぐれにUPしています。

最近はこちらのフェイスブックがメインになっちゃっていますが。
僕の作品や日程については、人形芝居燕屋のHPへ。

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2011-07-16 直前に、ホントすみません。
2011-07-14 涼しかったり、暑かったり、
2011-07-10 こぐま座35周年
2011-07-06 驚きました。
2011-06-28 ちょっと、バタバタですが、
2011-06-24 東北で
2011-06-20 上田子ども劇場で
2011-06-16 飛行機の離陸を見た後に、思った事
2011-06-14 色々、久々。
2011-06-08 最高の道楽


2011-07-16 直前に、ホントすみません。

 今日からは、損保ジャパンの中部本社ビル19階にある「ひまわりホール」で、むずび座の「いっすんぼうし」の公演がはじまる。(今週の土日祝と来週の木金です。名古屋方面の方はぜひ足をお運びください。)
 この作品は、保育園・幼稚園での公演が中心の作品で、ホールでの公演はお初。てなわけで、昨日は照明のチェックと通し稽古。

 今週の稽古で直したシーンに加え、一昨日夜に台本の書き換えをしたところがいくつか。つまりは、昨日セリフの変更をしたところが、いくつか。
 劇団のメンバーなら、ちょこちょこと稽古ができるのだろうが、僕のようなフリーの演出家だと、来たときにまとめて直しをいれるしかないので、こうなってしまうんだけどね。

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2011-07-14 涼しかったり、暑かったり、

 月曜日に涼しい札幌から名古屋へ。火曜日朝7時。すでに30度超えという中、むすび座『いっすんぼうし』のお稽古。この日は音楽の田楽座の山本氏もきてくれたので、演奏中心の稽古。

 昨日・水曜日は、長野県北部の栄村にある保育園で、笛師九兵衛さんと公演。標高が高いせいか、日差しは暑いが、日陰に入れば快適。
 ここは、東日本大震災の翌日に起きた地震の被災地で、50棟以上の家が全半壊した村。保育園の子どもたちは思ったよりも落ち着いていて、楽しんでくれた様子。子どもというのは、弱くもあるが、たくましくもある。園長先生がとても喜んで下さったが、うれしい。
 今回の公演は、長野の子ども劇場の方々のおかげで実現したもの。そちらからも数名が同行してくださった。長野にいる創造団体と子ども劇場とのタッグで、ボチボチと続けていきたい。
 夜には、長野で人形劇団プークの大人の公演「怪談 牡丹燈籠」を見させてもらう。

 で、今日は再び猛暑の名古屋へ。中途半端に残ってしまった芝居部分の稽古を午後からするためだが、暑いんだろうなあ。きっと。

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最高気温では埼玉、群馬ですよねえ。でも、最低気温が高いのが、寝苦しいのを含め堪えます。 / くすのき燕 ( 2011-07-16 05:47 )
今日は鹿児島に行ってきましたが、暑かったです。でも埼玉とかの方が最近は暑いのかな。今年は夏が長そうですね・・ / てじお ( 2011-07-15 00:16 )
ちひろSさま:栄村に行かせてもらって、本当にありがたかったです。 / くすのき燕 ( 2011-07-14 21:35 )
栄村公演、お疲れ様でした!燕さんも牡丹燈籠観にいかれたんですね!わたしも、今回誘われて市民劇場に入会して、見ました。怖くて色っぽくて面白かったですねえ! / ちひろS ( 2011-07-14 15:43 )

2011-07-10 こぐま座35周年


 愛知での会議からセントレア経由で、札幌に来ました。
 快適です。この後、むすび座の稽古で再び名古屋に戻るのですが、正直行きたくなくなるほどです。本州で最も湿度が低い松本も、この爽やかはかないません。最高気温も24か25℃で、僕にとっては充分涼しいのですが、地元の人は「このところ蒸す」とのたまわっています。

 札幌には、二つの市立のこどものための劇場があり、札幌のアマチュア劇団を中心に多くの公演が行われています。僕はその古い方、こども人形劇場こぐま座の35周年記念で、公演をさせてもらっています。キャパ100名程度の劇場は、人形劇とその小さな観客のためのとても豊かな空間です。新宿にあるプーク人形劇場もほぼ同様の広さ。同じような空気を持っています。このような空間に、幸せな時間が流れて続けていく事を、心の底から願います。

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2011-07-06 驚きました。


 6月30日の朝に、松本で震度5強の地震。表にいたのですが、驚いて跳びはねました。ともかくも、大阪の企画会議に行こうと駅に行くとJRは全線ストップ。高速バスセンターに行っても、こちらも動いていません。困ったなあと思ったいたら、一時間後に高速バスが発車。これで名古屋経由で、大阪入り。なんとか自分の関わる時間に滑り込みセーフ。暖かい拍手で迎えられうれしかったです。関西の皆様、ありがとうございました。

 金曜、土曜は鳥取で『さんまいのおふだ』の公演。金曜が堺港の保育園。米子から、この鬼太郎電車に乗っていきました。土曜日は、午前中の公民館上演後、中四国地方の子ども劇場の会議へ。日曜までその会議に出席。その後広島に立ち寄り、月曜に帰ってきました。

 で、帰ってきてみてビックリ。家から2キロくらい離れた橋を越えた地域では、瓦が落ちてブルーシートがかかっている家が沢山ありました。僕の家でも家具が動いたりくらいはありましたが、家には別段大きな被害はなく、ホントに局地的な地震なんだと痛感しました。

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はとひろみさま:ねずみ男電車は、シートも天井もねずみ男って感じですよ。 / くすのき燕 ( 2011-07-08 20:21 )
きんととくん:まあ、確かに個人的にはよかったですけどね。友人宅でも修理費が50万円くらいかかるって話もあります。 / くすのき燕 ( 2011-07-08 20:19 )
名前がまちがってました!はとひとみ です(^^; / はとひとみ ( 2011-07-08 01:10 )
数日前に和歌山でも震度5強の地震あったみたいですね。実家の三重も揺れたのかしら?鬼太郎電車いいですね〜。車内にも鬼太郎はあるのですか?5月の新宿の公演楽しかったです! / はとみとみ ( 2011-07-08 01:07 )
ご無事で何より〜♪ / きんとと ( 2011-07-07 17:35 )

2011-06-28 ちょっと、バタバタですが、

 東北から東京へ。金曜日は、会議2件。
 土曜日は、埼玉は三郷吉川おやこ劇場での久しぶりの上演。日曜日は、足利の第25回こども人形劇フェスティバルでの上演。ここは毎回、打ち上げが楽しい。今年は新しい劇団の参加もあり、うれしい。
 月火は、飯田の小さな小学校と保育園の合同観劇会での『グリムのかばん』の上演。
 土曜からの上演4連荘。ありがたし!思ったよりも疲れはない。明日は休み。たまっている事務仕事を片付けよう。
 で、移動の合間に、懸案だった栄村での上演が7月13日に決った。今回は、伊那の笛師九兵衛さんと一緒に行くことになると思う。長野県内の子ども劇場や創造団体と連携して、今後も続いていく活動にしたい。

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2011-06-24 東北で

 多賀城で、津波の被害にあった幼稚園で上演をさせてもらいました。「いい顔・笑顔 人形劇の会」のバックアップで実現した公演です。200名近い園児たちは、楽しんでくれているようでした。
 海から2,3km離れている園ですが、1階は全て海水に浸かったということでした。しかし、壁紙の上からペンキがキレイに塗られ、一部の床は張り替えられ、一見する限り、そんな大災害があったことがわからないほど、園はキレイになっていました。しかし、園の向うには、海水に浸かった自動車の置き場があり、園庭には今は子どもの遊び場となった、動かなくなったトーマスの園バスがあります。それらとの対比は、関係者の努力を感じずにはいられないものでした。
 東京への帰路、郡山によりました。お世話になっているあさかの子ども劇場の皆さんに会うためです。驚いたのは、多くの方が、ガイガーカウンターやアラームのようなものを持っている事。一般市民が、放射線を日常的に測るなんていうSFの世界が、現実にこの日本の30万人の地方都市にあるのです。電車の中で、高校生が普通に「今日、結構被曝しちゃった。」と話しいる。これも日常の光景だそうです。皆さん、異口同音に「頭は放射能の事でいっぱい。離れられる人はいいけどねえ。」とのおっしゃっていました。重い毎日だと推察します。
 そんな中、8月9日に郡山の町中で、大道芸、演劇、芸能、音楽イベントをするという話もでてきました。文化を愛する、文化を持つ人間のしたたかな強を感じました。僕も、その日は郡山に行くつもりです。

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きんととくん:10月上〜中旬に5日間ぐらい、まとめて行くつもりでいるんですけどね。 / くすのき燕 ( 2011-06-28 18:25 )
あるまじろさま:ひとり芝居というフットワークの軽さってだけです。 / くすのき燕 ( 2011-06-28 18:24 )
お疲れ様です。8/9は残念ながら予定があって行けませんが、じっくりと行けるタイミングをはかっているところです…。 / きんとと ( 2011-06-28 07:28 )
素晴らしいことをなさってますね、うらやましいです。文化の力を見せつけてください。今年の夏には僕も福島に行く予定です。 / あるまじろ ( 2011-06-26 21:03 )

2011-06-20 上田子ども劇場で

 土日は、上田子ども劇場で、『グリムのかばん』の上演。ここには、演出作品を含め、大変お世話になっている。
 特に、一昨年に肩掛け人形芝居『さんまいのおふだ』で、10ステージの地域公演をさせてもらい、その前にも事前のワークで行っている。そんなわけで、子どもたちも僕の事をなんとなく覚えていてくれるし、観客席に見知った顔が多いのもうれしい。
 今回は、小学校高学年以上が主な観客。観客とのやり取りが多い「赤ずきん」は面白かったなあ。

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2011-06-16 飛行機の離陸を見た後に、思った事

 スカイパークという信州まつもと空港を取り巻く緑地に、僕のいつものジョギングコースはあります。そして、今、この飛行場からは、FDAという小さな航空会社が、福岡と札幌に向けて日に一便づづを飛ばしています。つまり、離着陸は一日に各二回。それでも、ジョギング中に離着陸に遭遇する事もあります。この会社の飛行機は、一機毎にピンクとか、緑かと、青とかに塗り分けられていて、今日はどの色の飛行機かな?という楽しみもあったりします。
 今日は、夕方、つまり福岡行きに行く飛行機の離陸に出会いました。赤い機体が離陸していく様子は、やはり感動的でした。人間の持つ技術の素晴しさを体感できる一瞬といってもいいかも知れません。
 僕は、この離陸で多くの二酸化炭素が出される事を知っています。また、僕のような移動の多い人間には、電車、車、そして飛行機といった乗り物がないと困るなあとも思っています。なんせ、このFDAでさえ、年に数回は利用する身です。
 僕らは、ホントに矛盾だらけの複雑な世界の中を生きています。世界は一筋縄ではいきません。そして、芝居というものは、その動き続ける有象無象の世界の一部だけでも何とか捕まえようとする努力に他ならない。今日は、そんな事を思いながら、走っていました。

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2011-06-14 色々、久々。

 久々の書き込みです。 
 この日曜日には、春日部おやこ劇場で、二度目の『さんまいのおふだ』の上演。たぶん、その前は7年前くらいだった気がします。実はその時のもちょっとしたミスをしたのですが、今回も、またやっちゃいました。同じ演目で、同じ主催者で、久々の上演だったのに、トホホです。これもライブといえば、ライブなのですが、まあいかんですな。反省しております。
 昨日は、『はこ/BOXES〜じいちゃんのオルゴール♪』の稽古。デフ・パペットシアター・ひとみでは、ずっと『森と夜と世界の果てへの旅』をやっていただので、久々です。メンバーの一部入れ替えがあったからなのですが、この作品は安心して観ていられます。夜は、ここの事務所のメンバーの誕生日のお祝い。楽しい集いでした。

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2011-06-08 最高の道楽

 昨日は飯田で、人形劇クラブや総合学習で人形劇をやってくださる先生方の講座。今年の飯田市は、学校での人形劇に力を入れてくれている。
 終了後、鼎中学人形劇クラブのOGたちを核にした高校生達の人形劇団なないろの稽古に参加。彼らが中学生の時に、僕が書いた作品「走れカメロス!」で、今年のフェスタに参加するとの事。ただし、クラブの時よりも人数が減っているので、新たに、稽古し直している。
 若い彼らとの稽古は、とても楽しい。そういえば、7月の札幌でも、人形劇をやっている子達とのワークをやってくれるかとのメールもきた。勿論、OKをした。決して楽ではないが、彼らが集中してくれている様子を感じるのは、何よりも嬉しい。僕にとっては最高の道楽かも知れない。

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てじおさま:いえいえ。彼らが中学生の時に、です。中学時代の彼らのために、という事ですね。うーん。いずれにしても、ややこしいな。ちなみに、初めて台本らしいものを書いたのは大学生の時ですね。 / くすのき燕 ( 2011-06-09 06:46 )
すごいなあ。燕さんは中学生のときに、もう戯曲を書き下ろしていらっしゃったんですね。栴檀は双葉より・・・^^ / てじお ( 2011-06-08 23:49 )

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