himajin top
セブン○レブン物語

バイトの話しを書いていこうと思ってます。
でもその前に書きかけのお話しを終わらせないと。。。(怒濤の汗)

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2001-05-27 恋物語  里香  第W章  突然の出来事
2001-05-26 恋物語  里香  第V章  勇気をだして
2001-05-25 恋物語 里香  第U章  大好きな瞬ちゃんとの初デート
2001-05-24 恋物語 第1部 里香   プロローグ
2001-05-23 彼方から   第]Y章  彼方へ
2001-05-22 彼方から   第]X章  祭事
2001-05-20 彼方から   第]W章  闇
2001-05-19 彼方から   第]V章  逃亡
2001-05-18 彼方から  第]U章  神の花嫁
2001-05-17 彼方から   第]T章  イリア


2001-05-27 恋物語  里香  第W章  突然の出来事

.





街にて・・。




瞬は誰にでも優しいの。
つきあい始めて、あっという間の2年・・。
でも、わたしたちってまだ、kissさえ、ないの・・。
未だに瞬には、胸がどきどき。
私の緊張が瞬に伝わってるのかな。
私、どこか、変?

それにしてもクラスの女の子ったら、私がいるのを知ってて、告る子がいるの。
しかも後が経たないくらい。
女の子と話しをしているのをよく見かけるの。

瞬ちゃん。
私のこと、好きなんだよね。
とっても不安になるの・・・。
時々、とても遠い人に感じてしまう。

だから、昨日、瞬に言ってしまった。
「私のこと、本当に好きなの」って。
瞬は、いつも私を子供扱いする。
私はいつだって瞬の事しか考えてないのに。






一人で映画を見終わって外に出ると、もう夕暮れが深くなっていた。
ぽつぽつと雨が顔にあたる。

「大変。急いで帰らなくっちゃ。」
私は、いつもは通らない公園の横の道に入った。
急げば10分足らずで通り抜けられる。
ちょうど半ばをさしかかった時だった。

私の後ろに、気配を感じた私は急ぎ足で、歩いた。
でも、いっこうに気配は消えない。
さらに私はこばしりに走る。

気配がさらに近づいてくるのを肌で感じる。
泣きそうなくらいの恐怖が忍び寄ってきた。

いきなり、太い腕が手が私の口をふさぐ。
私はもう、声にできなかった。





.

先頭 表紙

幸せな彼女に〜何がおこるのか〜ん〜緊迫〜☆ / 仙川 ( 2001-05-27 09:43 )

2001-05-26 恋物語  里香  第V章  勇気をだして

.






「瞬ちゃん。

ずっと、好き、でした。里香とつき合ってくださ〜い。」

なんて、陳腐な告白。
しかも、どこから出たのか、素っ頓狂な声。(爆)
心臓が喉から飛び出しそうなくらいだよ〜。
もう、ドキドキで、瞬ちゃんに聞こえちゃうんじゃないかと思うくらい。

瞬ちゃんはくすっと笑うと私の頭をなでなで。
きぁっ。なんて爽やかな笑顔。

水槽の中の魚たちが、まるで笑ってる見たいにくるくる泳ぐ。

どきどき。
緊張の一瞬。。。。

「いいよ。僕でいいの?本当に?」


やったぁー!

ますます、心臓は駆け回り、動きはぎくしゃく。
思わず、前につんのめる。
なんで、ここでつんのめるんだぁぁ。

「きゃっ」

それを支える大きな腕。

うーん。幸せ。
もう死んでもいい。

こうして、里香こと私の青春は、華々しく始まりました。

みんな、応援してね!!
誰に向かって言ってるんだぁ。
私って奴はぁ。


つづくです。。


.

先頭 表紙

はい〜、物語です〜。リアルと言って貰えて嬉しいです〜☆ / 星くず ( 2001-05-27 04:00 )
これって〜本当に〜物語〜?なんか〜リアルですけど〜♪ / 仙川 ( 2001-05-27 01:06 )

2001-05-25 恋物語 里香  第U章  大好きな瞬ちゃんとの初デート

.






高校1年の春。うららかな小春日和


きゃっ!!
しまったぁ!遅刻しちゃう。
やっと彼と約束を取り付けたのに!

針は既に無情にも15分経過。
服を選ぶだけでずいぶん時間がかかってしまった。

もう、私ってば、いつもこう。我ながら鈍くさい!
そう。念願の瞬ちゃんとの初デートなの。
ちっちゃい時からずっと憧れてたんだぁ。
やっと、ふたりっきりでデートだっていうのにぃ。
ふふん。今日は奴はいない。
奴とはね、
瞬ちゃんのお・と・う・と。
あのおじゃま虫の瞬ちゃんの弟。
いつだって間に入ってくるの。
ぜったぁい、邪魔してるとしか思えなぁ〜い。
いけない、いけない、
こんな無駄口してたら、ますます遅れちゃうわね。
今日は水族館に行くんだぁ!

あっいっけなーい。いそがなくっちゃぁ。

行ってきま〜す♪






.

先頭 表紙

おお〜♪青春じゃ〜♪心うきうき〜♪それから〜それから〜♪(こんなのりも〜大好き〜♪) / 仙川 ( 2001-05-25 22:42 )

2001-05-24 恋物語 第1部 里香   プロローグ

.





・・・寄せ返す波


暗い海を見つめる


遙か彼方に船の灯り


彼方へ置き去りにした、私の想い


戻って来ない彼の魂


そして、もう一つの・・魂


寄せ返す波の狭間に彼を探す


いくら待っても帰って来ない


・・あれから、時は止まったまま・・・



           




時の狭間の中で





.

先頭 表紙

さぁ〜♪始まりの〜始まり〜♪どうなりますか〜楽しみ〜♪ / 仙川@もう大丈夫で〜す〜♪ ( 2001-05-24 09:49 )

2001-05-23 彼方から   第]Y章  彼方へ

.



今、ここにいるイリアは、生きている。
いや、そう思いこんでいたのだ。

僕のなかの僕。

哀れな僕。

死んでしまった事にも気づかず、ずっと彼女を捜していた。
ずっとさまよっていたんだ。


そう・・
彼女は僕を連れに来たのだ。
今度こそ、二人で旅立とうと。



ふっと身体が軽くなった。
そして、イリアと彼はだんだんと空気にとけ込むように、
消えていった。


寄り添いながら。
彼は満足げな笑みを浮かべて。



・・・・気が付くと校庭だった。
5時間目が始まるベルが鳴っている。
僕は急いで、教室に向かう。

ふっと木蓮の・・・木蓮の香りがした。






数日後、僕は夢を見た。
二人が、コスモス畑にいる。




僕の中の君は、


やっと居場所を見付けたんだね。




さよなら・・・
                


  僕の初恋・・・













−−−−−−−−−−−−end−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

いかがでしたか?
一応、星くず的にはハッピーエンドだったのですが・・。

純愛を、普遍的なものを描いてみたくて、書いたのがこれなんです。
本当に夢物語かも知れません。

でも、真実の愛は貴方のなかにも、眠っているはず・・・・。




.

先頭 表紙

ありがとうございます〜。お風邪はいかがですか〜? / 星くず ( 2001-05-24 09:30 )
ぱちぱちぱち☆☆☆ 恋物語は〜私にはかけません〜☆ 深い眠りのそこで〜いびきをかいてます〜☆  / 仙川@素敵な物語〜ありがと〜♪ ( 2001-05-23 12:16 )

2001-05-22 彼方から   第]X章  祭事

.








胸に鋭い痛みが貫かれた。

本当に突然の事だった。

僕は死の認識さえも出来ずに息絶えた。


...............






イリアは突然の事で意識が呆然としていた。
彼女は兄と男たちに神殿に連れて行かれた。

・・・矢に貫かれた僕の躯は置き去りにして。








イリアは入り江の海岸にある一本の木に結わえられた。
満潮時には、沈んでしまう。
ここの村は、魚に頼って生きてきた。
だから、100年に一度、海の神にささげるべく、行われてきた。





「翔・・すぐに貴方のもとへ・・」







波は、静かに静かに彼女を呑み込んでいった。
そして月は青白く輝いていた。










.

先頭 表紙

ん〜む〜★ 哀しい〜過去の話〜★未来では〜結ばれるのでしょうか〜? / 仙川 ( 2001-05-22 11:06 )

2001-05-20 彼方から   第]W章  闇

暗い林の中を走った。
草が足に当たる。
細かな傷が痛みとなってやってくる。
たいまつを炊くわけにはいかない。
居場所がすぐに分かってしまうから。

僕は彼女をいたわりながら、とにかく走った。
誰も追いかけて来る者はなかった。
彼女の足の傷も心配だった。

回りを見渡すが気配はない。
彼女を木の傍に腰掛けさせた。






彼女は不意に、僕につぶやく。



「ごめんなさい。」




「私が逃げれば貴方が殺される。」
「私、付いて行けない。」




「彼らの元に、帰るわ・・・」





彼女は、僕の肩越しに何かを見つめていた。
瞳に深い悲しみが宿っていた。
僕はゆっくりと後ろを振り返ったその時・・




.

先頭 表紙

では、サインでも、おひとつ〜〜(^_^)b / 星くず ( 2001-05-22 09:46 )
その時!? あ〜!そう言えば〜☆お絵描き掲示板のほうにも〜顔を出してますよ〜♪ 絵心がないので〜描けませんが〜★ / 仙川 ( 2001-05-21 02:52 )

2001-05-19 彼方から   第]V章  逃亡

イリアは神殿で、祈りを捧げていた。
背を向けて、一心に祈っているかのように思えた。
たが、小さな肩が小刻みに震えている。
彼女の嗚咽ともいえる声が漏れ聞こえてきた。





「ショウ・・」


「いや」

「いきたくない。」

「翔・・・」

僕は、思わず背後から彼女に近づく。
そして彼女の肩をそっと抱いた。
僕の心は決まった。
彼女を連れ出す事を・・。



僕は、彼女の手をとり、抱きしめた。
「いこう。」

彼女は僅かながらのかげりを見せたが、
彼女も僕に答えるように、小さくうなずく。

僕は、彼女の手をとり、その場からそっと離れ、
そして誰もいないのを確かめると、
神殿から彼女を連れて走った。







先頭 表紙

「.」見つかってしまいました〜?(^_^;)余韻の空間を付けるためにやってます〜。 / 星くず ( 2001-05-20 17:50 )
最期に 「・」が〜? この意味は〜♪ 追っ手に捕まらず〜逃げるのかな〜☆ 引き離されるのかな〜★ / 仙川 ( 2001-05-20 03:22 )

2001-05-18 彼方から  第]U章  神の花嫁

朝から、イリアの家の前は、
人が、ひっきりなしだった。

僕は、どうにか、彼女を連れ出したいと思っていた。
だが、彼女の傍には、必ず兄が付いていた。
とても、彼女に逢う事もできなかった。

着々と村は祭りの準備を終えていった。
だんだん夕暮れに近づいていく。


家の前にたいまつがぽつぽつと灯されていく。

村人たちが手にたいまつを持ち、彼女の家の前から神殿に向かって神の道が出来ていく。


あたりは、ふいっと静まりかえる。


イリアが、何人かに伴われ、家から出てきた。
彼女は、奉り用の独特の衣装をまとい、
髪飾りをし、顔には化粧が施されていた。
月の明かりに映し出された彼女の顔は、

たとえようもないほど美しかった。 
彼女に祈りの時間が与えられた。


僕は誰にも見つからないように彼女のもとへ行った。







興奮と情熱が僕を満たしていた。





.

先頭 表紙

さぁ〜連れ去ることができるのか〜? それとも〜自分の未来を〜受け入れるのか〜♪ 次回を〜まてぃ〜♪ まてん〜! / 仙川 ( 2001-05-18 23:40 )

2001-05-17 彼方から   第]T章  イリア






彼女は、明るく振る舞っていた。

いつもの草原の丘でも。
僕が寝ていると、僕の顔に花をばさっと落としたり、
いたずらっぽく笑う。


僕は苦しい。

彼女の笑顔がたまらなく苦しい。

何も聞かなければ良かった。

何も知らなければ良かった。

僕の中では、彼女はもう、かけがえのない存在だった。
だが、僕は彼女に自分の気持ちが言えないでいた。
彼女も、何も言わなかった。

・・ただただ、いたずらに時が流れていった。


そして、或る日、
僕は彼女に言った。
今までのこの想いを、込めて言った。



「一緒に村を出よう。」

一言、言うだけが精一杯だった。



彼女は瞳を僕に見せまいとするように瞳を伏せる。
彼女の表情が読みとれない。


彼女は、とても澄んだ笑顔で
「ありがとう。」
と、はっきりと僕に言う。
そして、

「でも、いいのよ。」










・・・神事が、もう明日の晩に迫っていた。

満月が空に幻想的に輝いていた。






先頭 表紙

感動の〜クライマックスまで〜後少しなのですかね〜♪ 2人は〜引き離されるのか〜それとも〜・・・ / 仙川 ( 2001-05-17 09:41 )

[次の10件を表示] (総目次)