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日々徒然日記


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2006-08-21 なんかわかった・その1
2006-08-20 気にするなよ
2006-08-18 樽ドル
2006-08-13 前から書こうと思っていたのですが
2006-08-13 桜の森の満開の下
2006-08-11 これも一種の現実逃避かな(爆
2006-08-08 夜叉丸
2006-08-06 個人的には
2006-08-02 気をつけようね、壁。
2006-08-01 きをつけよう


2006-08-21 なんかわかった・その1

ごきげんよう。


 明日、大熊猫のお供で朝早く病院に行かねばならないというのに、なんかこう、昨日の日記のサイトを読んでしまって夜更かし中の山田寅次郎でございます(平伏)。

っーかあたし、正直、はじめこのニュース聞いた時の感想って、『ふーん、そう。・・・で?』だっんですよ。でもさあ、あたし患者じゃん? 私だけのためではないけれど、関係ない人がここまで怒り狂ってくれるというのはなんかこう、ありがたいというか、あんたたちみんな優しいなぁ、おい、とか思いましてね。私がこうまで関心がないのは、皆様に申し訳ないように気がして、遅ればせながら色々と読んでいたんですがね。

私も昔アトピー酷くて辛かったんですが、今はそうでもないから、今は辛い気持ちを忘れちゃって、むしろ高慢っつーの? なんかこう、そういう感じになったから、別に『かっつと愉快な仲間たち』に対して、大して感情も湧かないのかな、と思ったりもしたのですが、2ちゃんねるのアトピー板に書いてあった事を読んで納得。


『患者は、そもそも汚いとか思われることに慣れてるし、自分たちでもそう思ってるから、そんなこといわれても今更どうということはない。むしろ、自分たちが「今どう治るか」ということで頭がいっぱいだから、そんなこと本当はどうでもいい。包帯グルグルの写真を掲載され続けたって、将来的に綺麗になったら、そんなことどうでもいい(意訳)』


そうなのよ。まさにその通り。もうね、写真とかミイラとかバイオハザードとかそんな下らないことどうでもいいのよ、治れば。アホの相手なんかしてられないのよ、治療のことで頭いっぱいで。だってさぁ、夜も痒くて寝られなかったり、滲出液で下着が身体にはっついちゃって、トイレいったりするときに剥がすの痛かったり、身体動かすのでも痛かったり、顔にでてれば、皮膚が痛くて笑えなかったりとかさ、色々あんのよ。寝られないとボーっとするしさ、余計かいくなんのよね。

幸いにも私は、実の母親以外からは酷い言葉を投げられたり、イヤそうな顔をしたりはされなかったので良かったのですが(実の母親は酷かったですがね)、まあ、嫌がられたら嫌がられたでイヤだし、嫌がられなかったら嫌がられなかったでまた、自分が遠慮しちゃうし、色々と複雑なわけよ。

スズキ君。がよく、『人間、本当につらいことは言えないんだよ』というのですが、それは確かにその通りだと私も思います。私も、今でこそアトピーが酷かったときの事をいえますが、やっぱ当時はイヤだったもん、話すの。だからむしろ、泣いて抗議できる患者ってのは、ある意味、楽なほうなんではないかと。

っつー訳で、『かっつ』の件は、どうせ本人には深い考えもなかっただろうし、患者本人はまあ、大して気にしてない人も多いと思うので、それはそれでいいのですが、問題は間接的なことでしてね。

私の知り合いで、昔酷いアトピーだったらしい人がいるのですが、彼女と話をしていて、『あたしね、昔アトピーが頭に出てて、はげちゃったの』と言った時には、ケラケラ笑っていたのですが、子供の話になった途端、『ようやく授かった子が酷いアトピーで』と、さめざめと泣き始めたのにはさすがに涙腺緩みましたよ、あたしゃ。
やっぱこの件を気にするのは本人よりもまわりなんだなぁ、と思った次第ですよ。実際、『子供がそうだから』とか怒ってた『ちゃねらー』の人も多かったみたいだし。

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2006-08-20 気にするなよ

ごきげんよう。


 知り合いのドイツ人と会話をしていて、大熊猫の店の話になり、そこのオーナーについて彼が『ああ知ってる。有名な悪い人だよね。ヤクザなんでしょ』としれっといったのが微妙に受けた山田寅次郎でございます(平伏)。

ま、それはそうとして、本日、スズキ君。より、下記のサイトを教えていただきました。


http://kikai.ojaru.jp/


ま、簡単に説明させて頂きますと、ミクシィという大手の日記のサイトがあるのですが、そこである大学生が、バイト先にお客さんとしてやってきたアトピー患者を、携帯のカメラで無断撮影。『ミイラみたい。刺激臭がする』などと書いて、友達とウキウキ笑いものにしたと。で、それをたまたま見つけたアトピーの患者さんが、2ちゃんねるに出入りしている人で、その件についてカキコしてしまったからさあ大変。

2ちゃん用語でいう『祭り』が行なわれ、結局学部長のほうからその大学生に『注意』がいったそうです。ま、アホを『公式に』野放しにしなかったという点では評価できるのではないかと思いますが。

でも、スズキ君。とRAKU様とも話していたのですが、その大学生と周囲の友人たち、絶対反省しないだろうし、そもそもなんでこんな騒ぎになったのかってこともわかってないんだと思うんだよね。

で、私もアトピー持ちですしね、一応他人事ではないので、自分はどう思うか考えてみたんですが。

私、今は気候が落ち着いたせいか、別に手から汁は出ていないのですがね。酷いときは出ましたしね、確かにそれは、何か匂いがするかもしれません。そうじゃなくても、何かにおいのする薬をつけていたらその匂いがしますし、実際、私が愛用していた漢方薬の塗り薬は、カレーの匂いが(とはちょっと違うけど)プンプンしました。包帯は、患部が見えないほうが精神的に楽だけどねぇ、あたしは。

確かにやつらのしたことは人間として酷いですね。でもさ、そういうことするのって明らかに低俗な人間だからさ、患者の人たちは気にすることないと思いますよ。だって、別にアトピー出てるのが悪いわけじゃないしさ。いっちゃなんだが『おまえのかーちゃんでーベーそー』みたいなレベルじゃん。

あ、べつに私、例の大学生を擁護してるんじゃないですよ。あいつらは単なる低脳なので、やつらについて語るのも口と紙面がもったいないと思うわけです。

で、この件についての私のコメント(患者さん向け)は、『気にするな』ですかね。他の方には『どうぞガンガンアホをいじめて下さい』って感じなんですが(爆)。

低俗な人間が、たいした考えもなくやった事を気にするな。気持ちはわかるけど、そんなことに意味なんてないし。気にしてカッカしたらもっと痒くなるじゃん。アホのために具合を悪くする必要はないです。彼らにそんな価値はない。

世の中には、自分とは関係ないのに怒ってサイト作って、学部長にまでご注進したり、バイト先に電話してくれるような人がいるじゃないか(単に暇なだけかもしれないけど)。万人がやつらと同じ事を思っているわけじゃない。だから気にするな。アトピーはよくなるけどアホは死ぬまで治んないんだから、むしろやつらの方がよっぽどかわいそうだ。

ええ、私は別に、いい人ぶっていってるわけじゃなくて、むしろイヤな性格だからいうんですがね。


動物程度の知能しかないやつらにカッカしたって仕方がないだろ。

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2006-08-18 樽ドル

ごきげんよう。

 
 昨日、古いお友達のM美ちゃんから、お餅や乾物をたくさん送っていただき、ウキウキの山田寅次郎でございます(平伏)。M美ちゃんはそれはそれはかわいい犬を飼っていて、写真をねだったら一緒に送ってくれました。激萌えです(爆)。ありがちょおv

っつー訳で、なんかこう、微妙に草臥れているように気がしないでもない私ですが、パソコンの前に座っていましたら、いきなり大熊猫が後ろから私のハラに手をまわしてきまして、別にだからと言って色っぽい話とかは全然ないのですが、私の豊満なハラを、もみもみ、もみもみとはじめまして、曰く。


『樽ドル』


・・・なんか今日のね、昼ね、ネットで遊んでいて、『樽ドル』という言葉を覚えたらしいんですよ、ええ。どうせ、腹いっぱい食った仔犬みたいなハラしてますけどね、あたしは。ええ(自暴自棄)。

そういえば、非常に大変微妙な、大熊猫が働いている(現在病欠中)店及び経営者、おまけに厨房責任者なんでございますが、本日新たなネタを仕入れたのでかいときます。>業務連絡(爆)。

店で以前、頭がおかしくなっちゃって失踪した人がいたのは知っていたのですがね、別にうちには関係ないから気にしてなかったんですが、例のオーナー夫人が、うちと親交のある寿司マイスター(私の友達のおじさんで、彼がほぼ8割稼いでいると言うのにもかかわらず、店でアホほどいじめられている)に、大熊猫の様子について探りを入れたらしいのですが、曰く、『昔、ストレスで頭がおかしくなって失踪しちゃって生きてるか死んでるかわからなくなった従業員がいるから、そうならないかと思って』だそうで。

っつーかすみません、あたしなんかこう、意味わかんないんですけど、それってどういう意味(素)?

っつーか来た人間をみんないじめて追い出す習慣があるのは知っていたのですが、ストレスで頭おかしくなったってどういうこと? っつーか、なにそれ(素)。
あたし、もともと具合が悪い人なんだと思ってたけど、違ったのか。

ってかさ、じゃあさ、あんた大熊猫がストレスで具合が悪くなってるって思ってるんだね? じゃあ、悪気があったってことじゃん。
だってうちの病欠、『胃の異常』で出てるんだけど、お医者さんからの書類見たって、保健用のコード番号書いてあるだけで、病名かいてないもん。

っつーかぁ、うちの大熊猫は私や友達や、助けてくれる人がいるから、そんなことになる前にみんなで助けますし、助けてますけどね、実際。っつーか何、それって何?

他の、いじめ出した人たちは全員、もっと条件のいいところに行ったし、『もうかかわりあいになりたくない』って何も言わないで店から出て行ったけど、頭おかしくなっちゃった人は、警察沙汰になったからやばかったんだ(素)。

ちなみに、以前、ドイツ語のできた従業員は2人いたのですが、もちろん辞める時にもめて(ちなみに揉めなかった人は一人もいない)、オーナー夫妻じゃ手におえなくなっちゃって、その店が名前借りてる地元のビール会社が出てきて、しかも負けてんだよね。

っつーか、なんかこう、すげぇよな(素)。

一回くらいならいわゆる『不始末』起こしてもいいかもしれないけど、なんで何度やっても懲りないのか。行動を改める気がないなら、書類の突っ込みどころを直すとかさぁ。何で私如きに論破されて『・・・(汗)』みたいなことになるのか、私には素でわかりません。


やっぱさ、いいことするにも悪いことするにも、小者は小者なりのさ、精進って必要じゃねぇのかね?

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2006-08-13 前から書こうと思っていたのですが

私自身はアドレスを持っていず、ようやく夫から送ってもらったので貼り付けます。


http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Cupertino/2261/sekaishi/index.html


ここは本当に面白いです。特に私は第3帝国ネタがお気に入り。
ただ、ついつい地味に読んじゃいますので、要注意ですね(笑)。

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2006-08-13 桜の森の満開の下

ごきげんよう。

 いきなり寒くなったドイツからこんばんわ。
いやー、なんかこう、毎日雨だし激寒いの。なんかこう、途中ってないのかな、とか思っちゃうくらいいきなり寒くなりましたよ、ええ。ああ、夏ももう終わったんだな(遠い目)。なんかえらい暑くて死にそうだったけど、いきなり寒くなるのもどうかと思うよな、うーん。

ま、それはそれでいいのですが、我が家の常連、K嬢がいきなり『具合が悪い』と連絡してきたので、電話をかけてみたところ、顔がお岩さんのように膨れ上がってしまった、とそういうわけでございまして。

ええ、なんかこう、花粉症とかアレルギーみたいですね。時々なるらしいのですが、何が原因かわからないということで、『一応アレルギーテストしに行ってきなよ』といっときました。私は見ていないのですが、それはそれは酷かったようです>腫れ。幸い、先ほど電話したところ、治ったとのことでしたが、ま、とにかく何に反応するか見てもらったほうが明らかにいいですよね、ええ。

でもって本日、坂口安吾原作の映画『桜の森の満開の下』のDVDを借りたので、大熊猫と夕食後のヒトトキに鑑賞いたしました。ええ、この話好きなんですよ。原作はなんかこう、もっと昔話っぽい語り口で、それがある意味、地味に怖かったのですが、映画はもっとわかりやすくていいですね。武満の音楽もいい。

で、主演の岩下志麻さん、大変お綺麗なのですが、みてたら、何故だか私と『型番』が同じような気がしまして。私ってば別に、そんなに綺麗な女でもないのになぜだ?とおもって良く見たら、なんかこう、鼻が似てました。ええ、私、魔女鼻ではないのですが、鼻が尖っているのです。そういえば『夜叉丸』も鼻が尖っていたし、私に似ている『コリー』という種類の犬も鼻が尖っている。でも、コリーと岩下志麻は似ていないのが愉快なところですね(どこがだ)。

パーツで人間を見る習慣が私にはないのですが、今度からちょっと気をつけてみてみようと思っています(謎)。

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2006-08-11 これも一種の現実逃避かな(爆

ごきげんよう。


 いやー、なんかいきなり涼しいを通り越して寒くなったドイツからこんばんわ。実はこのところ、箸がちゃんと持てないヤマダでございます(爆)。

っつーのはですね、私は以前から手にアトピーが出ており、なんだか知らないけれどもこのところ酷くなっているのです。
左手はまあ、跡が残っている以外は多少カサついているだけで痛くも痒くもないのですが、問題は右手で、右の親指と人差し指の真ん中、手の横ですかね。そこに酷いアトピーが出てしまい、日々ぱっくりと傷ができたりするものですから、痛くて箸が握れないんでござますよ。

おまけにと言ってはなんですが、私このところ、別に具合は悪くないのですが、なんか顔に血の気がないのです。さらになんだか一昨日あたりから、左の二の腕が物凄く酷く痙攣するようになってしまい、痛くも痒くもないのでどうでもいいっちゃいいのですが、なんかこう、見てるとちょっと、不気味。

ま、見た目血の気がないし、何しろ、私が今、大熊猫のことで忙しいというか、気ぜわしい事をみんな知っているので、なんか最近、『あなた大丈夫』と聞いてくださる方が多いのです。

いや、ほんと、全然平気なんで、逆に申し訳ないんですが(素)。

さて。
何でいきなりこうも『あたしってエライ?』モードの日記を書いたかと言うと(爆)、別に自慢したいわけじゃなくて、テーマは別にありましてね。

実はこのところ、大熊猫のことでとても親身になって色々とアドバイスをしてくださっているドイツのご婦人がおられるのですが、彼女、ガンで今大変弱っているのです。
一時抗がん剤を打っているとかで大変弱ったのですが、薬が効いてきたらしく、このところちょこっと元気になったらしいものの、やっぱり毎日医者通い。手術もいっぱいして通院して、もう20年も戦っておられるそうです>ガンと。

で、彼女がよくおっしゃるのが、『私は今までにもっともっと辛いことがあった。だからこんなのは全然平気。お医者様も、あなたは何故そんなに気丈なのですかとおっしゃるけれども、私はもっと酷いことに堪えてきたのだから平気』ということでして。

そんなこと言ったって、あんた抗がん剤入れてて辛くないわけないだろうに、と思うのですが、その反面、やっぱ人間、なんか辛いことがあったりするとちゃんと耐性ができるんだな、と思ったりもしたのです。辛くない、ということではなく、自分の中での比較の問題なんですがね。

ガンになったからって毎日シクシク泣いているよりは、彼女のようにお医者さんにもパワーを褒められて、ポジティブに人助けができていたほうがいい。そのほうがみんなにも尊敬されるし愛されるし、絶対人生が楽しい。

私も以前、アトピーがもっと酷かったし、顔面痙攣が酷かったし(ドイツに来てからは一度もないですが)、顔色はもっと悪かったし体調ももっと悪かった。それに比べたら今はみんな助けてくれるし、別に痛くもないし全然平気。無理してんじゃなくて全然本当に、平気。やっぱ苦労はするもんだな、と微妙に納得。

ガンにはなりたくないけれど、ああいうふうな年のとり方が出来たらいいな、と思います。


っつーか、今は自分たちのことで手一杯だけどな(爆)。

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2006-08-08 夜叉丸

ごきげんよう。

 本日医者と弁護士にいってきました。

弁護士さんは大変親切で大変良かったです。で、次に何をせねばってのが具体的に出てきましたので、またがんがります。

んでもって本日、久しぶりに化粧をしていてふと鏡を見たら、なんかこの間見た日本の映画『SHINOBI』に出てきた、『夜叉丸』という名前の妖怪系の忍者と自分が、すげぇ似ている事を発見。

なんかこう、アディダスの黒いスポーツウエアの長いのみたいなのを着ているのですが、腕の長いところといい顔の感じといい、なんかこうやっぱり、似ている。

K嬢『おまけに、髪の毛が長くて黒いって所も似ているのよね』
大熊猫『(嬉しそうに笑っている)』

・・・ウソでもいいから、主演の仲間ゆきえちゃんに似てるとかなんとか、蛾を家来にしている何とかちゃん(カワイイ)に似てるとか、なんかこう、おべんちゃらでも言ってみる気はないのかね、二人とも(爆)。


弁護士に言って一息ついたので、今日はちょっと和んで明日からまたガンガります。

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2006-08-06 個人的には

安倍さんがどうこういうのではなく、やはりこれは問題だと思います。

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060806k0000m040114000c.html


これがプロパガンダでなくてなんなのだ。

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2006-08-02 気をつけようね、壁。

ごきげんよう。


 病欠も2日目をむかえ、ちょっと元気になりつつある大熊猫でございます(平伏)。
私も一応ちゃんと寝られるようになりましたし、早く相手方と手を切りたい気持ち満々です。励ましのお便りを下さった方々、ありがとう(平伏)。

さて、昨日、気分転換に、ちょっと遠い大型スーパーまで買い物に行った私と大熊猫。いろいろなものを買い、まずは一休みということで、遅い昼をかねてスーパーの食堂で鳥の丸焼きを買って食べようとしていたところ、壁から電話が。

壁『今どこ?』
寅『大型スーパー』
壁『(電話口でなにやら不穏な動き)今日ちょっと寄りたいんだけど』
寅『でも、あともうちょっと色々と買ってから帰るんで、今すぐには帰らないよ』
壁『いってもいーい?』

ここで私、大熊猫に電話を代わります。鳥を食べる前には手を洗わなくてはなりません。で、帰ってきたら大熊猫は既に取りにかぶりついており、曰く『帰ったら電話してやるって言っといた』。ちなみにそのときの時間は、午後4時16分。

そして小一時間後、再び私の携帯が鳴ったのです、今度は友人K嬢から。

K嬢『いまどこー?』
寅『電気屋ー』
K嬢『ええええええええええっ』

何やら、壁からK嬢のところに電話がかかってきて、『寅のところに行くから、4時から4時半の間におまえも寅のところに来い』といわれたそうです。で、彼女、引越しのために私のうちから持っていった、なんかでっかい輸送用のカゴを持ってきていたのですが、何しろついたら誰もいないので、どうしようと思って私に電話してきたわけです。そして、運の悪いことに、彼女の携帯は充電がほぼカラ。
『とにかくすぐ帰るけど、ある程度時間かかるよ!』と叫んで電話を切ります。

もちろん、ドイツ語が通じなかった、というのではなく、誰も4時半、なんて言っていない。

というわけで、速攻で買い物を済ませ、家路を急ぐ私たち。しかし、交通の便の不便なところで買い物をしていたため、すぐには帰れません。しばらくしてからまた『まだー?』とか携帯にメールを送ってきた壁に、『1時間で家に着く』と短く返事をし、ひーひー言いながら帰ってきたら、K嬢はもう、怒り心頭。

K嬢『なんだよ壁! ムカツク!!!!!』
寅『・・・もうすぐ来るから直接文句言え』

んでもって現れた壁なのですが、K嬢が激怒りな為、ヤマダ大熊猫の家の雰囲気は最悪です。壁もそれを完全に感じ取り、おろおろとご機嫌を取ろうとするのですが、K嬢の怒りは消えない。

壁『寝ちゃった(おどおど)』
K嬢『何で予定が変更になったら電話しないのよ! 2時間も待ったんだよ!! そもそも、その4時半って時間はどこから出てくるの!!』
大熊猫『(関係ないので無言)』



きっとさ、奴のファンタジーだったんだね>4時半。


壁は悪いやつではないのですが、なんかこう、自分の都合しか考えられないとか、他人に対する心遣いがちょっと微妙とか、自己中とか、なんかこう、コメントがしがたいのですがね、言っちゃなんだけど、一事が万事そういうことだから、あんたそんなに友達がいな(以下略)。


日本人はドイツ人よりは優しいし、そりゃー、あたしたちといたら幸せだろう、壁。なんやかんや色々と面倒見ちゃうしな。


もう半分過ぎちゃった今年の目標は、『ドイツ人の(同年代の)お友達を作る』ってことにしたらどうかなって、おばさんは思うよ>壁。

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おおおおおおおおっ、やっほー!! >ちう様。応援ありがちょーvvvvv  / 山田寅次郎 ( 2006-08-06 06:10 )
ごめーん。ここチェックしてなかったから、こないな事になっていたとはー。暑いししんどいけどー前向きに頑張るんだよー / ちう ( 2006-08-04 12:07 )

2006-08-01 きをつけよう

ごきげんよう。

 本日医者にいって、再び状況を説明し、1週間のドクターストップを頂いたヤマダ大熊猫でございます(平伏)。
先生方も大変同情的で、『同国人よりドイツ人のほうが親切ってなに(素)』という感じでございました。ちなみに私の話は、相手方の女社長には『お心得がちがう!』となんかパニックを起こさせるものだったのですが、ドイツ人にしてみると、非常にすっきりと理解しやすい内容のようです。来週の月曜日に弁護士に行くのですが(早く行きたかったけど予約が取れなかった)、来週またドクターストップを延長してくださるそうです。

もう何しろ、大熊猫を店に行かせたくないので、まずは一安心です。弁護士のために何とかというのはあるけど、とにかく明日は一日二人でボーっとします。

しかしまあ、持つべきものは友ですね。

やはりドイツでの出来事ですから、私たちには色々とわからないことなどがあるので、私よりはるかにドイツ語の出来る友人や、ドイツ人の友達などが色々と助けてくれ、救急のお医者様や普通のお医者様、寿司マイスターの他にも、私の先生や親日家のドイツ人の方など助言や手助けをして下さったりして、大変ありがたいです。いつかきっと恩返しを(涙の決意)。

ま、それはそれでいいのですが、驚いたのが、大熊猫の店、働いている人みんなが『契約書』持ってないってこと。大熊猫は、手続きも全部自分でやったし、オーナーの息子(ドイツ生まれ、ドイツ育ち)に、『下さい』といったので持っているのですが、他の人は全員持ってない。もしや、うちを辞めさせないのは、契約してないから、とか言ってこっちから辞めた途端に、今までの給料の精算その他をしないつもりなのではないだろうか。常套手段か?
契約書がない上に言葉もしゃべれないから、みんな、何かあっても泣き寝入りするんだな。気をつけよう、マジで。


でも、悪いけど言っていいですか。みなさまアホですか、と。ここ外国なんだよ? 自分の身は自分で守んなくてどうするのよ。


っつー訳で、続きは乞うご期待なのですが、なんと壁が日本を旅行することになり、日々、『寅次郎ー』とかね、相談(実は単なる無駄話)に来るんですよ。何しろさ、富士山登りたいとか九州行きたいとか壮大な事いってるからさ、一応色々と調べてやったり、面倒見てくれる人探したりしなきゃなんないのよ。ま、日本で路頭に迷われてなんかあっても気分悪いんで、仕方がないんですが、私の現在の最優先事項は大熊猫の事だというのはいうまでもありません、よね?

そんな壁ですが、本日たまたま同席していた友人Kの携帯に電話してきて、『明日フランスに行くけど君も寅も大熊猫も一緒にいかなーい?』というのですがね。誘ってくれるのはありがたいのですが、大熊猫は具合悪いし私も疲れているのです。友達が気を利かせて『寅も大熊猫も具合悪いからダメだよ』と何度も言っているのに、ドイツ語云々以前にわからないようで、仕方ないから私が代わったのですが。

壁『明日フランス行くから、一緒に乗っけてってあげるよ(ウキウキ)!』
ヤマダ『ありがとう。でも残念だけど大熊猫は病気だから行けないし、あたしもついてなきゃならないから行けないのよ』
壁『大熊猫休みなら、一緒にきていいよw』
ヤマダ『…だから、病気なんだってば(保育園の先生のようなココロモチで)』


…いい奴かは知らんが、自分のことばっか考えてるから友達が出来ないんだよ、壁(ガクリ)。


今日、入院中のばあちゃんにバラ水を上げたら、とても喜んでくれたらしいので、それでいいことにしよう。

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noelさま。ありがとうございまーす。最悪というか、私の職場ではないし、法律上の状況はうちに完全に有利なので、論理的に喧嘩をすれば勝てるのですが、とにかく大熊猫をもう仕事に行かせたくないし、そんなあくどい所とは、早く縁を切りたいので頑張ります。精進が足りないから問題がよく起きるんじゃないかな、という気は微妙にしますけどね(爆)。 / 山田寅次郎 ( 2006-08-02 06:26 )
どんなに最悪の状況でも、何かしらの喜びは用意されたいるものなのかもしれません。山田様の精進の賜です。でも、まず健康第一それが最優先です。 / noel@未ログイン ( 2006-08-01 10:01 )

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