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セブン○レブン物語

バイトの話しを書いていこうと思ってます。
でもその前に書きかけのお話しを終わらせないと。。。(怒濤の汗)

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2001-07-21 短編  ひと夏の恋  page 6
2001-07-20 短編  ひと夏の恋  page 5
2001-07-19 短編  ひと夏の恋  page 4
2001-07-17 短編  ひと夏の恋  page 3
2001-07-15 短編  ひと夏の恋  page 2
2001-07-13 短編  ひと夏の恋  page 1
2001-07-12 恋物語  瞬  最終章  〜.:〜.:〜 桜 〜.:〜.:〜
2001-07-10 恋物語  瞬  第13章  満月の夜
2001-07-09 恋物語  瞬  第12章  おかあちゃん
2001-07-01 恋物語  瞬  第]T章  過去からの手紙


2001-07-21 短編  ひと夏の恋  page 6

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おはよ。
ああ・・身体、がたがた、きしきし・・。
筋トレばっかだからな。
まあ、俺ってば、一応、身体の弱かったガキだったたから
しょうがないんだけどな。
まっ、すぐに追いついてやるさ。
さてと、続きを書くぞ。

「祐二、お前、どうやってメール交換するようになったんだ?」
お前、やっぱ信じてる?なんて、聞けない。
信じてるに決まってるし、こいつ、可哀想なくらい恋してるし・・。
いたずら目的でいちいち、スケジュールを調べるなんて
よっぽどのことじゃなきゃしないよな。
ここまでしなくたって騙せるだろうし・・。

しかし、不毛な恋だよな・・。

「僕のホームページに来てくれたんだ。」
えっ、祐二、おまっ、ホームページ持ってたのか?
「うん。見たい・・?」
「当たり前だ。見たいに決まってるだろ。」
俺はにかっと笑った。
そりゃ、興味あるさ。
「見てもいいけど・・・・」
ん?何かイヤそうな返答。

俺は無理矢理聞き出した。
そして、祐二のホームページを開けたんだ。

・・海を思わせるようなホームページだった・・。
そちらこちらに言葉が置き去りにされている詩のような言葉。
繊細さを思わせるような、そんな言葉・・。

Profileを開いてみた。
「え゛っこれ、お前?」
「うん・・。」
これって、すごっきれえじゃん。
なんてったっけ、昔の広末に激似・・
眉を太くしたくらいの・・。

にま〜。

「止めてよ。潤ってば・・・なんか怖いぞ。」

おまっ、きれえだったんだなってしみじみ。
もったいない・・。

「もう、いいでしょ。」
「ちょっと待て・・Diaryと・・・。」

あれ・・ここで切れてる。
この日付は・・・そうか・・。
息苦しいって?喘息みたい?って?

「大したことはなかったんだ。いつもだったら・・」

わかった。もういい。
僕は祐二の声を遮った。
目頭を押さえながらBBSを覗く。

あ・・あった。ずいぶん前の方に彼女のログが残っていた。
1年前か・・。

「あははっ。おまっ、これって。」
「だからイヤだったのに・・。」
呟くように祐二は言う。たぶん、想像するに、顔は真っ赤だな。

そう、最初の頃の祐二は女と間違えられていたんだ。

そうか・・なるほどなっ♪

ちょっと前まで悔しい気持ちもなくはなかったがこれで僕の気持ちは晴れたぞ〜。

「僕、ちゃんと言ったんだかんな。男だって。」

わぁ〜たってばあ。祐二くん。



・・さてと・・どうするかだな・・。

今日は長くなっちゃったんでまた、明日。
じゃあな。

  2020.7.21 jun.


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先頭 表紙

ん〜? / 星くず ( 2001-07-22 04:39 )
ぎく★ホ〜ムペ〜ジ〜☆ な〜なぜ私の秘密を〜☆ (?) / 仙川 ( 2001-07-22 00:08 )

2001-07-20 短編  ひと夏の恋  page 5

おはよう。
今日はちょっとは早いだろ。
まあ、早く教えてやろうと思ってな。
俺ってば、ちょっと偉そう?



それでな・・・・
祐二の受信メールを開いたわけよ・・


「ちょっと、待って。」

「ん?どうした?」

「なんか・・・すごーくイヤなんだけど・・。」

「でも、見なきゃ、始まらないだろ」

「そりゃそうだけど・・」

「でも、人に見せるのはやっぱり・・」

「だぁぁぁ!もう、いい。やっぱ、止めだ。」

「あっ待って。解ったってば。・・・いいよ。開けて・・」

こいつ、何か女々しい奴・・って思いながら僕はボックスを開けた。

ふんふん。
お〜。なかなか可愛い文章、書く奴じゃん。
仕事についての細かな事から書いてあった。
これは、デビューしたての頃だな。
ん?セクハラぁ?
だんだんと悩みを書き出してきているじゃぁないか・・
彼女が信頼してきているのが、手に取るようにわかる。


グスッ・・・

俺・・・泣いていた。
祐二も泣いていた。
彼女の想いが流れてくるようだった。

祐二が亡くなってからの頃だろう・・。
彼女は毎日、メールしていたのだ。
最初はどうしたの?
体調が悪いの?から始まって、
昨日のメールに限っては・・・。

『祐二くん、会いたいよ・・
もう、私、限界だよぉぉ。
仕事・・もう止めたい・・
貴方に会いたい、会いたい
会いたい・・・』


ううう・・・・・
やばっ、俺まで騙されてる・・。
ぶんぶんと頭を振って、彼女の公式ページを開いた。

「倉木魔夜」っと・・。

仕事内容をメールと照らし合わせてみた。
それが・・・・一つの狂いもなく、全て、合っていたんだ・・・。

これは、ひょっとして?


まあ、そんなわけだ。
後は明日へ続きだ。
今日はサッカーの練習試合なんだ。
行って来ま〜す!


   2020.7.20 jun.


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先頭 表紙

あっご存じでしたぁ? パタリロでしたっけ〜。面白かったです。眼力♪ / 星くず ( 2001-07-20 20:52 )
魔夜〜?はて〜☆漫画の作者を思い出す私は〜何者〜♪ / 仙川@さて〜書くかな〜♪ 謎 ( 2001-07-20 19:23 )

2001-07-19 短編  ひと夏の恋  page 4

 

ふわぁぁ〜。
おはよ。今日は遅くなっちゃったな。
えっと、続きっと・・・


祐二の頼みとは、ずばり恋。
やっぱ、これだったね〜。
しかし、相手は・・・。
はぁぁぁぁぁ?

芸能人?芸能人?芸能人?

芸能人だぜっ?
しかも、メールしてただとぉぉぉ!
おまっ、絶対、騙されてるっ。
それか、相手は嘘付いてるか、ネカマだっちゅうに。

祐二はぽろぽろ泣き出した。
顔が見れるわけじゃあないが、こう、しんみりとした空気が見える気がしたんだ・・。

「祐二、そいつのメール、残ってるのか?」

「うん。残っているはず・・」

「ちょっと、アドレス言ってみな。」

「えっと・・・・」

俺は、祐二の願いは無理だと思った。
相手に会いたいだなんて・・。
なっ?
みんなもそう思うだろ?
メールについては明日の続きっと。

やばい!時間だ。
行ってきま〜す。


   2020.7.19 jun.


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先頭 表紙

ん〜。どんなメールでしょう〜☆ / 星くず ( 2001-07-19 21:06 )
メ〜ルは〜甘い恋の〜物語〜♪ メロドラマ〜♪ / 仙川 ( 2001-07-19 06:28 )

2001-07-17 短編  ひと夏の恋  page 3

おはよう。
みんな、不思議いっぱいって顔だね。
よし、昨日の続きだ。

今から2ヶ月程、前のことだったんだ。

「ねえ。」
「ん?何?」
こうしていつも、祐二から問いかけてくる。
「お前なぁ、やめれって。
人がいない時に呼んでくれよ。
俺ってば、変な奴に思われちゃうだろ。」

「潤が口に出して言わなきゃいいんだよ。」

「俺、そんな器用じゃないよ。
頭で答えるって出来ないの!
ん・・まさか、お前、俺の頭ん中、読んでねーよな・・」

「僕、そんな事、しないよ。
そんな覗き見、みたいな・・こ・・と・・。」

「ごめん、ごめんってば!それで何、なんで呼んだの?」

ちょっと涙声だった祐二はちょっと拝むような声色で、
「ん〜とね。ちょっと頼みがあるんだ。」

げっ死者の頼みかよ。
なんか、ろくでもない事じゃないよな・・

「よしよし、祐二君、事によったら聞いてあげなくはないよ。」
俺はひくひくしながらちょっと意地悪く言った。

そしたら祐二は、
「いやだぁ。聞いてくれないと僕は死んでも死にきれない〜!!」
と、大声で言うのよ。おいおいだよな。
おまっ、もう死んでるんだけど・・。

「しゃあねえな、言って見ろよ。」
 
「うん。あのね・・・・。」



って、こんな具合に俺達は仲良く?なったんだ。
ん?
何の頼みかって?それは明日だな。
さてと、学校、行くか。

  2020.7.17 jun.

先頭 表紙

びっくり(◎-◎) 仙川様のとこから帰ってきたらコメントが〜♪ありがとうございます〜☆ / 星くず ( 2001-07-17 02:40 )
おや〜もう仲良くなってた〜♪  / 仙川 ( 2001-07-17 02:37 )

2001-07-15 短編  ひと夏の恋  page 2

うん。いい天気だ。
それでは昨日の続きを書こう。

移植手術の終わった時だった。
何か、変だったんだ。
妙な違和感というか・・・
朝、起きると涙の後が残ってるし。
普通、泣かないよな。
夢は全く覚えてないんだけど・・

ある日、僕は声を聞いたんだ。
そう。
全然、聞いたことのない声を。



「ねえ。」

ん?

「ここはどこなんだ?」

なんだか独り言のような声

「はあっ?何言ってんだぁ」
僕は自然と口について出たんだ。
そしたら、どっとみんなに笑われた。
当たり前だ。テスト中だったんだ。
みんなから居眠りしてただろってからかわれるし、
もう、気分は最悪だ。

これが、僕と祐二との出会いだった。
出会いっていえないかも知れないが・・

さてと、今日はここまでにしとくか。


    2020.7.15 jun.

先頭 表紙

爽やかでいて、切ない・・かな〜?(^^ゞ / 星くず ( 2001-07-15 22:46 )
今度の作品は〜あっさりでいて〜ぎっしりですか〜♪ / 仙川 ( 2001-07-15 22:37 )

2001-07-13 短編  ひと夏の恋  page 1

僕の名前は潤。
実は半年前までは殆ど、病院暮らしだった。
子供の頃からの腎臓が殆ど機能してなかったから。
それで僕は移植手術を受けたんだ。
最近の医療はとても発達していた。
だから、移植を受けたいと申請すれば翌日には全てが手配されていた。
臓器がどこから来るのか、
それは解らない。
多分ネットワークが整備されたからかもわからないけど。
僕には祐二くんの臓器が移植された。
15歳で突然死した男の子
ちょうど、僕と同い年の少年だ。

何故、わかるかって?
それはおいおいと説明していこう。
今日はこの辺で。


    2020.7.13 jun.



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先頭 表紙

新たな〜お話は〜日記ですか〜♪ どんな〜物語ですかね〜♪ / 仙川 ( 2001-07-13 20:59 )
今度は日記形式です。男の子になって書きます(^^ゞ もちろん、実話ではありません(^^ゞ / 星くず ( 2001-07-13 20:48 )

2001-07-12 恋物語  瞬  最終章  〜.:〜.:〜 桜 〜.:〜.:〜

桜が舞い散る墓地。

芙美と瞬は母の眠る墓前にたたずんでいる。

あれから、3ヶ月経っていた。

母は眠るようにこの世を去った・・。

満足な笑みを残して。



「母ちゃん。・・とうちゃんと一緒だよ。」


母の荷物には。和紙に包まれた父の写真があった。
芙美との写真があった。

そして、内科の薬の袋。

瞬は泣きじゃくる芙美を胸に抱きしめる。


「僕がいるから。僕がいるから。」
芙美は、瞬の胸の中で何度も小さくうなずく。

瞬の目に、
一瞬、鳩の羽ばたきの様なものが見える気がした。


輝く光の中に・・。





−−−−−−−−−end−−−−−−−−






ここに一枚の写真がある。
僕と芙美とおばあちゃんと芙美のおかあさんとの。
たった3ヶ月間だったけど僕らは家族だった。
大切な一枚のスナップ写真。



10年後・・

あれから、10年・・・・
僕は西瓜を食べながら、花火をしている。
芙美と、
そして、息子達と。
仏壇では今日もお婆ちゃんの写真が笑っている。

いつか、故郷に帰ろう。


大切な僕の家族を連れて。




                      瞬

先頭 表紙

お疲れさまです〜♪また次回をまちながら〜のんびりしましょう〜♪ / 仙川 ( 2001-07-12 12:23 )
あら、びっくり。お返事、早かったですね〜☆ / 星くず ( 2001-07-12 10:16 )
帰れる故郷を〜遠く思い出し〜幸せな家庭とともに〜いつまでも〜暮らす〜♪ / 仙川 ( 2001-07-12 10:05 )
瞬のお話しはこれで完結です〜☆いつかは故郷へ・・・。 / 星くず ( 2001-07-12 09:59 )

2001-07-10 恋物語  瞬  第13章  満月の夜

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・・満月が足元の雪を照らしている。
ほのかに隣の母の顔が見える。

「芙美ちゃん、ごめんね。」
母がポツリと言う。
芙美は思わず母の肩を抱く。
思いの外、母が小さく見えたから。

「お母ちゃん、中に入ろ。ここは寒いから・・。」
縁側から、肩を抱きながら部屋の中に入った。

外に広がる景色はあの時の様。
あの日と同じ雪景色。

母も私も、遠いあの日を思い出していた。



部屋に、並べて布団をひく。

「かあちゃん。いつも、こうして寝てたよね。」

昔は、良く、こうして並んで寝ていたのものだ。
お母ちゃんの匂い・・。
懐かしい思い出。

今の芙美には憎しみは既に消えていた。
いや、憎しみではない。
寂しさを哀しみを憎しみにすり替えていたただけ。
まともな恋が出来ないのは母のせいだと。

私は逢いたかったのだ。
ずっと母を恋いこがれていたのだ。

天井を見つめながら、二人はぽつぽつと言葉を交わす。
「芙美、私ってばかだね。もっと、早く、こうして早く、帰ってくればよかった。
怖くて・・怖くて帰って来れなかった。芙美ちゃんにすまなくて。合わす顔がなかった。」

横を見ると、母の目から涙がこぼれていた。

芙美は答えるように言葉をつなぐ。


「ばかだね。・・・ほんと、バカだね。」




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先頭 表紙

これは〜これで〜いいところがありますよ〜♪  / 仙川 ( 2001-07-12 10:07 )
う〜ん。期待を裏切ってしまったかしら・・? / 星くず ( 2001-07-12 09:57 )
なんとなく〜優しく〜暖かい物語に〜なりそうですね〜☆ 童心の心で〜♪ / 仙川 ( 2001-07-10 23:27 )

2001-07-09 恋物語  瞬  第12章  おかあちゃん

芙美は、震える手で便箋を開いた。
それは、幼いときに見た母の筆跡だった。
学校から帰って来ると時々、おやつの横に、「おかえり」の紙が置いてあった。
懐かしい文字が連なっている。
ただ、それだけなのに涙が溢れてくる。

便箋の上にぱたぱたと涙が落ちる。
母の字が紫に滲む。

母の手紙。

優しい、柔らかい文字。

ただ、1枚の便箋だった。
でも、そこからは母の溢れる想いがあった。

芙美はただただ、泣いた。
こんな事ぐらいでと思うのだけれど涙が止まらない。
涙が溢れて文字が見えない。
「逢いたかった」
と、何度も何度も読み返す。
涙でくしゃくしゃになった顔で泣きじゃくる芙美。


 

「ガラガラ・・」

玄関の戸が開いた。

そこには小さくなった母の姿。

母の顔があった。


9歳の芙美に戻る瞬間・・。


「おかえりなさい。おかあちゃん・・。」





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先頭 表紙

ありがとうございます〜♪ふわ〜りふわふわ〜☆ / 星くず ( 2001-07-09 18:34 )
おかえり〜なさい〜♪ 星くずさま〜♪(笑) こっちでは〜おひさ〜♪ / 仙川 ( 2001-07-09 02:22 )

2001-07-01 恋物語  瞬  第]T章  過去からの手紙

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外でバイクの音がした。
郵便が届けられたのだ。

芙美の様子が落ち込むようになって、しばらく経った日の事だった。
お婆ちゃんはふっと明るい笑顔になる。
そして、僕に取ってくるように言った。
外はだいぶ、寒かった。
僕はぶるっと身震いをする。

風花が舞っていた。
玄関先の赤いポストの中をのぞき込む。
そこには一通の封筒が入っていた。
おばあちゃん宛の封筒・・。
差出人は「林 静子」と女性らしい文字で書かれている。

「おばあちゃん、これ。」
僕はお婆ちゃんに渡した。
お婆ちゃんは、安堵の表情を浮かべ、
ひとつ、ため息をついた。

「どうかしたの?おばあちゃん。」
僕は訪ねる。

「ん・・なにね。ちょっとね」
「今年は春が早くくるかなってね。」
僕の顔を見て、にこっと笑うおばあちゃん。

おばあちゃんの話しによると、静子とは・・・芙美の母親だそうだ。
お婆ちゃんの手紙の中にもう一通、便箋が入っていた。
芙美宛てにだった。




        風花が風に舞う

             ひらひらと

                  花の如くに





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先頭 表紙

あら〜♪なぞの一文〜♪ひらひらと〜♪ どこに舞うかは〜気分しだい〜☆ / 仙川 ( 2001-07-01 10:13 )
ちょっと間が空いてしまいました・・・。(^_^;) / 星くず ( 2001-07-01 07:53 )

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