2003-07-03 寅ちゃんの大冒険（謎）
2003-07-02 ただいまんｖ
2003-07-01 なんだか
2003-06-30 日曜日はオペラ鑑賞
2003-06-29 昨日は
2003-06-28 おめでと、H！
2003-06-27 ショックな出来事
2003-06-26 怠惰な水曜日
2003-06-25 本日のヤマダ
2003-06-24 待て、次号！

さて、旅二日目です。まず朝の８時にゴハン。いや、はっきり言って９時に行っても良かったんだけど、前日にホテルのかわいいおねぇちゃんに『朝ゴハン何時？』と聞かれたのでつい調子にのって『８時』とか答えちまったもんだから、仕方なく８時に行ったです。と言っても、起きたのは７時５５分。そして１０分後には朝ゴハンを食べていた。女としてどうよ、この態度（謎）。まあ、それはいいとして。

そこのホテルには、すんげぇコロコロに太ったワンコが１匹住んでいる。１年位前に、初めて来たときにはもう一匹小さいのがいたんだけど、ここしばらく見ないんだよね。で、そのコロコロ犬は、すんげぇカワイイんだけど、すんげぇコロコロなので、私と大熊猫は個人的に『ボンレスハム』と呼んでいるのですが（笑）、本当の名前は『ミニー』ちゃんと言います。で、そいつね、朝ゴハンのときに、必ずお客さんのところにべったりと座って、じーっと食べるとこ見てんの。私は、犬キチガイだから何か上げたいのは山々なんだけど、身体に悪いから何にもあげないけど、やっぱかわいいからねぇ、上げたくなっちゃう人もいるだろうねぇ。でもあたしは上げないｖ　といいつつ、ついポロポロと余分にパンクズを落としてみたり（笑）。その時間に朝食ルームには誰もいなかったので、ボンレスちゃんは、私のところにべったりと座ってじーっと私の顔を見上げている。そのうち、何故だかボンレスちゃんは机の下にもぐりこみ、私の足を座布団にしてどっかりと腰をかけた。いや、いいんだけどね、あたし犬好きだから（笑）。

で、ゴハン後１時間ほどお昼（謎）寝してからお出かけ。で、バスターミナルでバスを探している時に事件は起こった（笑）。今日の目的地には、私、昔行ったことがあって、その時の手帳を見たら、バスの番号が書いてあったのね。『○○○番と○○○番、大学経由』っての。でももう５年位前の事だからさ、路線変更してるかもと思って、バス停で運行表を見てたのよ。したらさ、見るからに人のよさそーなおじいちゃんが寄ってきてさ、どこ行きたいか聞くんだよね。教える気満々なんだよね。で、仕方ないから聞いたのよ。そしたらなんだかわかんない感じだったのよね。なのにさ、考えた挙句に『○××番のバスに乗って△まで行って、そこでもう一回聞きなさい』って言うのよ。っつーか、それ、明らかに違うんですけど（汗）。乗換えなんて無いんですけど（大汗）。ああッ、でもその人の善さそうなじいさんは、ご丁寧にも『ほら、バスはあそこから出てるよ』と、指差してくれたりしてさ（大汗）。でさ、仕方ないから一応そこのバス停に行ったわけよ。で、運行表見たら、アカラサマに違うのよ（汗）。でも、じいさんニコニコしながらあたしのこと見てるのよ（汗）。で、あたし、人の良さそうな年寄りにすんげぇ弱いのよ（大汗）。で、仕方がないので、『まだ時間あるから駅でコーヒーを飲みます』ということにして、駅に戻って１５分ほどつぶしたのよ。で、再びバス停に行ったら、まだそのじいちゃんがいるじゃないの（大汗）。あたしゃ目の前が真っ暗になったね（涙）。で、小市民のヤマダは再び駅に戻って、タクシーを拾って目的地に行ったのだった（苦笑）。ああッ、余計な出費が（涙）。

で、予定を終えて街に帰ったけど、あたし、自分で言うのもなんだけど、すんげぇ方向音痴なんで、１０分の道のりを３時間かかって迷いつつ帰りました（苦笑）。まず、地図見たって、どこにいるかわかんないんだもーん（激爆）。っつーか、足、ひび割れてるから痛いし。

バカなのか、あたし（大汗）。

先頭 表紙

ただいま帰りました、山田寅次郎です。えーと、帰ってきたのは５日の夜遅くなんですが、なかなか盛り沢山の旅だったので、旅行記を書いてみたく。

割引切符を握り締めて旅に出たヤマダ。それはね、予約した電車しか有効じゃないっっー、特別切符なのでございます。で、予約した席にいったら、既にそこにはおっちゃんが。
『あれ？』と首を傾げるヤマダ。ヤマダの様子に気がついて、近くのおばちゃんたちがわいわいと寄ってきてヤマダの切符を眺めてわいのわいの。
『あら、これ、この席よね』とおばちゃん。『だねぇ、でも、僕も予約してるんだよぉ』とおじちゃん。双方、負けず劣らず善意のにじみ出ている風貌である。『車掌さん来たら聞いてみる』と素朴に微笑むヤマダ。『そこら辺の空いてる席に座ってたらいいわよ』と、微笑みかえすおじちゃんおじちゃんたち。しかも、別の席に座っていたら、その席を予約していた別のおっさんが現れ、『あ、ごめんなさい』と立とうとしたら、『いいよいいよ、通りすがっただけだから（謎）。座ってていいよ。でも、網棚の荷物見ててね』といっていずこかに去っていきました。
ああッ、なんて、なんて素晴らしく美しい、心清らかな列車なのでしょう、まるで聖書の一節のようだ（謎）。
で、そこに座って切符をよーくよーく眺めていたら。すんげぇ重大なことに気が付いたんだよ、あたしは。即ち。
日付が明日だ…………（大汗）。
そ、そ、そりゃ、そりゃ、そりゃそうだよね。日付違えばさ、席のブッキングなんて当然だよね。ああッ、あああああああっ、ああああああああああああッ、どうしようッ（大汗）。
お行儀のいいヤマダ（爆！）は、すくっ、と席を立ち、おっちゃんとおばちゃんたちに『ごめん、日付間違えた』と動揺を隠し切れずにカミングアウト。おじちゃんおばちゃんたちは、『それだったら席は無いわよねぇ』と納得のご様子。
『ごめんね。いいご旅行をねｖ』と、足元をぐらぐらさせながら足早に席を去るヤマダ。とにかく、空いている席を探さねばならない。切符の事はそのあとだ（動揺）。

結局、車掌さんとホテルの人がすんげぇいい人だったんで、まあ、何とかいったんですが。予定を済ませ、ホテルに帰ってってさっぱりしていたら、再び事件が。

あたしね、冷え性の自覚はないんだけど、末端にあんまし血がいかないらしいの。でね、足のカカトがね、常にすんごいゴワゴワしてるのよ。だから、手入れをするんだけどさ。手入れするとカカトの皮膚が薄くなるじゃん？　で、割れるのよ。縦にピっ、と。で、すんげぇイタイのよ。血が滲んでんの。はっきり言って、裂けてんの。すんげぇいたいのよ（力説）。私はうつ伏せでは寝られないたちなので、正攻法に仰向けで寝るのですが、そうなるとさ、カカトにお布団とかさ、足全体のさ、重みがかかるじゃん。それがもう、痛くて痛くて痛くて痛くて（大汗）。もう、すんげぇいたいのよ。でも横向いても寝られないのよ、あたし！　痛さの余り大熊猫に電話するヤマダ。優しい言葉をかけてくれたので、気持ちは少しすっきりしたが（子供かあたし。笑）、痛いことには変わりか無かった（苦笑）。

「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！！！！！！　痛いよ、痛いよ、痛いよ、痛いよぉぉぉぉぉぉぉっ」

一人、呪文のように繰り返すヤマダ（苦笑）。ワセリンをキチガイのように擦り込み、３時間もベッドの中で苦悶したあと、気がついたら寝ていました（笑）。

で、足の痛みは消えていたけど、やっぱり見てみたらすんげぇ裂傷があって、押したら血が出てきた（苦笑）。バカだなぁ、自分。おい（苦笑）。

先頭 表紙

最近すんげぇ眠いんですけど、あたし。なんだかすんごい眠いの。もう、いくら寝ても寝ても眠いの。今日なんて、予定が午後からだったんですが、まず朝の５時に起きてトイレいって倒れこむようにベットに入って、次に起きたら11時。で、ずるずると起きてゴハン作って食べてたら、もう眠くて眠くて食べながら味噌汁に頭突っ込みそうになるほど眠かったので、食器の後片付けもせずにまたベットに倒れこんでしまった（汗）。で、目覚ましをセットしたのにもかかわらず全然起きられなくて、気が付いたら２時過ぎ・・・。ああ・・・（大汗）。
で、眠い身体にムチ打ってずるずると街にお出かけして、ちょびっとした用事を済ませて駅へ向かって歩いていると、なんと前からＨが歩いてきた（笑）。っつーか、良く会うな、おい。
で、駅で１時間ほどお茶。政治と都市計画の話なんぞをすんげぇ熱心にしてみたり（爆！）。いいよな、金があったらな、何でもできるよな。ああ、お金が欲しい。それもすんごい多額のおカネ。神様、私利私欲のためには使いませんから、あたしたちにお金を下さい（笑）。
で、Hと別れてからお仕事にちょびっと行きまちた。

で、Hもそうらしいんだけど、何でかすんげぇ眠いの。で、良く食べるの。で、眠いの。病気かっつーくらい眠いの。ああ、どうして（汗）。


っつー訳で、３日ほど留守にします。
またねんｖｖｖ

先頭 表紙

日曜日の恒例行事は、ばあちゃんちでオペラのＤＶＤ鑑賞だ。今日のＤＶＤは『ラ・トラヴィアータ』。日本では『椿姫』っつー名前で呼ばれていることもある。
で、主役を歌ったのが、ヤマダ永遠のアイドル、エディタ・グルベローヴァだ。っつーか、やっぱすんげぇ上手いよ、顔はさ、別に豪華な美人じゃないんだけどさ、どっちかっつーと『ふくろうおばさん（謎）』みたいなんだけどさ、でもさ、すんげぇよ。あれ、絶対身体のどっかにボリュームのツマミとか、音の高さ調節するスイッチがついてると見たねあたしは（笑）。ああ、ナタリー・デッセィは天才だがグルベローヴァは秀才だ、と個人的には思うんですが、どっこい、すげぇよ、やっぱすげぇ、グルちゃん、あなたは凄い。いや、あたしになんて褒められても嬉しくないとは思うんですが、それでもあえて絶賛したい（笑）。

デッセィのＣＤをはじめて聞いた時は、腰砕けになるほどうっとりして、ああ、これでグルの時代も終わりか、と思ったんですが、オペラとなると、『ホフマン』を見た限りでは、『な・・・なんだこれは（大汗）』っつー感じで、すげぇ、というより、『これはこういう生き物なんだな』っていうか、感動するというより、妙に納得、っー感じ。
あまりにも人間離れして凄いものを目の当たりにすると、人はかえって冷静になるというか（謎）。しかも、最近は彼女、声がすんごく変わってしまったらしくて、初期の声のファンとしては、なんだか聞くのが怖いような（笑）。
そうそう、あのアラーニャと『ルチア』のフランス語盤を出したそうですが、彼女。
ああッ、聞きてぇ、ああッ、アラーニャとデッセィ。ああッ、あああああっ（身もだえ）。この次お金が入ったら買おう。
デッセィに浮気はしたけれど、やっぱりどちらかというと、私はグルちゃんのほうが好きなのかもしれない。両方神業なのは言うまでもありませんが（笑）。

で、ばあちゃん宅で本日も手作りのラズベリー・ケーキをご馳走になりまちた。息子と３人で、直径３０センチはあろうかと思われるお菓子を全部食ベてしまいました（笑）。っつーか、あたし凄いぞ（汗）。

で、帰ってから昨日のギョウザの具の残りと白菜とでスープを作って、玄米ゴハンと共に食べまちた。あと、人参を２本刻んでサラダ。他に、冷蔵庫に残りの茹でた豆があったので、それも悪くなる前にと完食。だって、火曜日から出かけるんだもーん。食材の片付けをはじめなくては（生活臭プンプンのヤマダ）。

んで、グダグダ大熊猫とチャットしていたら、Ｈがまたもや私のパソを使いにやってきました。んで、フランス対カメルーンのサッカーの試合（なんだかわからないけど、ファイナルだったらしい）を見て解散。ＨはまたＧ嬢と喧嘩をしたらしく、それについてもまたブツブツと愚痴をこぼしていきました。彼らは今、遠距離恋愛中なのですが、Ｇ嬢が来週木曜日に来るか、金曜日に来るかで、もめているらしい。Ｈは金曜日に、修士論文の教授面接があるらしく、それが終わるまで一人でいたいんだよね。
ま、あたしはどっちの気持ちもわかるから、何も言わないけど、あたしも来週ちょびっと忙しいから、Ｇ嬢の面倒は見られないんだ、ごめんね（Ｈは、忙しいとすぐにＧ嬢をヤマダ家によこす習性がある）。
でもまあ。

仲良くしろよな。

先頭 表紙

夕方からＨがうちに来て、一緒に『マトリックス』のＤＶＤを見たのだ。
なんと言っても、Ｈは声がデカイ。大家さんがいる間だと、『あの子達は部屋で一体何をやっているのだろうか（汗）』と、あらぬ疑いをかけられてしまうので、大家さんがいない今が狙い目なのだ。Ｈは、マトリックス２が見たいんだけど、１見てないから見たいった言うのだが、ＤＶＤプレイヤーを持っていない。それはさておき。

Ｈはトリニティがすんげぇ気に入ったらしく、目が終始ドリーム状態だった（笑）。あたしもトリニティが大好きなのでドリーム状態だった（更に笑）。
凄い美人でスタイルもバツグン。ああ、地球上にはああいう人がいるのだわ（ドリーム）。思わず、身の程もわきまえず髪をショートにしようかとか思ってしまったアホのヤマダ。ええ、本当に一瞬ですから見逃してください（笑）。
しかし、�Uのトリニティは、なんだかすんげぇ可哀想だったよ。皺っぽくてさ（涙）。どうして皺くらい編集段階で直せないんだ？　空飛べるじゃん、人増やせるじゃん。皺くらい何よ。ああ、なんだかすんげぇ胸がイタイ（涙）。何とか監督に渾身の抗議をしたい気持ちで一杯です（笑）。

その後、二人でギョウザを作って食べました。干し貝柱を入れてさ、湯で茹でギョウザにしたのだ。すんげぇ旨かったよんｖ　焼きギョウザもいいけど、湯でギョウザの方があたし好きかも。

そんでそのあと何故だか政治の話をして（笑）、アイス食べて飲みに出かけまちた（またかよ、笑）。そしたらワイン祭りやってて人が大勢出ていた。
飲みながらくっちゃべっていたとき、携帯に電話がかかってきた。
『やっほー』と出ると、相手側が一瞬硬直したのがわかった。
『す、すみません、まち、間違え、ました』
『ハイ』
『まち、まち、が・・・』
『はあ』
何故だかわかんないけど、相手が切らないので『ごめんなさいねぇ』とか言ってしまった私。で、面倒なので『ぶち』と切ってふと携帯を見ると、留守電が入っている。聞いてみたら、うちの大熊猫の同僚からだった（爆！）。曰く。
『あれー、これパンダさんの携帯じゃないのかなぁ？　違ったらごめんなさい。それでは。・・・あー、パンダさんのだったら、Ｍでーす。早く来てくださーい、もう出来上がってまーす』。
…。時刻は夜11時45分。確かうちの大熊猫は今日は12時までのシフトだったと言っていた。お前、同僚なのに知らないのか（汗）。それとも別件なんだろうか、ああ、うちの大熊猫が何かヘマを（大汗）。
しかも、あたし留守電に『ヤマダです』って入れてないかね。っつーか、もしかして、さっきの間違い電話は他の同僚からだったのか？　ありえる。

で、速攻で大熊猫にメールして、返事を待ったら12時過ぎにお電話がかかってきた。
『なんだかさ、Ｍさんから謎の留守電が入ってたけど、今日飲みに行くの？』とヤマダ。
『うん。急に決まったの』
『っつーか、あたしの電話番号なんで教えたのさ？』
『あれ、どっちかわかんなくなっちゃった。あれ、寅ちゃんの番号だったの？』
…。ハイ、そうです。あれは寅ちゃんの番号です。わたしと大熊猫は、携帯を2人でまとめて買ったので、番号が最後の1桁しか違わないのです。私が６で、大熊猫が７。
同僚に説明して訂正して置いてください。業務連絡が入っていたら困ります。

先頭 表紙

Hが、８月３１日までに今住んでいる家を追い出されてしまうので、目の色を変えて家を探していたのですが、本日やっと見つかりました。おめでとう、おめでとう、H。良かったね。

すんげぇ久しぶりに同人誌出しました。っつっても通販だけなんですけど。
詳しくはinfoでお願いします（平伏）。
あまりの過激さの故か（謎汗）お取り潰しになった裏サイト、『LIEBESROMANE』の切り番記念に書いていた緒方×白川の『インキュバス』という、私がいうのもなんですが、すんげぇエロイSSのシリーズがあるのですが、それを１冊にまとめてみました。

言っちゃ何ですが。
あたしが言うのもなんですが。
すんげぇエロイです。それはもう（爆笑）。
今後、裏においてあったエロSSをまとめて本にしますので、ご興味がおありになりましたら、激しくお願いいたします（平伏）。
あ、言うまでもありませんが、１８禁です。ちなみに、このサイトは、もと表だったものなので、実をいうともとは１６禁なんです。
なんだかＲ指定とか書かれているような気がしますが、こちら表です。別にヤマダ的にはエロく無いんです。念のため。

裏のがそこをついたら書き下ろしっつーコトで、今コツコツと書き溜めていたり。
今後、インターネット販売する私の個人誌は、多分、全部裏になります。

っつーか、そもそも、うちのサイト、表でも大人向きだったよね（ガクリ）。


そんなわけで、どうぞ宜しくお願い申し上げます（平伏）。

先頭 表紙

今日は帰り道に顔見知りの猫に膝をかじられ、見知らぬシェパード犬にふさふさとした尻尾で足をしこたま殴られました。

しかもそれを友達に話したら、『あなた漫画ですか』といわれました。

他にもいろいろなことがあったんですが、何故だからそれが一番ショックで。

…ああ。

先頭 表紙

ちわ、ヤマダです。ヤマダは水曜日は基本的にオフなのですが、まあ、夕方にちょびっと予定があったので、一応出かけまちた。朝起きたら頭が痛かったんで、半日以上寝てしまったため、体内時計がぐちゃぐちゃでございます。ま、それもいいとして。

予定では、ＨとＴ君と遊びに行くはずだったんですが、Ｈから連絡がないので、多分、ポシャったのでしょう。昨日の電話では、Ｈは腹の具合が悪く、一昨日は熱まで出していたそうな。

『ねぇ、ねぇ、俺さ、なんだか食中毒みたいなんだけど、どうしたらいいかな』とＨ。
『なんかやばそうなもの食ったのか。心当たりのあるモノを述べよ』とヤマダ。
『４日前からちょびっと下痢でさ、昨日なんて熱が出たんだよね』とＨ。
『そりゃ、食中毒じゃなくて、風邪だと思いますが。普通、食中毒の時の下痢って、６時間くらい経ってから、うぉぉぉぉぉぉぉーッ、て感じに来るんでしょ』
『かなぁ』
『うん、あたしはそう思うけどね。朝鮮人参買って帰って、飲んで寝なよ。そういう時には案外絶食がいいんだけどね』と冷静に答えるヤマダ。
Ｈが私のところに体調不良を訴えてくるのには訳がある。私の趣味が『薬膳』だからだ（笑）。要するに、何を食べたらいいのか聞きたい、というのは表向きで、うちにゴハンを食べに来たいのだ。Ｈは基本的には和食党で、私は殆ど和食しか作らない。

しかし、私は一度仏心を出して体調不良のＨを家に来させ（朝鮮人参が飲みたい、といったので）、まんまとインフルエンザをもらって４日ほど寝込んだことがある。しかもそのあと、気管支炎まで併発して、すんげぇ大変な１ヶ月だったのだ。１週間で１０キロも体重落ちて『ダチョウ星人』のような風貌になったしな。すんげぇ大変だったんだよ、あたしゃ。
それ以来『病気のときは二度とうちに来ないで』とＨにはキツク、キツク、キツク、ついでにＨの彼女のＧ嬢の前でもキツク言ってあるので、Ｈとしても『朝鮮人参飲みにいっていい？』とは自分からは言い出せないのだ。Ｈにとっても、私よりＧ嬢のほうが恐ろしいのは言うまでもない（笑）。そして私はＧ嬢の電話番号を持っているのだ。鬼に金棒だ（謎）。

大体さ、Ｈは一日にサラミ一本食っちまうんだもん。いくらサッカーやるっつってもさ、あんたそれやりすぎだよ。しかも私と大熊猫は陰性体質で、私は陰性体質用のゴハンは作れても、陽性体質用のゴハンは今一つ詳しくないんだよね。だからいきなり体調不良を訴えられても困るわけよ。自分に関係ないところまで詳しかったら、そりゃ、あんたプロですわな。

言っとくけどあたし、意地悪じゃないわよ（笑）。

先頭 表紙

今日街をブイブイ歩いていたら、友達のミケに会った。ミケは本名なんていうか忘れたけど、確か『ミケル』とか言う名前だったような気がするイタリア人だ。覚えるのが面倒くさいので、私の周りはみんな『ミケ』と呼んでいる。まあ、それはいいとして。

久しぶりに見たミケは、すんげぇ日に焼けていた。
『うわー、あんた茶色くなったねぇ』といったら、ミケが『髪の毛赤くなったろう』と自慢げに答える。会話が噛みあっていないのはご愛嬌だ（いいのか、それで）。
あたしが『あたしの髪も真っ赤だよ』と言ったら、『うん、君のほうが真っ赤だね』とミケ。
うっせぇ、ちょびっと染める時間間違えちったんだよ。今やあたしの髪は、赤毛のガイジンより赤いんだよ。Ｈなんては私の事を『ヤマアラシ』と呼ぶんだよ。見逃してよ（謎）。
『最近どうよ』とヤマダ。
『すんげぇ退屈。実家帰りたい』とミケ。
だがあたしは知っている。もう１年以上も前から、帰る帰ると言いつつも、ミケがここに留まっているということを（笑）。いいよいいよミケ、もうしばらく一緒に遊ぼうぜ。

『で、どこ行くのさ』と聞くので、『買い物、すんげぇ暑くって食欲無いけど、なんか食べないとさぁ』と言ったら、『俺も俺も、もう毎日サラダ』と続ける。
っつーかあんた、身長１８０以上もある大男が、毎日サラダでだいじょぶなのか？　すんげぇ燃費のいい身体だな。と思ったけど、めんどくさいので言わなかった。どうせ正確に意思の疎通が出来ないからだ（爆！）。

また遊ぼうね、と言いつつお別れ。こんなに言葉が通じないのに１時間も立ち話をしていた私たちって、もしかしたら天才なのかもしんない。

先頭 表紙

我が家の常連の某Ｈ君のサッカー友達にＴ君というのがいる。Ｔ君は現在２０歳。１０月のお誕生日を迎えると２１歳になるという『ピチピチ（謎）』だ。ちなみに旧東独出身なので、あだ名は『壁』だ。ま、それはいいとして（笑）。

そのＴ君、今問題を抱えている。Ｔ君には現在、彼女が二人いるのだが、両方とも中距離、っつーか、同じ街には住んでいない。私はその両方に会ったことがないのだが、Ｈ説によると、『Ｆ市の女は、ムチムチで色っぽいグラマータイプ。Ｔ市の女は地味だが性格が良さそうで大人』だそうである。で、本命は『Ｔ市の女』らしいんですけどね。

で、２週間くらい前かな、『Ｔ君が元気ないので、一緒に遊ぼう』というＨ君のお誘いに乗って、あたしらは夜っぴて遊んだわけだ。まず３軒くらい呑みのはしごして、それからクラブっつーとこに行こうかね？　とか言っていたのですが、確かにＴ君、元気がない、っつーか普段通りに振舞おうとしているのだけど、ふとしたはずみに遠い目で空を見てしまうのだ。で、Ｔ君がトイレにたった隙に、Ｈがヤマダに状況を説明してくれたのですが。

『Ｔ市の彼女』、どうやら生理が来ないらしい。既に３週間遅れているそうな。
『中で出したのか（すんげぇ生々しくてごめん、汗）』とヤマダ。
『いや、ピル飲んでるからさ、いっつも中で出すんだそうだ』とＨ君。
『着けてやれ』とヤマダ。
なんと言う恥も恥じらいも無い会話であろうか。女としてどうかと思われるが、本題と関係ないので割愛。
『あんなＴはじめて見たよ、かわいそうでさぁ、もう』と、熱く語るＨ。なんの事はない、奴にもそう言う時が過去３度ほどあったからだ。同病相哀れむとはよく言ったもんだ。ちなみに、その彼女、出来てたら産む、と言っているらしい。で、健気なＴ君は、それだったら結婚するつもりでいるらしい。

『大丈夫じゃないの？　彼女まだ若いから生理が狂うこともあるし、ピル飲んでたんでしょ？』と冷静にヤマダ。
『だよね、俺の経験だと、大体３週間くらい遅れて、心臓バクバクが頂点に達した時くらいに来るんだよな』とＨ。その時は本当に眠れなかったそうだ。ご苦労なことだ。
『でもまあ、あんたたちエライねぇ。やり逃げするっつー発想が無くてさ』とヤマダ。ババア丸出しである。
『やっぱ本命の彼女がそうだとさ、男としてはさ、絶対責任取ろうと思うわけよ』更に熱く男のロマンを語るＨ。ああ、ダメなとこいっぱいあるけど、でもあんたたちのそういうところはあたしは評価してやろう（あくまでも冷静なババアのヤマダ）。

『でもさ、Ｔさ、あんたが来る前、バス停で『まだ俺は遊びたいのに親父になんてなりたくねぇぇぇ』って絶叫してたんだぜ』とＨ。あんた、せっかくあたしがココロの評価を上げてやったのに、その舌の根も乾かないうちにその発言はどうよ。
『そんなこといったって仕方ないじゃん』とますます冷静になるヤマダ。
『Ｔの両親離婚してるからさ、Ｔは絶対別れたくないんだって。親父みたいになりたくないんだって言うんだよ』
『そんな事言ったって、早く結婚しようと遅く結婚しようと、別れる奴は別れるんだから、いつしたって同じだよ』とヤマダ。
ああ、他人の事って、なんでこんなに冷静になれるのかしら。

明日ね、また３人で遊びに行こうって誘われてんですけどね。どうなったかねぇ。昨日Ｈに聞いたところによると、『生理？　もういつ来るかわかんなーい』っつー感じで、既に『レロレロ・ハイ』状態だったそうな。緊張が頂点に達したな、若僧（苦笑）！

まあ、みんなでシアワセになりたいねぇ。

待て、次号！

先頭 表紙