2002-01-29 オヤスミ。
2002-01-28 After Eight
2002-01-25 寒いかな
2002-01-23 処方箋
2002-01-22 おひさまに。
2002-01-21 Red in the Blue
2002-01-18 いつのまにか
2002-01-17 熱い礫
2002-01-16 おやすみなさい
2002-01-14 くうん。

すやすやとあなたの寝息。

そうっと音をたてずに瞼をひらいて
まあるいお月さまに祈りたい。

いい夢みてね。
明日もゲンキで会えますように。

先頭 表紙

酒好きのオヤジ殿もめっぽう惚れてるチョコレート。
１枚ずつ味わいながら赤ワインを嘗めています。
赤い酒は久しぶり。

いろんなあなたとカンパイしています。

最近、毎日日記が書けません。
書けません、というのは、
わたし自身が「毎日書こう」とジブンに決めていたからです。

もともと「思うように」「ひとの目を気にせずに」
何かをする、というのが大の苦手です。

もちろん「思うように」自由に書く、というのは
その行為にも熟練が必要なのですけれど。
経験がなければ、その不足を吹き飛ばすパワーや熱意があればいい。
そのへんが、自分の課題だったわけです。

毎日書いていれば、ああしようこうしよう、なんて
自分の小賢しい気持ちなんてすぐに見透かされる。
自分の背中はそばにいるひとには丸見えなのです。

話す言葉のように書いていたい。
気持ちが流れるように書きたい。

どこにいてもだれといてもなにをしていても、わたしはわたしだから。

言い訳できないように
ジブンを舞台のまんなかに立たせてやるような、そんな気持ち。

そんなふうに思い決めて、
すこしずつ時間が過ぎました。

そして気づくのです。
ジブンの中で流れている血がすこしずつ入れ替わっていくのを。

頑固者なので、自分が変わっていく、というのが
なかなか実感できずにいました。
変わらないことが美しいと思っていました。

でも、諸行無常。
空気の冷たさがゆるむように、青空が赤く変わるように、
変わっていくという美しさを、流れる時間の中でたくさん見せていただいた。

そうだよ。
青い空。紅い空。ラベンダー色の。ひとつとして同じでなく、
そしていつも見あげればそこにあるあなただよ。

傷ついたり喜んだり涙したり感動したり
全ての変化に揺らがない自分でいたい。
にっこりと白い雲に運んでもらえるようになりたいのです。

まあるいお月さまが潔く欠けていくあの様のように。

新しいときめきをそのままさしだせるような
素直な気持ちでいたい。

シアワセはひとつきりだと決めつけないで。




まるで居酒屋でお話しているみたいになりました。
もちろんカウンターでね。

読んでくださってほんとにありがとう。

先頭 表紙

思いのほかシゴトが早くあがって、
すたこらさっさとわき目もふらずにお家へかえる。

は〜い　お月さま　もうすぐまんまる
今日のあなたをムネにきざんでいるのよ

あああ寒くてコートの下のカラダふるえます。
どれだけお肉をたくさんまとっていても、
寒さにはあんまり役にたてませんなあ。

酒屋で新発売ビールを見つけたので、いそいそとかごに放り込む。
飲んでます。今左手にしっかりと。ぷは。
「ファインラガー」発泡酒。アルコール５.５％。
すっかりキリン製だと思い込んでいたけど、今よく見たらSAPPOROでした。

これ終わったら日本酒かな。ああ久保田くんが恋しい。
でも、たまにはぎゅっと甘い酒もいいや。加賀鳶は何せ１升ビン、たんとありますから。
じっくり向き合って、いい温度を見つけて寄り添おうね。

１月ももう終わりなんて。早いね。早い。
寒さにぎゅっとカラダちぢませたあと、
春のひざしがやわらかくほぐしてくれるのかな。そうココロまでも。

はじけるようなみずみずしい笑顔がいつだっていいんだよ。
春になろうね。

先頭 表紙

ちょっとかたまっております。

さむいさむい。うちにはおこたがないので、

エアコンだけがたよりです。

なかなかあったまらないので、ビールを日本酒にきりかえました。

ただし、燗はいたしません。あくまでも冷酒。

名は加賀鳶、きゅんと甘さが舌をくるむように残ります。

アロマオイルはひさしぶりにパチュリーを落としました。

つんとした森の香り。深く吸い込んで、胸をやわらかくいたしませう。

背中ががちがちなので、ホカロンを両肩と背骨の上にぺたりと貼りました。

ミニタイプなのでこころもとないかな、と思ったけど

意外といけます。ゼンブじゃなくてもいいのね。ポイントおさえてれば。

明かりを落として、エルトン・ジョンをやわらかく流して。


このまんま夜が明けるのを待ちましょう。

先頭 表紙

すっかり青空になった。

うすく雲がぽんわりと浮かんで、ほっとする。
ひざしにふちどられたガラスのむこうの昼休み。

いいな、やっぱり青空が好き。
やさしくほほえむおひさまが好き。

でも、きっとおひさまは近づきすぎるとやけどをするね。
あちちちち。この身も焦がれちゃう。
たくさんのひとを愛でくるむことができるそのひとを
独り占めしようとしたら、きっとタイヘンね。

ただそこにいてくれる、それがいい。
目に見えないくらい大きく豊かなその愛にどうやってこたえよう。

そして、そっと、ココロのすみっこに刻んだナマエも
おひさまは照らすのね。じっと見つめて、あたたかく撫でるのね。
いい香りがするように、ゆるやかな時間をくれるのね。

生きていたい。大きくすなおに。
何をかくすこともなく。何に恥じることもなく。
まちがいもたくさん犯す。顔をあげられないこともある。
けれど、ジブンをいやしめることなんか、決してできない。

ワタシたちはおひさまの子。

先頭 表紙

赤い風船を手にいれたら

そっとつま先でコンクリート蹴って

じょうずにふわりと浮いてみよう

どこまでも続くあの青に　ほうら

とけていくよ　ずっと待ってたね

どこにいくの？なんて聞いちゃダメだよ

白い雲はただ生まれて流れ流れて消えてく

ココロに鍵をかけないで


雲の向こうの空はいつまでもどこまでも青いよ

先頭 表紙

空を見あげるくせがついたね

気がついたらずうっとあなたのこと

待ってた

細く白くやさしくただそこにあるあなたは

忘れていないよって

ワタシのこころの奥まで

甘く爪をたててほほえむ

先頭 表紙

守りたいものができたとき、
強くなりたいと思うのね。

傷つくことは悪いことばかりじゃない。
それで気づくこともたくさんあるから。
幸せの種がそこから芽吹くこともあるってわかる。

でも、あなたがもしも
あまりに理不尽な苦しみに打たれるのなら、
ワタシは絶対にそれを許せない。

あまりにも何ももたない自分が悲しいよ。
強くなりたい。小さくても、固く鋭い
あなたを守るつぶてをこの手に握りしめて。

先頭 表紙

最近は甘い香りがほしくなります。

アロマポットにちいさくお湯をはって、
今夜はフランキンセンスとグレープフルーツを２滴ずつ落としました。

さきにぷうんとさわやかな香りが鼻先にとどいて、
それからゆっくりと胸にあたたかさがおちてくるような感じです。

キャンドルのちいさな炎だけで、
とてもあたたかな夜です。

・・・・・・それだけじゃないかな。
なんとなく。なんとなく。


ありがとう、って言いたい夜です。

先頭 表紙

なんの匂い？

おひさまの
干し草の
春の海の

・・・・・ずうっと時間がとまってくれたら

先頭 表紙