ちょうど冬休み前に 絶縁しそうになった友達がいる。
喧嘩というよりも 私が一方的に彼の行動にキレて、
もう話しかけないで!って逆上したのだ。それで彼もわかった、と。
彼のことを 友達として大好きだったし とても信用していたのに
なんとなく裏切られた、そう思ったことがあって
それでも彼にしてみたら 本当に悪気はなくてしたことだったのだが
そのときの私には我慢ができなかった。というわけで 学期が終わるまで
とても短い間だったけれど お互い会っても一言も交わさなかった。
といってもキャンパスで顔を合わせることは 数えるほどだったけど。
その彼となんとなく仲直りモードになった冬休み。
私がメールでとりあえずあやまった。
いまだに 絶対に彼が悪かったとはおもう半面
自分もくだらない事で もうそんな奴は友達じゃない、と思うなんて
早まったことをしたものだ、なんて 日本帰国中に考えなおした次第。
人間余裕のある環境では余裕のある考えも持てるわけで。
それでも 実は今学期が始まって何度か顔を合わせてもしゃべらなかった私達。
彼氏の友達でもある、という彼の微妙な立場からか、
自分が腹を立てたこと自体が悪いと実感してか
隠し事はなし、の私と彼氏の間でも 私が彼と口をきいていなかったことは
内緒だった。そのうえ 友達にも話さなかったので 彼を見かけるたびに
ひとりで きっかけをつかまんと、、、なんてちょっと悩んでいた。
すると、今日彼が私の部屋へとやってきた。
バツのワルそうにしていた彼に よう!なんて私からリードをとって
いたって普通に何事もなかったかのように会話を交わしたら
どうも二人で話したいことがある、とのこと。
そこにはもちろん私のルームメートがいたから 場所を移動。
まぁ、相談事だったんだけど その内容はいいとして。
あれだけ悩んでおきながら普通に話せたのも
やっぱり彼からやってきたという行為を前にしてか?不思議。
でもきっと なんとなーく まだしっくりきていない気がして
相談はいいけど 自分達のこともしっかり今度は話したほうがいいよな、って。
お互いに 相手があの冬休み前のことをどう思って接しているのかわからない
そういう雰囲気だった。でもあいつはいい奴だから、きっとうまくいくと思う。
とりあえず 今学期はやっと始動しはじめた といった感じだ。
もう少ししたら ジェームズには 実はね、って告白しておこう(笑)
やっぱりno secretってルールを二人の間で作っておきながら
それを守っていなかった分 そういう意味での罪悪感もあった私がいた。
こうやってお互いに ちょっとしてから OK、confession...なんて話すことは
今に始まったことではないので 遅くなる前に話せばいいこともある。
だいたい 最終的に話してくれたという事実と
はじめから打ち明けられなかった理由をシェアできれば それはそれでよしなのだ。
束縛しあっているようで そうでもない。きつい束縛は関係を壊す。
何でも話し合える関係はあっても 臨機応変が必要とされるわけで。
まぁ 何度も言うように 信頼関係を築くことは大事なことに変わりはない。 |