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くすのき燕の「人形劇の日々」

生まれ故郷の東京から、第二の故郷・信州に引っ越してはや9年がすぎました。人形劇を生業とする日々の徒然を気まぐれにUPしています。

最近はこちらのフェイスブックがメインになっちゃっていますが。
僕の作品や日程については、人形芝居燕屋のHPへ。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2008-05-02 ニューマリオネット
2008-04-25 母校で
2008-04-22 忙中閑あり。
2008-04-21 アラ、ココ。
2008-04-18 パペット・マイスター
2008-04-14 やっぱり、いいね。
2008-04-14 ワークショップ
2008-04-12 冷や汗のパネルセッション
2008-04-10 UNIMA パース大会
2008-03-28 来週から


2008-05-02 ニューマリオネット

 あさってが栃木での上演なので、東武線にのるため、本日は浅草泊。折角だから、昼に上野の鈴本に行ってきました。お目当ては、ずっと気になっていた「ニューマリオネット」。
 ご高齢のたぶんご夫婦での糸操り。目新しさがあるわけではありませんが、観ている間、僕は結構な幸せ感につつまれていました。

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なんちゃってさま:ニュマリオネット。ぜひ、一度。 / くすのき燕 ( 2008-05-06 08:09 )
寄席の色物・・最近ハマってるんです。 / なんちゃって ( 2008-05-04 13:21 )

2008-04-25 母校で

 22日に、母校の信州大学で講義をしてきました。
 といっても、僕はおまけ。同窓会が主催する講義「現代職業論」で、同期のノンフィクションライター神山君が講義をすることになって、そのゲストでちょっとしべってきました。思ったよりも学生が多く聴講してくれた上に、真面目に聞いてるのにちょっと驚きました。
 終了後は、勿論呑み会。神山君を含め、学生数人、そして以前にいいだのパネルディスカッションでご一緒した心理の先生、なぜか神山君の小中学校の同級生。それに僕らの同期も加わり、昔懐かしい裏町(今は寂れつつある、飲み屋街)にあるお店で、楽しく過ごしました。

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2008-04-22 忙中閑あり。

 さて、また話はまたオーストラアに戻ります。
 大会のメイン開催地パースから、電車で約30分のフリマントルに今回の大会を受け入れるきかっけとなった劇団、スペアパーツ人形劇団の本拠地があります。彼らの劇場は、ほんとに駅前という最高の立地にありました。キャパ200位の客席と十分な舞台。裏には当然工房もあるようでした。うらやましい限りです。
 パースは、人口100万以上の大都市。正直、散策が楽しいって街ではないんですが、このフリマントルはインド洋に面した小さな港町。観たい芝居が始まるまでの2時間ほど、街をぶらぶらしました。
 昼前に、海に面したカフェで、イカリングを注文すると、その場で揚げてくれました。その揚げたてのを頬張りつつ、コーラを飲み、漠然と考え事をしてました。 病気になる前は、こんな時間がもったいなくて、必ず何かをやっていましたが、今はこのような時間を楽しめるようになった気がします。
 で、人形劇の神様からの贈り物!
 思いついたのですね。新作「漁師とその妻」のアイデアがひとつ。これで、この芝居はもらったぜって感じですわ。ふふふふふ。

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みどりさま:ですね。がんばります。 / くすのき燕 ( 2008-04-25 07:17 )
「漁師とその妻」が観られるのは、11月1日の芸能花伝舎でしょうか? / みどり ( 2008-04-22 22:42 )

2008-04-21 アラ、ココ。

 船橋のアラココで上演。住宅街にある建物は、黄色の壁以外なんの変哲も無い。探し当てるのはちとむずかしい。でも、見つかった時には、思わず「あら、ここ。」と声をあげたくなるとか、ならぬとか。
 そこで、土曜日に上演をさせてもらった。
 船橋は、在籍していたエツコ・ワールドの代表・宮腰悦子氏の拠点であった。その縁あって、海外劇団の公演、ワークショップ、上演など色々な事をさせてもらった。もちろん、事務所の打ち合わせのために行った。
 それらを通じて知って下さった方々が招いてくださっての上演。子どもたちを含め約70名は、ほぼ目いっぱいのキャパシティ。気持ちのよい上演ができた。終演後には、手作りの昼食をいただいた。
 船橋。僕にとっては、感謝をささげるべき土地のひとつだ。

 そして、日曜。能登からT氏ご夫妻が来松。エツコ・ワールドの創設時からのつきあいだから、もうすぐ20年。仕事で、プライベートで、色んな作品をよんでくれた。そんな氏から転居祝いに絵と能登の海産物をいただく。
 僕らにとっては、こういった人との繋がりの一つ一つが宝物だ。
 

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2008-04-18 パペット・マイスター

 今回は、講師も務めたけど、参加者(正確には見学者)として、偉大なパペット・マイスターのワークにでることができた。
 それが、リチャード・ブラッドショー氏のワーク。氏は、オーストラリアUNIMAの現会長で、影絵のひとり芝居の演者。僕は、日本で数度、彼の舞台を見ている。その軽妙なステージを、僕は憧れていた。だからこそ、前回のクロアチア大会で、氏にシアタートライアングルを誉めてもらった時は、地上数十センチに浮遊するほど、うれしかった。
 で、ワーク。もう定員いっぱいだったのを、氏に直接お願いし、スタッフに了承を得て、見学をさせてもらった。その甲斐は大有り。影絵の技術がどうこうではなく(それも素晴しいのだが)、氏の創造姿勢から刺激されるものがあった。「楽しんで創る。」いや「創る事を楽しむ。」という方が近いかもしれないが、その大事さを再認識させてもらった。
 ワーク後半で、氏は舞台の裏側を大公開してくれた。そこにはちょっとした、しかし的確な仕掛けが満載。それを説明する氏を見ていて、「これを思いついて、実際に作る。そして上演して、お客さんにうける。きっと楽しかったろうなあ。」と僕は思いをはせずにはいられなかった。そして、それは僕ら創造者の出発点なはずなのだ。しかし、最近の自分の中に、難しく難しく考え、なにか「ねばならない。」というような縛りにあっている部分があったような気がするのだ。

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きんととくん:いやー、よかった、よかった。海外公演も行けるといいね。 / くすのき燕 ( 2008-04-21 10:39 )
(↓切れちゃったので・・・続き)本日の感想をブログに載せました。 / きんとと ( 2008-04-20 19:41 )
本日、こどもすぺーす柏様の主催で「のそにょろ」無事終演!とーーってもあったかなお客様♪会場も、まるでぱぴに誂えたようなステキなホールでした。感想を

2008-04-14 やっぱり、いいね。

 土日は、埼玉県は入間おやこ劇場で地域公演。地域でチケット売りをしてくれるという公演だ。僕は、色んな人が自転車とかで見に来てくれるこの公演が、色々な意味で好きだ。
 手作りの看板。上演後のうどんやおにぎり。ちょっとぎこちない実行委員長のあいさつや心配そうな顔。終演後のうれしそうな顔。久々のこの感じ。うれしかったっス。
 入間の皆さん、ありがとうございました。
 

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のだっちさま:ありがとうございました。11月1日の花伝舎、お待ちしております。 / くすのき燕 ( 2008-04-18 10:17 )
こちらこそありがとうございました。子どもが友達と連れ立ってくる、近所だから立ち寄ってみる、そんな雰囲気の地域公演が大好きです。当日までにはいろんな苦労があるけれど「楽しかった〜〜」と終えられて疲れ残らず。それもこれもいい作品と出会えてこそ。またお会いしましょうね。 / のだっち ( 2008-04-14 22:19 )

2008-04-14 ワークショップ

 三角形を使ったワークは、日本でもやっている。それを海外の、プロを交えた人たちとやるというのはちょっと興味深い体験だった。
 面白かったのは、グループ分け。参加メンバーをシャッフルしたいので、誕生月とか、好きな食べ物とかでわけるのだが、今回は血液型でやることになった。僕は、A型だから几帳面とか、酒や話のネタ以上には思っていない。でも、今回、A型グループは、ホント細かいことをやってくるし、AB型はじっくり考えているし、O型は、積極的に話し合いが進むし、みたいな感じだった。オーストラリアの人がほとんで、それにオランダ、カナダ、カンボジア(オーストラリア人なんだけどね。)からの参加者は、血液型別性格なんてことは知らないはずだから、ちょっと「ふーん。」って思っちゃいました。

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あら?B型はいないんですか? / 金沢の迷える事務局です ( 2008-04-24 22:59 )
あら?B型はいないんですか? / 金沢の迷える事務局です ( 2008-04-24 22:59 )
あこさま:まあ、基本的にはあてにならないって事でしょうね。 / くすのき燕 ( 2008-04-18 10:03 )
ノーブルさま:合理的思考を好むってのは、言われているとことではないか、と。 / くすのき燕@あんまり詳しくはないのです。 ( 2008-04-18 10:01 )
私は、ほとんどの人からO型もしくはB型と言われます。A型だと答えると決まって「え〜〜〜っ」と、、、、。でも正真正銘A型なんです! / あこ ( 2008-04-18 00:10 )
え〜?AB型って、「じっくり考える」って言われてるんでしたっけ?? / ノーブル@お久〜♪ ( 2008-04-14 08:49 )

2008-04-12 冷や汗のパネルセッション

 僕にとっての今回の最大の難関は、「交差する境界」というタイトルのパネルディスカッション。オペラ、サーカス、演劇、仮面劇などと一緒に、他ジャンルにわたる人形劇、演劇などについて語るものだ。
 もちろん、英語で行われる。僕のほかに、2人の助っ人を頼んだが、聞くほうは3人で半人前って感じ。面白そうな話もあったので、ちと残念。話すほうは、映像を交えてだったので、まあなんとか趣旨は伝わったかなと思う。
 冷や汗ものだったけど、いい経験になった。とにかく、自分の考えを発表することで、自分の立ち位置が確認できること。なんとかだけど、英語ででも発表は出来ること。やっぱり、ヒヤリングの能力は低いこと。これらのことがわかった。
 日本でも人形劇の演出について、こういった話し合いの機会がもっともてるといいな、とも感じた。
 

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みどりさま:19日のうちには、松本に帰らないといけないんです。すいません。 / くすのき燕 ( 2008-04-14 08:52 )
海外公演お疲れ様でした。公演の模様は徐々に・・とありましたので、楽しみにしてます。パネルディスカッションの内容も興味あります。日頃楽しませていただいている作品の事を、論理的に語られたのでしょうか。19日は船橋ですね。翌日は、柏で「ぱぴぷぺぽ劇場」の公演があります。お越しいただけるようでしたら、ご一報を。 / みどり ( 2008-04-12 21:57 )

2008-04-10 UNIMA パース大会

 オーストラリアから帰って来ました。シアタートライアングルの6公演、無事終わりました。パネルディスカッションもなんとかかんとか。ワークは上々の出来。
 まあ、その模様は徐々に書いていきますので、お楽しみに。

 今回は、公演編。
 6公演中、3公演が普通の公演、3公演がスクールスペシャルとなっていた。テッキリ、学校の団体観劇が入るのだろうと思っていたら・・・。客が少ない!で、聞いてみると、やっぱり学校の団体を当て込んでいたらしいのだが、その当てが外れたらしい。他の劇団でも、スクールスペシャルは客がすくなかったらしいが、それならそれで、なんとかしろ!
 あちらにいる日本の方に聞くと、とにかく彼の国の方々はいい人なんだが、大雑把。組織的に仕事をするのは苦手との事。まあ、確かに、こぼれるような笑みのいい人だらけではあるんだけどね。
 そんな中でも、役者達が頑張ってくれたので、舞台の評判はよく、来年はチェコ、韓国あたりに行けそうな気配。

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TQさま:とにかく、人と自然はいいですよ。20日、21日ですね。松本にいることはいます。来るんですか? / くすのき燕 ( 2008-04-12 18:26 )
お疲れ様でした。オーストラリアはいいとこなんだよネエ〜。まだパースは行ったことがないのですよねえ〜。こんど行こうっと。 ところで、20、21日は松本においでますか?  / TQ ( 2008-04-11 23:57 )

2008-03-28 来週から

 昨日は、安曇野市の明科児童館で上演。2年続けての上演です。小学生が多く、しかも去年に引き続きの子どもたちも結構いてくれて、楽しいけど、ある意味スリリングな上演でした。
 ただ、花粉症のせいで、声ができらない感じなのが、残念でした。

 来週からは、いよいよウニマ【国際人形劇連盟】の4年に一度の大会。今回は、オーストラリアはパースで開催されます。シアタートライアングルは、前回のクロアチアに続いての栄誉ある連続招待。僕も、プロ向けのワークショップや演出家によるパネルセッションなどがあり、楽しみです。

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