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あかふじの独り言

退屈しのぎに日々の思いを綴ります。退屈している人は暇つぶしにのぞいてみてね。
「つっこみ」は削除・訂正できませんので要注意です。

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2004-03-09 歯を抜いた
2004-03-07 不思議な風景。
2004-03-06 雪舞う山里
2004-03-04 野仏
2004-02-29 写真家魂
2004-02-28 お詫びの積み重ね。
2004-02-21 ちょっと一息。
2004-02-18 なぜか忙しい。
2004-02-14 気持ちのいい1日でした
2004-02-13 看脚下


2004-03-09 歯を抜いた

♪三日前から右の奥歯が痛い
 ギリギリうずくから 酒で散らした♪

というのは長淵剛さんの歌ですが、実は一週間くらい前から左の奥歯が痛いのです。
僕の場合、酒で散らすというよりも、おばあちゃんの知恵袋、母から以前教わった「歯が痛いときは 紫蘇を噛んで寝ろ」というのを実践します。いや、これが意外と効くんですよね。
で、痛みは治まったけれど、完全ではなくずっと鈍痛が続くので、今日信頼している歯医者さんへ行ってきました。
歯茎に菌が入るか何かで膿んでいるのかと思っていたのですが、何と!奥歯の奥にもう一本歯が芽生えていたのです。いわゆる「親知らず」というやつですね。
こうなるとますます長渕になってきます(笑)
いえ、先に書いた歌は「親知らず」ではなく「傷まみれの青春」ですが。

で、先生曰く、「奥の親知らずが奥歯を押しているせいもあり、奥歯の歯茎の骨が悪くなっています。」とのこと。「レーザー治療で化膿を抑えて治療するやり方もありますが、一時しのぎですね。」と言われるので、「先生の判断では抜いたほうがよろしいですか?」と聞くと、「はい。」と二つ返事。
ううむ・・・ここが思案のしどころで、実は僕は永久歯を抜いた経験がないのです。20年ほど前にヤブ医者に治療を間違えられて奥歯の半分を削られてしまいこそしていますが、その他の歯は全て完全にそろっているのです。
ですから、歯を抜くという治療行為をすんなりと受け入れるのを躊躇してしまいがちなのです。
この歯医者の先生を信頼しているというのは、実は20数年前にやはり奥歯が痛み、この歯医者さんを尋ねたら、そのときもやはり親知らずで、この時は奥に3本もの親知らずが生えていて、うち2本は完璧に歯として出来上がっていたのです。
ですから奥歯の奥にもう一本、左右合わせて2本の歯がきちんと生えそろっていたのです。きちんと生えていたので全く気付かなかったのですが、今度は下あごにもう一本親知らずが出来ており、この歯が頭を出したものだから親知らず同士が噛み合って痛みが出て気付いたのでした。でも奥歯の奥に生えた歯は、歯磨きをしても歯ブラシが届きにくかったりしてムシ歯になる可能性が高いため抜いたほうがいいですと言われ、その時に2本抜きました。全部揃っているどころか普通より2本も多くの歯を持っていたのでした。その時の説明と治療が適切かつ痛くなかったので、その時以来この先生を信頼するようになったのでありました。

その先生が今回も「抜いたほうがいい」とおっしゃるので、一瞬躊躇はしたものの、すぐに「では、抜いてください。」ということになり、僕と40数年間生真面目に付き合ってくれた奥歯クンとお別れすることになったのでした。
抜かれた歯を見せていただいたとき思わず手と手を合わせました。自分の歯でありながら自分のものではないようで、目の前に横たわる歯を見ていると「良く頑張って仕事をしてきてくれたなあ。お疲れ様でした。」という気になり思わず手を合わせたくなったのです。
人間と言うものは勝手なもので、痛みがなく五体満足なときはその体に感謝を忘れてしまいます。胃がキリキリ痛んで初めて胃のありかを知る、みたいな、ね。
そういうワケで、昼食前に歯を抜いたので食欲がなく、今日は昼ごはんは食べずじまい。先ほど夕食で2食分と酒を少し多めに飲んで、さあ寝ようか、というところです。
夜中に歯が痛まなければいいけど・・・・。

困ったときの神頼みで、こんなときだけお薬師さんの真言を唱えたりして・・まったく不信心ですみません。(苦笑)

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2004-03-07 不思議な風景。


いえ、特に不思議というわけではないのですが、仕事帰りに目に留まった一枚の看板。
看板に「ことば館」と書いてあったので気になって後戻りしてみた。
どうやら喫茶店らしいお品書きが店頭にある。営業時間ではなかったのか入り口には「closed」の看板がぶら下がっていた。どんな方が経営していらっしゃるのか、一度のぞいてみたいお店ですね。
撮った画像を帰宅後レタッチしていたら面白くなっていじくりまわしてみました。ためしに貼ってみたけど、やっぱり普通通り、下手にいじらなかったほうが良かったかも?

更新が滞っているので、この数日撮った寸景をミニギャラリーにしてみました。
極私的自己満足風景ばかりですが、ぜひ覗いて見てください。
ちなみにミニギャラリーの写真はすべてCASIOのイクシリムでの撮影です。


http://akafuji.web.infoseek.co.jp/mini_G/

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2004-03-06 雪舞う山里


この数日、寒の戻りで雪が舞う寒さが続く。

 春は名のみの 風の寒さや
 谷のうぐいす 歌は思えど
 時にあらずと 声も立てず
 時にあらずと 声も立てず

ご存知「早春賦」ですが、昨日撮った写真をみながらこの歌を口ずさんでいると、歌詞がところどころ"忘却のかなた"なので検索してみた。
すると、3番の歌詞を見てちょっと驚き。

 春と聞かねば  知らでありしを
 聞けば急かるる 胸の想いを
 いかにせよとの この頃か
 いかにせよとの この頃か

これって、もしかして恋心の歌だったの?

春は名のみの風の寒さなれど、春を感じて萌え出ずる新緑の美しさと梅の花。雪舞う里での一コマでした。
 そう言えば、昨日は「啓蟄」。

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2004-03-04 野仏


今日は早朝からの仕事で、朝6時に家を出た。
宝満山の方に向かって走ると山が一面真っ白になっていたので、少し気にはなったが、「まあ大丈夫だろう・・」とタカをくくってそのまま「しょうけ越え」を越えようとしたのが大きな間違いだった。
2/3ほど登ったところで白いものが目立ち始め、ついには後輪がスリップして空転を始めたので対向車に注意を払っていると、対向車のドライバーの方が「ダメダメ」というような感じで手を振ってくれた。
ああ、やっぱりダメか・・と峠越えを断念して八木山越えに方針を変えた。
時間に余裕を持って出発したものの40分のロスは大きく、もしかすると遅刻かも?と気は焦る。
何とか10分前に到着して遅刻は免れたが、途中で見かけた野仏が気になって、帰りに写そうと考えていた。朝の光は移り変わりが激しいのでちょっと心配していたが、仕事を終えた頃から雪になったのが幸いして、行きに見た光景と変わらぬ野仏があった。
昔聞いたよしだたくろうさんの野仏という歌を思い出しつつ震える指先でシャッターを切った。

○WBオート、露出オート(-1/3EV補正)、岩苔のしっとり感を出すためレタッチ時にトーンカーブで暗めに補正した。
リサイズ後、アンシャープでシャープネス補正(量:213,半径0.3ピクセル,しきい値2レベル)

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2004-02-29 写真家魂

朝起きて朝食をとりながら何気なくテレビのスイッチを入れてチャンネルをあちこち回していたら何となく写真の話をやっているようなので見ていると、どうも「中平」という名前がちらちらでてくる。
まさかねえ・・などと思いつつそのまま見ていると、確かに「中平」と言っているので、画面に写る人をよく見ると、やはりあの中平さんに似てはいる。でもねえ、まさかねえ・・などと思いつつじっと見つめていると、歳を取ってやつれているようではあるが、どうもあの「中平さん」に似ているようでもある。
僕が思っていた写真家の「中平卓馬」さんだと確信したのは見始めてから10分ほど経った頃だった。
聞いていると、どうやら急性アルコール中毒で病院に運び込まれて数ヶ月の入院生活を送ったらしい。しかも記憶喪失になっているとのこと。
そうか、それでやつれたように見えたんだ。
ご本人は、記憶の糸をたどるように撮影活動を再開したとのことで、記憶にある沖縄を撮りに行ったらしい。撮影中の風景をテレビカメラが捕らえていたが、僕が知っている頃の中平さんとなんら変わりがないように思えて、やはり体と感性で憶えたものは忘れないんだなあと強い感動を覚えた。
撮られた写真を観て思ったのは、自然にあるがままを撮ってあるのだけれど、そのどれもが強く自己主張をしているような気がした。自然にあるがままの自己主張。自我を主張するのではなく自分の存在を肯定する、そんな感じに見てとれた。
見た限りの画像は、どれも縦位置で撮ってあり、キレイな発色をしていた。
この色はやはりフィルムでなければでないだろうなあ・・と改めて自分が今撮っているデジタルの寂しさを感じさせられた。

と言っても、今の僕にフィルムは撮れないのでデジタルでいかに「造りもの」ではない画像を表現するかだろうと思う。篠山紀信さんなどは完全に割り切ってデジタルを楽しんでおられるし、真反対に荒木経惟さんなどはデジタルを完全に拒否して撮影を続けておられる。どちらがどうというのではないけれど、僕の場合はやはりフィルムの感性なので、デジタルをフィルム撮影の域に近づけた表現という、どうにもならない表現しか考えられないような気がする。
いずれにしても、こういうドキュメンタリーを見せられると大変いい刺激になるし、やる気が起きてくる。

このところよく情報交換をしているカメラマンのM氏に「カメラマンのドキュメンタリーをテレビでやってます。」とメールすると、「はい、見てます。」との返事。以前、同じようなことでメールしたらその時もやはり見ていたことを思い出し、思わず笑ってしまった。

いやあ、写真ってやっぱり楽しいですね!

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2004-02-28 お詫びの積み重ね。

いつも撮影させていただいている皆様、更新が大幅に遅れて申し訳ありません。
仕事が忙しくて、もともと精神的に余裕のない私には、なかなか気合を入れて撮影画像をレタッチする時間が持てないまま時間だけが過ぎていきます。
日替わり画像を停滞させぬよう、一日一枚の画像をレタッチするのが精一杯です。
そんなことを言いながら、イベントも含めて撮影だけはそれなりにやっていたりするので、宿題だけがずんずん溜まっていきます。
あああああ!私のデスクトップには、レタッチ・更新待ちの撮影画像がワンサカと溢れ返っていますのです。
そのうち私の仕事も息をつくでしょうから、今しばらく気長にお待ち下さいませませ。(平身低頭)

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2004-02-21 ちょっと一息。

慌ただしい日々が続いた。売上日計を見てみたら忙しくなり始めてから何と3週間経ってるじゃあないか。売上を見るとムフフなのだが、やはり年老いた身には少々ツライ。
今日は午前中に仕事を片付け、昼からゆっくり足ツボマッサージにでもいってゆっくり体を休めようかね、と思っていたのに、またもや仕事が入って、結局帰宅したのは19時半でした。
明日は昼にひとつお勤めをしたら、あとはゆっくりできそうなので、明日こそ足ツボマッサージにでも行ってゆっくり寝させていただきましょうかね。
それでは、皆さんお先にお休みなさい、早いけど・・ってパソの時計を見たら、もう11時過ぎてるじゃあないか!!

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なぜか多忙が続いていて、まだ足ツボマッサージに行けてません。あああ、癒されたいいいい! / akafuji ( 2004-02-23 23:24 )
21日は本当にすみませんでした;自分も楽しみにしていたぶん切ないです。日曜は良い休日を過ごされましたか?^^足ツボマッサージの感想も良かったら聞かせて下さい! / oris ( 2004-02-22 23:38 )

2004-02-18 なぜか忙しい。

多忙です。気が休まる暇がありません。
個人事業主としてはありがたい話なのですが、ダメなんですこういうの。
仕事に忙殺されていると頭が回らなくなってきます。
インターネットを始めた8年ほど前の売上を見ていると、今月のような忙しさが通常だったのですが、長い不景気によるヒマな生活に慣れてしまった身としては少々慌ただしいです。
これが続けば願ってもないことなのですが、何せこのご時世ですので、来月はどうなることやら。ま、儲かるときに儲けておけということでしょうね。

そう言うわけで、撮った写真のレタッチにも手が付けられず、日替わりトップを更新するだけで精一杯の状況ですので、サイトにおいでになっていただいている皆々様方、どうかお許し下さいませ。

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えみさん、励ましのお言葉ありがとうございます♪ / akafuji ( 2004-02-20 13:44 )
忙しいことはいいことだv^^がんばれ〜♪ / えみ ( 2004-02-19 22:23 )

2004-02-14 気持ちのいい1日でした

今日は朝から天気も良く、早朝から仕事やなにやらでバタついたけど、一日中、充実していたような気がします。
やっぱり人間、働かないといかんですね。
夢中で働いていると色々な悩み事を考える暇もなく、ただひたすら仕事を終えようと体を動かす。そういう人間の基本形みたいなものが一番体にも精神的にもいいようです。
以前仕事で知り合ったお客さんが、「動物のオスは怠ける、遊ぶのが本業。メスは餌を獲る、働くのが本業。」みたいなことを言っておられことに感銘を受けた記憶があるのですが、いえいえ、男だってたまには働かないといけません。(笑)
理屈ぬきで、目の前にある仕事を片付ける能力は女性には敵わないと、かねてから思っていますが、時折思い出したように懸命に体を動かすと、ストレスが発散されて精神的にとてもいいような気がします。

さて、明日は朝から一仕事の後、小倉西展イベントに参加予定。
またまた、まったり楽しませていただきます。

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2004-02-13 看脚下

プロではないし写真も決してうまくはないので、いつもモデルさんとはギブアンドテイクの対等の立場で、楽しく趣味を続けていきたいと思っている、そんな僕にちょっとショッキングな事が・・・。
コスプレイヤーさんと、それを撮るカメラマンという、まあ、一般世間的にみるとある意味特殊な間柄なので、ごく一般的な関係を持とうということ自体無理があるのかも知れないが、それにしても「ううむ・・・」という感じでさみしい。
自分が撮る写真に対して、お世辞を言ってくれ、褒め言葉を並べ立ててくれという思いはさらさらないが、数回撮らせていただいた後会ったときに褒め言葉を頂くと、もともと木に登る豚性質の僕は自分の写真が気に入ってくれたと心から思い込んでしまう。
人の好みはそれぞれ千差万別だし、気に入る気に入らないはその人の勝手なので、特に気に入ったものでなければ過度な褒め言葉を出すべきではないと思う。
幾度も撮影を重ねてきて、自分の写真を気に入ってくれてるんだと思い込み始めた頃に「実はそういうの嫌いなのよね。」と言われると、これはもうかなりショックなのですね。
撮影の場でいつも言っていることなのだけれど、自分の写真が上手と思ったことはないし、写真というものは撮り手とモデルの相関関係で作るものだと思っているので、決して自分ひとりで写真を作っているつもりはないだけに、その場で褒められていたのに後になってそうでないといわれるとかなりこれは悲しいです。自分の写真に自信を持っておられる敏腕カメラマンはそういうことはないのでしょうけれど、僕みたいに「すみません、お願いします。」状態で撮らせていただいている者にはかなりコタエます。

はっきり断りにくいというのは重々分かるのだけれど、撮られたくないカメラマンから声をかけられたときはきちんと断る勇気を持って欲しい。僕も幾度となく断られた経験はあるし、それでその方のことを恨んだり憎んだりということもないので、レイヤーの皆さん、僕が声をかけたとき撮られたくないと思ったら遠慮なく「ごめんなさい。」サインを出してくださるようお願いします。

有頂天になったり落ち込んだり、色々あるけど自分の趣味に打ち込んでいきたいという根っこの部分は変わらないので、環境に惑わされず自分の足許を見据えて撮影を続けていきたい。
というところで、今日のタイトル「看脚下」です。(-_-;

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励ましのお言葉ありがとうございます。それがですねえ・・なかなか自信を持ってレリーズするということができずにいます・・。結果で一喜一憂するのが精一杯というところでしょうか・・・。 / akafuji ( 2004-02-16 17:45 )
>自分の写真が上手と思ったことはないし、、手術でも医者が不安がってると患者にも伝わるじゃないですか。あかふじさん写真上手ですよ。自信持ってレリーズして下さい。 / まりりん ( 2004-02-16 10:56 )

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