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あかふじの独り言

退屈しのぎに日々の思いを綴ります。退屈している人は暇つぶしにのぞいてみてね。
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2005-07-09 夢がメインディッシュ
2005-07-06 私のカメラ観
2005-07-05 D70@RAW撮影
2005-07-02 大掃除パート2
2005-07-01 急ぎ旅
2005-07-01 のんべオヤジの朝帰り
2005-06-29 怒涛の作業
2005-06-28 初めてのRAW現像
2005-06-26 とりあえずの一段落
2005-06-25 胃に優しい音楽を聴きながら


2005-07-09 夢がメインディッシュ

昨夜(日にち的に言うと一昨日になるけど)、夕方から北九州市行きの仕事があったので、仕事が完了した時点で、八幡西区で修行中の長男に電話を入れて一緒に夕食を食べた。修行後のお互いの夢や希望を語り合いながらゆったりした気分での食事だったのだが、長男の今後に過大な期待をしては負担をかけると思っていたので、僕の希望を言うことを控えていたのだけれど、修行を重ねるに従って、僕が言う以前に、僕が望む方向に自分で道を決め始めたようで、話をしながらワクワクし通しだった。今後どうなるかはなはだ未然形ではあるのだけど、とりあえず進むべき道が見え始めたのは、お互いにとってとても嬉しいことには間違いないようだ。仕事以外にも、食事をしながら色んな話をした。嬉しかったのは、僕の写真熱に対して、とても理解を示してくれており、今僕が楽しんでいるRAW撮影に関してのことやD1XからD70に移行している現状など思ったよりはるかに理解しているのに驚かされた。仕事については僕が示した道を選択してくれた事を望外の喜びと感じているのだけど、いっそのこと写真を趣味として始めてくれないかしらん、等といらぬ期待をかけたりして・・・そんな楽しい夢を感じさせてくれると同時に、会う度に成長を感じさせる長男のそんな姿を見て、今後の自分も生活を正さなければならないと思わせる濃密なひとときだった。

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2005-07-06 私のカメラ観

先日来、D70を使い始めて新たな経験を重ねているけど、その中で思うのは、デジカメは機械が変わると撮り方も変えなくてはいけないという、フィルムカメラでは考えられなかった点だ。デジタルカメラは画像処理エンジンという、いわばある種の現像処理施設をカメラ内に内蔵しており、そのエンジンは、いわゆる日進月歩ならぬ秒進分歩のデジタル技術界にあって、カメラが新型になるたびに新たな処理が施されて登場する。当然ながら撮り手は機械毎に対処法を変えていかなければならない。D1XからD70に変えて、その変化は顕著に感じられ、機械的にはD1Xが優れているのだが、撮るときに一番神経を使う画像処理部分については、約4年の年月を経て発売されたD70が圧倒的に優れている。D70を使うに従って、NikonがD100の後継機を出し渋っている理由が何となく分かるような気がしてきた。確かにファインダーのお粗末さ加減やオートフォーカスポイントの心もとなさなど、物足りない部分は多いが、撮った画像を見てみるとそんなハード面などどうでもいいようにさえ思えてくる。一番不安の種である耐久性とかはD1Xの足元にも及ばないだろうけれど、D70で撮った画像をレタッチしていると、同じスティルカメラでありながらも、デジタルカメラというのはフィルムカメラと全く異質の映像機器なのだとしみじみ感じさせられる。フィルムカメラは、撮る喜びはもちろんのこと、所有する喜びという面があった。撮影しないときでも暇があればバッグから出して意味もなく磨いてみたりシャッターを切ってみたりしてため息をついたものであるが、デジタルカメラになってその部分が薄くなってきたように思えるのである。時代の変化に伴い、デザインが変わり、現代風デザインに見合う加工がしやすいということで材質が真鍮からマグネシウム合金に変わったというような部分ももちろんその理由のひとつとしてあるだろうけれど、デジタル技術に重きを委ねるデジタルカメラにおいては、一世代前の技術を搭載した機械など、ただの鉄の塊に過ぎなくなったのかも知れないなどと思い至るに、4年間働いてくれたD1Xを前に感無量である。

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このところのNikonはその戦略がせこく思えます。Nikon党として本当につらいです。 / akafuji ( 2005-07-12 07:35 )
カメラが進化して変わって行く部分もあるけど、やっぱり変わらないものもあります。メーカーの戦略に踊らされず、賢いカメラ使いになりたいですねv / まりりん ( 2005-07-07 11:24 )

2005-07-05 D70@RAW撮影

日曜日に久しぶりの室内撮影をした。
準備不足で、スタートから不手際露呈の連続だったけど、いつものように行き当たりばったりながら何とかそれなりの撮影を終了することが出来た。今回の撮影は、本当は野外で私服撮影のつもりだったのだけど、折からの悪天候でやむなく室内撮影に切り替えたのだった。
今回の撮影の反省点は、初めて個人撮影をお願いする方だったため、遠慮し過ぎて切り口が鋭さに欠けた点ではないかと思う。後になって思えば、モデルさんは協力的だったのに僕の方が妙な遠慮をしてしまったような気がする。その反面成功した部分も多くあり、何と言っても一番の成功点は、露出と色補正である。今回もRAWでの撮影ということだったので、露出をディスプレイで見るより若干アンダーに、色バランスについてはオートこそ使わなかったものの、赤っぽい(弱マゼンタ)色あいや若干青っぽい色合いを(ディスプレイで)感じながらも、経験から、補正できる色合いに誘導しながらの撮影を行った。帰宅後、パソコンで確認すると、案の定アンダーだったりマゼンタかぶりだったりしていたけれど、一、二枚選択した画像を補正してみると、大声で歓声を上げたくなるほど思うように補正が出来るのには驚いた。D70+Nikonキャプチャの共同作業は思ったよりはるかにすごいです。
加えて、先日買ったOLYMPUSのストロボが、思い通りの補正を可能にしてくれて、今回の撮影でも強い味方になってくれた。前々から欲しかった外部オート調光で、自分が設定した通りの補正をしてくれるストロボであり、ストロボに関する若干の知識を必要とするけれど、この使い勝手はNikonの最新調光i-TTLよりも数倍使い手のストレスがないように思う。思い通りに光をコントロールできるというのは、楽しいものです。

今後の撮影に異常なくらい期待が持てる、そんな驚きに溢れた有意義な撮影でした。

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2005-07-02 大掃除パート2

先月、パソコンを作り変えたのを機にパソコンラック周りの大掃除をやったのだが、次の課題としていたパソコン周辺の本棚周りの大整理を敢行した。いわば「大掃除パートU」である。今日の目標は本棚の中を整理して、空いたスペースにカメラバッグ類を収納することがひとつ。もうひとつは、現在、我が家の座敷を占領しているカメラバッグ及び室内撮影用のストロボ、ストロボスタンド、三脚などをパソコンの部屋にまとめ、座敷を片付けて本来の座敷の姿に戻すことであった。
座敷には、僕のカメラバッグ3個とボックスストロボのセットが一式入ったバッグや、部品取りに使ったなれの果てのマイクロタワー型のパソコンが一台と15インチ・CRTディスプレイが一台、それに毎晩寝る前に読んでいるカメラ雑誌類や文庫本類の本がおおよそダンボール一個分くらい山積している。その結果、八畳の座敷の空きスペースが四畳半くらいになっているのであった。それは座敷というより、むしろ物置と言ったほうがあたっているくらいの散らかりようだったので、さすがの僕もいつか片付けねばなるまい、と気が気でなかったのである。
朝食を済ませた後すぐ作業にかかり、昼くらいには捨てるものと残すものの仕分け(いわゆる整理ですな)のめどがついたので、350mlビールを一缶おまけに付けた昼食を済ませてすぐ午後の作業を再開した。再開はしたものの、処分するものが多過ぎて、何とも片付いた気分にならず気が晴れないので、整理の結果あふれ出たダンボール一個分もあるパソコンのパーツやケーブル類を、パソコンショップに引き取ってもらうべくショップに出向いていったのであった。あまりの点数の多さにショップの店員さんも驚いていました。すみませんすみません。でもほとんどがあなたのお店で買ったものですから、どうか許してください。その他に出たごみは、燃えるごみが町の指定ごみ袋一袋分。燃えないごみがやはり町の指定ごみ袋一袋分ほど、それに加えて捨てる書籍類が二くびり分くらいであった。
パソコンショップから帰宅後、残ったものの整頓作業に入り、あとは掃除機がけと雑巾がけで作業を終了した。付け加えておくと、パソコンのパーツや本体ケースも処分品の中にあったので、ことのついでに一台新たにパソコンを組み上げた。寄せ集めではあるけれど、ペンティアムW1,6GB、メモリ256MB、HDD80GBのスペックなので、インターネットやちょっとしたJPEG画像レタッチの処理くらいには十分使えるのですよ。
夕方にはあらかたの整理整頓を終えた我が家は、パソコン周りがすっきり片付いて、座敷が本来の役目を果たせるくらいまで片付きました。やっぱり片付くと気持ちがいいものですね。今後は不要な買い物は極力控えようと肝に銘じたのでありました。いやあ、いい休日でした。

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2005-07-01 急ぎ旅

昨夜、お泊りした姉の家で、寝ている僕に夜中にもかかわらず姉が大声で話しかけてくるので、その度に目が覚めてはうつらうつら、寝ては起こされ起こされてはうつらうつらを繰り返し、まともに寝ていないので早朝帰宅後、シャワーを浴びて布団で仮眠を取っていたら11時過ぎにお得意様からの電話で起こされた。1時までに諫早に荷物を届けて欲しいとのご要望。寝ぼけ眼で時計を見ると11時10分。服を着て荷物を引き取りに急ぎ、お得意様の事務所を出たのが11時20分。さあて、間に合うかどうか、とりあえず急いだ。高速にのると折からの向かい風で速度が出ない。新型の営業車は、エンジンとギア比を燃費優先に設定してあるようで、向かい風や、たとえそれが緩い坂でも上り坂に滅法弱い。むきーっ!と自然を恨みつつアクセルを床一杯踏み込んでの諫早行きとなった。何もそんなにムキにならなくてもいいのだけど、何とかできませんか?と言われると、よおし!何とかしてやろうじゃあないかっ!と体中からアドレナリンが噴出しまくり状態になって、つい気が入ってしまう。でも、いくら気合を入れても、だからどうなるものでもなく、下り坂では何とか120kmまで出るものの、上り坂になると床一杯踏み込んでも80kmに速度が落ちる。やきもきしながらも何とか12時50分に先方に到着したときはホッとしました。でもかなり疲れた。特に力んでアクセルを踏み続けた右足が疲れた。
今夜は早めに寝よう。(なんか、最近このせりふが多いね)

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2005-07-01 のんべオヤジの朝帰り

昨日は仕事で朝から引越しの荷造りと仮設倉庫への搬入作業だったのだけど、折からの高湿度、高温で、久しぶりの大汗をかいた。体はキツイけれど、やはり汗して働くというのは精神上とてもいい。僕などは人一倍汗をかくのでお客様からすれば見苦しいだろうなといつも思いつつ、でもかいている自分はそれとは裏腹に結構爽快感を感じていたりする。昔からギラッと暑い日ざしが照りつける夏が大好きだ。
学生の頃は、淡い恋心を抱きつつも成就しない夏が終わったりする9月の夕暮れ時ともなると、なにかとても切ない「夏の終わり」を感じて、一人センチメンタルになったりしたものだった。この歳になるとさすがに淡い恋心はないけど、それでもお盆を過ぎて、空気の中にどこかしら秋の気配が漂い始める時候になると、今でも少しセンチメンタルになったりする。
2時頃までいい汗をかいて帰宅後すぐシャワーを浴び、のんびりしていると夕方4時過ぎに杷木まで絵を運ぶ依頼があったので出かけた。386号線の裏道をのんびり走りながら、浮羽町(現うきは市)の山奥でそばの店を営む姉のことを思い出し、久しぶりに一緒に飲みたくなって電話をかけた。姉は、店を開いて以来店の横に住まいを移しているので、翌日は仕事も入っていないし、飲んだら泊めてもらおうという魂胆だった。姉は若い頃、中洲で働いていた時期もあり、昔から良く飲み食いに連れて行ってもらったりして、色んな勉強をさせてもらった。今でも、こうして声をかけると気持ち良くご馳走してくれる。
田舎ながら(うきはにお住まいの方、ごめんなさい)、小洒落たメニューと沢山の銘焼酎が沢山品揃えしてあるその居酒屋さんで、店主とその奥さん、弟さんと楽しい世間話を肴に、酒とおいしいおつまみをご馳走になった。少しのお酒とおいしい肴で腹を満たして帰宅後、姉の家で眠りにつくまでのしばしの間、お互いの商売の今後について色んな意見を出し合った。厳しい現状を嘆くような後ろ向きの会話はお互い大嫌いなので、これからあんなことをやりたい、こんなことをやりたいみたいなことを熱く語った。姉は間もなく60歳を迎えようかという時期になって、好きなことを商いながら老後を過ごしたいと言い出し、浮羽に土地を買い、店を建てたバイタリティ溢れる人間である。話をしているとお互い刺激し合い、やる気になるのが楽しい。
今朝は5時に起き、きれいな山水をかぶって目を覚まし、5時半に別れを告げて帰路についた。久々の会話とお酒は楽しくて、月も新たに替わった今日から、また仕事と趣味に励もうと気も新たにしているところである。

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2005-06-29 怒涛の作業

今日は午後から久しぶりにボケっとする時間が取れたので、先日から溜めているレタッチも含めて120枚ほどのレタッチ、リサイズ作業をやった。ひとつは4月撮影分であり、ずっと気にはなっていたのだけど、なかなか取り掛かるきっかけがなくてついつい今日まで延び延びになっていたものだったので、やっと宿題を片付けたということで、少し肩の荷が下りた気分。やり出すと、気分が乗ってきて作業に拍車がかかるので、取り掛かれば思ったより早く終わると分かってはいるのだけど、一旦機をはずすとついダラっとなってしまって放置状態になってしまいがちで、モデルになって頂いた方には本当に申し訳なく思っています。
あとは3月から依頼されているイベントの写真のとりまとめ作業を片付ければ、とりあえずの宿題は終わりのはず・・・(だったと思う)はなはだ疑問形で思わず冷や汗状態。
でも、2件は間違いなく完了したので、かなりの爽快感であります。今夜はぐっすり眠れそう(^^)

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2005-06-28 初めてのRAW現像

昨夜、独り言を書こうと思っていたのだけど、書く内容を忘れてしまって断念しました。このところもの忘れがものすごく激しくなってきております。
昨夜は、こちらに所用があるということで次男が久しぶりに家に帰ってきたので、次男のリクエストにより、みんなで回転寿司で夕食。ビールがうまかった!
一昨日の夜、先日撮影分のレタッチをやってみた。初めてのRAW現像だったけど、補正可能な項目が多すぎて、あれこれやってみるうちにかなりの時間をつぶしてしまった。面白いんだけど、結果から言えば、パッと見に出来がいい写真については、あまりいじらない方がいいみたい。露出補正なんか1/6段ごとの補正が出来るし、色についても、カラーバランスのほかに色強調やホワイトバランスなども課の可能だしということでいじりだしたらキリがない。というか、面白いのであれこれやるんだけど、結果的にどうでもいい部分までいじったりしてしまい、無駄な時間がかかる。それにしてもRAWというのは大変便利なものです。RAW加工のあれこれは別として、16bitでのレタッチというのは、それだけでもうかなり精細度が増すので、これはかなり強力な武器を手に入れた気分。

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ビネット処理は分かるのですが、歪曲に関しては魚眼で撮影したものしか適用されないのでは?まだ使いこなせていない状態です(^^; / akafuji ( 2005-06-29 22:00 )
後処理型のCanonに較べて、Nikonキャプチャーはビネットや歪曲まで補正できるのでいいですねv / まりりん ( 2005-06-29 20:10 )

2005-06-26 とりあえずの一段落

懸案の総会も終わり、思わぬイベント参加もできて、今日は色々ワクワクホクホクな一日だった。
午前中で会議が終了したので、その後、北九州から出席いただいた大僧正のお車に便乗して和白までご案内することになった。帰りはJRを利用して帰ろうと思い、カメラを持って出かけた。和白で別れた後、街の風景でも眺めつつ香椎あたりまで歩いて行こうと歩き始めたところで、メールしていたM氏からの電話で香椎花園でイベントが行われているということを思い出し、突然参加を思い立ってバス停に向かったのだけど、進行方向反対側のバス停で、以前一緒に仕事をしていた知人とバッタリ出会った。何たる偶然。お互いに、「こんなところでなんばしよると!」と大笑いしつつ、知人の待つバスが来るまでの小一時間(田舎なのでバスが極端に少ない)の間、世間話で時間をつぶした。その後、3時過ぎ頃、突然の土砂降りに遭い、野外イベントだったので少し案じられたのだけど、雨もにわか雨に終わり何とか無事にイベントを完了することが出来たことも嬉しかった。徒歩だったので、M氏に家まで送り届けてもらう羽目になり、またまた迷惑をかけてしまった。Mさん、毎度すみません。
今から本日撮影分の画像チェックをして早めに寝ようと思っているところ。たまっているレタッチ作業は週明けから少しずつ消化していこうと思っています。では、今夜も早めにおやすみなさい。

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2005-06-25 胃に優しい音楽を聴きながら

明日がお寺の檀信徒総会なので、それに先立って今夜役員会が行われ、議事についての承認を得たので一段落。
少し落ち着いた気分で帰宅した午後9時頃から、録画してあるお気に入りの音楽番組を見ながら酒を飲む至福のひととき。今夜のゲストはキング・オブ・ロックと呼ばれる忌野清志郎さんとその清志郎さんに影響を受けたと言う永積タカシさん。
それぞれの代表曲をお互いが選んでの合唱(と言うのか?)がすごく良かった。
特に、後輩に当たる永積タカシさんの曲の中から清志郎さんが選曲した「サヨナラCOLOR」を二人で歌うときが、僕にとっての今夜のハイライト。永積さんの曲でありながら、自分の曲のように気持ち良く歌い上げる清志郎さんが素敵であり、一緒に歌う永積タカシさんも気持ち良く歌う。なにより、それぞれが相手におもねることなく、全力で自分の世界を歌い上げているのが伝わってきてとても気持ち良かった。
僕は仏教徒である。と言っても決して熱心な信者というワケでもない、「なんちゃって仏教徒」なんだけど、十七年前、父の三回忌に合わせて建てたお墓の前で、せっかくお墓まで建てたのだから、お経のひとつくらい読めた方が格好がつく、程度のノリで般若心経を覚えたのがきっかけだった。以来、僕は気持ちよく般若心経を読む。読むというより大声で歌い上げるといった方があたっているかも知れない。僕にとって般若心経はカラオケのノリなのだ。なんと言っても、なんちゃって仏教徒ですから。
清志郎さん達の歌を聞いているとソウルにも聞こえるしブルースにも聞こえる。ロックもソウルもブルースも根っこは一緒なのだろうから当たり前なのだろうけど、どの部分が自分にとって心地良いかが大事なことで、それはひとそれぞれ。演歌であれハードロックであれ、他の人が心地よく感じる部分を非難してはいけない。宗教も同じ。自分が信じている事を人に押し付けてはいけない。議論はいいけど、否定してはいけない。

般若心経をカラオケのノリで読む僕は、所詮「なんちゃって仏教徒」ですから、これを読んだ方は決して宗教論など僕に語り掛けないで下さい。(笑)

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