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くすのき燕の「人形劇の日々」

生まれ故郷の東京から、第二の故郷・信州に引っ越してはや9年がすぎました。人形劇を生業とする日々の徒然を気まぐれにUPしています。

最近はこちらのフェイスブックがメインになっちゃっていますが。
僕の作品や日程については、人形芝居燕屋のHPへ。

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2009-12-24 人形遣いとしては仕事納め
2009-12-17 若い人たちと
2009-12-15 しっかりしなきゃいかんけど、でも頑張らない。
2009-12-14 ああ、くやしい。
2009-12-04 インフルエンザで
2009-11-24 E・ケストナー
2009-11-20 目指せ!黒糖焼酎
2009-11-18 人形劇がうまくなりますように。
2009-11-12 能登へ
2009-11-09 タカパーチとコラボ


2009-12-24 人形遣いとしては仕事納め

 一昨日は、地元の幼稚園で上演。昨日は、東京で撮影の仕事でした。これで、今年の人形を遣う仕事はおしまい。後は、年賀状と帳簿と会議に掃除。はああ。

 長い一年だった気がしますが、逆に言えば充実した年だったという事なのでしょう。今年、人形を通じてお会いした全ての方々に感謝。

 ありがとうございました。

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2009-12-17 若い人たちと

 先週の土曜日は、和歌山大学の学生達と人形劇の稽古をしていました。人形劇なんて、やったことない人たちばかりでしたが、若い人たちの吸収力は素晴しく、半日の稽古で目に見えて上達したうように思います。本番がまだずっと先なので、忘れちゃわないといいんけどなぁとは、思っていますが。(というか、忘れない方が無理といえば、無理なんだけどね。)
 日曜日は、飯田の人形劇クラブの中学生たちと食事。この人たちこそ、その成長は驚異!最初はホントどうなるかなあと思ったものだけど、自主練習をしてくれるほどになるとはなぁ。
 一昨日は、母校の信州大学人文学部で「現代職業論」の講義。1時間半も、今時の大学生が話を聞いてくれるのかなあ?と心配してましたが、杞憂でした。人形劇にちょっとでも興味をもってくれれば、うれしい限りです。

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2009-12-15 しっかりしなきゃいかんけど、でも頑張らない。

 先週の後半は、ビデオの仕事、ゆいの会の上演、和歌山大学の学生達。忙しい週でしたねえ。
 ゆいの会の上演で感動させられたのは、中学生くらいの男の子。きびしい治療のせいか、嘔吐感があるらしいのに、最後まで観てくれた。あんなに一生懸命に観てくれるんだから、こっちもしっかりしなきゃねえ。ホント。

 なんて、気合を入れてたら、ちょっと疲れがでたらしく、昨日あたりから「頑張らない。頑張らない。」と言い聞かせてます。
 塩梅、むずかしぃ!

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2009-12-14 ああ、くやしい。

 なんだか先週は忙しい週でした。
 前半は、日本ドナウ児童青少年演劇なんちゃらで、長野に来ていた劇団を5本観ました。面白いのもそうでないのもあったけど、中には余りにうらやましい劇団事情に嫉妬というか、悔しい思いをしました。
 だってさあ、3歳児以下向け、キャパ100名の芝居に、中堅以上の俳優が4人とスタッフが(多分)2名だよ。俺達だって、同じ条件で勝負させてくれれば、イイモノつくれるんすけど!と思っちゃいました。日本の劇団だって、結構なポテンシャルを持ってるのよ。ホント。

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2009-12-04 インフルエンザで

 先日、定期の診察に行った。インフルエンザの予防注射をしてもよいか、と先生に尋ねたところ、いいですよ、という答え。去年までは、まだやめておきましょうか、だったので、一歩前進といった感じ。
 その場で、優先接種対象者の証明をもらって、本日早速近くの医院へ行った。季節性の接種は、すぐにできたのだが、新型のものは予約をいれて、ワクチン待ちとの事でした。

 今シーズン、インフルエンザの影響で、3つほど上演が延期やキャンセルとなった。僕でさえ、こうなのだ。大きな劇団は、相当な被害を被っている。ただでさえ、経営が厳しいところへもってきて、これではたまったものではない。劇団、特に人形劇を含む児童演劇に関わる劇団なんてのは、普通の企業なら潰れているところを、人件費を下げて、潰れるのを免れてきたわけだ。
 「好きな事をやっているんだから。」と言われれば、それまでだけど、この国の人たちが、自分の国の子どもにたちには「そういったものが必要だ」と考えるのか、そうでないのか?が問題。
 医療や教育、そして道路といったようなものは「そういったものが必要だ」と多くの人が考えているから、公のお金を使われているわけですよね。子どもの為の演劇に対し、少なくとも「あった方がいい」というレベルにさえないなら、余りに情けないけど、まあ仕方ない。でも、そうではないのなら、子どもたちに対し真摯に地道にいい仕事を積み重ねてきた劇団は、救うべきだ。

 

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2009-11-24 E・ケストナー

 E・ケストナーを、寝る前に読み返しています。高橋健二訳の少年少女全集です。『サーカスの小びと』というのを昨夜読み終えました。子どもの頃の僕は、この本がとても好きでした。たぶん何度か読み返したのだと思います。なぜ好きだったのかは、読み返してみてもよくわかりませんでした。もちろん、面白い本である事は間違いないのですけどね。
 僕は、あまりに正しいって話は、苦手です。むしろ、正しい事でも評価されない事はあるってような人生には苦さや矛盾を描いた話の方が好きです。あえていえば、それでも生きるってのは悪くないって話なら更に好き。
 ケストナーの子どもに向けた本は、あまりに正しい。ど真ん中の155kmのストレートです。それでも読んでしまいます。彼の持つユーモアのセンスが僕に会うのかもしれません。おとなの本も読んで見ようかなと思っています。
 いつの日か、自分の事はすっかり棚に上げて、ケストナーの話を芝居にしてみるのも悪くないかも知れないなとも思います。

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「一杯の珈琲から」という本を読んでみました。洒落たラブコメディでした。 / くすのき燕 ( 2009-12-04 13:18 )

2009-11-20 目指せ!黒糖焼酎

 喜界島に来ています。
 鹿児島からの飛行機が朝一番だったので、上演までゆっくり。コーヒー飲んで、散歩して、昼飯食って、昼寝して、まだ時間があるので、ホテルのPCでメールをチェックして、これを書いていたら、ホテルの方から島の「よもぎ餅」をいただきました。草餅と違って、餅そのものに甘みあがり、あんこは入っていません。聞いてみたら、餅に黒糖やサツマイモが練りこんであるとのことでした。見た目も緑が濃く、草の香りがしました。
 上演がうまくいったら、うまい黒糖焼酎を呑むぞ!
 

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SHINKANくん:ははは。うまかったよ。また行きたいなあ。 / くすのき燕 ( 2009-11-24 09:39 )
こりゃまた、うらやましい話しやないですか!黒糖焼酎にハマったきり抜けられない私です。 / SHINKAN ( 2009-11-21 23:08 )

2009-11-18 人形劇がうまくなりますように。

 土日は、兵庫の夙川短期大学で人形劇21世紀会議。僕は、肩掛け人形芝居『ねずみのすもう』の上演と分科会「ちいななこどもたちのための人形劇を考える」の司会をしました。上演はともかく、司会は疲れました。
 会議終了後のオプショナルツアーでは、西宮人形芝居探訪にでかけました。ここは、傀儡(くぐつ)発祥の地、つまり人形劇のルーツといえるような場所なのです。箱回しという、つまり僕のやっている肩掛け人形芝居のスタイルが生まれた場所。街角にはその石像があったりもします。僕らはそれを見、商店街の方が始めた戎座人形芝居館で恵比寿まわしを楽しみ、人形劇の祖を祭る西宮恵比寿の中にある百太夫社をお参りしました。

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2009-11-12 能登へ

 今日は能登は、七尾の幼稚園で上演。明日は穴水の保育園です。毎年のようによんでくださる園。ありがたいですねえ。
 昨日は雨の中の移動でしたが、上高地の手前と平湯から高山の間など、低いところの紅葉は綺麗でした。高いところはもう枯木。植物は正直ですね。

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きんととくん:考えておきましょう。 / くすのき燕 ( 2009-11-18 10:55 )
いいなぁ…能登。また行きたいです〜♪ / きんとと ( 2009-11-16 09:38 )

2009-11-09 タカパーチとコラボ

 昨日は、西武新宿線久米川駅前のモザーク通りでの東村山子ども劇場のおまつり。ストリートでの上演でした。一回目は「さんまいのおふだ」。いい感じで、盛り上がりました。二回目の上演は、へんな音楽おじさんタカパーチとのコラボ。今までも何度か一緒にやっている「いばら姫」と、ぶっつけでの「漁師とその妻」も上演。まあ、細かいミスはあるのですが、全体のノリはゆるめのいい感じ。
 また、こういうのをやりたいですねえ。

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あそびびとさま:そうです。これからでかけます。雨の中の運転、憂鬱です。 / くすのき燕 ( 2009-11-11 10:16 )
明日から能登公演なんですね!頑張って下さい。昨日、能登演劇堂でマクベスを鑑賞してきました。 / あそびびと  ( 2009-11-10 13:54 )

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