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あかふじの独り言

退屈しのぎに日々の思いを綴ります。退屈している人は暇つぶしにのぞいてみてね。
「つっこみ」は削除・訂正できませんので要注意です。

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2011-01-02 謹賀新年。
2010-12-30 撮り納め。歳納め。
2010-12-20 眼に見えるもの見えぬもの
2010-11-25 鬼が笑う話
2010-11-23 FUN
2010-11-22 今日はゆっくりねこ写真。
2010-11-16 スナップについての独り言。
2010-11-12 熊本スナップ。
2010-11-11 BAR レモンハート
2010-11-09 夕食時の楽しみ


2011-01-02 謹賀新年。

あけましておめでとうございます。

自宅でのんびりまったりなお正月を過ごしています。
去年は期せずして4回の作品展の機会をいただいたのがとてもありがたく、色んな意味で新境地に進むことが出来た一年でした。それと同時に自分の写真についてあれこれ意味なく考えさせられた一年でもありました。
昨日はそんな一年を振り返りながら、書初めを「実修実証」としました。

京都市醍醐にある真言宗醍醐寺のご開山である理源大師は、承和14年(847年)剃髪得度し、真言宗の開祖弘法大師空海の実弟である真雅僧正について真言の奥義を学んだ後、三論宗、法相宗、華厳宗、律宗をそれぞれの師に学び修めました。当代随一の学問を修めたにも関わらず、理源大師は何より実践を尊び、山深く分け入って、修験道の祖と仰がれる役行者(えんのぎょうじゃ)神変(じんべん)大菩薩修験道の行道を顕彰してその修験道を再興さえるにいたりました。その理源大師が示した仏教の真髄が「実修実証」です。「自らが修め、現実社会に証していく」。

まあ平たく言えばあれこれ理屈をいうより自分自身がしっかりその道を修めていけということでしょうか。
その言葉を繰り返し唱えているうちに、そうだそうだ、ぐだぐだ言うより黙々と写真を撮っていけばいいのだ!と自分に言い聞かせながら書初めをしたのでありました。

そおいうわけで、相変わらず変わり映えしない写真を今年も撮り続けていこうと思っています。
毎年の撮り初めは元旦に毎年撮っている家族写真。
相変わらず変わりようのない日々ながら、今年もみんな元気で正月を迎えられたよろこびをひしひしと感じております。

今年も一年、よろしくお付き合いいただきますよう、臥してお願い申し上げます。

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2010-12-30 撮り納め。歳納め。

巷は歳納め行事の真っ只中。
僕もそれにならって今年一年を振り返ってみたら、めっきりポートレートを撮る機会の少ない一年だった。
年半ばくらいから、いっそこのままスナップにシフトしていこうかとほとんど決めていたけど、先日のポートレート撮影の際に思わぬピント抜けが一カットあり、かなりショックを受けた。やっぱり写真というものはちょっと撮らないでいるとカンが鈍ってしまうような気がする。D300とかD7000ならAFのせいも考えられるけど、D3でのアクシデントだったので考えさせられて、その反省を生かしポートレートのカンを取り戻そうと、それ以降今日まで3回のポートレート撮影をさせていただいている。その撮影と処理に追われて今年最後のイベントの仕上げが遅れてしまい、先ほどやっと公開にこぎつけた。
来年に向けて勢いをつけようと思って、一昨日、昨日と続けてスタジオを使ってのポートレート撮影を行った。がむしゃら撮影ながら、それなりの手ごたえを感じており、どうやら来年の活動に繋げられそうな気がしているところである。

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2010-12-20 眼に見えるもの見えぬもの

最近スナップを撮って帰って、自分の撮った写真をじっと眺めていると何か違うものが見えてくるような気がする。それはきっと思い込み、あるいは錯覚なのかも知れないけど、撮ってきた画像のコントラストを極端に破綻させてノイズを加えると、それこそが自分が撮りたかったもののような気がしてくる。
もともとモノクロプリントは美しくなければならない、トーンがきちんと出ていなければならないという主義であるが、最近何だか心境に変化が出てきたのか或いは写真を撮るものとして末期症状なのか自分でもちょっと不安である。

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2010-11-25 鬼が笑う話

来年の話をすると鬼が笑うというけど、来春発売予定でちょっと前から話に聞いているフジの新製品が気になる。
D7000を買ったばかりで(しかも10回分割で)、何言ってんだという話ですが、撮る気マンマンで出かけるときはさておき、撮る予定はないけどカメラを持って出ないと寂しいというような中途半端な気分のときのお供はやっぱりコンパクトデジカメが最適なのだが、GR3の高感度もともかく、持っているGX200の高感度が使えないという話は東京スナップで身にしみて感じているので何かないかと思っていたら、欲しくなるコンパクトデジカメがいよいよ発売されるようです。その名も「FinePix X100」。詳細は下記から見ていただければよいのですが、何と言ってもそのデザインが嬉しい。FUJI FILMというダサい(失礼)ロゴが前面に入ってないのがいい。

http://openers.jp/interior_exterior/new_products/finepixx100.html

http://finepix.com/x100/jp/top.html
↑動画の右にある「ZOOM」ボタンを押すと大きい動画を見ることができます。

詳細はまだ分からないけど昔の真鍮製カメラを髣髴させるそのデザインがいい。APS-Cサイズの画像素子というのがまたいい。35mmフィルム換算で35mm、しかも開放f2というレンズがさらにいい。レンズが最近主流の沈胴式ではないというのが故障の心配が少なくてさらにさらにいい。ただ気になるのはやっぱり画像素子。フジのお家芸のハニカムCCDではないようなのが残念なところ。開発者いわく、電源offの状態でも設定が見えるように極力ダイヤル化したというのが嬉しいじゃありませんか。もちろんデジタルだから電池無しで「写ルンです」とはいかないだろうが、なにはともあれレトロなデザインといまどき珍しい「取説なしで使えるカメラ」的な開発者の意図が感じられて、デジタルでありながらアナログチックな予感がする。
写真は写さなくてもいいから、とりあえず首から提げて街を歩きたい。そんな気にさせるカメラです。

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2010-11-23 FUN

井上陽水さんの昔のアルバム「氷の世界」に入っている2分40秒ほどの短い曲のタイトルです。
この場合のFUNは気まぐれと訳せばいいのでしょうか?
カバー曲で弾き語りバージョンですが
http://il.youtube.com/watch?v=6cyK9Bmukco&feature=related

2番目の歌詞の
「君が悪いのさ今日は 勝手に恋なんかして」という部分と
「五月雨夕立時雨 みんなぬらしていくけれど それもいつか乾くのを君はまだ知らないのかな」
という部分の歌詞が今の僕にはとても優しく響いてきます。

さて!いつか乾くことを心待ちにして、今日はコスプレイベントを楽しんできます♪
今日の僕はさしずめ気まぐれでなく「Fun to event」でしょうか^^

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2010-11-22 今日はゆっくりねこ写真。

先週の日曜日に撮影させていただいたコスプレロケ写真の仕上げと、木曜日に撮影させていただいた仕事写真の画像選択の連絡が重なり、双方の画像処理に早朝から取り掛かる。150数枚のコスプレ写真と74枚の仕事写真を昼過ぎまでかかって仕上げてそれぞれの方にデータ送信。

その後昼食を済ませて、土曜日がすごい人ごみでゆっくり見ることが出来なかった岩合光昭さんのねこ写真展のリベンジよろしく、今日は平日で人が少ないだろうと思って、土曜日と違いひとりで午後から再び三越まで出かけた。
会場に入ってみると、あらら!今日もやっぱりすごい人ごみ。入ってすぐのスペースは作品の前に人垣が二重三重にできておりじっくりどころか作品を見ることすら叶わないのでなかば諦め気味に会場を進んでいった。ところどころ人の隙間が出来ているので、その隙間を狙うように飛び飛びではあるが一枚ずつじっくり作品を見ていく。そういう隙間狙い的方法で会場を二度三度行ったりきたりしながら、どうにか全体をじっくり見ることが出来て一安心。
作品には一点一点岩合さんのコメントが入っているのだが、入ってすぐのところにプロローグ的な文章と展示のおしまいにエピローグと称して岩合さんの愛猫「海(かい)」)との出会いと別れみたいな文章が書いてあり、それもじっくり読ませていただくことができた。エピローグにあった文章の中で、海と岩合夫婦は家族になろうと愛し合ったけど、結局最後は看取れなかったことの海に対するお詫びの言葉と、ねこと人間、ペットと飼い主はそれぞれやっぱり違う世界で生きているということを大人になった海から(岩合さんが)教わったことや、違う世界で生きながらお互いのことを思いやりながら同居していくことの大切さを感じた、みたいなことが書いてあり、そのことになぜか深い共感を覚えた。人間同士も同じだなと改めて思い、自分が親しくさせている人々との関係を改めて考えてみようと思わせられた。
動物写真というひとつのことに数十年打ち込んできた人の言葉はいちいち重いです。

今日もまたいろんな思いで会場を後にしたのだが、会場は家族連れや若いカップル同士で来ている方がほとんどで、一人で会場を回るわが身が少しだけ寂しく感じた。写真展は明日までですが、見に行かれる方はどうぞ愛する人と一緒に見に行くことをお奨めします^^


ねこ 岩合光昭写真展

福岡三越9階「三越ギャラリー」
福岡市中央区天神2-1-1


11月16日(火)〜11月23日(祝火)10:00〜20:00
(最終日17:00まで)

一般500円・高校生以下無料

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2010-11-16 スナップについての独り言。

この数日、金曜日に撮影してきた熊本スナップをぼちぼちレタッチして仕上げ作業をしている。
シャッターを押すときにどこに惹かれるか大きく分けると、人がいないけど人の生活を感じさせてくれる光景と人が動いている生活しているその瞬間の二通り。どちらも街の光景。そして街の鼓動が聞こえてくるような人が生きていると感じさせてくれるようなシーンがすき。まだまだ未熟なので、カメラを片手に街を歩きながらテンションが上がって来るまで時間がかかるっちゃけど、これもさらにさらに続けていけば立ち上がりの時間が短くなってくるかも知れんし、今のままもったり撮り続けていくかも知れん。まあどっちでもいいか、締め切りがあるわけでもないし仕事で公開するテンポを決められているわけでもないしと思うとる。あ、締め切りがないというのは間違いかも知れん。僕が自分の足できりりと街を歩き回れる時間はもう数年かも知れんし数日かも知れん。永遠でないことだけは確かやし。

まあ、どちらにしてもじわじわ上達していくしかないかなと思うとる。

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2010-11-12 熊本スナップ。

今日は縁あって熊本までの仕事が入っていたので、D7000を車に積んで朝一番から仕事に出た。福岡市中央区で荷物を積み込んで熊本市内までの仕事は15時には終わったのでそれからかねてから気になっていた上通りから下通り商店街にかけてのスナップをして回った。
まずは車を駐車しなければならぬと、安い駐車場を探すことしばし。上通りの周辺は30分100円とか20分100円とかが多くなかなか目当てとする60分100円にはめぐり合わず、諦めかけたときに見つけた60分100円の駐車場にそそくさと車を停めてカメラを肩に歩き出す。駐車場を探すあいだ街の光景で気づいたのだがこの街はおしゃれな人が多い。いつぞや聞いたことだが熊本市民は新しいものに貪欲で、日本のファッションは熊本から始まるという。僕が聞いたのは女子高生に多く見受けられたルーズソックス。渋谷とかで流行りだした頃にはすでに熊本の女高生はルーズソックスを卒業していたという話は何だか愉快だった。まあつまり、熊本の若い衆は新しいものに対するレーダーが敏感なのかも知れんね。などと考えながら歩き回る熊本の街中はとても楽しく新鮮な感じで足取りも軽く歩いているうち、熊本に来たならばこの方にご挨拶しておかねば義理が立たぬとメールしたのはマイミクのぐっさん。上通りでスナップしてますとメールを打ったらすぐに「シャワー通りが若者のオシャレ発信場所らしいです。」というお返事が返ってきた。うむ、せっかくの情報だから行かねばなるまいと探すことしばし。熊本の若いカップルに尋ねてたどり着いたそのシャワー通りはなるほどオシャレなストリートだった。ううむ、こんなオシャレな一角はもしかしたら福岡にもないかも知れない。近いのは大名から今泉の通りだろうけれど、それよりもっとクールな感じがする。しかも通りがゆったりしている。
今度来るときにはぜひ一泊する積りでシャワー通りの夜をスナップしてみたい。

そのときはお付き合いいただきますよ、ぐっさん(^^)v

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2010-11-11 BAR レモンハート

古谷三敏さんの漫画の話です。酒好きのマスターが経営するバー「レモンハート」のお話。
酒にまつわる薀蓄話で話が綴られますが、決して説教くさくなく押し付けがましくなく。その姿勢は第一話を見ていただくとご理解いただけるかと思います。

http://webaction.jp/title/10.php

コミックで現在26巻まで発行されているとのことですが、16巻までは読破済み。新刊で揃えるのは財布にちょっと厳しい。でも手元にそろえて置きたい本です。これまで揃えた本の一番最初のものは白土三平さんの「カムイ伝」、二番目は僕の人生に大きな影響を与えたジョージ秋山さんの「浮浪雲」。最近はあまりに宗教色が強くなり過ぎてちょっと説教がましく感じられ、コミックは買い揃えていません。三番目は秋元治さんの「こち亀」です。122巻まで揃えましたが、これも最初の10巻までくらいが面白かった。今でも繰り返し読むのは第一巻。これは衝撃的でした。ちょっと下手な劇画調のタッチでのデビューがとても新鮮だったのを今でも鮮明に覚えています。

そんな僕がこの歳になってしみじみ読めるのがこの「レモンハート」。
出版社がはっきりしません。知っていたのは双葉社。たしかリイド・コミック?そして今日仲良しの仕事仲間からの情報で仕入れたのは再出版のアンコール版(ベスト版?)5冊ですが、こちらはアクション・コミックとなっています。こちらはベスト版ということで揃えて持つのとはちょっと違う。取りあえず安かったので見てみようとブック・オフに置いてあった5冊全部買いました。
そういう事でコミックの古本を探しています。ブック・オフを見かけるたびに立ち寄っては探すのですがどこも置いていません。どなたか情報をお知りの方はぜひご連絡いただきますようお願いいたします。

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2010-11-09 夕食時の楽しみ

息子が二人とも家を出て生活している我が家ではカミさんの帰りが20時を過ぎるので、いつも母と二人だけの夕食となる。その夕餉の楽しみはスカパーで放映されている時代劇なのだが、先週まで楽しく見ていた「八百八町夢日記」が終了して、今日から違う時代劇に変わってしまった。若かりし頃の里見浩太朗さんの殺陣が美しく、その殺陣回りを楽しんでいたのに残念である。時代劇で一番好きなのは「鬼平犯科帳」とか「剣客商売」など、山本周五郎さんや池波正太郎さん原作のものなのだが、それも終わって久しい。番組中で出てくる酒の肴のちょっとした説明とか講釈が嬉しくて、つい酒を一杯飲みたくなるのがいい^^。鬼兵が好んで通う「五鉄」の軍鶏鍋など、食べた事もないがいつか食べてみたいものだと思いつつ喉を鳴らしながら見ていた。許しがたい犯罪取り締まりに人情と食と酒を絡めるあたりがどうにもジンとくるのですな。
今週から始まった新番組は「夢一座七変化」というちょっと軽すぎる剣劇ものなのだが、あまりに軽過ぎて今月一杯で契約を休止しようかと思いながら見ているとエンディングテーマが小椋佳さん作詞作曲の夢芝居、しかもヒットした梅沢富美男さんの歌ではなく小椋佳さんの歌ですごく良かった。どうでもいいことなのだが、エンディングだけ聞きたさで契約解除を悩んでいるところである。
とりあえず今月中に解約すればいいので、今週いっぱい見てからにするか。

そういえば、鬼平が終了してしばらく休止していた番組購読を検討しようと、先月中頃、19時台の番組を問い合わせたとき応対に出た若い男性担当者が「八百八町夢日記」を「はっぴゃくはちまちゆめにっき」と言っていたのを、いまタイピングしていて思い出した。そうか、今の世代は江戸の町の事を「はっぴゃくやちょう」と言い表していたことすら知らんのかと驚かされた。僕が好きな昔なつかし時代劇を楽しめるのも今のうちかも知れんねえ。

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