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くすのき燕の「人形劇の日々」

生まれ故郷の東京から、第二の故郷・信州に引っ越してはや9年がすぎました。人形劇を生業とする日々の徒然を気まぐれにUPしています。

最近はこちらのフェイスブックがメインになっちゃっていますが。
僕の作品や日程については、人形芝居燕屋のHPへ。

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2010-09-01 負けるもんか!
2010-08-31 新作のためのワーク始まる。
2010-08-29 そうはいっても、
2010-08-28 8月ももう少しですね。
2010-08-21 有難きこと
2010-08-18 東京は暑かった。
2010-08-12 吃驚、吃驚、そして吃驚。
2010-08-09 フェスタ最終日
2010-08-08 フェスには、
2010-08-06 韓国の人形劇がやばい。


2010-09-01 負けるもんか!

 今日で、デフ・パペットシアター・ひとみのワーク&稽古もひと段落。いやあ、疲れました。ホントに手強い芝居です。
 でも、少しはその輪郭がつかめてきました。一方、新しい課題もでてきました。
めげもしますが、ファイトもわきます。

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2010-08-31 新作のためのワーク始まる。

 来春のデフ・パペットシアター・ひとみの新作「森と夜と世界の果てへの旅」のためのワークショップを3日間の予定で、昨日から始めました。まだまだ、見えないことだらけですが、何か動けば、それなりに収穫はあります。
 では、そろそろ稽古場に行きますか。

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2010-08-29 そうはいっても、


 テレビ信州さんの24時間テレビのイベントに出演してきました。人形劇フェスティバル以外のイベント出演も久々だったし、他局ネットで数会場ある生放送。慣れてないせいもあり、結構疲れましたが、他の出演者の皆さんやスタッフの方も気持ちのいい人で、楽しくもありました。たまには、こんなのもいいですね。ご来場の皆様も、ありがとうございました。
 先日放送してもらったSBCスペシャルやNHKのひるとくライブとあわせ、「見たよ」というメールなども多数いただき、メディアの力はすごいなあと感じています。
 とはいえ、劇場をはじめ、小会場でのライブってのが、やっぱり僕の基本ですね。

 ちなみに写真は、左上からモデルの中上五月さん、歌手の湯澤かよこさん僕、左下にマシンガンズのお二人、右下がレポーターのマンモウ飯田さん

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2010-08-28 8月ももう少しですね。

 25日にデフ・パペットシアタ−・ひとみの新作『『森と夜と世界の果てへの旅』の打合せに行ってきました。話をすると、自分の中にもヒントが生まれます。30日から始まるワークが楽しみになってきました。
 夜は、ひとみ座の研修生による公演とその歓迎会にも、座員でもないのに出させてもらいました。今年は、クラルテとひとみ座、二つの大劇団の研修生の公演を観たという貴重な経験をしたことになります。とらまるの養成所を含め、若い人が、どんどんこの世界に入ってきて欲しいなあ。
 明日は、松本で24時間テレビのイベントです。

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2010-08-21 有難きこと

 福井での3日間の公演が終わりました。2日目、3日目は、なんらかの事情で、保護者から離れて生活をしている子どもたちがいる施設での上演でした。 
 2日目は、小さなスペースに30名ほどの観客。その中に職員、中学生、小学生、乳幼児までがいました。小さい子がびっくりしたり、大笑いをすると、近くの子達がその子をのぞきこむ。そこにある優しさを感じながらの、贅沢な上演でした。熱烈なお見送りもうれしかったなあ。
 3日目は、身寄りのないご老人と子どもたちの施設。おばあちゃんの笑い声が印象的でした。
 小さな舞台を持っているおかげで、病院を含め、色んな場所で上演をさせてもらっています。そこには色んな観客がいて、それぞれが生活を持っています。僕の上演の時には、それを一時ストップして、そこに居てくれるのです。一時間、様々な人々と小さな空間を共有できる。考えてみると、本当に「有難きこと」な気がします。

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2010-08-18 東京は暑かった。

 16日には、東京で新劇人会議の野球大会に出場。いやあ、東京は暑かった。
 昨日、松本に戻り、今日は福井にいます。児童クラブでの上演でした。小学校1年から3年生が40人ほど。楽しい上演でした。
 明日、明後日と福井県内で上演後、北なごやのフェスティバルに向かいます。

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2010-08-12 吃驚、吃驚、そして吃驚。

 一昨日は、『喜多方発21世紀シアター』最終日。ここで、タカパーチ氏と2度目の『グリムのかばん』の上演。上演前に、飯田での反省点を確認。そこらあたりは修正できましたので、その点はよかったのですが、今度は頭で考えすぎたせいか、テンションがやや物足りない感じでもありました。芝居はホント難しいです。
 で、ボランティアスタッフとの打ち上げがあり、その二次会へ。50代のおじさんたちのパワフルさに吃驚。早めに抜け出してホテルへ。どうしたら、あんなに元気でいられるんだろう?地力が違う感じがする。

 昨日は、朝ラー(朝食ラーメン)を食べ、喜多方から東京へ。今回は運転&仕込み、バラシをお願いしたE女史がいるので、身体はそれなりに楽。午後、神経病院でゆいの会の上演。僕の主治医の先生が、神経病院の院長になっていて、吃驚。
 今日は、その診察です。きっと、帰りの中央道は渋滞なんだろうなあ。まあ、高校野球でも聞きながら、帰りましょう。

 高校野球といえば、驚いたのは仙台育英。ここは坊主頭ではないので、ちょっと気になっている高校。上演前の8回にちらとテレビで見た時は、得点圏にランナーを進めながら、主軸で無得点。この成り行きでは負けたかなと思っていたら、逆転勝ち。流石に伝統校だなあと思っていたのだけど、その9回の攻防の内容を今朝知って、吃驚。勝負だから仕方ないけれど、負けた島根の高校の子たちには悔やんでも、というところだろうなあ。それがドラマ性を高めて、人気をよんでいるのだけど、トーナメントというのは残酷なシステムでもあります。

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2010-08-09 フェスタ最終日

 昨日は、市中心部から車で約30分。天竜川を越えた下久堅の柿野沢区民センターというところでの上演でした。木金の猛暑から比べては、土日は少しは涼しくとはいうものの、そこは夏。地元のスタッフの方が用意してくださった氷の塊と扇風機、それに緑に囲まれた立地と風がなければ、お客さんともどもゆでだこになっていたかもしれません。
 演目は、いつもの『ハロー!カンクロー』と『さんまいのおふだ』。人形劇関係者と地元の方で、100人強のお客さん。土曜日の疲れが残っていたにもかかわらず、いいお客さんに恵まれて、いい公演を持つことができました。土曜日の『いいだスワローズ』もそうですが、ライブってのは、お客さんは勿論のこと、場所やこういったスタッフの心遣いも重要なファクターです。

 「おわかれパーティ」では、今春中学を卒業した人形劇クラブの子達にも会うことができました。バラバラの高校に行った彼女達から、来年のフェスタに人形劇を上演する事にしたとの、個人的にはこのフェスタ最大の嬉しい報告を聞きました。
 ともあれ、これで今年も飯田の暑い夏はおわり。明日、喜多方へ向かうため、本日は鋭気を養います。

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2010-08-08 フェスには、

 金曜日に『グリムのかばん』withタカパーチの公演。タカパーチさんと間があわないところもありましたが、子どもたちを含め、フェスタのいいお客さんに支えられ、いい空気感のうちに終了することができました。反省点は、喜多方での公演に生かしたいと思います。

 昨夜は、大人向け公演『いいだスワローズ』をプロデュース。タカパーチ、小川耕作、おいけ家金魚、ななな、ましゅ&Kei with後藤渉というメンバーに出てもらいました。バラエティにとんだ作品が並んだのはいいのですが、そのために観客席と舞台づくりが予想よりも難航。直前までバタバタしていましたが、そこはみんなプロ。初めてのことで、反省点もありますが、1時間強の舞台は、それぞれの持ち味がでた、ライブステージだったと思います。これもまた、積極的に楽しもうというアクティブなお客さんの貢献度が大だったと思います。

 勿論、通常の公演郡がベースにあってのことなのですが、特別なコラボレーションや気楽なここだけのお楽しみのようなもの。逆に、シンポジウムやトークセッションのような堅いもの。ワークショップやクリニックのような技術向上の催し。そのような色々なものがあって、フェスティバルは厚みを持つのではないでしょうか。

 それにしても、疲れたぁ。
 さて、もう一日。今日は「通常の」肩掛け人形芝居の公演です。

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そんなことを言わずに・・・来年も企画してあげて下さい。今年チケットが手に入らず、私のうちわを羨ましがる人、多数です。 / さくま@夢屋 ( 2010-08-21 20:16 )
さくま@夢屋さま:ご贔屓にしていただき、ありがとうございます。いや、スワローズは、来年はちょっと。たまにやるから、いいかな、という気もしますし。 / くすのき燕 ( 2010-08-15 07:46 )
お疲れさまでした。今夏の「いいだフェスタ」は、たくさん燕屋さんを追っかけた!充実感がありました。来年の「IIDA SWALLOWS」が今から楽しみです。後藤渉くん、「花」があります。楽しみな人材ですネ。 / さくま@夢屋 ( 2010-08-14 22:14 )
秋さま:誠に残念。ぜひ、来年のいいだは来て下さいね。 / くすのき燕 ( 2010-08-09 22:08 )
金魚くん:いやあ、お疲れさんでした。ははは。心底、疲れました。でも、充実感はあったな。 / くすのき燕 ( 2010-08-09 22:08 )
「通常の公演」が見られなかったことも残念ですが、こういった公演を見逃したんだなぁということがもっともっと残念です。行きたかったなぁ、飯田!残る上演も頑張って下さいませ。熱中症にくれぐれもご注意を! / 秋 ( 2010-08-08 09:27 )
師匠、昨日はお疲れ様でした!やってる我々も、とっーーーても楽しかったです!プロデューサーはさぞお疲れのことと思いますが(^^;タカパーチさんの生音最高っす!やみつきになりそ。ぱぴは、8月後半東北ツアーです! / おいけ家金魚 ( 2010-08-08 08:00 )

2010-08-06 韓国の人形劇がやばい。

 昨日から、「いいだ人形劇フェスタ」が始まりました。初日の昨日は、イタリア1本と韓国の2本の舞台を観ました。
 ここ数年の韓国の人形劇の進展には目を見張るものがありました。10年前には、伝統的なものやそれをベースにしたものには観るべきものがありましたが、一般的に新しい人形劇、特に演出的には、一日の長が日本の人形劇にありました。ところが、ここ数年、人間と人形とが共存する舞台が増え、それが演出的にも演技的にもレベルがぐっとあがってきていて、「日本の人形劇が抜かれる日も近いな」と感じていました。
 そして、昨日。僕が観た2本の劇団、劇団ザパリ研究所とアートステージサンのを観た僕は、「運かれたな」と感じました。韓国では、国の文化政策を背景として、演劇の学校を出た若者が、一般の演劇だけでなく、児童演劇や人形劇でも意欲的な舞台をつくってきています。それに比べ、僕らの現状は、国の文化政策、若い人材、どちらをみても、厳しいものです。抜き返すことはおろか、韓国との差を広げられずにいることも簡単ではないように思えます。
 しかし、嘆いるだけでは、何も変わりません。これから先、日韓の人形劇交流は、盛んになっていくように思われます。その中で、韓国の人形劇から学べるものは学び、若い韓国の人形劇関係者に支持され、招待したいと思われるような作品をつくる。そんな事も、新しい目標にすることができそうです。

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