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くすのき燕の「人形劇の日々」

生まれ故郷の東京から、第二の故郷・信州に引っ越してはや9年がすぎました。人形劇を生業とする日々の徒然を気まぐれにUPしています。

最近はこちらのフェイスブックがメインになっちゃっていますが。
僕の作品や日程については、人形芝居燕屋のHPへ。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2010-05-06 職人として、アーティストとして
2010-05-02 リピーターはうれしいっ!
2010-04-28 こどもの城で
2010-04-25 キャンドルライトの中の二人は♪
2010-04-23 人生は止まらない。
2010-04-17 新しいパンフ
2010-04-14 そりゃあ、演出はしたい。だけど、
2010-04-11 故きをたずね
2010-04-09 飯田は桜が満開なのに
2010-04-05 準優勝、おめでとう。


2010-05-06 職人として、アーティストとして

 昨日はこどもの日。このところ、恒例となってきた芸能花伝舎での芸術体験ひろばに出演しました。
 僕は、午前中の上演で、作品は『グリムのかばん』。同じ部屋で午後から、ひとみ座が、『寿限無』と『日天さん月天さん』、それにブタさんでの開幕劇を演じました。僕の三作品を含め、六つの作品があったわけですが、スタイルは全部違っていました。多少、自画自賛になるところもありますが、その全てに、人形やモノでの表現にこだわり、人間の演劇とは違う魅力を模索している姿があったのではないかと感じました。
 伝統的に創られたスタイルや技術も大事だし、それを失ってはどんなに新しい人形劇が生まれようと「人形劇の拡がり」は生まれない。しかし、その中に安住していてもいけない。職人的なプライドとアーティストとしてプライド。両方を持って、仕事に望みたい。そう願っています。

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あるまじろさま:やってもやっても、新しい課題が生まれますねえ。 / くすのき燕 ( 2010-05-08 17:39 )
温故知新、不易流行。芸にはおしまいがないですね。 / あるまじろ ( 2010-05-08 12:16 )
スーパーしえろ/あら、残念。金魚もいたのに。 / くすのき燕 ( 2010-05-08 11:02 )
行きたかった・・・けど、めげました。残念! / スーパーしえろ ( 2010-05-07 22:09 )

2010-05-02 リピーターはうれしいっ!

 昨日、一昨日と、新潟に行ってました。
 一昨日は、寺泊の養泉寺。ここは4度目の公演。前回は6年前だったのですが、その時に来てくれた子が数人、6年生になって観に来てくれました。
 で、昨日は三条市の児童センタースマイルランドでの公演。で、この公演をアレンジしてくれたのが、NPOの三条おやこ劇場の方々。
 最初の公演は、2000年。これは普通の公演。そして、二度目が2004年、三条市が水害にあった時。支援公演を、という話の中、アレンジをしてくださった方の「何をよびたい?」との問いへの、おやこ劇場の方たちの答えが『ねずみのすもう』。しびれるでしょ。災難にあった時に、これ!って言ってくださなんてぇのは、芸人冥利に尽きるってもんです。で、昨日が三度目の出会い。
 僕ら芸人は、またよんで下さる、観に来てくださるのが、なによりうれしいものなのです。

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2010-04-28 こどもの城で

 日曜日は、ほぼ恒例となっているこどもの城での上演。今回は肩掛け人形芝居『さんまいのおふだ』でした。
 公演の前後には、ここで活動しているボランティアスタッフの本番、学生達の稽古などの人形劇の見させてもらい、アドバイスをさせてもらいました。夜は、その学生や学生OB・OGとの呑み会。めでたい話などもあり、楽しくて、つい呑みすぎちゃいました。みんな、また楽しい酒を呑もうね。

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2010-04-25 キャンドルライトの中の二人は♪

 昨日は、「こまのたけちゃん」の結婚式。カンクローくんと一緒に乾杯を歌わせてもらいました。
 仕事の上の事情とか、親の面子とかの絡む余計な挨拶などが一切ない、彼らしい、いい式でした。
 

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こまのたけちゃん:いや、ホントに感じのいい式でした。おめでとう。 / くすのき燕 ( 2010-04-28 11:49 )
カンクロー結婚式バージョン大好評でした。会場が笑いの渦になりました(笑)本当にありがとうございました。 / こまのたけちゃんより ( 2010-04-26 11:00 )

2010-04-23 人生は止まらない。

 明日は、「こまのたけちゃん」の結婚式。僕はカンクローと一緒に披露宴に出席する。うれしい事だ。一方で、お世話になった方の息子さんが急逝したとの知らせを受ける。驚いたし、前途ある若い人が亡くなるのは、本当に悔しい。

 色々なところで色々な事が起こり、そのほんの一部が自分の人生とクロスする。そして、一喜一憂しながら、生活は進んでいく。

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あるまじろさま:そうだね。感謝だね。 / くすのき燕 ( 2010-04-25 11:20 )
去っていく人、出会うひと。それぞれ胸に去来することはありますが、ありがとうと言いたいですね。 / あるまじろ ( 2010-04-23 23:31 )

2010-04-17 新しいパンフ


 人形芝居燕屋のパンフレットができました。A4の三つ折。紙もいい紙でうれしいっす。ありがとうございます。杉本印刷さん。そして、デザインの寺澤さん、ありがとうございます。宣伝美術の名前も入れてもらえばよかったなあ。
 早速、県内の幼稚園・保育園にDMをださねば。

 もし欲しい方がいらっしゃいましたら、ホームページにあるアドレスあてに、ご住所をメールして下さい。送ります。

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きんととくん:うん。中々の出来。気に入っています。 / くすのき燕 ( 2010-04-23 18:55 )
あ・・・なんかかっこいいなぁー!ぱぴもそろそろ作ろうかなと思ってたところでーす。5/5新宿花伝舎公演、お手伝いに行きまぁーす! / きんとと ( 2010-04-23 10:16 )
SHIKANくん:ははは。暇なのだよ。 / くすのき燕 ( 2010-04-19 10:13 )
しゃ、しゃ、写真が入ってる! / SHIKAN ( 2010-04-18 22:59 )

2010-04-14 そりゃあ、演出はしたい。だけど、

 このところ、暇である。
 なので、徳島という遠方までも研修会にもいけるのである。時間はあるのだが、お金がでていく。仕事が多いと、お金は入るのだが、時間はない。当たり前だが、世の中うまくいかないものである。
 そんな中、まだ先の話ではあるけど「演出をやってもらえないか」という、涎がでるような話があった。早速にその原作本と脚本の第一稿を送ってもらい、3日かけて読んだ。
 物凄い疲れた。とにかく受けとめるのに体力がいる話なのである。3日かかったのも、そのせい。途中めげそうになるのを、ジョギングで気持ちを前向きにして再トライしたりと、休み休みじゃないと読めない。つまらないというわけではない。とにかく、気力と体力がいるのである。本をよむだけでこれなのだから、実際に芝居をつくる段になったら、どうなる事であろうか? 体力がなさそうな時期にやると、身体を壊すか、相当な妥協をしそう。少なくとも、後悔する事は必定、と考えた。
 というわけで、比較的体力がありそうな時期に日程を変更してもらえるなら、お受けします、という訳のわからん返事になってしまった。申し訳ない!
 演出って、知力もいるが、体力がいるのである。

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2010-04-11 故きをたずね


 今日は、徳島にいます。
 日本ウニマ【国際人形劇連盟日本センター】の研修会参加が目的です。徳島には、三人遣いの人形芝居も多く残っているほか、その人形を製作する工房などが多くあります。今回はそれらを訪ねるほか、野外舞台での上演を見るというのが目的です。
 日本には文楽以外にも、多くの人形劇が各地に残っています。その多様性には驚きますし、中にはユニークな操作法のものもあります。また、それらのスピリットや文化・芸術との人々との付き合い方に触れるというのも、楽しいものです。
 皆さんの近くにも、残っている人形劇ないですか?

 写真は、小野農村舞台での人形浄瑠璃の上演です。

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2010-04-09 飯田は桜が満開なのに

 昨日は飯田で種々打合せ。
 飯田は桜が満開でした。松本では咲きはじめた桜もあれば、まったくの蕾という桜もあり、という感じ。天気予報とかを見ていると、だいたい2℃くらい違うなあと何となく思っていましたが、やっぱり違うんですねえ。

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2010-04-05 準優勝、おめでとう。

 土曜日の事ですが、甲子園決勝戦の東京・日大三と沖縄・興南の試合は山崎、島袋の両左腕が投げ合う好ゲームでしたね。
 興南の島袋投手は、速球がいい上にコントールのいい投手でした。それにイケメンですし、夏もでてきたら、そうとう人気がでるんじゃないかと思います。
 でも、僕が気になったのは、日大三の山崎投手。試合中も随分と冷静な子だなあ、と思って観ていました。替えられた12回は、自分のミスもからんでの交替だったので、内心相当悔しいだろうに、それを全く面にださずにファーストを守っていました。
 次の日の新聞記事で知ったのですが、彼は2年前の高校入学時に、脳腫瘍の手術を受けているそうです。相当リスクもある手術だったらしいのですが、それを乗り切り、甲子園のしかも決勝のマウンドで、12回途中まで投げていたというわけです。
 記事によれば、選抜の開会式にあたる3月21日が、2年前に手術を受けた当日。、「運命的だな。」と、彼は思ったそうです。試合後は「病気と手術を経験して、すべてのことに感謝し、幸せだと思えるようになった。打席では勝負強く、マウンドでは冷静でいられるようになった」「最後まで戦ったことで、病気の子どもたちにもいい姿を見せられたと思う」と語ったそうです。ランナーがでても動じない、クールなマウンドさばきでした。
 彼本人や彼の家族が素晴しいのは勿論ですが、僕が思うのは、この手術を担当した北大の先生も素晴しいという事。もっと言えば、医療の進歩というのはすごいなあ、という事です。
 僕の病気、重症筋無力症というのも、30年位前であれば、治療法のない病気だったそうです。今朝の新聞に、アルツハイマーの新薬が、3つほど認可になる見込みだと書いてありました。難しい病気の治療法が、更に確立されていくといいなあと思います。
 彼のマウンド上のクールな姿を、夏にも見られるといいなあと思います。そして、何よりも、病気が再発しない事を願っています。準優勝、おめでとうございました。

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