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くすのき燕の「人形劇の日々」

生まれ故郷の東京から、第二の故郷・信州に引っ越してはや9年がすぎました。人形劇を生業とする日々の徒然を気まぐれにUPしています。

最近はこちらのフェイスブックがメインになっちゃっていますが。
僕の作品や日程については、人形芝居燕屋のHPへ。

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2010-08-06 韓国の人形劇がやばい。
2010-08-03 人形劇独自の言葉を見つける事と平易な言葉で人形劇を語る事
2010-07-30 怒涛の4日間
2010-07-25 やっぱり、朝晩は涼しいからね。
2010-07-24 宮城にて
2010-07-21 「ひるとくライブ」生本番でした。
2010-07-18 今森光彦展
2010-07-17 夏が来る。
2010-07-13 決して怪しいものでは、
2010-07-13 結果は、秋に。


2010-08-06 韓国の人形劇がやばい。

 昨日から、「いいだ人形劇フェスタ」が始まりました。初日の昨日は、イタリア1本と韓国の2本の舞台を観ました。
 ここ数年の韓国の人形劇の進展には目を見張るものがありました。10年前には、伝統的なものやそれをベースにしたものには観るべきものがありましたが、一般的に新しい人形劇、特に演出的には、一日の長が日本の人形劇にありました。ところが、ここ数年、人間と人形とが共存する舞台が増え、それが演出的にも演技的にもレベルがぐっとあがってきていて、「日本の人形劇が抜かれる日も近いな」と感じていました。
 そして、昨日。僕が観た2本の劇団、劇団ザパリ研究所とアートステージサンのを観た僕は、「運かれたな」と感じました。韓国では、国の文化政策を背景として、演劇の学校を出た若者が、一般の演劇だけでなく、児童演劇や人形劇でも意欲的な舞台をつくってきています。それに比べ、僕らの現状は、国の文化政策、若い人材、どちらをみても、厳しいものです。抜き返すことはおろか、韓国との差を広げられずにいることも簡単ではないように思えます。
 しかし、嘆いるだけでは、何も変わりません。これから先、日韓の人形劇交流は、盛んになっていくように思われます。その中で、韓国の人形劇から学べるものは学び、若い韓国の人形劇関係者に支持され、招待したいと思われるような作品をつくる。そんな事も、新しい目標にすることができそうです。

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2010-08-03 人形劇独自の言葉を見つける事と平易な言葉で人形劇を語る事

 日曜日は、大阪の人形劇団クラルテのアトリエで上演。クラルテは、毎夏、アトリエととなりの公演、公民館で夏祭りを開いて、その中での上演でした。その前日には、当然の如く、交流会がありました。先週は、デフ・パペットシアタ−・ひとみでの稽古の後に、人形劇団ひとみ座のメンバーと話をしました。
 そこで感じたのは、僕らは、人形劇独自の言葉を持たなくてはいけないという事人形劇の事を平易な言葉で語らなくてはいけないという事。この二つは、全く正反対の事ですが、どちらも今の僕らの問題として、あるのではないかと感じました。
 前者は、人間の演劇の理論はどこまでいってもそのためのもので、人形劇には人形劇独自の理論なり、言葉が必要だという事。後者は、人形劇の巧拙などを含め、人形劇の事を一般の人たちに伝えていく言葉を持たなくてはならないという事。良い舞台を創っていくことは勿論のことですが、子どものための人形劇を選ぶという意味も含め、大人の観客を拡大していくのには、そういった事も必要なのではないかという事です。

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2010-07-30 怒涛の4日間


 昨日、東京から帰ってきました。撮影の仕事あり。『はこ/BOXES じいちゃんのオルゴール♪』の本番あり、稽古あり。野球の練習あり。人形劇の話のほか、色んなの話をし、『ねずみのすもう』を上演してきました。結構、怒涛の4日間でした。風があったせいか、東京も酷暑というほどではなく、助かりました。夏の第一波を乗り切った感じです。

 今日は、飯田で中学校と小学校で、人形劇の練習をみてきました。飯田では、写真のように、すでにフェスタの準備が始まっています。

 明日は、大阪に行って、明後日はクラルテのアトリエで上演です。楽しみなような、プレッシャーなような。

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2010-07-25 やっぱり、朝晩は涼しいからね。

 午前中は、飯田の中学校のお稽古。この間も撮ったのに、今日もSBCの方が取材にみえてました。日中の暑い中、ありがとうございます。
 それにしても、中学生というのは日々成長するものだなあと感心。春先は、これぞ烏合の衆って感じだったのに、準備ひとつとっても、ぼぅとしてる奴がいなくなっている。それに、上の学年の子はそれなりにしっかりしてきて、「先輩」らしくなってもくる。

 午後は、まつもとの市民芸術館で「にんぎょうひめ」を観る。舞台美術と照明が面白く、勉強になった。

 で、明日から4日間は東京暮らし。松本の夜の涼しさの中にいると、ちょっと思いやれるものがありますが、体調に気をつけて頑張りましょう。

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2010-07-24 宮城にて

 昨日は仙台で上演。人形劇団空中分解というのをやっていた時にメンバーの一人が、宮城にいて、家族で観に来てくれました。
 上演後は、そのメンバーと牛タンを食べ、酒を呑み、話をしました。うれしいものですね。

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転太さま:美味かったでしょ。また、呑もうね。ホント、遠いところ、ありがとうね。 / くすのき燕 ( 2010-07-25 22:01 )
牛タン、美味かったですねー。宮城に来て2年目になって、牛タンの美味さに感動しました。久しぶりに人形劇を語り合い、、人形劇はいいなーと気持ちよく酔いました。ありがとうございました。 / 転太 ( 2010-07-24 21:25 )

2010-07-21 「ひるとくライブ」生本番でした。

 昨日は、朝からNHK長野放送局の「ひるとくライブ」生本番のために、朝7時代のモーニングライナーという快速に乗っただが、これが結構快適。昔のあずさの車両を使ったもので、300円をプラスすると利用できる。で、無事に(といっても、見ているわけではないので、どう撮られたのかはわからないけど)収録を終えて、そのまま、芸団協のお勉強会のため、東京へ新幹線で向かう。
 それにしても、NHKの地方支局のアナウンサーは大変だ。今回の岩下アナも、平日は毎日午前中は本番な中、自分で松本まで取材に来てくれた。僕としては、それもあって、気持ちよく本番をご一緒できたわけだけど、ホント、頭が下がります。ありがとうございました。

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2010-07-18 今森光彦展

 本日は、しが県民芸術創造館の「今森光彦展 光と影のフェスティバル」で上演。今森氏は、里山や生物を撮る写真であるとともに、切り絵のスペシャリストでもある。
 で、なんで僕がそこで上演をしたかというと、この企画制作をしているのが、僕の元いた会社=エツコ・ワールドだから、なのです。
 展示会場内に切り絵をしたり、本を読んだりできるスペースがあり、11時と14時には、そこで人形劇などが日替わりで上演されるのです。僕の今日の出し物は、「カンクロー」と「ねずみのすもう」。集中力のあるいいお客さんでした。
 お近くの方は、ぜひ足を運んでみてください。 

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2010-07-17 夏が来る。

 集中豪雨で亡くなられた方、家などを失われた方、本当にお気の毒に思います。

 しかし、一方梅雨がまもなくあけるという予報も聞きました。家の近くにあるスイカの名産地・波田では、スイカの市場がたつようになりました。

 「夏がくる。」
 そう思うと、幼い頃から若い時分にかけては、あるトキメキがあったように思います。今では、「暑いなあ。体力は大丈夫かなあ。」というおじさん気分が満載。
しかし、全くトキメキがないわけではありません。今の僕にとってのそれは、これから始まる人形劇や児童演劇のフェスティバルのシーズンとしてのものです。オリンピックセンター、大阪、飯田、喜多方、北名古屋。(くわしくは、HPの予定表を見て下さいね。)楽しみです。元気で夏を乗り切りたいと思います。もし、お会いしたら、ぜひ声をかけてくださいね。

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2010-07-13 決して怪しいものでは、

 昨日は、昼に20日生本番のNHK長野放送局の番組「ひるとくライブ」の打合せ。アナウンサーの方が、長野から来てくださって、むかーしの写真など引っ張り出したりしました。興味のある人は、本番を見てね。
 夕方からは、飯田の鼎中学校人形劇クラブ「のん」でのお稽古。こちらには、SBCラジオの井口さんが、先週僕が喋った続きで、実際の稽古や生徒や先生を取材。ところで、金曜日は長野にいなかったので、聞けなかったのですが、どうだったんですかね?「伊那谷めぐりあい」。
 それとともに、同局のテレビのクルーも、いいだ人形劇フェスタ関連の特番のために取材に来てくれました。今年はナント!僕にフォーカスをあて、本番も含めて、密着取材(?)をしてくれるそうです。夏の長野県限定とはいえ、毎年マスコミにとりあげてもらえるおかげで、近所で怪しまれずにすんでおります。

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2010-07-13 結果は、秋に。

 こども劇場おやこ劇場の企画会議が、この日曜で全て終了。これは、僕ら創造団体と呼ばれる、劇団や芸能・音楽グループが、こども劇場おやこ劇場に向けて、来年の企画を説明したりする会議です。九州、東北、首都圏、北信越、東海、関西、中四国、フル出場でこそありませんでしたが、例年よりも多く出席しました。
 一日だったり、二日間だったりと長時間にわたるので、結構疲れます。しかも今年は、その間に、信楽のお寺・浄観寺での上演もあったので、肉体的にも結構きてました。(逆に精神的には、上演があってリフレッシュしましたが。)
 これから、各こども劇場おやこ劇場では、来年度にむけての話し合いが始まります。さて、ここでの反応は、如何な結果となってあらわれるのでしょう?心配です。

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SHINKANさま:いあや、老若男女が混じったいい客席でした。ゲストブックに書き込みもありましたよ。 / くすのき燕 ( 2010-07-13 11:22 )
お疲れの所、本当にありがとう!いい余韻が、お寺に残ってます。 / SHINKAN ( 2010-07-13 10:00 )

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