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あかふじの独り言

退屈しのぎに日々の思いを綴ります。退屈している人は暇つぶしにのぞいてみてね。
「つっこみ」は削除・訂正できませんので要注意です。

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2005-03-24 写真はブラック アンド ホワイト。
2005-03-23 酔っ払いの独り言。
2005-03-23 車の買い替え。
2005-03-22 日記までご無沙汰。
2005-03-14 心からお詫び申し上げます。
2005-03-12 昨日の日記
2005-03-10 自家用車買い替え
2005-03-10 昨日の日記
2005-03-08 初めてのお仕事。
2005-03-07 夜更かしはカラダにコタエル・・・


2005-03-24 写真はブラック アンド ホワイト。

今日も相変わらず先日買ったカメラ雑誌をみている。
佐藤秀明さんの「路地」とタイトルされた写真が美しい。じんとくるな、と思いながら最後の解説をみると写真集からの抜粋とある。
忘れられた日本の生活美というようなものを感じさせられた。きっちりと切り取られた構図を綺麗な色で写してある。次にある中国先鋒撮影と名づけられた一連の写真はそのタイトルから想像できるように中国の新鋭写真家達の写真である。
日本の写真学校の生徒さん達の習作を見せられているようで、何だか微妙な感じを受ける。

深く魅入ったのはいづれも黒白で撮られた写真であった。
まず、宇井眞紀子さんの「イヤイライケレ」。語感から感じられる通り、アイヌの方を取材した写真である。写真の中心となる人物であるアシリ・レラさんは言う。
「大地のものは、命ある全てのもののためにある。人間だけのもの、国のものはない。」という言葉が写真を際立たせる。アイヌの生活には祈りや感謝が常にある、という言葉にも深い感銘を受けた。人類全てがいつもこういう静かな生活を送っていられたら、きっと戦争なんて起こらないのだろうな、と思わせられた。
 次にみた「老いの風景」という写真には思わず「ううむ・・・」と声にならない声で唸らせられた。撮影は山本宗輔さん。
島で生きる静かな老人達の生活を淡々と撮っているのだが、最後のページにあった、神式の死に装束姿となった老人の姿に息を呑んだ。神々しいという言葉がぴったり当てはまるようなその死者の表情を美しいと感じた。これがカラーだったら生々しい悲しみとか死に対する恐れとかが先立ったかも知れない。
改めて黒白写真の持つ力の大きさを感じると同時に、今自分が撮る事ができないもどかしさを少し感じさせられた。

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モノコロームの世界。本当に印象的な世界ですよネ。黒白なのに / れいチャン ( 2005-03-26 00:32 )

2005-03-23 酔っ払いの独り言。

この記事画面は夜になると極端に重くなるので、出来るだけ回線が空いている夕方早めの時間帯に書くようにしている。
そういった理由から、食事前に日記を書き、晩酌を済ませて久しぶりにのんびりとした気分で、昨日買ってきたカメラ雑誌を見ていた。昨日パラパラっとみていたので、今日は少しじっくりと記事なども読み進んでいったのだけど、いつも読む写真評論家・赤城耕一さんの「ワタクシ的名機」の冒頭に僕の大好きな森山大道さんと荒木経惟さんが最近発表した「森山 新宿 荒木」という写真展のことが書いてあった。
嬉しくて読み進んでいくと、かつて20年ほど活動休止した森山さんが活動再開したときに使用したカメラがペンタックスSVというカメラであった。というところから始まり、このカメラの素晴らしさを紹介していくというものであった。
僕も今のNikonを使う前はペンタックスを使っていた。
もっとも、SVではなくSVにTTL露出計を組み込んだペンタックスSPというカメラであったが、その優しい描写と持ち歩くのに疲れないコンパクト性が好きだった。小型の普及期でありながら、昔のカメラは当然真ちゅう製であり、精密機械だということをボディ全体で主張しているような雰囲気がいい。

記事の中に記された一節が、一旦置いたグラスに再び酒を注いだくらい妙に嬉しかったので、ここに転載させていただく。興味ない人はスルーして下さい。

「森山さんは淡々とリコーGR21で撮影してゆくというスタイル。荒木さんはプラウベルマキナでアグレッシブに撮りまくるという、お馴染みの光景で、見ていて楽しいが、私が気になっているのは両機ともすでに製造中止になっていることだ。
ふたりが今後使うカメラは何か?ということに興味を持つのは不真面目なのかもしれないが、つまらないメカニズムの薀蓄から最も遠いところにいる写真家が使用するカメラの背景には、思想が必ず潜んでいると信じている私は、少なからず興味をそそられるのである。」

そしてこのコーナーは次のような言葉で締めくくられていた。

「シャープさと優しさを併せ持ったようなSVに触れていると、よりモノを見つめてゆく行為を再確認したくなるのである。」

僕が使っているNikon D1Xを始めとして、現在メーカーが作り出しているカメラの中でこういう気にさせてくれるカメラが果たしてあるだろうか、としみじみ思ってしまった。ごく最近Nikonがデジタル全盛の世に送り出したフィルム一眼レフのフラッグシップ機であるF6が真ちゅう製であったならばあるいはその一つになれたかも知れないと思うのは僕だけだろうか。

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2005-03-23 車の買い替え。

自家用車の買い替えと営業車の買い替えが同時になってしまい、大出費となってしまった今年の春だけど、営業車が格安で見つかったのでかなり喜んでいるところです。喜びついでに次に買い換えるときはカーナビも付けようと考えていたので、ただ今カーナビを物色中。とりあえずカーショップに行って調べたらば、高い!新品だと何と30万強ですよ、あなたっ!
15万円も出せばそこそこの物が買えるだろうとタカをくくっていたのに、とんでもない状況になっています。なぜそんなに高いのかと言うと、地図検索がDVDからHDDになっただのDVDを見ながら地図も見ることができるだの、何とも高機能。
地図は程々で構わないので安いもので十分と思っていたのだが、聞いてみるとHDD内臓タイプはCDを録音しておけるらしい。とりあえず中古で見つけた2003年製でもCDアルバムが100枚録音できるとの事。CDを何枚も車に積んでおかなくてすむのでこれは便利そう。100枚は必要かどうか首をひねるところだけど、でも便利。
そんなこんなで、色んな説明を受けるうちに30万円の意味が分かってきた・・・ように感じるけど、それでも高過ぎ。なんでこんな無茶苦茶な値段になってしまうのでしょうね。ううむ・・・それでも買う人がいるからこんな値段設定になるんだろうなあ。

ということで密かに狙っていた新型デジカメは当分後になりそうです。

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2005-03-22 日記までご無沙汰。

ある方から、チラシに掲載する写真の撮影の依頼を受けた。
相手の思いに近づけるような撮影と言うのは、自分の撮影の幅を拡げるのに大変有意義だと思っているので快く受けさせて頂いたのだが、それなりに撮れたようで一安心している。
その前に、有料で受けている仕事の中でA3全面という大きな印刷物の撮影をやり、出来上がった印刷物を頂きその結果から、500万画素でもそれなりにいけるのだという実感を持てたのは大変有意義だった。一連の撮影の中で、今までの趣味の撮影のようにモデルになって頂いた方に喜んでいただけるのももちろん大切なことだけど、依頼を受けた相手の要求に対して60点でもいいからとりあえず及第点を頂けると言うのはまたそれなりに嬉しいことだと改めて感じた。
この2ヶ月くらい、何だかバタバタしていて、本を読むこともなく、好きな写真誌に掲載されている作家の写真を真剣に見ることもなかったように思う。
とりあえず昨日で仕事が一段落したので、今日は書店に立ち寄って好きな写真誌を2冊買ってきた。先ほどパラパラとみてみるとなかなか面白い写真や記事が掲載されているようなので、この日記を打ち込んだ後、布団に入ってじくじくと見るのが楽しみです。
2冊のうちの一冊はデジタルカメラなどと言うものが存在どころかかけらもなかった時代から脈々と続いている雑誌であり、もう片方はその名も「デジタルカメラマガジン」という、まんまデジタルものであるということが時代の流れを感じさせて面白い。
写真は写真だから一緒だろうと言うなかれ。掲載されている写真が片やアナログ表現であり、片や微妙にデジタル表現だというのが妙に考えさせられるのです。
そして、デジタルの本を読みながら、決してデジタルオタクにならないよう、自己規制という大切な要素も頭に叩きいれつつ、両者を楽しんでいくのです。

実はこの日記を打っていても言葉が出てこないことにもやもやイライラしているのです。2行前の「自己規制」という単語は使いたくなかったのですね、実は。
言いたい言葉が出てこない。いやこれは今に始まったことではなくこの5年ほど前から頻繁に起こり始めており、加齢に寄るボケなのか、デジタルものに首の根っこまで浸かりきっているためのある種の現代病なのか判然としないあたりに「真綿で首」式の恐怖を感じずにはおられないのであります。おお、コワイコワイ。

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2005-03-14 心からお詫び申し上げます。

すみません、すみません、HP放置しっぱなしで!
撮影させて頂いた皆様、本当にすみません!
なんだか最近身の回りが慌しくて、更新する意欲が消沈しきってます。
やろうと思えばやる時間はあるはずなのですが、じっくりパソコンの前に座る時間が取れなくてイライラもやもやしています。
きっと近いうちにアップさせて頂きますので、いましばらく寛大なお心で見守ってやって下さいませ。(激しく陳謝!)・・ん?ちょっと日本語アヤシイ?(^^;

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2005-03-12 昨日の日記

昨夜は夜更かししてしまい、日記を書く時間的余裕もなく寝てしまった。
先週の中洲村での夜更かし以来どうも眠くていけません。一週間以上経つというのにね。もっとも、その後も微妙に夜更かしが続いているのでそのせいもあるのだろうけど。
今日はこの数ヶ月第二土曜日恒例の鹿児島行き。
雪が降らなくて良かった。鹿児島に行く程度の道程であれば雪自体は全く問題ないのだけど、高速道路が通行止めとかなるのが辛い。時間的、疲労度が全く違うもんね。
明日も撮影を一件入れているので降らなきゃいいけど。

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2005-03-10 自家用車買い替え

平成元年に新車で購入した我が家の自家用車がこの4月で車検切れになるのを機に買い換えようということになった。
今月初めにいつもお世話になっているトヨタディーラーの方に安い中古車の出物があったらよろしくお願いします、とお願いしていたのだけど、昨夕、手頃な車が見つかったので今日は午前中に一仕事終えて午後一番に約束をして、その車を見せてもらった。ううむ、これと言って問題はないし、もちろん今の自家用車より数段新しいのだけど、どうも車を買い換えるという新鮮な喜びがない。なぜだろうと考えてみると、車が同じ車種で変わり映えしないということと自分が主体で乗る車ではないと言うことがあるかも知れない。
予算的なものも含めてあれこれ我ままを言わせて頂いたけど、快く応じて下さった営業の方に感謝です。

実は今回購入を考えたディーラーは、僕が学校を卒業後、就職した会社ということもあり心情的に中々離れられないのです。今乗っている車の点検、修理、車検についても、当時同期入社のサービスの方にあれこれ便宜を計らってもらっているし、安心してお任せできるというのが何よりなのです。


本音を言うと、最近はトヨタ車よりニッサンの車造りの方が気になってきていて、新車を買うなら魅力的なニッサンの方がいいかも?などと考えていたりもするのですが・・・これは内緒。

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2005-03-10 昨日の日記

昨日は慌しい一日で、トドメに夕方5時位から長崎行きの仕事が入り本当に慌しい幕切れとなった。
長崎市は幾度となく行っているのだけど、今回は初めて行く場所、しかも暗くなっての現地入りだしいつもの事ながら急ぎの品ということで少し不安。
そして恐るべきはその不安的中。
地図通りに行っているはず、しかもそれなりに幹線道路(のはず)なのに全く違う場所に向かっていることに気付いたのは分岐点から4〜5kmも走った辺りでのこと。方角的に違うな?と思った時点で人に聞こうにも人影、家影無し状態。いえ、こんなことはしょっちゅうなので慌てもしないけど、やっとめぐり合った道路工事のガードマンさんに尋ねるとやっぱり全く方向違いに来ていることが判明した。
ガードマンさんは片側通行の指示をしている状況だったので詳しく聞くのも危険だと思い、目指す町の方角だけ聞いてそのままその方向へ走りながら道を聞けそうな人影を探す。2km程走って、犬の散歩をさせているご婦人をみつけ、訊ねると何とも大変な道案内ぽい。でもとりあえず方角的につかめたのでその案内通りに走るのだが、ご承知の通り長崎は坂の町。かなり急勾配の峠みたいな道を上がり下がりしてやっと幹線道路に戻る。・・・何だかかなり遠回りさせられた感強し。
何とか目的地に到着できてホッと一息ついた。
帰りに長崎駅までの距離を測って、来たときの距離と比べたら8kmほど余分に走っていた様子。わずか8kmだけど峠の細いくねくね道を入れてのことだし夜道と言うこともあり、軽いパニック状態になっていたのは確かです。急送品なので自分の中にある到着予定時間を20分も過ぎるとかなり焦ってしまうのです。

ほうほうの態で何とか遅延のおとがめがない程度の時間で届け終えることができて帰宅したのは11時半。なぜか長男が早寝しているのでパソコンの電源も入れることができず、夕食を終えて床に就いたのが12時半くらいだった。

この商売を始めて20年ほどになるけど、先日の雪道峠の一件といい、まだまだ未熟者ですね。反省!

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2005-03-08 初めてのお仕事。

昨年の5月に知り合った大阪在住の若手カメラマンさんと、それより少し前からお知り合いの福岡市のカメラマンM氏、それにベイサイドで最近お知り合いになった東京ー福岡を行き来しながら仕事で写真を撮っておられるカメラマンさん達とアフターイベントで食事しながら写真についてのあれこれを楽しく語っている。
なぜか気が合う4人で、写真に関するよもやま話をするのはとても楽しく、その話の中でぜひ一緒に撮影会をやりましょうという話になった。実は前回のベイサイドイベントの帰りに、もう一人、東京のカメラマンさんを交えて5人で楽しく食事をしたのだけれど、そのときもそういう話になっていて、言っているばかりでは前に進まないので、今回、僕の方で一方的に話を推し進める形になってしまった。

僕が個人的に撮らせていただいているモデルさんには撮影のたびにお話しているのだけど、僕は一対一の撮影を基本としている。複数での撮影は、余程のことでもない限りお受けしないことにしているのだけど、今回僕が推し進める気持ちになったのは、大阪在住の若手カメラマンさんが僕の長男と同年ということが大きい要因かも知れない。

基本的に自己中の人間なので、複数の人をまとめるというのは大の苦手で、これから撮影会の実行に向けての手続きに今から頭を痛めているのだけど、若い人に僕の撮影状況を見ていただき、何か感じていただいて、その感じたことをまた僕にフィードバックしてもらえるのではないか、そのことによって僕の写真生活に少し緊張や刺激が生まれるのではないかと少し胸弾む思いを感じているのもまた事実だったりして、何となくドキドキ、ワクワクしていたりするのです。

関係する皆様には出来るだけご協力を頂きたく願っておりますので、なにとぞよろしくお願い致します。

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2005-03-07 夜更かしはカラダにコタエル・・・

先週の金曜日に、なんだか無性に天神の焼き鳥が食べたくなり一人でフラフラと出かけていった。
一人で行くのも寂しいし、ということで周船寺に住んでいる仕事仲間を呼び出して二人で店の引き戸を開けるとなぜかガラ空き状態。天候に拘わらず仕事帰りのサラリーマンでにぎやかな店だったはずなのに??と思いつつ席に付き焼き物、飲み物を注文して店内を見渡して気付いた。
あっ!あの焼き専門の大将がいない!
以前の活気が消えうせているのはそのせいだ、と気付いたのは店に入って5分程経った頃だった。
「いらっしゃいっ!」の掛け声で迎えられることで気分がよくなる焼き鳥屋さん、のはずが店内に入ったときなぜかテンションが下がったのはその大将の元気のいい掛け声がなかったせいだ。どうしたんだろう・・・?病気?退職?

すっかりテンションが下がりつつも注文を終え、焼き鳥が焼きあがるのを待つことしばし。・・・以前はこんなに待たせられることはなかった。しかも今日はガラガラ。
あに計らんや、焼きあがってきた焼き鳥の味の・・・

もう二度と来ることはないだろう店を出て、連れに「さあ帰ろうか」と言うと「もう帰ると?」というお返事。
「ん?どうすると?」と私。
「もう少し飲みたいね。」と知人。
「もう少し飲みたいとか言ったら12時過ぎるよ」と私。
「いいよ。」と知人。

2年ぶりの中洲村に脚を踏み入れた二人が2軒目の店を出たのは結局朝の4時過ぎでした。
嗚呼!新型カメラがまた一歩遠ざかってしまった。(嗚咽)

久々の夜更かし(夜明かし?)に始まった寝不足は50過ぎの壮年体に未だに確実に尾を引いているようで、今夜もすこぶる眠いです。

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