2003-05-22 今宵は久々アサヒ生ドラ
2003-05-08 ５月真昼にみた夢は
2003-05-01 ５月のパリが好き
2003-04-19 ４月半ばの土曜日の朝は、アサヒ赤ラベルとそら豆とチェダーチーズで。
2003-03-31 今夜はちいさく
2003-03-30 ガムランが響く夕暮れの海　
2003-03-27 TERIMAKASIH！　〜ありがとう
2003-03-17 あと４つ、夜を数えて
2003-03-08 日本の音楽二題
2003-03-07 らくがき

ちえちゃんの店に行ってきた。
エネルギーチャージ！　たっぷり充満させて帰ってきて、
今宵はアサヒ生ドラでご満悦。


関西弁でしゃべりたおす。
ビールなくてもしゃべるしゃべる。
よおし、明日からがんばるぞ！って気持ちをいつもくれる。
そんな彼女が大好きだ。


綺麗のあとさきにあるのは、希望なのかもしれない。


いい具合にほろ酔いなので、
このまんまつらつら何か書けるといいなあ。


結婚して、もうすぐ半年になるけれど、
毎日がドラマティックだなあと思う。
毎日のお天気が違うように。
ひとりのときは、こんなじゃなかった。
人生を、生きなおしているような感じだ。


ちょうど、折り返し地点だし？（笑）


出さなかった手紙は、結局出さないまま。
破ってしまえばすむだけのことなのに、
魚の小骨のように、ちいさくひっかかって、
時に思い出してしまう。


おいしいごはんで飲み込みましょか。
明日もいい日になりますように。
あなたも。
わたしも。

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少し雨空の下、いそいそとお出かけしました。
ウィークデーの昼間のデートなんて、
今だからできることだなあ（笑）


去年の今ごろを思うと、ちょっと感慨深い。
ふたり初めてのモンマルトル、あれからもう一年経ったんだ。


今年はオンナノコのデートで。
ハジメマシテの方にもお会いできて、大感激。
そして、モチロン、魅せられちゃったのは言うまでもなし！


あふれんばかりの色、色、色。
ビルのフロアのその一角だけが、ぱあっと輝いて。
城主に選ばれた花たちが寄り添えば、まるで大きな一幅の絵になる。


ここでしか見られない夢。
そして消えることのない。


お城に向かうときのドキドキ、これからももっと、感じたいよ。
モンマルトル、ばんざい！

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５月！


お天気の東京。
さわさわと揺れるみどり。
ほんの少しだけ、夏の匂いが届くようで、
私はわくわくする。


春だ！　５月だ！
あなたのFAXの文字も躍ってる。


５月のパリ。
その頃のパリに行ったことはないし、
「５月のパリが好き」
アズナブールのこのシャンソンを歌ったことは一度もなかった。


でも、なぜだか、今日は。
ピアフよりもアズナブールを。
黒をまとうドラマよりも、くちびるをついばむ甘いキッスを。


ああ、青い空の粒だよ。
絡み合った指の間にふりそそぐよ。
少しおなかが空いたら、真っ赤なベリーを口に含んで、


今夜はシャンパン？　
グラスをふちどるさんざめく光、
それも、５月の色。

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４月ももう半ばをすぎてしまった。


ゆっくり専業主婦・・・のはずだったけれど、
いろいろ取り揃えてもりだくさん、の毎日になった。


すっかりバリ時間軸が体内にセットされたワタシは、
せめてカイシャのMUSTがないと、
まるで風船のようにふわふわと、エンドレスにぼんやりしてしまう。


４月第一週、ちんまりと家にいた。
ゴハン炊こうと思ったら水加減間違えて白粥ができあがり、
計量カップにお米と思えば、左手のビールグラスに何故か米がてんこもり、
散歩に出かけている間にすっかり洗濯の最中だったことを忘れ、
出したはずのメールは下書きBOXに入ったままだった。


気持ちいいほどのタガのはずれかたなり。


こりゃまずいかも？？？と思っていたら、
元派遣先のカイシャからデンワがちりり。
週３回でアルバイトに出かけることになった。


でも、来週でこれもオワリ。
本当に自分がほしいもの、ここちよいもの、そして・・・
カラダが一番正直だから、ゆっくり耳をすませてみたい。


どうして、今、
あの岸辺から遠く遠く泳ぎだしているのか。
赤子のときからそっと胸に抱いてた小さな、あの何かを、
もう思い出してもいいのだ。


パンドラという名前が、自分の日常になって、
もうどのくらい経つだろう。
その箱を開けたら、たくさんの厄難が飛び出したあと、
希望だけが残ったという伝説。


そうでありたい、とすがるような気持ちで、
この日記を始めたあの日。
あの日から、私の新しい毎日が始まった。



もう迷わなくても、いいのだ。

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バリの長いお休みがあけた本日。
喜々としていつもより30分早く家を出た。
いざカイシャ。
足取り軽いぞ。


・・・軽いはず？
バリにいろいろ忘れ物したみたい。
通勤時間40分で、ようやくPCのパスワード思い出す。
お餞別やおみやげはしっかり持った。
・・・でも入館証はすっかり忘れた。


最後の日やのに、このていたらく。
けれど小さく自分を責めたりしない。
明日速達で送ろ、と思う。


いつもの1.5倍くらい早まわしで歩く。
ときどき、立ち止まって、
「お世話になりましたーー」なんてご挨拶する。
エネルギー補給はこ＾ひ＾で。


あっというまに17時、
ちょっと言葉につまりながらご挨拶をして、
オレンジ色の花束をいただく。
ガーベラとスイートピー。おひさまが集まった色。


そのあとは1.8倍くらい早まわしで動いて、
最後は2.5倍になっていた（爆）
思わぬ方たちからアドレスをいただいたり、
言葉をかけていただいたり、


思いがけないカーテンコールになった。


「ありがとうございましたーー！」
一連の最後のご挨拶を関西弁でまくしたて、
ロッカーへ。鍵を置いていくように言われていたのに、
電車の中で気が付いた。
脇机の鍵だったよ、置いてきたのは。とほほほ。



今夜は1年半のお祝いをしようね「牛角で」
夢樂堂さんが言ってくれて、小躍りする。
梅が丘牛角店は、くつろげる大好きな場所。



もりもりと食べる。
ねぎ味がオイシイ。生ビールぐびぐび。
ちらりと目に入る、お店のオトコノコの後ろ姿。
お客さんが帰られたあとのテーブルを、
四角く、ていねいに、ふきそうじ。


心をこめて、なんて言葉が浮かんでくるような。
そんなピアスの後ろ姿。
キミも1年、たったよね。


・・・・
いろいろあった1年半だったけど、
最後は信じられないくらい、心が軽い。
悔しくて息がつまりそうな時もあったのに。
笑顔、笑顔、笑顔。



たくさん、いろんなものを忘れている。
それがうれしいな、と思う。
なくなれば、また入ってくるから。
どんどん新しくなりたい。
今は、そんな気持ち。



今夜は、ちいさくちいさく、
胸の中で打ち上げ花火を。
真っ暗になったら、リセットのチャンス。



おやすみ。
いつもならフローラがくちずさむ花びらを。
バリのやさしい赤。サンタンカ。

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今日はいいお天気だったね。
だから、窓を大きく開けて、
あたたかな日ざしをたくさん部屋に入れた。
ゆっくりと帰ってきた、バリのあの日々。


なんだか、しんみりと午後はすぎていった。
いろいろな風景がスライドショーのように浮かんでくるのに、
指は自由に動いてくれない。


背中にたっぷりと西日を浴びてみた。
バリのやわらかな夕暮れを思い出していた。
南の島の鮮やかな原色を予想していたのに、
待っていてくれたのは、海の青にやさしく重なるうす紅。


もういちど、会いたい、あの海に。あの空に。


明日は会社だからね、と
夢樂堂さんがひげそりを手にバスルームに入っていった。
バリの日ざしに躍ったおひげ、
記念にぱちりと写真を撮った。


お風呂あがりのお顔を見て、涙がどっと溢れた。
ずうっと一緒だった10日間、
楽しかったね。
痛かったおひげに、もう一度会いたいよ。


泣いたらアトは、アルコホルで水分補給。
少しだけセンチな夜なのです。

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ひと晩眠ったら、もう東京に着いてしまった。
さっき宅急便が成田から荷物を届けてくれて、
これでほんとに、ただいま。


ああ、帰りたくなかった（笑）


実は、たくさんたくさん写真を撮ってきたのだけれど、
どうやらカメラのトラブルで300枚ほど・・・おシャカになってしまった。
もう胸がつぶれそう。泣くに泣けない・・・・ああ、宝物のあの場面（涙）。


でも、これから久しぶりに納豆ご飯とお味噌汁でゲンキを出そう。
なんとか手元に残ってる写真が、バリの匂いを残してくれるね。


たくさんの、花たち。
たくさんの、夕焼け。
たくさんの、思い出。
（そして、たくさんの、ビールはBINTAN！）



500円貯金がたまったら、またバリへ行きたいな。

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あと４つ、夜を数えたら、バリ！


この土日は、ぼんやりゆるゆると寝てばかりいたから、
今日からバタバタと準備にとりかかる。
だって、水曜日は会社の送別会、木曜日は金曜４時半起きのために早寝。
もう今日と明日しか時間がないから！


とはいうものの、今回の旅は、
ふたりでぼんやり、きれいな風景をたくさん見つけにいくことだから、
持って行くものなんて、カメラと着替えくらいなもの。


朝焼けの海、光る波、南の島に息づく花たち、そして夕日。
赤と青と白と緑と、それから？
・・・・・・そっと楽しみなのは、波を見ながらすする酒だよ。


海風が待ちきれなくなって、
会社帰りに白いTシャツを買った。
その上にはおるアロハは、どんなふうに風にふくらむんだろう。


いそいそとお楽しみのための準備のあいまに、
バタバタと仕事の引継ぎやら何やら、ちょっと忙しい。
でも、目の前のことに取り組んでいるのは、明日のためなのだから、
だんだん楽しくなってきた。


実は、仕事のことで消化不良をおこしていて、
きのう少し日記に書いたのだけれど・・・・恥ずかしくなって、隠してしまった。
（メッセージくださったクリスチィィネ君、ごめんね）


ちょっと違うところを見れば、きらきらしたものが、こんなにたくさん。
それに、もやもやした黒い雲が心を隠しそうになっても、
いつも目の前の笑顔は晴れやかでやさしいから。


一番大切なもの、わかっていればいいよね。

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ああ、もういちど逢いたい君よ。


表参道の地下鉄ターミナル、
紺色の制服は小学校低学年？
階段駆け上がるその足音は、雑踏に流れて消えてゆくけど、
響き渡るその声よ！


「かっぜっのっなっかっのっすぅ〜ばるぅ〜〜」
「すんなっのっなっかっのっぎぃ〜んがぁ〜〜」
「みんなどこへい〜〜〜っつたあああ、みおくうぅぅぅられることもぉなくぅうううう」


ちらりとやわらな笑顔も見せずに、改札走り去った君。
風のような後ろ姿に、目が釘づけになってしまったよ。



思わずガッツ。
ロックしてるよ！　


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

今日はおひさまゲンキでうれし。
春と冬がつなひきしているような、今の季節は少しだけ憂う。


迷っちゃうんだよ。
あったかいカラダに冷たい空気。
スローモーなワタシの気管支、まごまごする。
ぎゅう、とリキんでうなり出す。


「ひゅ〜〜るり〜〜ぃひゅ〜〜るりぃ〜〜ららぁ〜〜〜げほげほ、ごぼっ」


アア、哀しき越冬つばめ。

先頭 表紙

おそるおそる、真っ白なキャンバスに落書き。



ずいぶん書けないでいたのは、
書かなくてもよくなるように、嵐が静まるのを待っていたのでした。
まあるくまあるく、そのまわりを書いてみたりもしたけど、
静まらない心。



笑う
泣く
怒る
憂う
喜ぶ



いろんな感情があるけれど、特に、
怒る、を扱うのがワタシは苦手だ。
怒りがある一瞬から、弾けたように、頂点まで飛んでいってしまうから。
そんな自分が悲しくなる。



その件で納得した、わけではないけれど、
今は自分なりに落ち着いた気持ちになれた。
人が信じられない、と思わなかったわけじゃないけど、
結局は、ひとに支えられて、力をいただいた。



生きているから、いろんな感情がある。
全部使いこなせるようになりたいな。
感情にねじ伏せられて、疲れ果ててしまうのではなく。



そして、もっと、
ゆるやかな、おおらかな心でいられますように。
全てを、まずは、認めること。　
それができる自分になりたい。




自分の中のちいさなモノサシなんて、使い物になりやしないよ。
人生は果てしなく大きな海原。

先頭 表紙