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あかふじの独り言

退屈しのぎに日々の思いを綴ります。退屈している人は暇つぶしにのぞいてみてね。
「つっこみ」は削除・訂正できませんので要注意です。

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2004-03-18 どこか変じゃない?
2004-03-13 次男からのメール
2004-03-10 忙中閑あり
2004-03-09 歯を抜いた
2004-03-07 不思議な風景。
2004-03-06 雪舞う山里
2004-03-04 野仏
2004-02-29 写真家魂
2004-02-28 お詫びの積み重ね。
2004-02-21 ちょっと一息。


2004-03-18 どこか変じゃない?


早朝仕事で走る車の中で聞いたニュース。
田中元議員の長女の私生活を書いたとかで、週間文春が発禁の仮処分を受けたらしい。
聞くとどうでもいいような話。
書く方の姿勢もお粗末だと思うが、だからと言ってなぜ発禁なの?
言論の自由などと声高に叫ぶほどの内容ではないにしろ「発禁」処分にしなければならないほど法的緊急度が高いものか?
どっちもどっちながら何だか不愉快な話で朝を迎えたようで気分が悪い・・と言うほどのもんでもないから、そんな話はどうでもいいか。

そんな面白くない話はさておき、ちまちまと写真を撮ってます。
このところ更新もしない横着管理人ですが、見ていただいている皆様には感謝の一念。
先日車で走っていたら、前を走る車のウィンドウに書いてあった文字とガラスに映りこんだ空が面白かったので、あわててカメラを取り出してのワンショットです。
こういう時は中望遠の空気感がいいですね♪35mmフィルム換算105mm程度でしょうか。

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2004-03-13 次男からのメール

今夜テレビで(小説の)名作クイズみたいなものをやっていた。
中で紹介されていたものは、漱石の「我輩は猫である」を始めとして「ごんぎつね」、「走れメロス」、「杜子春」、「銀河鉄道の夜」等など。
久々に触れる純文学の色々な作品を思い起こし、本棚から埃をかぶった本を取り出した。
今夜は漱石でも読みながら寝ることにしよう。
長男も刺激されてか、「銀河鉄道の夜」を手にして、埃を払っていた。

大学生活のため安アパートで一人暮らししている次男から、昨夜突然携帯メールが来た。

 次男「猫の死体って触ってもいいと?」
 私 「どうしたと?」
 次男「今塾の帰り道っちゃけど、道に死体があるけん、どかした方がいいかなって思って。」
 次男はアルバイトで塾で高校生を教えている。
 私 「それはどかしてやった方がいいね。ばあちゃんは、道端で死んでいる犬や猫を見つけたらいつもどかしてやりよるよ。」
  自分も、と言えないわが身がツライ。
 次男「じゃあ、道端にどかしとく。」
 死体に触ってもいいかどうかという最初の問いは、生き物の死骸を軽々しく触ってもいいのかどうかという死者への敬虔な気持ちからくるものである。

私の母は、車で道を走っているときにでも猫や犬が跳ねられて死んでいるのを見つけると車を停めさせて、その死体を道の脇に片付ける。車で跳ねられているので、死体は血だらけだったりするので、よくやるなあと、いつも感心してみながら、でも私にはそこまでする勇気がいまだに持てない。
こういう祖母の日頃の行いと、それに対する日頃の私の躊躇を知ってか知らずか行動に移した次男からのメールが嬉しかった。

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2004-03-10 忙中閑あり

このところ忙しい日が続いていたのだが、今日は久しぶりに電話の鳴らない静かな日だった。
昨日抜いた歯の痛みにも悩まされない平和な睡眠をとることが出来たのと、久しぶりに朝からの予定が入っていなかったので、溜まっている宿題を午前中にひとつ済ませることができた。

昨日の朝、昨年暮れに双子を出産した知人からのメールが双子の赤ちゃんの画像つきで届いた。
生まれて2ヶ月ちょっと経っているので顔立ちも落ち着いてとても可愛い赤ちゃんだったのだが、いつも思うことで、このところ携帯デジカメが一般化してきたのと同時に、皆さん、写真を撮るのがとても巧いと思う。
昨日届いた写真にしてもとても上手に双子を捉えてあり、どうやったらこんな上手な写真が撮れるのだろうとしみじみため息をついた。
画質うんぬんよりも、携帯デジカメによって、撮るという行為が生活に密着したことでいい写真が生まれるのだろうと一人思う。
写真を愛するものとしては、とても嬉しいことであるし、どんどん撮って楽しんでいただきたいと思うのと同時に、自分もさらに精進を重ねていかないといけないなと静かに思う今日この頃である。

昨日神頼みしたお薬師さんには、今日きちんとお礼参りをしておきました。
神頼みは、頼むときよりお礼のほうに重点を置きなさいという親の教えです。
お薬師さんは仏様なので、正確に言えば「神頼み」ではなく仏の慈悲にすがるというのが正しい言い方ですね。(^^;
 

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2004-03-09 歯を抜いた

♪三日前から右の奥歯が痛い
 ギリギリうずくから 酒で散らした♪

というのは長淵剛さんの歌ですが、実は一週間くらい前から左の奥歯が痛いのです。
僕の場合、酒で散らすというよりも、おばあちゃんの知恵袋、母から以前教わった「歯が痛いときは 紫蘇を噛んで寝ろ」というのを実践します。いや、これが意外と効くんですよね。
で、痛みは治まったけれど、完全ではなくずっと鈍痛が続くので、今日信頼している歯医者さんへ行ってきました。
歯茎に菌が入るか何かで膿んでいるのかと思っていたのですが、何と!奥歯の奥にもう一本歯が芽生えていたのです。いわゆる「親知らず」というやつですね。
こうなるとますます長渕になってきます(笑)
いえ、先に書いた歌は「親知らず」ではなく「傷まみれの青春」ですが。

で、先生曰く、「奥の親知らずが奥歯を押しているせいもあり、奥歯の歯茎の骨が悪くなっています。」とのこと。「レーザー治療で化膿を抑えて治療するやり方もありますが、一時しのぎですね。」と言われるので、「先生の判断では抜いたほうがよろしいですか?」と聞くと、「はい。」と二つ返事。
ううむ・・・ここが思案のしどころで、実は僕は永久歯を抜いた経験がないのです。20年ほど前にヤブ医者に治療を間違えられて奥歯の半分を削られてしまいこそしていますが、その他の歯は全て完全にそろっているのです。
ですから、歯を抜くという治療行為をすんなりと受け入れるのを躊躇してしまいがちなのです。
この歯医者の先生を信頼しているというのは、実は20数年前にやはり奥歯が痛み、この歯医者さんを尋ねたら、そのときもやはり親知らずで、この時は奥に3本もの親知らずが生えていて、うち2本は完璧に歯として出来上がっていたのです。
ですから奥歯の奥にもう一本、左右合わせて2本の歯がきちんと生えそろっていたのです。きちんと生えていたので全く気付かなかったのですが、今度は下あごにもう一本親知らずが出来ており、この歯が頭を出したものだから親知らず同士が噛み合って痛みが出て気付いたのでした。でも奥歯の奥に生えた歯は、歯磨きをしても歯ブラシが届きにくかったりしてムシ歯になる可能性が高いため抜いたほうがいいですと言われ、その時に2本抜きました。全部揃っているどころか普通より2本も多くの歯を持っていたのでした。その時の説明と治療が適切かつ痛くなかったので、その時以来この先生を信頼するようになったのでありました。

その先生が今回も「抜いたほうがいい」とおっしゃるので、一瞬躊躇はしたものの、すぐに「では、抜いてください。」ということになり、僕と40数年間生真面目に付き合ってくれた奥歯クンとお別れすることになったのでした。
抜かれた歯を見せていただいたとき思わず手と手を合わせました。自分の歯でありながら自分のものではないようで、目の前に横たわる歯を見ていると「良く頑張って仕事をしてきてくれたなあ。お疲れ様でした。」という気になり思わず手を合わせたくなったのです。
人間と言うものは勝手なもので、痛みがなく五体満足なときはその体に感謝を忘れてしまいます。胃がキリキリ痛んで初めて胃のありかを知る、みたいな、ね。
そういうワケで、昼食前に歯を抜いたので食欲がなく、今日は昼ごはんは食べずじまい。先ほど夕食で2食分と酒を少し多めに飲んで、さあ寝ようか、というところです。
夜中に歯が痛まなければいいけど・・・・。

困ったときの神頼みで、こんなときだけお薬師さんの真言を唱えたりして・・まったく不信心ですみません。(苦笑)

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2004-03-07 不思議な風景。


いえ、特に不思議というわけではないのですが、仕事帰りに目に留まった一枚の看板。
看板に「ことば館」と書いてあったので気になって後戻りしてみた。
どうやら喫茶店らしいお品書きが店頭にある。営業時間ではなかったのか入り口には「closed」の看板がぶら下がっていた。どんな方が経営していらっしゃるのか、一度のぞいてみたいお店ですね。
撮った画像を帰宅後レタッチしていたら面白くなっていじくりまわしてみました。ためしに貼ってみたけど、やっぱり普通通り、下手にいじらなかったほうが良かったかも?

更新が滞っているので、この数日撮った寸景をミニギャラリーにしてみました。
極私的自己満足風景ばかりですが、ぜひ覗いて見てください。
ちなみにミニギャラリーの写真はすべてCASIOのイクシリムでの撮影です。


http://akafuji.web.infoseek.co.jp/mini_G/

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2004-03-06 雪舞う山里


この数日、寒の戻りで雪が舞う寒さが続く。

 春は名のみの 風の寒さや
 谷のうぐいす 歌は思えど
 時にあらずと 声も立てず
 時にあらずと 声も立てず

ご存知「早春賦」ですが、昨日撮った写真をみながらこの歌を口ずさんでいると、歌詞がところどころ"忘却のかなた"なので検索してみた。
すると、3番の歌詞を見てちょっと驚き。

 春と聞かねば  知らでありしを
 聞けば急かるる 胸の想いを
 いかにせよとの この頃か
 いかにせよとの この頃か

これって、もしかして恋心の歌だったの?

春は名のみの風の寒さなれど、春を感じて萌え出ずる新緑の美しさと梅の花。雪舞う里での一コマでした。
 そう言えば、昨日は「啓蟄」。

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2004-03-04 野仏


今日は早朝からの仕事で、朝6時に家を出た。
宝満山の方に向かって走ると山が一面真っ白になっていたので、少し気にはなったが、「まあ大丈夫だろう・・」とタカをくくってそのまま「しょうけ越え」を越えようとしたのが大きな間違いだった。
2/3ほど登ったところで白いものが目立ち始め、ついには後輪がスリップして空転を始めたので対向車に注意を払っていると、対向車のドライバーの方が「ダメダメ」というような感じで手を振ってくれた。
ああ、やっぱりダメか・・と峠越えを断念して八木山越えに方針を変えた。
時間に余裕を持って出発したものの40分のロスは大きく、もしかすると遅刻かも?と気は焦る。
何とか10分前に到着して遅刻は免れたが、途中で見かけた野仏が気になって、帰りに写そうと考えていた。朝の光は移り変わりが激しいのでちょっと心配していたが、仕事を終えた頃から雪になったのが幸いして、行きに見た光景と変わらぬ野仏があった。
昔聞いたよしだたくろうさんの野仏という歌を思い出しつつ震える指先でシャッターを切った。

○WBオート、露出オート(-1/3EV補正)、岩苔のしっとり感を出すためレタッチ時にトーンカーブで暗めに補正した。
リサイズ後、アンシャープでシャープネス補正(量:213,半径0.3ピクセル,しきい値2レベル)

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2004-02-29 写真家魂

朝起きて朝食をとりながら何気なくテレビのスイッチを入れてチャンネルをあちこち回していたら何となく写真の話をやっているようなので見ていると、どうも「中平」という名前がちらちらでてくる。
まさかねえ・・などと思いつつそのまま見ていると、確かに「中平」と言っているので、画面に写る人をよく見ると、やはりあの中平さんに似てはいる。でもねえ、まさかねえ・・などと思いつつじっと見つめていると、歳を取ってやつれているようではあるが、どうもあの「中平さん」に似ているようでもある。
僕が思っていた写真家の「中平卓馬」さんだと確信したのは見始めてから10分ほど経った頃だった。
聞いていると、どうやら急性アルコール中毒で病院に運び込まれて数ヶ月の入院生活を送ったらしい。しかも記憶喪失になっているとのこと。
そうか、それでやつれたように見えたんだ。
ご本人は、記憶の糸をたどるように撮影活動を再開したとのことで、記憶にある沖縄を撮りに行ったらしい。撮影中の風景をテレビカメラが捕らえていたが、僕が知っている頃の中平さんとなんら変わりがないように思えて、やはり体と感性で憶えたものは忘れないんだなあと強い感動を覚えた。
撮られた写真を観て思ったのは、自然にあるがままを撮ってあるのだけれど、そのどれもが強く自己主張をしているような気がした。自然にあるがままの自己主張。自我を主張するのではなく自分の存在を肯定する、そんな感じに見てとれた。
見た限りの画像は、どれも縦位置で撮ってあり、キレイな発色をしていた。
この色はやはりフィルムでなければでないだろうなあ・・と改めて自分が今撮っているデジタルの寂しさを感じさせられた。

と言っても、今の僕にフィルムは撮れないのでデジタルでいかに「造りもの」ではない画像を表現するかだろうと思う。篠山紀信さんなどは完全に割り切ってデジタルを楽しんでおられるし、真反対に荒木経惟さんなどはデジタルを完全に拒否して撮影を続けておられる。どちらがどうというのではないけれど、僕の場合はやはりフィルムの感性なので、デジタルをフィルム撮影の域に近づけた表現という、どうにもならない表現しか考えられないような気がする。
いずれにしても、こういうドキュメンタリーを見せられると大変いい刺激になるし、やる気が起きてくる。

このところよく情報交換をしているカメラマンのM氏に「カメラマンのドキュメンタリーをテレビでやってます。」とメールすると、「はい、見てます。」との返事。以前、同じようなことでメールしたらその時もやはり見ていたことを思い出し、思わず笑ってしまった。

いやあ、写真ってやっぱり楽しいですね!

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2004-02-28 お詫びの積み重ね。

いつも撮影させていただいている皆様、更新が大幅に遅れて申し訳ありません。
仕事が忙しくて、もともと精神的に余裕のない私には、なかなか気合を入れて撮影画像をレタッチする時間が持てないまま時間だけが過ぎていきます。
日替わり画像を停滞させぬよう、一日一枚の画像をレタッチするのが精一杯です。
そんなことを言いながら、イベントも含めて撮影だけはそれなりにやっていたりするので、宿題だけがずんずん溜まっていきます。
あああああ!私のデスクトップには、レタッチ・更新待ちの撮影画像がワンサカと溢れ返っていますのです。
そのうち私の仕事も息をつくでしょうから、今しばらく気長にお待ち下さいませませ。(平身低頭)

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2004-02-21 ちょっと一息。

慌ただしい日々が続いた。売上日計を見てみたら忙しくなり始めてから何と3週間経ってるじゃあないか。売上を見るとムフフなのだが、やはり年老いた身には少々ツライ。
今日は午前中に仕事を片付け、昼からゆっくり足ツボマッサージにでもいってゆっくり体を休めようかね、と思っていたのに、またもや仕事が入って、結局帰宅したのは19時半でした。
明日は昼にひとつお勤めをしたら、あとはゆっくりできそうなので、明日こそ足ツボマッサージにでも行ってゆっくり寝させていただきましょうかね。
それでは、皆さんお先にお休みなさい、早いけど・・ってパソの時計を見たら、もう11時過ぎてるじゃあないか!!

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なぜか多忙が続いていて、まだ足ツボマッサージに行けてません。あああ、癒されたいいいい! / akafuji ( 2004-02-23 23:24 )
21日は本当にすみませんでした;自分も楽しみにしていたぶん切ないです。日曜は良い休日を過ごされましたか?^^足ツボマッサージの感想も良かったら聞かせて下さい! / oris ( 2004-02-22 23:38 )

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