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くすのき燕の「人形劇の日々」

生まれ故郷の東京から、第二の故郷・信州に引っ越してはや9年がすぎました。人形劇を生業とする日々の徒然を気まぐれにUPしています。

最近はこちらのフェイスブックがメインになっちゃっていますが。
僕の作品や日程については、人形芝居燕屋のHPへ。

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2010-08-12 吃驚、吃驚、そして吃驚。
2010-08-09 フェスタ最終日
2010-08-08 フェスには、
2010-08-06 韓国の人形劇がやばい。
2010-08-03 人形劇独自の言葉を見つける事と平易な言葉で人形劇を語る事
2010-07-30 怒涛の4日間
2010-07-25 やっぱり、朝晩は涼しいからね。
2010-07-24 宮城にて
2010-07-21 「ひるとくライブ」生本番でした。
2010-07-18 今森光彦展


2010-08-12 吃驚、吃驚、そして吃驚。

 一昨日は、『喜多方発21世紀シアター』最終日。ここで、タカパーチ氏と2度目の『グリムのかばん』の上演。上演前に、飯田での反省点を確認。そこらあたりは修正できましたので、その点はよかったのですが、今度は頭で考えすぎたせいか、テンションがやや物足りない感じでもありました。芝居はホント難しいです。
 で、ボランティアスタッフとの打ち上げがあり、その二次会へ。50代のおじさんたちのパワフルさに吃驚。早めに抜け出してホテルへ。どうしたら、あんなに元気でいられるんだろう?地力が違う感じがする。

 昨日は、朝ラー(朝食ラーメン)を食べ、喜多方から東京へ。今回は運転&仕込み、バラシをお願いしたE女史がいるので、身体はそれなりに楽。午後、神経病院でゆいの会の上演。僕の主治医の先生が、神経病院の院長になっていて、吃驚。
 今日は、その診察です。きっと、帰りの中央道は渋滞なんだろうなあ。まあ、高校野球でも聞きながら、帰りましょう。

 高校野球といえば、驚いたのは仙台育英。ここは坊主頭ではないので、ちょっと気になっている高校。上演前の8回にちらとテレビで見た時は、得点圏にランナーを進めながら、主軸で無得点。この成り行きでは負けたかなと思っていたら、逆転勝ち。流石に伝統校だなあと思っていたのだけど、その9回の攻防の内容を今朝知って、吃驚。勝負だから仕方ないけれど、負けた島根の高校の子たちには悔やんでも、というところだろうなあ。それがドラマ性を高めて、人気をよんでいるのだけど、トーナメントというのは残酷なシステムでもあります。

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2010-08-09 フェスタ最終日

 昨日は、市中心部から車で約30分。天竜川を越えた下久堅の柿野沢区民センターというところでの上演でした。木金の猛暑から比べては、土日は少しは涼しくとはいうものの、そこは夏。地元のスタッフの方が用意してくださった氷の塊と扇風機、それに緑に囲まれた立地と風がなければ、お客さんともどもゆでだこになっていたかもしれません。
 演目は、いつもの『ハロー!カンクロー』と『さんまいのおふだ』。人形劇関係者と地元の方で、100人強のお客さん。土曜日の疲れが残っていたにもかかわらず、いいお客さんに恵まれて、いい公演を持つことができました。土曜日の『いいだスワローズ』もそうですが、ライブってのは、お客さんは勿論のこと、場所やこういったスタッフの心遣いも重要なファクターです。

 「おわかれパーティ」では、今春中学を卒業した人形劇クラブの子達にも会うことができました。バラバラの高校に行った彼女達から、来年のフェスタに人形劇を上演する事にしたとの、個人的にはこのフェスタ最大の嬉しい報告を聞きました。
 ともあれ、これで今年も飯田の暑い夏はおわり。明日、喜多方へ向かうため、本日は鋭気を養います。

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2010-08-08 フェスには、

 金曜日に『グリムのかばん』withタカパーチの公演。タカパーチさんと間があわないところもありましたが、子どもたちを含め、フェスタのいいお客さんに支えられ、いい空気感のうちに終了することができました。反省点は、喜多方での公演に生かしたいと思います。

 昨夜は、大人向け公演『いいだスワローズ』をプロデュース。タカパーチ、小川耕作、おいけ家金魚、ななな、ましゅ&Kei with後藤渉というメンバーに出てもらいました。バラエティにとんだ作品が並んだのはいいのですが、そのために観客席と舞台づくりが予想よりも難航。直前までバタバタしていましたが、そこはみんなプロ。初めてのことで、反省点もありますが、1時間強の舞台は、それぞれの持ち味がでた、ライブステージだったと思います。これもまた、積極的に楽しもうというアクティブなお客さんの貢献度が大だったと思います。

 勿論、通常の公演郡がベースにあってのことなのですが、特別なコラボレーションや気楽なここだけのお楽しみのようなもの。逆に、シンポジウムやトークセッションのような堅いもの。ワークショップやクリニックのような技術向上の催し。そのような色々なものがあって、フェスティバルは厚みを持つのではないでしょうか。

 それにしても、疲れたぁ。
 さて、もう一日。今日は「通常の」肩掛け人形芝居の公演です。

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そんなことを言わずに・・・来年も企画してあげて下さい。今年チケットが手に入らず、私のうちわを羨ましがる人、多数です。 / さくま@夢屋 ( 2010-08-21 20:16 )
さくま@夢屋さま:ご贔屓にしていただき、ありがとうございます。いや、スワローズは、来年はちょっと。たまにやるから、いいかな、という気もしますし。 / くすのき燕 ( 2010-08-15 07:46 )
お疲れさまでした。今夏の「いいだフェスタ」は、たくさん燕屋さんを追っかけた!充実感がありました。来年の「IIDA SWALLOWS」が今から楽しみです。後藤渉くん、「花」があります。楽しみな人材ですネ。 / さくま@夢屋 ( 2010-08-14 22:14 )
秋さま:誠に残念。ぜひ、来年のいいだは来て下さいね。 / くすのき燕 ( 2010-08-09 22:08 )
金魚くん:いやあ、お疲れさんでした。ははは。心底、疲れました。でも、充実感はあったな。 / くすのき燕 ( 2010-08-09 22:08 )
「通常の公演」が見られなかったことも残念ですが、こういった公演を見逃したんだなぁということがもっともっと残念です。行きたかったなぁ、飯田!残る上演も頑張って下さいませ。熱中症にくれぐれもご注意を! / 秋 ( 2010-08-08 09:27 )
師匠、昨日はお疲れ様でした!やってる我々も、とっーーーても楽しかったです!プロデューサーはさぞお疲れのことと思いますが(^^;タカパーチさんの生音最高っす!やみつきになりそ。ぱぴは、8月後半東北ツアーです! / おいけ家金魚 ( 2010-08-08 08:00 )

2010-08-06 韓国の人形劇がやばい。

 昨日から、「いいだ人形劇フェスタ」が始まりました。初日の昨日は、イタリア1本と韓国の2本の舞台を観ました。
 ここ数年の韓国の人形劇の進展には目を見張るものがありました。10年前には、伝統的なものやそれをベースにしたものには観るべきものがありましたが、一般的に新しい人形劇、特に演出的には、一日の長が日本の人形劇にありました。ところが、ここ数年、人間と人形とが共存する舞台が増え、それが演出的にも演技的にもレベルがぐっとあがってきていて、「日本の人形劇が抜かれる日も近いな」と感じていました。
 そして、昨日。僕が観た2本の劇団、劇団ザパリ研究所とアートステージサンのを観た僕は、「運かれたな」と感じました。韓国では、国の文化政策を背景として、演劇の学校を出た若者が、一般の演劇だけでなく、児童演劇や人形劇でも意欲的な舞台をつくってきています。それに比べ、僕らの現状は、国の文化政策、若い人材、どちらをみても、厳しいものです。抜き返すことはおろか、韓国との差を広げられずにいることも簡単ではないように思えます。
 しかし、嘆いるだけでは、何も変わりません。これから先、日韓の人形劇交流は、盛んになっていくように思われます。その中で、韓国の人形劇から学べるものは学び、若い韓国の人形劇関係者に支持され、招待したいと思われるような作品をつくる。そんな事も、新しい目標にすることができそうです。

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2010-08-03 人形劇独自の言葉を見つける事と平易な言葉で人形劇を語る事

 日曜日は、大阪の人形劇団クラルテのアトリエで上演。クラルテは、毎夏、アトリエととなりの公演、公民館で夏祭りを開いて、その中での上演でした。その前日には、当然の如く、交流会がありました。先週は、デフ・パペットシアタ−・ひとみでの稽古の後に、人形劇団ひとみ座のメンバーと話をしました。
 そこで感じたのは、僕らは、人形劇独自の言葉を持たなくてはいけないという事人形劇の事を平易な言葉で語らなくてはいけないという事。この二つは、全く正反対の事ですが、どちらも今の僕らの問題として、あるのではないかと感じました。
 前者は、人間の演劇の理論はどこまでいってもそのためのもので、人形劇には人形劇独自の理論なり、言葉が必要だという事。後者は、人形劇の巧拙などを含め、人形劇の事を一般の人たちに伝えていく言葉を持たなくてはならないという事。良い舞台を創っていくことは勿論のことですが、子どものための人形劇を選ぶという意味も含め、大人の観客を拡大していくのには、そういった事も必要なのではないかという事です。

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2010-07-30 怒涛の4日間


 昨日、東京から帰ってきました。撮影の仕事あり。『はこ/BOXES じいちゃんのオルゴール♪』の本番あり、稽古あり。野球の練習あり。人形劇の話のほか、色んなの話をし、『ねずみのすもう』を上演してきました。結構、怒涛の4日間でした。風があったせいか、東京も酷暑というほどではなく、助かりました。夏の第一波を乗り切った感じです。

 今日は、飯田で中学校と小学校で、人形劇の練習をみてきました。飯田では、写真のように、すでにフェスタの準備が始まっています。

 明日は、大阪に行って、明後日はクラルテのアトリエで上演です。楽しみなような、プレッシャーなような。

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2010-07-25 やっぱり、朝晩は涼しいからね。

 午前中は、飯田の中学校のお稽古。この間も撮ったのに、今日もSBCの方が取材にみえてました。日中の暑い中、ありがとうございます。
 それにしても、中学生というのは日々成長するものだなあと感心。春先は、これぞ烏合の衆って感じだったのに、準備ひとつとっても、ぼぅとしてる奴がいなくなっている。それに、上の学年の子はそれなりにしっかりしてきて、「先輩」らしくなってもくる。

 午後は、まつもとの市民芸術館で「にんぎょうひめ」を観る。舞台美術と照明が面白く、勉強になった。

 で、明日から4日間は東京暮らし。松本の夜の涼しさの中にいると、ちょっと思いやれるものがありますが、体調に気をつけて頑張りましょう。

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2010-07-24 宮城にて

 昨日は仙台で上演。人形劇団空中分解というのをやっていた時にメンバーの一人が、宮城にいて、家族で観に来てくれました。
 上演後は、そのメンバーと牛タンを食べ、酒を呑み、話をしました。うれしいものですね。

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転太さま:美味かったでしょ。また、呑もうね。ホント、遠いところ、ありがとうね。 / くすのき燕 ( 2010-07-25 22:01 )
牛タン、美味かったですねー。宮城に来て2年目になって、牛タンの美味さに感動しました。久しぶりに人形劇を語り合い、、人形劇はいいなーと気持ちよく酔いました。ありがとうございました。 / 転太 ( 2010-07-24 21:25 )

2010-07-21 「ひるとくライブ」生本番でした。

 昨日は、朝からNHK長野放送局の「ひるとくライブ」生本番のために、朝7時代のモーニングライナーという快速に乗っただが、これが結構快適。昔のあずさの車両を使ったもので、300円をプラスすると利用できる。で、無事に(といっても、見ているわけではないので、どう撮られたのかはわからないけど)収録を終えて、そのまま、芸団協のお勉強会のため、東京へ新幹線で向かう。
 それにしても、NHKの地方支局のアナウンサーは大変だ。今回の岩下アナも、平日は毎日午前中は本番な中、自分で松本まで取材に来てくれた。僕としては、それもあって、気持ちよく本番をご一緒できたわけだけど、ホント、頭が下がります。ありがとうございました。

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2010-07-18 今森光彦展

 本日は、しが県民芸術創造館の「今森光彦展 光と影のフェスティバル」で上演。今森氏は、里山や生物を撮る写真であるとともに、切り絵のスペシャリストでもある。
 で、なんで僕がそこで上演をしたかというと、この企画制作をしているのが、僕の元いた会社=エツコ・ワールドだから、なのです。
 展示会場内に切り絵をしたり、本を読んだりできるスペースがあり、11時と14時には、そこで人形劇などが日替わりで上演されるのです。僕の今日の出し物は、「カンクロー」と「ねずみのすもう」。集中力のあるいいお客さんでした。
 お近くの方は、ぜひ足を運んでみてください。 

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