2005-08-23 九十年代の巻
2005-08-22 至近距離の巻
2005-08-20 雨天中止の巻
2005-08-19 新品手袋の巻
2005-08-18 写真終了の巻
2005-08-18 鳴子渓谷の巻
2005-08-18 断崖絶壁の巻
2005-08-18 最東端碑の巻
2005-08-18 遥水平線の巻
2005-08-18 灯台到着の巻

　犬です。

最近になって昔のCDとかよく聴きます。
高校時代によく聴いてたミュージシャンの曲とかね。
最近の歌手のことはほとんどわかんないし（笑）、
耳に入ってこないからどんな曲が売れてるのかも知らない。

そんなことはどうでもいいんだけど、
売れてる曲ってのはそれなりにやっぱりいいよね、いつの時代も。
それだけ人の心を打つんだからね。
でも、犬にとっては「今売れてる曲」よりも、
昔よく聴いてた曲の方がしっくりくるんだな・・・。

よくよく考えてみると、
犬が気に入る音楽は90年代に流行った曲。
お気に入りのアーティストは90年代も活躍してるか、
90年代に最盛期だったか、90年代にデビューしたか・・・そんな感じ。
その頃に心が戻る感じはしないけれども、
とにかくそういう傾向にある。

バイクも同じだね。
最新のマシンには（乗った事無いけど）あまり心躍らない。
古すぎるマシンには何かと抵抗があったりする。
やっぱり90年代のマシンに興味をそそられる。

70年代や80年代のものがブームになったりするけど、
いつか90年代のものがブームになる時代がくるんだろうか？
その頃、何を聴いて何を思い、何に乗ってるんだろうかね。
今乗ってる96年式のXRが「渋い！」な〜んて言われたりするんだろうか（笑）

その時代まで、付き合えるといいな。

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　犬です。

犬には「縄張り」があります。
毎日ちゃんとマーキングして周囲に存在をアピールしてます。
電柱とか壁とかいろいろ。時には部屋の中に。

嘘です。

縄張りと言うか「パーソナル・スペース」ってヤツですか。
それが犬は結構広いらしいです。
知らん人が（知ってる人でも）至近距離にいるとイライラします。
心を許した人で無い限りはなんかダメみたいです。
まぁ、色々あって気が付いたらそうなってたのよ。

なもんで、人ごみとか超キライ。
自由に動けない上に人があっちこっちからぶつかって来るし、
本能的に知らない人が近くにい過ぎるってのがダメなようです。

犬　in　人ごみ、オー！ヘルプミー！でも近寄らないで！みたいな感じ。

と言う事で年がら年中お祭り状態な都会には住めないとしみじみしてみたり。
でも本音を言えばだーれもいない砂漠の真ん中に取り残されたら

犬　in　砂漠、オー！ヘルプミー！水くれ！と抱きつく事でしょう。

・・・いやそうじゃなくて、誰もいない一人ぼっちには耐えられんかなぁ。
なんか話が極端すぎるけど、物事は適度に、
人と人との距離も適度にあるのがいいね。物理的にも精神的にも。

何かに依存したい訳でもないし、何も受け付けない訳でもない。
犬もなんだか大人になったなぁ、年食った証拠だなぁ。。

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　犬です。

またです。。。
上記にリンク貼ってるツーリングクラブJellyfish東海支部のツーリング、
これがまたも雨で中止になりました・・・。
なんだかなぁ、ツーリングクラブなのにツーリングが出来てない・・・。

ま、雨なんだからしょーがないさね。
ところで北欧のとある地域ではこんな諺？があるんだそうです。

「天気が悪い日なんてない、服装が悪いだけ」

とな。
確かに言われてみれば天気に罪は無い。
天気を「悪い」というならば、快晴で雲一つない天気でも、
強すぎる日差しで気分が悪くなったりしようもんなら、
それも「悪い天気」になってしまいます。
雨が降って体が濡れるだの寒いだのは、
それはあくまで人間の感覚でしかないのです。
乾いた大地に恵みの雨、それを「悪い」とは誰が言えよう。

危険が増えるから、雨の日は自ら進んでバイクには乗りません。
それは天気が悪いんじゃなくて、
バイクという不安定な乗り物に乗るのが悪いんだな・・・。
なんてことを最近感じています。
昨日今日に始まった話でなく、
雨の日にしか見れない景色ってのもあるんだよね。
それがあるから、そこへ連れてってくれるバイクを悪いとも思わない。

んじゃ、何が悪いのかって？

「いい」「悪い」で判断しようとする考えそのものが悪いんだな・・・。


・・・明日は雨が降りそうだ。

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　犬です。

という事で今週からタイトルが四文字になってます。
そんな今日、8月19日は「バイクの日」なんですよお客さん。
といっても平日なのでバイクに乗れる訳でもなく・・・。
ま、アレだよ。犬はそういうヤツなんだよ。（笑

最近の出来事、盆の帰省ツー以外は何も触れてないねぇ。
これじゃ日記にならん気がするんだけどその辺は気にしない。
そうね、一つ挙げるならばバイク用のグローブを新しく買った事かな。
今までのグローブは・・・かれこれ3年以上使ったのかな。
バイク用のグローブにしては長持ちした方だと思う。
ちょっと穴が開いたりしてて、いよいよダメかなー、と思ってて、
それが帰省ツーの長丁場でトドメを刺しちゃったみたいで。

犬は何度か書いてるけど手肌が弱いのね。
なので、ツーリング中のトラブル処置で工具使ったり、
あーだこーだバイクをイジる時はグローブ付けてます。
翡翠拾いするときも実は付けてました（笑）
そんな事するから傷んじゃうんだろうけど・・・。

素手っていうのは実は凄いんだと思うときがある。
例えば髪の毛を1本摘まんで、その感触。
数字にしたらコンマゼロ数ミリしかないのに、
その感触がしっかりと手に伝わってくる。

バイクはもちろん、機械整備の時も同じ。
目で見て確認もするけど、目視では解らないほんの僅かな躍動部の磨耗とか、
ほんとはダメなんだけど素手で触るとすぐ解る。
すると、ノギスで測って解らないほどの傷や窪みが解ったりする。
大雑把な気がしないでもないけど、実は凄いセンサーなんだよね、手って。

そうでなくても、人と人とのふれあい、
その最初の一歩であろう「握手」なんかの時。
相手の気持ちが読み取れる、まではいかないけど、
手をお互いが交わす事によって、言葉だけじゃ通じ合えない、
何か深い気持ちというか、確かな気持ちというか力というか。
それを伝える、伝わる出入り口が「手」なんだと思う。

ここを見ている誰がそれを知ってるかは知らないけど、
犬はバイク仲間と会って、別れる時。
必ず右の拳をぶつける事を「犬流の挨拶」にしてる。
それは、どんなに遠く離れていても、
バイク乗りなら右手で拳を作って、それを捻ればまた会える・・・
そんな思いが込められている。
それは敢えて言葉では説明はしない。
知らない人は知らないだろう。

ただ、不思議な力を持っている手というものを、
それを伝って伝わればいい、そう思ってやってるだけ。

だから、そんな手を守ってくれるグローブ。
それはちゃんと破れてないものにしておかなきゃね（笑）

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　犬です。

・・・写真館終了。（笑）
その後に山形に到着し、
翌日にkaz-8君と福島まで行き、
千葉の友人宅へ行って色々あって名古屋に帰宅。

・・・あ、省略しすぎっすか。
まだまだネタはあるんだけど、
そのへんは気が向いたらレポートにします。

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　犬です。

そして宮古市から山形を目指すのですが・・・
往復でたっぷり2時間以上歩き
再びバイクに乗った時にはもう17時を回っていた。
こりゃ今日中に山形に帰るのは無理かな・・・。
腹も減ったしな・・・。いや相当腹減った。
とりあえず国道45号をひたすら南下し
なんとなく飯も食わずに泊まれそうな健康ランドとかを探して走る。
でもサッパリ見当たらない・・・。

仕方ない、国道4号に流れるか。
大船渡から水沢方面に抜ける。
そして4号線から古川を越えたところで健康ランド発見。
しかし、食事できるお店がもう全部閉まってる・・・。
空腹のままとりあえず温泉に入り、
ビールを一杯だけ飲んでそのまま撃沈。

翌朝、ちょっと雨っぽいけど改めて山形に向けて出発。
ここは鳴子峡のドライブイン。
2年前にも喰った牛タン串焼きが喰いたかったんだけど
価格高騰により販売中止なんだそうな・・・ガッカリ。

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　犬です。

石碑の向こう側、というか
灯台から石碑にたどり着くまでに道はあって無いようなもの。
ここは本当の「岩場」であり、
「最東端の地」、つまりそういう土地であるというだけ。
岩を掻い潜って？本当の東端まで行こうと思ったが・・・
こりゃ「ちゃんとした格好」じゃないと無理ですな。
本当の岩の端っこまではちょっと行けそうにありません。
そして目下は軽く死を感じるほどの海。

もし自殺したくなったら、
東尋坊なんてお手軽なとこじゃなくて
ここに来ればいい。
ヒーヒー言いながら歩いて、
死にたくなるに至った人生を振り返るといい。

そうすると、ここにたどり着いて海を見た瞬間
どんな悩みもちっぽけに思えてくるから。

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　犬です。

これで足掛け2年に渡る
「本州四端制覇」は完了。
もう言葉が出ないね。
空に向かい両手を挙げ
腰を高速で前後に振りながら

「フゥーーーーーー！！」

・・・嘘です。

四国九州北海道に沖縄、
行ってみたいところはまだたくさんあるし、
これで終わりじゃない。ただ、一つの決着が付いた。
一つの満足という、快感に似た気持ちを得た。

そこに何があったのか？

・・・な〜んにも無かったよ。

そして右の拳を空に向けて静かに放った。

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　犬です。

そして眼下に広がる海。
最果ての地から眺める海、遮るものは何も無い。
ただただ、水平線が広がり、
恐ろしいほど静まり返った岩場に立ち尽くす。

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　犬です。

そして徒歩約1時間。
本州最東端の灯台へと到着。

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