2001-09-03 ９月の雨
2001-09-02 無口
2001-09-01 ９月の風
2001-08-31 潮騒
2001-08-29 ちょっとだけ
2001-08-28 いざ出発！・・のはずが（四万十川に辿りつくまで）
2001-08-28 空港にて
2001-08-26 眠り王子のお話
2001-08-26 ホテルにて
2001-08-24 逢いにいこう！

東京の今日は雨。

クルマが雨をはじく音でわかる。
窓の外を見たら、まったりと雨の色。

久しぶりのこんな日は、ＴＶも音楽も、
なんにもいらない。

明日からも昨日からも切り離されたような、
ぽつんとした今日の日。

みたされた今日の日。

雨が叩く音。
激しくてやわらかくてあまやかで
もっと激しく降ってくれてもいいよと思う。

心を叩く雨の音。
君も今聞いているのかな。
ゆっくりと洗われていくその様を、
一緒に今日も見ているよ。

静かな静かなこんなひとりの時間。

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言いたかったのに、やっぱり言えなかった。

胸ん中、あふれそうになってるのにね。

でも、祈っちゃえ。

言葉にできない気持ちだって、あるよね。

言えない分、ボールにしっかり気持ち刻んで、

剛速球ど真ん中ストレートでどう！？


・・・・・・受け止めてくれたらうれしいな。

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昨日で派遣先のお仕事が終わった。
月末でギシギシに忙しかったから、あっという間の１日。

思いがけないほど、いろんな方に声をかけていただいて、
びっくり・・・・ありがとうございました。

たくさん携帯番号とメルアドの交換をした。
実は、あんまりそういうのはしないほうなのだけど。
みなさんの気持ちが嬉しくて、ついつい＾＾

仕事は仕事、って割り切ってきたつもりだけど。
最後になって、周りの人たちのベールがはがれおちて、
ひらりと素顔が見えたみたい。

どんなかたちでも、ひとと交わることって、すばらしいね。
ぽんと投げてくれた気持ちに、ぽんと気持ちを返す。
言葉に羽が生えて、キャッチボール。

疑ったりしたくない。
そのまんまで飛び込みたい。
信じてみよう。わたしたちは、抱きしめあうために生まれてきたのだと。

今日は意識が戻るのが遅いの・・・・ずっと寝てたから（爆）

ゆっくり今夜もひまじん。

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８月も終わりです。

でも夏がまだ終わらない。

海の青と空の青がぶつかって、

ひといろの宇宙を見せる。

潮風が髪をやさしく梳いてくれた。

寄せてはひいていく波が、

おいでおいでをする。何かが奪われる。


海にきちんと抱かれた夏。

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くすん。
ホームシックざます。
ああ四万十に帰りたい。

東京に帰ってきて、匂いがすごく気になってしまう。
会社のデスクに座ってて、つんと据えたような匂いやら、
タバコのくさい匂いやら（誰のタバコなのかちゃんとわかってないとイヤだ）
電車に乗ってる人の顔がこわいよお。
なんでそんなにマスカラきついのん？　目の周り真黒だよ。
なんでそんなに人の顔睨んでんの？　そんなにイヤなことあったのかな。
・・・・・・・・しくしくしく。

こんなこと言ってたら、東京に住んではる人たちに、申し訳ない。ゴメンナサイ。
（ワタシも住んでるぞ〜〜！）
でも、いつのまにか、神経がぎりぎりぎりと、しめあげられるような感じで、
しんどい・・・・・・（仕事がイヤなだけかしらん）

しかし、こんな時は酒が友である（復活）
今は左手に白ワインです。軽く発砲していて、なにより清らかな透明感。

四万十川の水を思い出しながら、ゆっくりと飲んで、元気をだそう。

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今日からＯＬ生活。
ああ、ホントは、もう一度羽田空港へ行って、四万十川と抱擁したい！

今度こそスムーズに搭乗口に辿り付けるはずだわ（確信）

そう・・・待ちに待ったあの日、みか雄くんに逢える日！　
ワタシは飛行機に乗り遅れるという、重大なミスを犯したのである（涙）。

あの朝は、いつおひさまが昇ったのか、わからなかった・・・・・
というか、いつ眠っていつ起きたのかわからないくらいコーフンしていた。

メインの荷物はわが愛機ＢＩＢＬＯ。
みか雄くんとホテルでひまじんするためだ。
ふと、思い立った。
携帯用のケーブル、ちゃんと繋がるよね？？？？
ま、念のために・・・・・とチェックしたところ・・・・

繋がらない！！！！！！！！！（が〜ん）

・・・・・・ヒッシでパソと格闘すること１時間・・・・・・
しかし、事態は石のように変わらない（涙）

家から羽田まで１時間強。
せめて１時間３０分前には家を出なくっちゃ（今から思えば甘い）・・・・・と、
格闘を断念して、あたふたと出発。

間に合うはずだったのに・・・・・・・
羽田は、ひ・ろ・い！！！！！
どこにどう行って、どう並べばいいのか・・・・・・・全然わからないよお！！！
ワタシだって、もちろん飛行機乗ったことあるんだよ（爆）
関西国際空港だって、もすこしわかりやすかった・・・・・・

恥をしのんで告白するけど、
ワタシは搭乗手続きをすっとばして手荷物のチェックに並ぶという大失敗を犯し、
（それも１０分は並んでいたかも）
「お客様、ご予約の便にはもう間に合いません」と言われてしまったのだ。

「・・・・・・・え〜〜〜っ！！！！！なんとかならないんですか！！！！？（涙）」
ワタシのただでさえ響き渡る声が、この時ばかりと空港ロビーに・・・ひびいた。
その瞬間、社会人である自分を忘れてしまっていた・・・・・・・と思う。

ＪＡＬは非情なり（がっくし）

今なら、２時間後のＪＡＳ便が間に合います。そちらの窓口でチケットを交換できます、
という的確かつ丁寧な説明も、アタマの中をがんがんこだまするだけだ。

しょんぼりと、出発している筈の１０時４５分に、みかりんに電話する。

「もしもし〜？」あ〜ん、みかりん・・・・・・
ごめんねえ！！　乗り遅れちゃったよ！！　ホントにごめん！！
きっと金切り声が、またもロビーに響いた・・・と思う。

「あっはははは〜＾＾　どうしたん？」やさしいみかりんの声。
ああ、せっかくケンコ兄さんと、遠方からクルマ出してくださってるのに。

「いいよいいよ、ちゃんと時間つぶして待ってるから。そっちは大丈夫？」
ああ・・・・・・みかりん、ごめんね。ありがとね。
ジョーシキがわからない自分がくやしい悲しい情けない腹立たしい。

あとで聞いたことだけど、みかりんの携帯が鳴った瞬間、
ケンコ兄さんは「あ、乗られへんかったなあ」って言いはったそうな（爆）

結局、ＪＡＳの便のチケットは無事にとれたものの、
「羽田空港の発着便の混雑」とかで、出発が遅れた・・・到着も当然遅れた。
予定より３時間も遅くなったはじめての出会い。

なんだか、何かにジャマされてるみたいだねっ、なんてふたりで話しあった。
でも、障害があれば、恋はますます燃えるのだ、ねっみか雄くん＾＾
・・・・・・なんてことは言わなかったけれど（笑）

とってもとっても楽しい夏休みがはじまったのだった。

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うとうとしていたら、携帯が鳴った。
「もうすぐ高知駅だよ！起きてね！」・・・みか雄くんの声だ。
心配だから、駅に着く頃に目覚まし電話するよ、って言ってくれたんだ。

ちゃんと降りて、駅から高知空港までタクシーでむかう。
流れていく風景にぼんやりとする。どこへ向かっているのか、あんまりピンとこない。

３０分ほどで空港に着いた。
ロビーに足を踏み入れて、ぎゅっと胸がつかまれるような思い。

つい、ほんのおととい、みか雄くん、あそこにいたんだね。

「きっと見つけるよ！」って言ってくれたのに、
いざ出て行くとなると、ワタシはなんとなく照れくさくって、
グループ旅行らしき人たちに、さりげなくまぎれて出てきてしまった。

出口から少し離れたところで見ていると、
くいいるようにワタシが出てくる姿を探してくれてる。

すぐにわかったよ。

さっちんが、みかりんファミリーの似顔絵書いてくれてた、あの絵。
ちびくろちゃんが、みかりんそっくりだ、って言ってたもん。
ワタシとおんなじくらいの背丈。青いチェックのコットンシャツにＧパン。

迎えてくれたあの笑顔、あの出会いの瞬間、きっと忘れない。

ほんとうにありがとう。今までありがとう。３日間ありがとう。
そして、これからも。

空港で、ビールを飲んでかつおのたたきを食べながら、ちょっと泣いた。
高知で出会った人たちは、みんなみんな親切だったよ。

空と海と風と光と緑と、そして、酒と笑顔。
透明でやさしい四万十に、またきっと逢いに来るよ。

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今日は四万十川と平野サーフビーチへ行って来ました。
みか雄くんとふたりっきりでドライブです。

おそいモーニングをホテルの近くの喫茶店でとったあと、
四万十にあいたい！！ということで、行き先は決まり。

ガードレールのない橋をきゃあきゃあ言いながら渡って、
車をとめる。カメラ持っていこうね、とみか雄くん。

川べりまで降りて、たまらなくなって、靴を脱ぐ。
四万十の水は、清らかでやさしい。
川底の石ころやおたまじゃくしもはっきりと見える。
いつのまにか、足先から膝まで、水がゆるやかになでていく。

あんまり深いとこに行っちゃだめだよ！
みか雄くんの声がする。

川底の石を拾ったり、十分に水とたわむれたあと、
川べりに腰をおろして、みか雄くんと話をする。
みか雄くんはＧパンのすそをめくって、
ワタシはスカートをたくしあげて、
海を待ってた足先を四万十川に泳がせる。

みどりがきれい。
四万十川の透き通る水を、山の緑がやさしく見守る。
ゆっくりとおだやかに時間が流れる。

いろんな話をしながら、みか雄くんの横顔を見る。
明るく透き通った茶色の瞳。
みか雄くんは、ずうっと高知の空の下で、
こんな風景に囲まれて育った。

透明な四万十川の流れ。深い山の緑。海の香りを運ぶ潮風。
そんなすべてに洗われた、やさしい純粋な、
そして明日を信じる明るい瞳だ。

・・・・・
今はね、みか雄くんが眠ってるよ＾＾
すうすう寝息をたてて。あとで目が覚めたら、
冷蔵庫のエビスビールでカンパイしよう。

みなさんにも、どうか、
いい夜でありますように。

先頭 表紙

今、ホテルの部屋で、これを書いています。

みか雄くんが、ベッドでまあるくなってすやすや。

かわいいよ＾＾

窓の外を見たら、ふんわりと曇り空。

みか雄くんの目が覚めたら、

ふたりでのんびり海を見にいく予定です。

昨日、ケンコ兄さんの車で、

みか雄くんと一緒に窓越しに眺めた海は、

規則正しく波が重なって、とってもきれいだった。

しあわせ。

ただただ、しあわせ。

今夜も、おんなじ部屋で、ふたりで眠ります。

先頭 表紙

青い空を飛行機が飛んでいくのを想像する
白い雲を硝子越しにながめるのを想像する

あしたは
君に
君に逢えるね

君の届けてくれた
青い空や白い波や
若く匂う緑や夏を憂う夕陽

胸に今こそ抱きしめる

君に逢いにいこう

その笑顔も涙もふくれっつらも
すべてを確かめに

逢いにいこう
君のすべてに

先頭 表紙