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あかふじの独り言

退屈しのぎに日々の思いを綴ります。退屈している人は暇つぶしにのぞいてみてね。
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2005-05-26 我が青春のショーン・コネリー、そしてトム・ジョーンズ(その1)
2005-05-26 我が青春のショーン・コネリー、そしてトム・ジョーンズ(その2)
2005-05-25 久しぶりの更新です。
2005-05-21 若葉萌ゆる
2005-05-20 パソコン修理
2005-05-17 光陰矢の如し (というタイトルはちょっと大仰だけど)
2005-05-16 カミが住む森。
2005-05-15 今日もお勤め
2005-05-14 まったり流れる時を楽しむ
2005-05-14 とまどいの朝


2005-05-26 我が青春のショーン・コネリー、そしてトム・ジョーンズ(その1)

本日は熱く語りすぎて文字数制限にひっかかったので、二部に分かれとります。

007シリーズの第四作である「サンダーボール作戦」をレンタルDVDを借りて観た。「サンダーボール作戦」は、「ゴールドフィンガー」や「ロシアより愛を込めて」からすると駄作だという批評もあるけど、僕が中学生の頃、映画好きの叔父に連れて行って貰った映画だということもあって、とても思い入れのある作品なのです。
連れて行って貰ったのが中学生だったか高校生だったか、よく憶えてなくて資料をネットで検索してみると、何と!最初の公開が1965年12月ということなので、僕が12歳の頃の作品だったというのがオドロキだった。僕の怪しい記憶によると、確か暑い時期に見たような気がするので、もしかしたら日本にはお盆の映画として来たのかも知れない。叔父は僕を連れて博多に出たときは、決まってデパートの「玉屋」の大食堂でカツ丼をご馳走してくれた。博多に出るというのは、当時、盆、正月位しかなかったので、いかにも「よそ行き」という気分とあいまって「玉屋」の大食堂に充満していた「都会の食事」の香りが、僕を更に夢の世界へと誘ったものでした。
40年前の作品なので、ショーンコネリーもさすがに若い若い。僕は007でショーンコネリーの大ファンになったので、それ以外の俳優が演じるボンド映画は007シリーズじゃない、と思っているくらい。
(続く)

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2005-05-26 我が青春のショーン・コネリー、そしてトム・ジョーンズ(その2)

(続き)
炭鉱夫や色々な職業を転々として苦労したショーン・コネリーはこの役で日の目を見る訳だけど、その世界的大ブレイクがまさに「両刃の剣」で、ボンドのイメージから脱却したい俳優ショーンはその後相当悩みぬき、苦しい時期を迎えることになり、表舞台から遠ざかっていく。もう映画に出ないのかな、と寂しい思いをして長い月日が流れ、ボンドとは違う渋い役柄で再びスクリーンに戻ってきた時はとても嬉しかった。ボンド役で着用していたカツラを脱ぎ捨ててからのショーンもさらに大好きで、色んな主演作を観させて頂いた。原潜で亡命を企てるソビエト艦の艦長役がワクワクさせられた「レッド・オクトバーを追え」。離れ島に作られた監獄「ザ・ロック」、元その監獄から数度の脱走を成功させたという「腕」を買われて、その監獄に人質として捕らえられた観光客を助け出すためFBIの捜査官と協力してテロリストを倒す「ザ・ロック」。これは、FBI捜査官ニコラス・ケイジとの掛け合いも見どころでした。そしてちょっとお茶目なインディ・ジョーンズの父親役。そして、元スパイの老人役で最後のどんでん返しで楽しませてくれた「エントラップメント」等など。
ショーン・コネリーが演じるボンドの最終作、「ネバー・セイ・ネバー・アゲイン」も、正月映画として映画館で見たのだけど、これでショーン・コネリーのボンドも最後かと思うと感無量でした。
そして、ボンドシリーズと言えば、主題歌をその時々のヒット歌手が歌っていると言うのも見どころの一つ。この映画はトム・ジョーンズが歌っているのだけど、この歌手も僕が大好きな歌手で、当時テレビで深夜やっていたトムの歌番組「This is Tom Jones」も眠い目をこすりながら良く見たものでした。パワフルな「シーズ・ア・レディ」や「何かいいことないか子猫ちゃん」、そしてしっとりと聴かせる「思い出のグリーン・グラス」等など、今でも耳に深く残っています。
「シーズ・ア・レディ」は、確か、番組の冒頭で歌い、番組半ばあたりで「グリーン・グラス」をしっとり聴かせる、といったような構成だったように思う。結構狭いスタジオで収録していたように思うけど、声といい、構成といい、パワフルで相当興奮させられたものでした。

その名作「007」も、作られてから早や40年。なんとも感無量ですね。

そうそう、映画の中で、ボンドが使う水中カメラが、我が日本製の「Nikon ニコノス」というのもいいですね。

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2005-05-25 久しぶりの更新です。

4月のベイサイドイベントのアップ作業を終えて一安心。5月分のレタッチをしようとしかけて何か忘れていることに気付いた。おおっ!その前に確か一つイベント撮影に行っていたっけ。そうそう、博多スターレーンですね。そう言えば、蛍光灯カブリをごまかすためのレタッチで四苦八苦して途中で投げ出していたことを思い出した。恐る恐るフォルダを開いてみると、どうにもしようがないと思っていたやりかけの色補正が、それなりにまとまっていることに安堵した。やりかけて長い間放置していたので、すっかり忘れておりました。(^^;

ということで、再びせっせと悪戦苦闘の開始であります。
このペースでいけば1週間足らずで終えることができそうだけど、気力が持つかどうか、その辺りがビミョウではあります。
土曜日は楽しい飲みごとが控えていて、心ここにあらずという気分だし。
ということで、今夜はアップじゃなんじゃでそれなりに疲れたので、もう寝ます。

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2005-05-21 若葉萌ゆる


相変わらず体調がイマイチだけど、その鬱な気分を払拭すべくちょっとおでかけしてきました。

午前中が仕事だったので、ちょっと曇り始めた午後からの撮影だったけど、何とか雨には遭わずにすみました。
明日も午前中仕事で、ベイサイドへは午後からの参加となります。体調も思わしくないし、テンションが上がらないままかも知れないけど、まあ、そんな時もあります。
ということで、画像は本日の一枚。新緑がキレイです。

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2005-05-20 パソコン修理

昨日、兄のパソコンがおかしくなったと言って、うちに持ち込んできた。
急に画面解像度が落ちて、極端に動作が遅くなったとのことで、ビデオカードの問題かなと思って対処してみることにした。しかし、過去に同様の問題に出くわしたときはビデオカードのドライバを再インストールしたりすれば改善されていたのだけど、今回は全くどうにもならないので、マザーチップとかのハードの問題ではないかとお手上げ状態だった。動作が極端に遅くなっているため、デバイス・マネージャを開くだけでも10分以上かかるという状況のため異常に時間がかかる。ショップに持ち込んで修理してもらうには2〜3日くらい預かりになるということで、それでは間に合わないという兄の言葉に、店ではどういう処方をするのか尋ねた結果、その程度のことなら僕にも出来そうなので持ち帰って家で修復することにした。
結果的に何とか修復できて使えるようになったのだけど、いやあ、まだまだ経験不足で即対応とまではいかない身の程を思い知らされました。
でも、悩んだ時間が長いほど、うまく対処できたときの喜びは大きいモンです。

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特にパソコンはワケが分からない故障が良く起きるのでなおさらですね。 / akafuji ( 2005-05-21 22:50 )
こんばんんは、たまのすけです。 先日、わたしもパソコンの不具合で苦労しました。いきなりシャットダウンの繰り返し・・・どうやらハードディスクが寿命だったらしく、新しいものに変えたら起きなくなりました。原因が解らなかったものほど、うまく対処できた時の喜びは大きいですね / たまのすけ ( 2005-05-21 01:28 )

2005-05-17 光陰矢の如し (というタイトルはちょっと大仰だけど)

僕が以前良く飲みに言っていたお店で知り合った絵描きさんが、僕のHPを見に来てくれて、その感想をメールで頂いた。「風景と○○の写真が好きです。アジサイもいいですね。」というメールを読んで心にジンと来るものを感じた。この絵描きさんは、知り合った当時、一年に4〜5回程のミニ個展を行っており、そのバイタリティに驚かされたのが親しくなるきっかけだった。個展を見に行くと決まって「今回の絵の中で○○さん(僕のことね)が一点選ぶとしたらどの絵ですか?」とたずねられた。絵の感想を聞かれると、絵に造詣のない僕にとっては苦痛でしかないのだけど、「好きな絵」と聞かれるのがとても気が楽で、個展の案内を頂くたびに会場を訪れた。
時には小さなギャラリーでそこにいらっしゃるみなさんとビールを飲みながら長時間語ったこともある。あれから早くも4年位の月日が流れた。
そう言えばこの数年人物以外のものを撮っていないな・・・。
帰宅してカメラを手にとって見つめた。
僕の風景のコーナーに複数アップしているアジサイを撮った場所に、またアジサイ祭りの季節がやってくる。
久しぶりにカメラを持ってアジサイでも撮りに出かけてみようかしらん。

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2005-05-16 カミが住む森。

仕事で山田市まで行く途中見かけた神社が雰囲気が良くて、思わず車を停めて境内を見渡してしまった。
普段人が通らないような田舎の町の裏道沿い、と言っても、あるいは昔はそれが本通りで、車が交通の主人公になってから別に広い道を作ったため、僕のように土地を知らない人間が見ると裏通りに見えるだけの話なのかも知れない。そんな場所にその神社はあった。
福岡市東区から山田市に向かおうとして、カーナビで篠栗、筑穂町経由のコースを検索したため期せずして通った道だった。僕の感覚では、筑前大分駅前の信号交差点を通るのだが、カーナビが指示した道順を通って偶然見つけた神社だ。
周囲の垣が新しく朱色に彩色されており、大通りまでの参道はきちんと石畳で覆われていたので、氏子さんがしっかり守っておられる神社と見受けられた。いや、こういう言い方は失礼な話で、僕が知らないだけであって、もしかしたら名のある神社かも知れない。
境内には樹齢100年を超えるような杉も数本植えられており、ちょっと見の感じとは違いかなり荘厳な境内である。こんな風景に出会ったとき、写真をやっているものの性として、ついつい「絵になる構図」を探してしまう。
大変失礼ながら、写真的にいい感じです。
今度いつか機会があったら使わせていただこうと勝手に決めたのでありました。

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2005-05-15 今日もお勤め

休みが取れん。
今月は日曜日が全て仕事で埋まっているので、土曜日に撮影を入れようかと話を進めていた矢先、今度の土曜日もまた仕事が入ってしまった。昨日の土曜日も鹿児島行きで潰れたし。うきーーっって気分。
半日で終る仕事ではあるのだけど、午後2時くらいから撮影と言うのも厳しいものがあるし、結局一日つぶれる事になるのよね。
4日に一つ撮影を済ませているし、22日は午後からとは言えイベントに出かける予定なので、今月はそれでいいかとも思うのだけど、天気の良い土、日とか、撮影できない自分がイヤになったりするのです。
明日から、まだ残している宿題を片付けることに専念し、撮影の後処理を楽しんで、撮影できないもやもやを解消しようかと思っております。

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2005-05-14 まったり流れる時を楽しむ

怠惰な毎日を反省して、また本を読み始めた。
今、楽しく読んでいる本は、江戸風俗評論家の三浦日向子さんの「もっとソバ屋で憩う」というソバ屋さん探検記である。
ずっと前に買い求めて、楽しく読ませていただいたのだが、ソバにとどまらず色んな食文化の本質を突いているようでとても面白い。
もともと某国営放送の、江戸を題材にした舞台劇の番組で、劇の後の解説を見て好きになった方なのだけど、その取材量と博識には驚かされる。江戸風俗評論家などと遠慮せず、江戸文化博士と名乗っても過言ではないくらいではないかと思っている。
二度目を読み始めて、また改めて、日本の食文化の素晴らしさを感じさせられてふたたびワクワクさせられている。
実はソバはそれほど美味しいとは思わないのだが(すみません)、ソバ屋さんの佇まい、ソバの持つ独特の雰囲気、高潔さが好きで、ちょっと感じのいい店を見かけたら入らずにはおられない。僕にとってソバとは、ちょうどコーヒーと同列で、コーヒーもさほど好きなわけでもないのだが、雰囲気の良さそうは店を見つけると、思わず入りたくなる。
「もっとソバ屋で憩う」を読み進むと、昼下がりの小洒落たソバ屋さんの暖簾をくぐり、昼間っから美味しい日本酒などをちびりちびりやりながらぼうっとした時間を過ごして見たくなる。
ソバの味もコーヒーの味も香りも解せない、そんな僕にとって、喫茶店とソバ屋さんは同列で心を癒してくれる憩いの場なのですね。

うむ、この夏はカメラ片手に、そんな感じで博多の裏通りを散策してみようか。
そんな気にさせてくれる、楽しい本です。

杉浦さん著作の、もう一つの食べ物の本。「大江戸美味草紙(むまそうし)」もワクワク楽しい本です。ちょっとした雑学博士になれそうな、そんな楽しい話題がぎっしり詰まってます。

ttp://www.geocities.jp/asiurasei/kenkyu/sugiura.htm
ttp://www.geocities.co.jp/Foodpia/2329/tawagoto/sobayadeikou.html
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101149151/qid=1116071442/sr=1-10/ref=sr_1_2_10/249-2857261-4247544

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2005-05-14 とまどいの朝

一般的に歳相応と言われる人格形成期からおおよそ15年くらいは遅れていると自分で感じたのは30代後半だったと思う。
同年代の友人、知人の家庭生活、社会生活と比して15年くらい遅れているのではないか、と言うより知能が遅れているのか、それは分からないが、とにかく感覚が遅れているようだ。その分肉体も若ければ問題ないのだが、こちらの方は歳相応、いや、もしかしたら歳以上に先走っているかも知れないから始末に終えない。
典型的なキリギリス型人間だと自認しているが、年月はそれを許してくれない。

昨年の秋、長男が、僕の投じた石の波紋を受けて新たな世界に入ることを決意した。
親として自分の後ろ姿を見て興味を持ってもらえたことは大変嬉しいのだが、そうなってみて果たして僕が応援できることが何もないことに気付いた。
長男は、ここ数日、修行に入る施設の落成祝賀式典の準備の手伝いのため毎日北九州まで通い始めて、いよいよ式典間近の今朝、きれいに剃髪していた。何も剃髪する必要はないのだが、自分の気持ちを奮い立たせるためだろう。
その姿の凛々しさに背筋が伸びる想いだったが、嬉しい反面、これで良かったのだろうかと、後押しした自分に問いかける。
まだ入り口に立ったばかりの長男は、これからの一年、僕が感じた大きな疑問を同様に感じながら新たな世界の現実との間で悩むことだろう。
希望に適うような就職先がない時代。一年、二年回り道をしても、これからの長い人生には左程影響ないから思い切って踏み込んでみたら、と後押ししたのだが、はて、その先、僕は何をしたらいいのだろうと、息子の凛々しい剃髪を見てうろたえた朝だった。

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