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くすのき燕の「人形劇の日々」

生まれ故郷の東京から、第二の故郷・信州に引っ越してはや9年がすぎました。人形劇を生業とする日々の徒然を気まぐれにUPしています。

最近はこちらのフェイスブックがメインになっちゃっていますが。
僕の作品や日程については、人形芝居燕屋のHPへ。

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2009-07-11 呂とは?
2009-07-10 幸せもんです。
2009-07-09 ちょっと疲れたかな。
2009-06-30 グランプリと演技賞の二冠受賞!!
2009-06-28 ほっとしました。
2009-06-27 チェコという国。
2009-06-26 こんな芝居なら
2009-06-25 もうBAはイヤ!
2009-06-22 いってきます。
2009-06-21 落ち着かない役立たず


2009-07-11 呂とは?

 本日は、下呂市で上演。主催は、益田子ども劇場さん。これ、「ますだ」ではなく、「ました」って読みます。僕もこの上演が決るまで知りませんでした。
 で、下呂市には、下呂以外に上呂と中呂って地名もあるんです!で、気になったのは、この「呂」。これって何?個人的イメージでは、水が溜まっているって感じなんだけど。どなたか、ご存じないですか?

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秋さま/おお!さすが、観光職。 / くすのき燕 ( 2009-07-13 08:49 )
下呂は昭和になって昔の「下留」が訛ったと言われています。その前は湯之島でした。「呂」は温泉が湧くことから風呂の呂が「留」にとってかわったとも言われています。中呂は下呂市荻原町中呂といって下呂と別ではなくて下呂市の中の地名です。 / 秋@観光職 ( 2009-07-11 23:01 )

2009-07-10 幸せもんです。

 このマテジンカでの授賞。授賞そのものも、もちろんうれしかった。でも、芝居の終演後に劇場で世界の人形劇美術家ペトル・マターセク氏からかけられた"Congratulation.No Words."という言葉がうれしかった。ちょっと鳥肌。
 リエカの時の、オーストラリアの尊敬する影絵師リャード・ブラッドショー氏との会話を思い出す。氏がシアタートライアングルを誉めて下さった。「こんなに言っていだたいて、幸せです。」と僕が返すと、氏は「僕はね。席に座っているだけで幸せだったよ。」完全に舞い上がりました。
 外人て洒落た事を言うよねえ。

 そして、帰国して授賞を報告。この事を沢山の方が喜んでくれて、お祝いの言葉を沢山下さった。それが、ホントうれしかった。僕もですが、幸せな芝居だと思います。

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2009-07-09 ちょっと疲れたかな。

 帰ってきて、息つく暇もなく、上演あり、会議あり、取材あり。会議と移動中の冷房&疲れで鼻かぜをひいてしまいました。さらに口内炎を併発。なんていっても、会議のあわない体質だからなあ。
 近くのお医者さんで薬をもらい、なんとかごまかしながら、回復に向かっています。

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あそびびとさま/ありがとうございます。チケットはすでに入手されましたか?残り少ないようです。 / くすのき燕 ( 2009-07-10 09:04 )
だってばあさんをやめて、あそびびとに名前を変えました。飯田の「グリムのかばん」、楽しみにしています。お体、大切に! / あそびびと ( 2009-07-10 00:04 )

2009-06-30 グランプリと演技賞の二冠受賞!!

 本日、チェコより帰国。肝心な時にノートPCのエクスプロラーの調子が悪くなって、チェコから送信できなかったのですが、ナント!

 シアタートライアングル“FOUR SEASONS"が、マテジンカ〔チェコ・リベレッツにおける、プロによる子どものための人形劇フェスティバル〕で、「5歳から7歳までの子どものための作品部門」のグランプリを受賞しました。と同時に、出演のチカパンと小川耕筰の両氏が演技賞を受賞しました。 ちなみに、3歳から5歳部門は、このブログにも書いたベルギーの劇団シュピーゲルによる「ブランボリー」が受賞しました。
 これは、12年あきらめずに頑張った我々に対する人形劇の神様からのご褒美。そして、この作品の出演者や裏方や表方スタッフは勿論、リエカ大会にカンパをして下さった方やこの作品をよんでくださった方をはじめとする支援してくださった方々からの賜物と感謝しています。
 本当にありがとうございました。

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SHINKANさま:いや、ホント、ありがたし。ありがたし。ぜひ、観てね。9月4日の新城ってのもあるけど。 / くすのき燕 ( 2009-07-09 20:41 )
祝 壽 目出度い! 何かね、とってもありがたぁ〜い感じがします。報われるって言うのかな。良かった。ホント良かった!飯田で観れるといいなぁ〜。合掌 / SHINKAN ( 2009-07-02 12:03 )
児童館巡回の下見で、おとといから富山、石川を回ってるんですよん。今日の夜は、TQさんに会います!萩ちゃんにすっかりお世話になってます。う。三鷹!!傘に塗る塗料の買出しとか雑用をしこしこやらせていただきましたね・・・思い出すとうるうる・・・(TT) / きんとと@今日は七尾へ ( 2009-07-02 06:46 )
きんとと@金沢さま/金沢にもういるの?三鷹が懐かしいねえ。 / くすのき燕 ( 2009-07-01 21:18 )
ei さま/ありがとう。神戸に鶴巻が観に来てくれました。 / くすのき燕 ( 2009-07-01 21:16 )
さくま@夢屋さま:本当にありがとうございます。PR,よろしくお願いします。飯田は盛り上がるぞ! / くすのき燕 ( 2009-07-01 21:14 )
わーーい!ばんさーーーい!すばらしいファイナルを飾りましたね! / きんとと@金沢 ( 2009-07-01 19:46 )
ほんとうにおめでとう!! / ei ( 2009-07-01 19:28 )
リエカもエリカになっていました。浮き足立っています。ゴメンナサイ! / さくま@夢屋 ( 2009-07-01 16:53 )
すいません。舞い上がって2度もつっこみを入れました。感激のあまり・・・お許し下さい。 / さくま@夢屋 ( 2009-07-01 16:24 )
ヤッター ヤッター オメデトー エリカの感動、再びですね。モチロン「いいだ」のチケットは申込み済みです。あちこちにPRします。 / さくま@夢屋 ( 2009-07-01 16:20 )
ヤッタ〜 ヤッタ〜 オメデトー!エリカの感動、再びですね。モチロン「いいだ」のチケットは申込み済みです。 / さくま@夢屋 ( 2009-07-01 16:16 )
秋さま/松本公演は勿論誰でも観られますよ。たしか、今日が発売日だったような気が。そうそう。チラシに全席自由とありますが、これは間違い。全席指定ですので、お早めに!なお、8月7日の飯田公演が国内最後の一般公演です。 / くすのき燕 ( 2009-07-01 14:24 )
塩尻のやまんばさま/ありがとうございます。ぜひ、大勢で観にいらして下さい。 / くすのき燕 ( 2009-07-01 14:21 )
まぁ〜!おめでとうございます♪ ところで松本公演はだれでも見られるのでしょうか? / 秋 ( 2009-07-01 06:54 )
お帰りなさ〜い。 おめでとうございま〜す。松本公演が楽しみです! \(^o^)/ / 塩尻のやまんば ( 2009-07-01 00:30 )

2009-06-28 ほっとしました。

 昨日は、『シアタートライアングル』の上演日。1ステージ目はそこそこ。2ステージ目は大爆発をしました。長い長いカーテンコールを聞くことができました。
 生の舞台というのは、観客との関係をどうつくれるかで決まるものですが、ホントに難しいものです。

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さくま@夢屋さま:ずっとこの作品を応援して下って、本当にありがとうございます。というわけで、疲れいる場合ではありません。最大の課題は、飯田公演でお客さんに入ってもらう事。グランプリ作品にパラパラのお客さんじゃ、チェコと日本の人形劇界と飯田市にも申し訳ない! / くすのき燕 ( 2009-06-30 22:37 )
これで疲れも吹き飛びましたね。感涙!トライアングル大好きです。 / さくま@夢屋 ( 2009-06-29 09:44 )

2009-06-27 チェコという国。

 今日見たチェコの人形劇の中に、こんなものがありました。
 3mの間口の木でできた立派な人形舞台。充分に熟練した人形遣いが6人。それにたぶんスタッフが3名。観た劇場の収容人数は250名。
 そんなに凄い芝居ではありませんでした。普通の片手遣い人形による人形劇。ただし、僕は打ちのめされました。

 芝居を含む芸術とは元々無駄の多い行為です。それが、プロとして日本という国で仕事をしていることで、経済行為の一環となり、無駄をはぶこうとする。それはそれで現状では仕方ないという感じもありますし、一方そのような要因が僕らの何かを研ぎ澄まして気部分はあるとも感じます。
 しかし、このチェコという国がもつ、芸術に対する豊かさ、贅沢さ。これに、今日僕はやられました。
 劇場の席に座り、開演のチャイムがなると、ここの子どもたちは3歳くらいの子でも、自然に拍手をします。それは、実に愛らしく、そしてうらやましい瞬間です。誰にも強制された様子はない。単純に「わあ、楽しい時間が始まるぞ。」という優しい感じ。決して騒ぐわけではない。じっと舞台に注がれるまなざし。これらはどこから来るのでしょうか?

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2009-06-26 こんな芝居なら

 昨日は、朝から4本芝居を観ました。チェコ語のセリフ芝居で如何ともしがたいってのもありましたが、午後に芸術学校の小ホールで観たベルギーのスピーゲル劇場の舞台はすばらしいものでした。
 白い服を着た男性2人、女性1人の役者が、白を貴重にした板ダンボールの道具を遣い、サックスやクラリネットを演奏するという30分くらいのもの。セリフはなく、ストーリもなし。洗練された動きと楽しい音。意味はないが、情感はある動き。1歳から4歳くらいの子どもたちが前に座り、僕ら関係者はその後ろ。合計で80人くらいの観客。終演後も役者はそこにとどまり、楽器を鳴らしながら、その小さい観客と関わっているのが印象的でした。
 僕は、基本的には芝居は大体3歳くらい観はじめればいいんじゃないのかなあと考えています。少なくとも0歳や1歳の時から、芝居を観せなくちゃならないという考え方には懐疑的です。危うさを感じていると言った方がいいかも知れません。
 自分の一人芝居を幼稚園や保育園で上演する場合、0,1歳の子達は横とか後ろとかに座ってもらっています。上演料も3歳以上の人数を対象に決めています。どの程度伝わっているのかに責任が持てないと考えているし、その結果メーンのお客様ではないと感じてるからです。〈実際には、時期や状況にもよりますが、2歳だと大体いけてるかな?とは感じてはいるのですが)
 芝居というのは、感性に訴えるものであると同時に、観客の知識などをベースに成り立つものでもあります。それは、たとえば観客が日本語がわかることを前提に、日本語のセリフによる芝居をつくるというような事です。また、芝居は通常大勢で観るもので、観客同士の相互の関係を含め、ある社会的体験だとも考えています。ですので、そこにはルールやマナーといったものが存在します。あまり小さい子に、そのような事を強いるは酷ではないかという疑問もあります。
 日本でも小さい子達のための作品づくりを考えて実践されている方もいますし、海外のそのようなタイプの芝居もいくつか紹介をされてもきました。僕は今現在、そのような作品をつくりたいとは思っていません。またつくれるかどうかも疑問です。
 ただ、そのような舞台の可能性があることを、相当にしっくりくる形で体験をしたなという気はしました。
 

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2009-06-25 もうBAはイヤ!

 昨日の朝9時に成田空港に集合して、チェコのホテルに着いたのが、深夜12時。時差が7時間なので、空港での待ち時間を含め、22時間の移動。疲れました。ケツが痛かったです。

 それにしても、ヒースロー経由はいい思い出がない。確かにターミナルが新しくなったので、パスポートコントロールや手荷物検査とかの列は短くはなった。前回に使った時のように、荷物が着かないという事はなかった。(ただ、相変わらず、荷物のふたを固定するナットは、いくつかなくなっていたけどね。)
 しかし、今回のトラブルは成田でのこと。大きい荷物があるので、事前にBA(英国航空)には電話連絡をいれていた。その時に、その荷物の大きさと大体の重量、それと荷物総量の重さについても話をした。今までは、実際は、荷物総量の重さが超過料金の対象だったからだ。それが、個々のオーバーについて、課金をするという。そこまではいい。決まりをそのまま適用するとそうなるわけだからだし、
 しかし、BAは電話ではその事を一言もふれなかったのだ。こちらは、超過を可能か限り避けるためと大きな荷物がスムーズにチェックインされるために電話をしたわけだ。その時点で伝えてくれれば、対処の仕様がなかったわけではない。
 実は、今回の渡航についても、以前、演具が送れてう来たことがあったので、BAは可能な限り避けようとはしていたのだが、アリタリアが乗るはずだった便をキャンセルしたというのので、結局今回はBAになった。
 機内の設備や対応にはとりたてて文句はない。でも、もうBAには乗りたくない!

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2009-06-22 いってきます。

 明日は成田泊で、明後日からチェコ。人形劇を見て、ワインとビールを飲んで、英気を養ってきます。いい芝居に出会えるといいな。シアタートライアングルが受け入れられるといいな。
 では、いってきまーす。

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やんさま;ありがとうございます。無事、チェコに着きました。 / くすのき燕 ( 2009-06-25 14:29 )
いってらっしゃい / やん ( 2009-06-23 00:22 )

2009-06-21 落ち着かない役立たず

 金曜の塩尻でデフ・パペットシアター・ひとみの「はこ/BOXES」から始まり、金曜に神戸、土曜に三田でシアタートライアングルの「FOUR SEASONS」に立ち会った。どの舞台も観客が受け入れてくれて、いい拍手を送ってくれた。演出として、うれしい限り。いいチームと出会ったなあと思う。
 稽古場では、タクトを振っているのは演出家。でも、舞台の当日ってのは、演出家はあくまで裏方。役者とスタッフ、そして観客に全てがかかっている。
 本番前ってのは、手持ち無沙汰。開演前の演出家ほど、役に立たない落ち着かない存在はない。
 

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