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日々徒然日記


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2005-08-15 マジ?
2005-08-14 馬鹿じゃねぇの。その2
2005-08-14 馬鹿じゃねぇの。その1
2005-08-14 馬鹿じゃねぇの。その4
2005-08-14 馬鹿じゃねぇの。その3
2005-08-13 怒りのヤマダ その3
2005-08-13 怒りのヤマダ その2
2005-08-13 怒りのヤマダ その1
2005-08-12 化粧って難しい(爆)?
2005-08-10 ふぃっしゅあんどちっぷす(激しく謎)


2005-08-15 マジ?

ごきけんよう。

これ書くと誰のことかすぐわかっちゃうと思うんですけど、今大熊猫がドイツニュースダイジェストという新聞読んでて、ドイツの報道とまったく180度違う記事があったのでびっくりしたんですが。

ドイツの某B市で行われている世界的な音楽イベントで、花形の出し物を振った指揮者の日本人の方への評価なんですけどね。

ドイツの新聞では、公演の次の日、いっせいに『責任問題だ!!! 何故あんな、キャリアも何もない日本人に、しかもあんなひどい仕事を、由緒ある音楽祭の、しかも花形の出し物で許したのか!!』などと、いっせいに非難ごうごうの大嵐だった、ということなんですが。ええ、何しろ、彼は某超有名指揮者の愛弟子だ、という触れ込みだったんですが、オペラ振ったことないらしいですな。それをあなたいきなり、オペラも、しかも指揮者が『いつかは振りたい』とあこがれるような大曲の指揮者に、何で抜擢したのか。どのような経緯があったか知りませんが、私の知り合いの音楽関係者(ドイツ)などは『○○さん(音楽祭に名前がついてる人の孫)、もう年だから頭○っちゃったんじゃないの(つまり、どんなにひどくても、彼がOKを出せば、音楽祭に乗せられるらしい)』といっていたくらいですから、それはそれはそれは、本当にひどかったらしいです。テンポが違うとか、そう言った次元でひどかったらしい。つまり、話にならない。

これがあなた、ドイツ人だったら、まだよかったんでしょうが、なにもわざわざ日本人を、キャリアもないのに、しかも花形の演目で振らせることはなかったんじゃないか、と、そういうことで余計に怒りが広がっている模様。

それなのに、ああ、それなのに。その日本の新聞には、

『演出にはブーイングが出たが、透明感を引き立たせた演奏を引き出した彼には暖かい拍手が続いた』

と書いてあったらしいんですが。そもそも、『暖かい拍手』って何だ? 何で暖かい拍手なんていう言葉が、プロの指揮者に許されるんだ? その表現は非常に変だぞ。何しろお客さんはこの大舞台に大したお金払っているんだから(チケット2年待ちだとか言う)、『暖かい』拍手なんか誰も出さないぞ。っーかむしろそれって、

『馬鹿にされて嘲笑された』

ってことじゃねぇのか、おい。じゃなかったら、身内が一生懸命あきらめて拍手してた、とか、そういったことじゃねぇのか、おい。
それに、初日って言うのはそもそも、ものすげぇ大金持ちばっかり来るものだから、そんな人たちは『ブーっ!』とかあからさまに言わないよ?

そもそも、あたしよくわからないけど、某ドイツ人大作曲家の楽劇を褒めるときに、『透明感』ってあんまりいわねぇよなぁ。
ちなみに、演出にはブーイングはかなりの確立で『出るもの』です。

要するに某大作曲家の音楽っつーのは、ぶっちゃけていって『終わらなく繰り返すオルガスムス』そのものなので、透明感、という言葉がそれに当てはまるとは、よくわかんないんですけど。

何でキャリアもないのに彼が起用されたかねぇ、ドイツ人にも別にいたはずなのにねぇ。やっぱ金かしら。

っつーか、情報ちゃんと流そうぜ、日本のマスコミよ。

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2005-08-14 馬鹿じゃねぇの。その2

続き

『とにかく、どのような方にこの紙をお見せになったか存じませんが、明らかなことは私が申しましたとおり、ある程度の年齢層、またはクラスのかたがたにお送りするには、これはあまりにもお粗末、ということです。
まさに、ご家庭で自分で作ったという感じです。お金を出してお願いする価値はないと思われます。
T様ご自身に置かれましては、もう一度、機会がありましたら、正式な日本の結婚葉書というものがどのようなものか、ご覧になって置かれるといいとは思いますが、それは私の関知することではございません。

印刷する前にリタッチをなさろうがなさるまいが、そんなことはプロとして当たり前のことではないでしょうか。家庭用プリンターで出力する前にも、フォトショップなどで色々と画像を加工してから印刷する、というのは、今日の日本では普通に行われていることです。ドイツでもやっています。
また、T様が書かれておられましたように、お写真をsnappysnapsという大型写真チェーンに出されたら、ピンぼけで何とか、とおっしゃるのはもちろんそうでしょうが、それは卑しくもプロとしてキャリアを多少なりとも積まれている方がおっしゃる言い訳とは到底思えません。
レストランに行って、出てきた食事が『まずい』といったら、『コンビニ弁当のほうがもっとまずいだろう』と言いかえすようなものだと思いますが、いかがでしょうか。
そうだとしたら今まで頑張ってお仕事をしていらしたご自分が、あまりに気の毒だと思いませんか。

プライスは、T様がいくら市場調査をされたところで、そんなことはどうでもいいことであって、この商品に見合った値段ではない、と言うことはあきらかです。もしクオリティーがよければ、この倍の値段を払っても惜しくはないということはお分かりでしょう。私はけちな人間ではありません。

ですが、私はもちろん、プロのモデルさんでも芸能人でもありませんが、仕事の関係上、プロフェッショナルな方にメイクをしていただいたり、写真をとっていただいたり、また、長い間、ブライダルショーの仕事も受けていたりいたしましたので、まったく、T様が身を置かれている世界について、皆目見当がつかない、ということはありません。この手のものの『平均的な出来』がどのていどのものであるか、残念ながら私は存じております。日本においてすらそうなのですから、ロンドンにおきましたらいかほどでしょうか。

もちろんクレームをつけられたのですから、T様としても何か言い訳をなさりたい、という気持ちは十分理解できます。私もフリーで仕事をしていた、そしてまた、フリーでしていこうとしている人間です。また外国でがんばっていこうとしている人間に対して、尊敬もしています。そのため、クレームをつけるにあたりましても、決して私一人、また主人と2人だけの意見で決めたのではありません。所謂私と同業の人たちに見せ、国民性の違いも考えまして、ヨーロッパ人、そして日本人にも意見を聞きました。それは蛇足になりますが、残念ですが評判は大変芳しくありません。ですが、その件につきましては、別のテーマということにいたします。

申し上げても無駄だとは思いますが、以上がクレームをお送りいたしました経緯でございます。とも様が何か誤解をなさっておられるような印象を受けましたので、蛇足とは思いましたが、書き添えさせていただきました。決して、たちの悪いいちゃもんをつけているわけではないということは、お分かりいただけたとおもいます。


続く

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2005-08-14 馬鹿じゃねぇの。その1

ごきげんよう。昨日は大して怒っていなかったのですが、本日、相手方から返答がきまして、その内容に非常に気分を害したヤマダでございます(平伏)。

彼女曰く、『葉書は日本のインクプリントジェット用のをお見せして、同じ厚さのものを使いました』『プリントする前にリタッチしました』『他の大衆店に現像を頼んだら、もっとひどいです』『ロンドンで価格調査をして、価格を決めました』『ロンドンでは紙はとても高いです。』『葉書のプリントの品質に関しては、他の方からクレームをつけられたことはありません』『ですがお金はお返しいたします』。だそうです。

言っていいでしょうか。

あんた馬鹿じゃねぇの(ここ思いっきり太字)。

っつーわけで、怒りのあまり、持てる能力をフル活用して再びメールを書いた私。

『Mアップビューティー・Tさま


ご多用中早々のお返事、どうもありがとうございました。
葉書の紙の件ですが、確かにパソコンでデザインは拝見させていただきました。見せていただいたファイルの中に、もしかしたら葉書の実物がファイルとして入っていたかもしれませんが、その際は、デザインのサンプルとして拝見したので、私の記憶では、実際、手にとったことはないと思います。
とも様が、何度も『日本の葉書に印刷することもできますよ』とおっしゃったのはよく覚えております。
その際、私は、『『葉書でしたら』別にわざわざ日本のでなくても結構ですよ』と申し上げました。
その件につきまして、主人も同意見でございますが、そちら様サイドは、とも様ご本人しかおられませんでしたことは明白ですので、『見せた、見せない』という議論は無駄だと思います。

また、拝見するに、そちら様のプリンターで、これ以上のクオリティーの葉書を印刷することができないのも明白ですので、返金していただくのが一番いいかと思われます。時間もかなり無駄にしてしまいましたので。

『写真を貼り付けて手作り風にしました』と最初のメールで書かれておられましたのは、それでしたら、写真は写真、葉書は葉書で印刷して、体裁が整うと思われたからだと推測いたしますが、その件につきまして、事前には、まったくご説明がありませんでしたね。何度も繰り返すようですが、手作り風なら手作りすればいいことです。
印刷機のクオリティーに関しましては、私は実はその時点で懐疑的でございました。ですから、お返事のメールで、『手作り風に貼ることはせず、普通の写真と一体化した葉書にしていただきたいのですが、それは可能ですか?』と伺ったはずです。それで何もその件に関してお返事がありませんでしたので、正直言って、大丈夫なのかと思ってはおりました。とも様はプロのメイキャップアーティストであって、プリント屋さんではないのは明らかですが、仕事を受け負った以上、その件に関して、もう少しお考えになったらいかがでしょうか。
お話をしていて、またメールのやり取りをしていまして、ともさまが頭のよい方でいらっしゃるというのはよくわかります。少なくとも、私は『できません』ととも様が私に言うチャンスを差し上げたわけですから、その件につきまして、不愉快な気持ちや、自己弁護の気持ちが当然発生してくることはわかりますが、私に非はございません。



続く

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2005-08-14 馬鹿じゃねぇの。その4

続き

でも、彼女はまんまとイギリス人の旦那と結婚できたんだから(英語が大して全然できないのにもかかわらず)、やっぱある程度頭のいい人なんだとは思うよ。わりと仕えている感じではあったけれども、そんなことだけで結婚できるんならそうすりゃいいんだよ。そういったことに代表される、彼女の世渡りの上手さというか、狡猾さ、みたいなものは、私はある意味評価できると思う。口先だけで実力と真心が伴わないんだから、尊敬はできないけどね。文句があるならイギリス人と言葉できないのに結婚してみな、といわれたら、その点は素直に賞賛するね、あたしは。

っつーわけで、何だか『わかってるくせに何だかわかんない振りしてる悪賢い女』とのやり取りに大層くたびれた私。あたしだって喧嘩はしたくねぇんだよ。長々とメール書きたくないわけ。一日中いやな思いをする上に、葉書注文しなおさなきゃなんないじゃんかよ。こんな葉書50枚作るのに、1ヶ月かかってんだよ、日本だったら縛り首だよ、あんた。

もしどなたかがロンドンで写真をとりたい、という希望があったら、Tさんとおっしゃる日本人女性が代表を勤めてらっしゃるM・U・ビューティというスタジオには頼まないほうがいいと思われます。非常に表面的に見え透いたお世辞を言ってくださいますが、注意が必要です。そもそもスタジオ持ってないけどな、そこ(爆)。

あたしたちが悪いとしたら、それはそこに写真を頼んだことだな。

50枚で、ぺらっぺらのご家庭用のプリンターで印刷、しかも作業はご家庭用ノートパソコンというシロモノで、日本円にして1万円以上とるのはあんまりずうずうしいんでないかい? 仕事ないのはわかるけど。

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2005-08-14 馬鹿じゃねぇの。その3

続き

『重ねて申し上げますが、デザイン上の件につきましては、私どもがお願いしたまったくその通りの仕上がりで、とても可愛らしいと思います。ですので、単に『紙』と『印刷』という、誰でもできる程度のことに問題があったばっかりに、これを皆様にお送りできなくなってしまう、というのは大変残念なことです。

また、私どもは、写真をとるにあたり、ネガを頂戴できるというお約束になっていたと思うのですが、それは私どもの勘違いでしょうか。前述の通り、申し上げるのが残念ですが、評判があまりよくないので(モデル云々より色彩に問題があると口を揃えて言われます。あんなに天気がよかったのにおかしいですね)、ネガをいただいたからといって、それをこちらで現像するということはいたしませんが、お値段に含まれているものと解釈しておりますので、それも送っていただければ幸いです。私どもは写真といっしょに送られてくるということと思っておりましたが…。

お品物ですが、1両日中にポストに行きまして航空便にて送らせていただきますが、送料は4ユーロだそうです。
4ユーロが何ポンドになるのか私はわかりませんが、それはT様のほうでレート換算していただければ幸いです。
葉書に関しましては、私どもの写真が入っておりますので、肖像権が発生いたします。
私どももうるさく言うつもりは毛頭ございませんが、いただいたお返事に関しまして気分を害しましたので、返品という形になることは承知しておりますが、お手元に届きましたら、即刻すべてを廃棄処分していただきますよう、要求いたします。

主人の銀行の口座の情報は以下の通りです。

もしくは、チェックでお送りいただきましても結構です。その場合、レート換算が面倒ですので、ポンドでお送りいただきますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
お値段の詳細につきまして、私どもが悪いといえば悪いのですが、T様を信用しておりましたものですから、納品書(というのかわかりませんが)をなくしてしまいました。ですから、葉書にいくらお支払いしたかまったくわかりませんが、その件につきましても信用させていただきますので、よろしくご判断いただければ幸いです。

末筆になりましたが、ご主人様が、ドイツのエージェントと契約されたそうで、大変おめでたく、心よりお喜びを申し上げます。ますますのご繁栄、ご活躍を心よりお祈り申し上げます。

それでは取り急ぎ用件のみにて失礼させていただきます。
時節柄ご自愛くださいませ。

ヤマダ(仮名)』

っーか、あたしっていい人だよな、マジで(激爆)。
彼女の誤算は、今まで『ロンドン』というブランドにあぐらをかいて仕事をしていて(といっても、そんなに仕事なかったと思うぞ、マジで)、しかも若い子相手だったらだまくらかしていられたものが、ここに『小娘』じゃなくて『おお婆』がきてしまった、とそういうことに尽きると思うんですけどね(苦笑)。っつーか、あの人馬鹿じゃないと思うので、さすがにやばいのはわかったと思うよ、だって返金する、っといってきてんだもん。『あたしは悪くない。でも返金する』ってのは、どう考えてもおかしいよな。

ま、ロンドンって土地柄、競争相手は腐るほどいることは明らかなので、ああいう人はどんどん仕事がなくなっていくんだろうから、ま、あたしが何とかということじゃないんですけど? 日本でだって仕事ないだろ、あれじゃ。日本の業界はそんなに甘くないだろ。


続く

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2005-08-13 怒りのヤマダ その3

続き。

っつーかわかるんだよ。彼女はイギリス人と結婚してロンドンにすんでいるのですが、大陸と島と状況は換わっても、大体見れば、また、だんなと一緒にいるときの態度見れば、どんな感じの生活しているのかわかりますよ。彼女は確かに馬鹿な人間じゃないと思う。でも、口先だけで何とかしようという気持ちが見え見えで大変見苦しい。ただ、彼女はがんばってこっちでお金を稼ごうとしているのはわかる。日本では多分、ある程度のキャリアのあった人なんだろうというのもわかる。そのプライドをかなぐり捨ててやっているんだから、その点ではえらいと思うよ。でもね、だったらまじめに商売しろよ、と私は言いたい。だってさ、あたしが言うのもなんだけど、みんな大変なんだよ。みんななりふりかまわずなんだよ。そういうことなんだよ、外国でで生きていくっていうのはさ。才能が足りなかったら真心で勝負するしかないじゃないか。あんたの化粧やだんなの写真が悪いだなんて、あたしは思っても一回も言わないし言うつもりもないよ。できないもんはできないんだよ。だったら言えばいいことじゃないか。あたしは鬼じゃないんだから。

っつーわけで、怒るに怒れないあたしは、結局いい人なのかなぁと思ったけど、こんなところに晒すってとこと自体でやっぱ鬼だよな(爆)。っつーか、日本人って、ロンドンってブランドがあったらこんなにころっとだまされるものなの?


続報を待て

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あらrukaちゃんこんにちわ(笑)。本日返事がきまして、それもまた晒すつもりなんですけどね(鬼)。わたしたちがどうというより、商売人として許せません。 / 山田寅次郎 ( 2005-08-15 05:56 )
結婚て人生で1度きり(例外もありますが)の大きな行事なのにお金をもらってそれでそんないい加減な仕事をして・・・。大好きな寅ちゃんとパンダちゃんになんてことしてくれるのって気分です。(泣) / ruka ( 2005-08-14 19:47 )

2005-08-13 怒りのヤマダ その2

続き

『私は、お送りいただいた『葉書』と称されるものに付きまして、まったく、商品としての価値は見出すことができません。また、このような品物を平然と送っていらして、『仕事』という顔をされているT様の職業倫理についても、残念ながら、大多数の人間は疑いを持ってしまいます。これは主人も同意見です。
ロンドンという土地柄、もしかすると、そのブランドで、このようなご商売をされても許されるのかもしれませんが、この件につきましては、私は、ロンドンの友人に即刻連絡をとって、ロンドンの事情について聞くもりです。

以上が私どもの見解でございます。
整理させていただきますと、

 まず、常識的に言って『葉書』とはいえない状態でございますので(これはヨーロッパ人の感覚でもそうだと思います)、私どもは、この葉書と称されるものについての代価を払う気はございません。
返金、もしくは、通常の常識で『葉書』ということのできる紙圧のものに再度プリントしていただきましての発送を要求いたします。また、その場合に派生する送料および手数料につきましては、当然ながら、常識的に言って、私どもに負担する義務がないのは明白です。また、お送りいただきました『葉書』をそちら様に送り返す場合の送料は、私ども負担する義務はありませんのでその旨ご了承ください。

また、依頼を受ける際に、通常でしたら、この手のトラブルを避けるため、紙を実際に見せて、『これに印刷します』と聞くのが通常だと思います。もしくは、『私どもは、常識的な葉書という体勢でプリントすることはできません』と先に了解を得るべきです。そういったことができないのでしたら、最初からそのようなサービスは『できません』と言った方が、ご本人が傷つかなくていいのではないでしょうか。

蛇足になりますが、一番最初のメールで、葉書を『写真を貼り付けて手作り風』にしましたとおっしゃいましたが、手作り風なら、通常普通に手作りしたほうがいいと思うのが自然ではないですか?

最後に書き添えますが、私はここにいたるまで、大変『寛容な客』であったと自負しておりますが、さすがにここまでひどいと、看過することはできないのはお分かりでしょう。

それでは取り急ぎ用件のみにて失礼させていただきます。
最後になりますが、リップサービスとは重々存じておりますが、HPに乗せる、とおっしゃった私どもの写真ですか(見ておりませんのでわかりませんが)、お手数ですが、サーバーから即刻下ろしていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。


時節柄ご自愛くださいませ。

ヤマダ(仮名)』

大熊猫はもっと意地悪なので、『サンプルが届きましたけど、本物はいつ届くんですかー(笑)?』と書け、といったのですが、私いっちゃなんですがわりと優しいので、ちょっとまじめに書いてあげた次第です。

またまた続く

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2005-08-13 怒りのヤマダ その1

ごきげんよう。本日、ロンドンから頼んでおいた『結婚しました葉書』が送られてきたのですが、それを見て大変な怒りを覚え、即刻メールを送ったヤマダでございます(平伏)。

いやー、写真もメイクもはっきり言って大変お粗末だったんですが全体的に、それはまあ、モデルの悪さを考えたらまだ文句は言えないにしても、今日送られてきた葉書はひどかった。だってあなた、『葉書』って言ったらどの程度の紙質考えます? せめて官製はがきでしょ? それがあなた、いっちゃなんですが、『バーゲンセールの葉書』みたいなんだもん。頭きちゃうよね。というわけで、怒りのあまり、相手方に送ったメール一挙公開。もちろん、固有名詞は仮名です。

『M・ビューティー御中

 昨日、大判のお写真が、また本日葉書が当方に無事届きました。
葉書のデザインはこれで結構ですが、紙と印刷の品質があまりにも悪いのに愕然といたしました。
残念ですが、これではまったく使用に耐えません。この紙で、郵便として本当に送ることが可能だとお思いでしょうか。バーゲンセールの通知ではないのです。それともサンプルでしょうか。

通常、日本人が『葉書』といった場合、ある程度の紙圧(官製はがき等)を念頭において使う言葉だと思われますが、その件について、Tさまはいかがお考えでしょうか。
私どもはもうすでに5年ドイツにおりますが、日本のプリンター等の性能のよさは、よく存じております。
一見して、T様は、ご自分のご自宅のプリンターで原稿を出力なさり、印刷されたものと思われます。
その件に関しましては、お仕事のことですから、私はとやかく言うつもりはございません。

ですが、ヨーロッパにおいて、特に日系の会社、もしくは事務所、商店などになにかものを依頼する場合、それは『日本的な常識』が通用する、と、ということで、現地のサービスより高いお金を出しているわけです。決して言葉だけのことではありません。私どもは、観光客ではございません。
私どもは、デザインに関しまして、『手作り風でないほうがいい』『英語は要りません』、等、再三申し上げているはずですから、明らかに日本、それも、ある程度の年齢層のかたがたに送ることを念頭においてお願いしているということは明白だと思います。

私どもは、当初、そちらで葉書をお願いするつもりはありませんでしたが、そちら様が勧めてくださいましたので、まず、一緒にお願いすれば、時間の節約ができると思いましたので、注文させていただきました。また、そんなにお値段的に大変安かったという記憶はございません。

私の実家にも、プリンター(家庭用)がございますが、残念ながら、今回送っていただいたより、はるかによいクオリティーで印刷をすることができます。』

続く

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2005-08-12 化粧って難しい(爆)?

ごきげんよう、なにやら、あたくしの大好きな『パリス・ヒルトン』の結婚が暗礁に乗り上げているらしいですね。

詳しいことは私の大好きなABC振興会を読んでいただきたいのですが(平伏)、いやぁ、パリス君(相手の男)のオヤジさん、あまりにも言うことがまっとうでびっくりしたよ。お母さんもまっとうだったけど。っつーか、あたしの中で、ギリシア人に対する評価が、

そりゃあもう、『大変な音を立てて』

上昇しましたね、ええ。ああ、なんてまっとうなんだ。感動的なくらいまっとう。しかし、あのパリス・ヒルトン嬢もさることながら、あそこの親もすげぇな。まともな親だったら、娘があんなのだったら、恥ずかしくって顔上げて歩けねぇょな。ま、それを楽しんでしまうところがやっぱ

アメリカ・クオリティー

ってやつなんですか? あたしゃー、知らないけど(笑)。
ま、なんですか。どうなるかわかんないけど、何だかねぇ、っつー感じですよ。ええ。

んでもって、激しく私事なんですが、ロンドンで撮影した、『結婚しました葉書用』の写真が出来上がってきたですよ。これは葉書とは別のショットで、両家とヤマダ大熊猫家用に、A4にでかく引き伸ばしてもらっている写真なんですけどね。これがあんた、どう見たってあんた

どこぞのボンボンをたぶらかしてまんまと結婚したやり手のママ(貫禄ありあり)

にしか見えないのは気のせいでしょうか、っつーか気のせいじゃないから、それ(爆汗)。いえ、決して私が『水商売のママ』さんのようにキレイ、とかそういうことじゃないんです。なんていうんでしょう、そう、あえて言うなら

あたし、汚い(激爆)?

っつー感じ? っつーか、この写真、失敗なのか? 何しろ、一応プロのメイクの人にしてもらったのにもかかわらず、ファンデーションもよう塗らなかったしな。っつーか多分、あたしのほうが上手いぞ、化粧(激爆)。いや、『もっと美人よ!』とか言う意味じゃなく。

ほら。あたし所詮、素人じゃん。で、もともと美人な人を美人にするのはそりゃー簡単だけどさ、もともとそれなりな人をキレイにするのは、テクニックじゃないですか。そのためにプロに金払うんじゃねぇの? そういった意味で、化粧が上手くなかった、様な気がする。仕事とか何かの加減で、プロに化粧をしてもらったことがないわけではないので、多分、彼女は化粧が取り立てて高い金を取るほど上手くなかった、とは思う。

スズキ君。曰く、『自分で化粧したほうがよかったんじゃねぇの』だそうですが、確かにそうかもしんない。っつーより、彼女の道具借りて自分でしたほうが、多分写真写りはよかったはずだ。

っつーわけで、皆様の何かの折にはどうぞお気をつけて。

合掌。

先頭 表紙

2005-08-10 ふぃっしゅあんどちっぷす(激しく謎)

ごきげんよう、やっぱりちょっと頭が悪いらしい山田寅次郎でございます(平伏)。

本日ですね、うちの大熊猫が『パブ飯』を食いたいというのでね、近くのアイリッシュパブに出かけたでございます。パブっつーのはですな、イギリスの居酒屋でして、ロンドンにいたとき、大熊猫はそれがまあ、気に入って気に入って気に入って、毎日のように行って食っていたもんですからね、まあ、『行きたい』と言い出すのは時間の問題ではないか、と思ってはいたんですが。

うちの街には、私の知っている限り2軒のアイリッシュ・パブがあるです。ま、イギリスにある本物のパブとはもちろん『言わんとすることはわかる』、という程度のそっくりさ加減なんですが、エールというイギリスビールとか、他のイギリスのアルコール類などがまあ、飲めまして。あと、ドイツには売っていないけどイギリス人の大好きな『ソルト&ビネガー』味のポテトチップスがあったりですとか、ま、結構楽しいんです。

本日の大熊猫の目的の一つはですね、何を隠そう、フィッシュ アンド チップスでございます。有名なイギリス料理(爆)で、タラとポテトのフライの盛り合わせです。イギリスでは、これにモルトビネガーっつー、酢をかけて食うのですが、まぁ、この酢が癖もんでして。これをかけるからこそ、油っぽいフライがおいしく食べられるわけです。

で、メニューを見てみたら、フィッシュ&チップス以外は単なるドイツ飯しかなかったもんですから、二人でフィッシュ&チップスを頼みました。あと、そると&ビネガー味のポテトチップス。

んでもって、『フィッシュ(以下略)』なんですがね、単なる冷凍食品の長方形のフライでございました。しかもお酢がついてこなかったもので、ウエイターさんに『モルトビネガーってある?』と聞いたら、『なにそれ?』と。
『イギリスのお酢でさ、それかけて食べるんだよ、やつらは』といったら、首をかしげながら、『キッチンに行って聞いて来る』といって去っていき、帰ってきたときには、『単なるお酢』を、なにやら体裁を整えた容器に入れて持ってきてくれました。

ウェイター『みんな知らないって。でもこんな感じ?』
大熊猫『(日本語)っつーかこれ普通のお酢だろ』
ヤマダ『(ドイツ語)ご親切にどうも。でもこれは違うよね』

ウエイターさんはきっと、キッチンで『あーだこーだ』と他の人と相談して、普通のお酢をなにやら容器に入れて持ってきてくれたに違いありません。ああ、ちょっと斜めっているけど、いい人だよ、あんたは。っつーことで、彼にドイツにしては多額のチップを差し上げたヤマダ大熊猫。

でもね、食べ終わったあと、大熊猫は具合が悪くなって下痢(油モノのとりすぎ)。
魚の衣を全部はがして食べたヤマダも、大量のフライドポテトのおかげで、翌日(11日)、背中が痛くて起きられないという事態に陥りました。ああ、油モノに弱いのなんて、前からわかっていたのに。『ヤマダさん、馬鹿ですねぇ』と鼻で笑うスズキ君の顔が目に浮かぶようですわ(苦笑)。

せめて眠って直そうと思ったらうなされちゃったよ、おい。

アホですか自分。ガクリ。

先頭 表紙

いつの間に突っ込みをしたんだ君は、大熊猫よ…(汗)。でもまぁ、インターネットって便利だよな。なんでも家にいながら注文できるからねぇ。っつーわけで、ビネガー家にきたらフィッシュ&チップス作って食べてみませう。…あたしは3口までだけどな(爆)。 / 山田寅次郎 ( 2005-08-12 08:15 )
『イギリス料理』というより『イギリス餌』だな、とつくづく思うしだいでございます。帰宅後さっそく怒涛のごとくネットでモルトヴィネガーを帰るところ探し、発注してやっと満足しました次第です。 / 大熊猫 ( 2005-08-12 07:46 )

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